アクセル・アルマー(憑)は平穏に過ごしたい   作:ボートマン

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第5話

Z月L日

 

また戻ってきた・・・

 

エリア11に戻ったが、今回は潜入するのが大変だった。

 

調べるとこのエリアの総督が代わったらしい。

 

ゼロという変な仮面の男か女かわからない奴が前総督を暗殺してしまって、新しい総督がこのエリアに赴任したらしい。

 

その新しい総督が前総督違い、現状維持を良しとせずにビシバシと改革している。

 

そのせいかここに潜入することに苦労したよ。

 

はぁ、前と違って警備が厳しすぎるよ。

 

こんな苦労して潜入してアツギに何があるんだろう?

 

何も無かったら絶対に許さん!

 

あ、でも戦いとかそういうのは望んでないからね!

 

フラグでもないからね!違うからね!

 

 

 

ひっそりと目的の座標に進むと、そこでは戦闘が起きていた。

 

「・・・・・・・・・」

 

また戦闘に巻き込まれる事態にアクセルは泣きたくなった。

 

「何でまた・・・」

 

戦っているのは見たことない黒い生物(確か・・・次元獣だっけ?)とエリア11で援護したレジスタンスに、見慣れない戦艦とサーフボードみたいなのに乗っている機体だった。

 

だが、今のアクセルにはどうでも良かった。

 

「気付かれてないし、帰ろうかな」

 

こっそりとこの場を離れようとしたが、次元獣の1体がこちらに気づいて向かってきた。

 

「ちっ!烈火刃!」

 

向かってきた次元獣に烈火刃を投擲する。

 

次元獣に烈火刃は命中して燃え上がったが、そのせいでアクセルがいることがバレてしまった。

 

「どうしよう・・・?」

 

「新タナ反応接近中!接近中!」

 

逃げ切れない状況の中、頭を抱えているとこの戦場に接近する機体をハロが探知した。

 

現れたのは4機の見慣れないガンダムと鷹のような機体に、アクセルも知っているゲッターロボだった。

 

「あれ?なんか、ちょっと違う?」

 

ただ、アクセルが知るゲッターロボとは少し違う様に思えた。

 

あの一団も次元獣を狙っているようだ。

 

「はぁ、どうにか逃げられないかな・・・」

 

周りが次元獣に気を取られている隙に逃げようと考えていた。

 

ところが、他とは違い白色の次元獣が襲ってきた。

 

「ちょっ!?」

 

咄嗟に回避したが、白色の次元獣は何故かヴァイサーガを執拗に攻撃してくる。

 

「え、待って!俺なんか恨まれる事した!?」

 

狙われる理由がわからずアクセルは狼狽えながらも、どうにか攻撃を回避したり五大剣で防御する。

 

だが、次第にアクセルには沸々とイライラがこみ上げてきた。

 

「ああ!もう!鬱陶しい!」

 

執拗に攻撃する白色の次元獣に五大剣を横薙ぎに叩きつける。

 

「さっきから鬱陶しいんだよ!」

 

ヴァイサーガは五大剣を上段に構える。

 

「地斬疾空刀!斬り裂けい!」

 

そして、ヴァイサーガの必殺技の1つである地斬疾空刀を白い次元獣へと放った。

 

衝撃波は白い生物に命中して大きなダメージを与えた。

 

だが、当たる直前にバリアみたいなものにより、威力が軽減されてしまい倒すには至らなかった。

 

アクセルは白色の次元獣を追撃しようとするも、白色の次元獣の姿はなかった。

 

「逃げられた?」

 

白色の次元獣は何処かに逃げ、残る次元獣もソレスタルビーイング達やレジスタンス達によって撃破されていた。

 

そんな彼等が次にとった行動はヴァイサーガを囲んでいた。

 

「え?何で・・・?」

 

突然囲まれたアクセルに通信が入ってきた。

 

「こちらの指示に従ってもらう」

 

通信には若い少年の声が入ってきており、通信先は青と白のガンダムからだった。

 

「(絶対に逃げようとしたら攻撃してきそう)」

 

どうすべきかアクセルは迷っていた。

 

このまま指示に従えば確実に顔を合わせることになる。

 

そうしてなし崩し的に彼らと同行して戦場を行き行きする可能性がある。

 

そんなのは平穏に過ごしたいアクセルにとっては御免被ることだ。

 

だが、逃げようとすれば彼らは攻撃してくるだろう。

 

「(どっちを選んでも面倒なことには変わらないが・・・前者よりは後者の方がましだ)」

 

意を決したアクセルは通信をしてきたガンダムに突貫する。

 

「何!」

 

いきなり突貫してきたヴァイサーガに青色のガンダムは驚き、一瞬だが動きを止めてしまった。

 

そのまま横を通り抜けるが、すぐに落ち着いた青色のガンダムが動きを止めようと接近してくる。

 

「そらよ!」

 

そんな青色のガンダムにヴァイサーガは烈火刃を投擲する。

 

「くっ!」

 

青色のガンダムは烈火刃を回避するために動きを止め、ヴァイサーガはその隙を見逃さず全速力で逃走する。

 

距離を開けることができたがそう簡単に逃すわけでもなく、今度はオレンジ色の可変型のガンダムが接近してくる上に、緑色のガンダムがスナイパーライフルを構えて狙撃してきた。

 

「逃すわけにはいかない!」

 

「悪いが狙い撃つぜ!」

 

「ええい!ハロ、被害状況は?」

 

緑色のガンダムの狙撃が命中し、被害状況をハロに聞く。

 

「損傷軽微!損傷軽微!」

 

ABフィールドの役割を持つマントのおかげか、狙撃の威力を軽減してくれた。

 

だが、オレンジ色のガンダムが動きを制限しようと周囲を飛び回って撹乱してくるため、このままではまた狙撃が命中する上に青色のガンダムに追いつかれる。

 

「どんなカラクリかわからねえが、次は決めるぜ」

 

緑色のガンダムが再び狙撃しようと構える。

 

「ハロ!狙撃の軌道を計算できるか?」

 

「出来ル!出来ル!」

 

「ならやってくれ!」

 

「了解!了解!」

 

ハロが緑色のガンダムの狙撃の軌道を計算する間、少しでも距離を開けようと移動する。

 

「計算完了!計算完了!」

 

狙撃の軌道が送られると同時に、ピンク色のビームが向かってくる。

 

「でぇぇぇい!」

 

そのビームに対してヴァイサーガは五大剣を引き抜くと同時に切り払った。

 

「嘘だろ!」

 

そのまま五大剣をオレンジ色のガンダムに叩きつける。

 

「ぐっ!」

 

そして、怯んだ隙を見逃さず全速力でこの戦場を離脱する。

 

「置き土産だ!」

 

追ってくる青色とオレンジ色のガンダムへと烈火刃を投擲する。

 

2機のガンダムは烈火刃を回避するために動きを止めてしまい、そのせいでヴァイサーガが戦場を離脱することを許してしまった。

 

こうしてアクセルは無事と言えるか分からないが、戦場を離脱することが出来たのであった。

 

 

 




モコナ88様、ペーパーマン様この度は本作品を評価していただき、誠にありがとうございます。
これからも喜んでもらえるよう頑張っていきます。


やっぱり戦闘描写を書くのは苦労しました・・・
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