アクセル・アルマー(憑)は平穏に過ごしたい   作:ボートマン

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色々と考えて書き換えることにしました。


プロローグ

「一体どうなっているんだ?」

 

何かの乗り物と思われる中で男は考える。

 

自分は確か強盗に刺されたはずなのに、気づけばどこかもわからない乗り物の中にいる。

 

「とりあえず外に出たいが、どうやって出るんだ?」

 

外への出方を探っていると、男はあることに気づく。

 

「俺の声ってこんな声だったけ?」

 

自分の声がいつもと違う上に、どこかで聞いたことのある声になっている。

 

とはいえまずは外に出ることを優先あることにした。

 

「うーん、何かボタンがあるわけでもないしなあ」

 

出方がわからず、男はうんうん唸っていた。

 

すると、突然外の景色が映し出された。

 

「わっ!?」

 

突然映しだされた景色に驚く中、男はあることに気づく。

 

「森・・・?」

 

映し出された景色は何処かの森のようだ。

 

「外の景色が映し出されたけど、出れないとなあー」

 

そう呟いた瞬間、今度は目の前が開き出した。

 

「ふえぇぇぇ!?」

 

いきなり開いたことに男は変な声を出してしまった。

 

「はぁ・・・突然景色を映し出したり開いたりとか、驚かせることはやめてほしいな」

 

驚かす系が苦手な男にとっては、先程のことは心臓に悪いものであった。

 

「それにしても・・・さっきの映像でも見たけど見渡す限りの森だなっ!?」

 

後ろを振り向いた男は、ある物を見て再び驚いていた。

 

「な、何で!ヴァイサーガがここに!?」

 

そこにいたのは漆黒の騎士を思わせる外観を持つ機体だった。

 

しかし、ヴァイサーガは現実に存在しないはずなのに、自分の目の前に存在している。

 

「待てよ・・・この顔は、アクセル!?」

 

そして、ヴァイサーガの装甲に写る顔を目を凝らして見ると、そこに写っていたのはアクセル・アルマーの顔だった。

 

「ど、どうして俺がアクセルに・・・」

 

最初に言っておくが、男は決してアクセルの様な顔ではなくどこにでもいそうな平凡な顔である。

 

「一体どういうことなんだ?もう何が何やら分からなさすぎる・・・」

 

強盗に刺されて死んでしまったと思えば、よく分からない乗り物に乗っている上に見知らぬ場所で目を覚まし、しまいには自分が乗っていたのがヴァイサーガでアクセル・アルマーになっていた。

 

あまりの異常事態に男は頭を抱え出した。

 

「はぁ・・・誰でも良いからこの状況を説明してくれ── !!」

 

そして、どうすればいいか分からず叫んでしまった。

 

「はぁ・・・はぁ・・・よしよし落ち着こう。まずは落ち着くべきだ・・・」

 

深呼吸して息を整え、男は落ち着き始める。

 

「まずこれからどうすべきだよな・・・」

 

腕を組んで考えていると、視線はヴァイサーガに向かった。

 

「やはり・・・この世界について知る必要があるな」

 

現状での男の持ち物と言ってもポケットに入っていたナイフと拳銃に通信端末のみだった。

 

「あとはあれもだよな」

 

もう一つの持ち物と言えるか分からないが、ヴァイサーガも念の為持ち物に含める。

 

「よし!取り敢えずは移動しよう!」

 

まずは人がいる所に移動することに決めた男はヴァイサーガに乗り込んだ。

 

「よし機体に問題はない。あとは何処に向かうべきだよな?」

 

いざ行かんとしようとしていたが、目的地も決めずに有耶無耶に向かうのは危険なためどうしようかと思っていると、足元に丸い物体があることに気づいた。

 

「何だこれ?さっきはいなかったなのに」

 

目が覚めたときにはいなかったのに、いつの間にかコックピットにいたのである。

 

不審げに丸い物体を見ていると、丸い物体は突然跳ね出した。

 

「うわっ!?」

 

「アクセル!アクセル!」

 

「もしかして・・・ハロ?」

 

丸い物体の正体はガンダムでお馴染みのハロだった。

 

「何でハロがここに?・・・まさか!ハロ、この機体の強化パーツはお前以外は何だ?」

 

「アルティメット細胞!ソーラーパネル!」

 

「まじか・・・ということはこの機体は俺のスパロボAPでのヴァイサーガなのか?」

 

自分がプレイしていた時はヴァイサーガを選択し、強化パーツもハロ以外にアルティメット細胞やソーラパネルを装備していた。

 

「となると・・・機体の強化もMAXなのか?」

 

「MAX!MAX!」

 

男の質問にハロは淡々と答える。

 

「なるほど。なら・・・ハロ、ここから周辺の情報はわかるか?」

 

「マカセロ!マカセロ!」

 

「よし!なら人がいるところを探してくれ!」

 

「了解!了解!」

 

こうして男はハロのサポートの元、移動を開始するのであった。

 

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