コードギアス ~生まれ変わっても君と~   作:葵柊真

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今回は少々短いです。


第十九話 ナイトオブラウンズ③

 事務次官から提出された書類に目を通すと、日本解放戦線への物資供給ルートが巧に隠されて居ることがよく分かる。

 サクラダイトの供給もまた、各租界へと伸びる供給網の合間に、ほんの小さな枝端があり、そこから先のルートは彼等でも分からない様子だった。

 

 

「貴公はNAC成立時点では無関係だったようだが?」

 

「はい。幾重もの引き継ぎを経まして私の元へと……」

 

「知ればお互い身の破滅と言う事だから口も硬くなるか。加えて、君のスキャンダルも抑えられていると」

 

「はい……」

 

 

 こちらの問い掛けに事務次官が汗を拭う。事が露見した以上はまな板の上の鯉と言った状態だが、特段の処分はしないと言うことは先に言い含めてある。

 少なくとも、彼は無駄に私腹を肥やすことも、イレブンに対する不当な搾取も、市民に対する横暴も働いたりはしていない。

 とは言え、純血派や貴族層の暴走を掣肘するほどの力も覚悟も無い、良くも悪くも凡庸な人物である。

 

 だからこそ、桐原達の後ろ盾があるのだろう。

 

 歴代の次官にそこまでやり手の人間が選ばれてこなかったのは、おそらくキョウトから選別され、有能な人物はスキャンダルで社会的に潰されるか、暗殺などで処理されてきたのであろう。

 表だって反抗できないからこその暗躍だろうが、いかんせん、彼等には手持ちの武力が弱すぎる。

 

 

「まあよい。君を更迭して、クロヴィス殿下の死による混乱を再び呼び起こすわけにもいかん」

 

 

 実際、事務方トップになるだけの事はあり、ルルーシュの起こした停電騒動などは早期に回復させ、経済の混乱を最小限にとどめている。

 

 

「ありがとうございます」

 

「だが、タダでと言うわけにはいかんぞ? それは分かっているな?」

 

 

 咎め立てはせず、地位も奪わない。だが、発生する利権からのリベートは要求する。当初はジェレミアのような堅物&高潔と噂の人物に対しては警戒感が強かったが、相手の弱みはしっかりと握りつつ、弱みを見せる事で安心させる。

 もっとも、事が露見して事務次官がジェレミアを売ろうとしても、そのような事実は存在しないことになるのだが。それに気付いたとしても、事務次官としては共倒れする以外に選択肢は無くなるのだ。

 

 

「失礼する。総督代行」

 

「なんだね? エルンスト卿」

 

 

 そんな時、荒々しくドアが開かれ、長身の黒髪の女性が入室してくる。

 彼女の地位を象徴する白き制服を認めると、事務次官は緊張の侭に身体を震わせながら背筋を伸ばし、脇に避ける。

 その様子を一瞥すると、ドロテアはジェレミアを見据える。

 

 

「次官、用件は済んだので、職務に戻りたまえ」

 

「は、はは」

 

 

 視線で人払いを頼んだドロテアの言に従い、事務次官と随行の事務官達を退出させる。その姿を無表情に見送ると、視線を鋭くジェレミアを見据える。

 

 

「かつてはラウンズ候補とまでされた男が堕ちたモノだな」

 

「政治と軍事は異なる。忠義の在り方もな」

 

 

 事務次官とのやり取りには多少の予測が付いたのだろう、ドロテアのジェレミアを見据える視線は鋭い。

 不正とは無縁な地位にいる彼等である。汚職には本能的な反発を覚えるのだろう。

 

 

「今はエリアの平穏を取り戻すことが忠義と言うことか? それにしては、解放戦線やテロリストを好きにさせているように見えるが」

 

 

 ビスマルク達が解放戦線の襲撃に遭ったという事でモニカが慌てて出撃していったことも不満であるのか、相変わらず表情は険しい。

 

 

「君とモニカのおかげで、過激なテロリストを撃破出来た。はじまりとしては十分だ」

 

「…………まあいい。単刀直入に聞くぞジェレミア」

 

「何か?」

 

 

 シナガワゲットーの過激派達をドロテアは鎧袖一触に葬り去り、当地の日本人達の支持も得ているという。はじまりとしては十分だろう。

 だが、彼女はそれ以上のことを問い詰めることは無く、改めて表情を引き締める。

 

 

「貴様の宝はどこにいるのだ?」

 

 

 一瞬、鼓動が跳ね上がる。

 たしかに、彼女はあの日あの場に居た人間の一人。そして、その中で枢木スザクと彼女だけがルルーシュの旗の下に馳せ参じてはいない。

 

 

「あの後、アッシュフォード公が本国に連れ帰ったと聞いているが?」

 

「本国に帰ったはずが、公式には死亡したことになっており、貴様とアッシュフォード公が日本で隠居だと? 冗談が過ぎるぞ」

 

「ルルーシュ様とナナリー様の眠るこの地を守ることが私の使命だからな」

 

「……あくまでもはぐらかすつもりか? お前が表舞台に立ったと同時にゼロなるテロリストが現れた。他者は貴様のことは気にしなくとも、私を誤魔化すことはできんぞ? 答えろっ!! ジェレミアっ!!」

 

 

 ジェレミアは建前と事実を並べてはぐらかすも、実情を知る彼女を誤魔化すには不十分だったのか、腰に差した剣に手を掛けて声を荒げるドロテア。

 だが、ジェレミアとしても下手を撃つわけには行かないのである。そもそも、ルルーシュは彼女のことは不確定要素と言う事で警戒しているのだ。

 シャルルのギアスが原因であるのか、彼女は特に皇帝への忠誠篤い人物として知られているのだ。

 思えば、ルルーシュ達の捜索もかねて彼女も送り込まれてきた可能性はあるだろう。

 テロの鎮圧だけであれば、モニカとアーニャが居れば問題無く、ジノやノネット、ルキアーノでも問題は無いだろう。

 そもそも、ドロテアとビスマルクが同時に動くことなどこれまで有り得ぬ状況でもあったのだ。

 

 

「陛下への忠義か?」

 

「無論だ」

 

「立派なモノだ。ドロテア」

 

「ならば、貴様の忠義は紛い物か? そうやってクロヴィス殿下も見殺しにしたか?」

 

「ほう? 何をもってそうだというのだ?」

 

 

 こうなると化かし合いになってくる。だが、シャルルへの忠義が紛い物である事、クロヴィスを見殺しにした事などは事実でもあるため否定することも出来ない。

 8年も前の事を悔やんでも仕方が無いが、ドロテアに掛けられたギアスに気付き、彼女をルルーシュ達の保護の場に伴うことのリスクを軽視しすぎていた。

 ジェレミア自身は慎重に行動していたつもりだったが、一つの綻びが年月を経て破綻を生む事も事実だった。

 

 

「貴様とアーニャが居ながら、みすみすテロリストを取り逃がすことなど絶対に有り得ぬ。貴様達がテロリストと繋がっている事以外にはな」

 

「私は君のような有能では無いよ。だが、アーニャのことは軽率であったな」

 

「アーニャか。貴様達が昔馴染みというのは聞いていたが、私を前にそのように呼ぶとは」

 

 

 力なく首を振ったジェレミアだったが、自分だけならともかくアーニャまで巻き込むとなってはこれ以上の抗弁は無駄だと言う思いもある。

 

 

「一つ聞いておこう。このことは皇帝陛下には?」

 

「……主君のお心を騒がせることは、私の本意では無い」

 

 

 つまり、シャルルはドロテアに真実を告げているわけでも無く、彼女は自身の経験とジェレミアという人間を見て判断を下したと言う事になる。

 であれば、わずかな可能性に縋るしかないのだろう。ドロテアという女の奥底にあるであろうモノへと。

 

 

「一つ言っておこう。私の命などいくらでもくれてやる。だが、それは我が君の意思を賜ってからにしろ。それで貴公が如何なる判断を下したとしても、私は抵抗せぬ」

 

「……断れば?」

 

「私の生命を賭けて、君を討つ」

 

 

 そう言うと、ジェレミアは鋭く剣を振るい、ほぼ同時に抜かれたドロテアの剣と激しく火花を散ってぶつかり合う。

 一瞬、目を見開いたドロテアだったが、すぐに獰猛な笑みを浮かべる。政治家となって腑抜けたと思っていたのか、その剣筋の鋭さに戦場をともにした記憶が蘇ったのだろう。

 

 

「良いだろう。貴様の主君、私に見定めさせろ」

 

 

 不敵な笑みとともにそう告げたドロテア。

 その様子に、ジェレミアは彼女の本質を垣間見たように思えた。ギアスによってラウンズ随一の忠義者という評価をされているが、彼女自身はギアスの犠牲者でしかない。

 その本質は強者を求め続ける戦士という事実がそこにはあるように思えたのだ。

 そして、彼女の目には、ゼロとしてのルルーシュがそれだけの価値を持った存在であると映ったのだろう。

 

 

 いまはまだ、反逆者として名乗りを上げたばかりであるにも関わらず。

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

 日本解放戦線への報復となれば反発の声は大きくなる。

 

 実態はどうであれ、“厳島の奇跡”藤堂鏡四郎をはじめとする旧日本軍を中核とした最大のレジスタンス組織である事実は日本人にとって最後の希望であるのだ。

 だが、過去における愚かなテロとその実行を決断させた切り札の存在は、ルルーシュとしても看過できる物では無い。

 そのテロに巻き込まれた友人達は自分の手の中にあり、同時に愚かな行為を実行させるつもりも無いルルーシュにとって、解放戦線強硬派ははっきり言って敵でしかない。

 だが、それを馬鹿正直に攻撃する必要も無い。河口湖周辺に展開する彼等の存在をジェレミアに伝え、彼から鎮圧のための兵を派遣してもらえば良い。

 もちろん、派兵された戦力は明確な“日本の敵”達である。それを証拠に、彼等は解放戦線の残存勢力が、山梨と長野の県境にある農村に届くまで手を出さなかったのである。

 この辺りは大規模な農村地帯という過去があり、いまだに保管する資産は中々大きい。

 また、仕事を求めてやってくる若者達も多く、辺境にあってもそこそこの賑わいを見せているのだ。

 敵と金と若い女性。それらが集まるところを狙う彼等の行動は、もはや軍ではなく、盗賊と変わりはない。

 

 

 解放戦線の残党を撃破し、街の住民へと襲いかかろうとしていたブリタニア兵達に声高にそう告げたルルーシュの言葉を皮切りに、カレンが搭乗する紅蓮Ⅰ型が先陣を切ってブリタニア軍KMFへと襲いかかっていく。

 

 

「っ!!」

 

 

 シャーリーもまた、カレンの背を追い掛けるようにサザーランドを駆り、彼女が討ち漏らしたKMFを撃ち抜く。

 クロヴィス暗殺の際にはただ逃げ回るだけだったのだが、今回はひどく冷静になっている自分に気付いたシャーリー。だが、それを気にしている暇は無く、カレンを狙うサザーランドに対し、躊躇うこと無く引き金を引いた。

 

 

「あっ」

 

 

 ほどなく、それは身体をひしゃげるように傾かせ、紅蓮の炎を上げて爆散する。

 搭乗者が脱出することは確認できたが、平然と人の命を奪おうとした自分に、シャーリーは一瞬思考が凍り付く。

 だが、戦場ではそれを見逃されるはずもなく、カレンや他のメンバーの攻撃をかいくぐった一機がシャーリーへと迫る。

 対応の遅れは自覚したが、すでに銃を構えたそれ。間に合わないと思ったシャーリーだったが、そこに割って入ったのはルルーシュの搭乗するグラスゴーだった。

 シャーリーに気を取られていたそれは、コックピットごと撃ち抜かれて爆発四散していく。

 

 

『シャーリー、冷静になれとは言わない。だが、戦場全体を見るようにするんだ』

 

「全体?」

 

『ああ、目の前の敵を倒すことは重要だが、背後を取られては元も子もない。難しいとは思うが』

 

 

 そう告げてきたルルーシュだったが、今度は彼の背後から迫るサザーランドがシャーリーの目に映る。

 とっさに銃を構え、それを撃ち抜いた。

 

 

『……その調子だ』

 

「あ、ありがとう」

 

 

 先ほどまで他人に対して指摘していたそれを自分がやってしまう。

 そういうどこか抜けたところがあるのはルルーシュらしいが、シャーリーもまた、改めて敵を倒すという事実に身体は震え続けていた。

 

 

『そこ、戦場でいちゃついてんじゃないわよっ!! 三機、街に向かっているわよっ!!』

 

 

 そんな時、相変わらず前線で暴れ回っているカレンの苛立つ声が届く。周囲にはサザーランドの残骸が転がるが、彼女には敵わないと見て街に向かった三機が、立ちふさがった玉城をあっさりとねじ伏せて包囲を突破してしまったのだ。

 

 

「ルルっ!! どうするのっ!?」

 

『大丈夫だ。――咲世子っ!! 住民の避難は?』

 

『もうまもなく。一部、自警団が張り切っておりまして、宥めるのに苦労しましたが』

 

 

 そして、咲世子の言が終わるやいなや、包囲を突破した三機は農地の端まで来たところで、盛大に崩れた地面へと落下していく。

 元々、若者が多くブリタニアへの反発も強かったこの街は、万一に備えて街の周囲にわなを張り巡らせていたのだ。

 ルルーシュがこの街を拠点に選んだのも、そう言った自警意識が高く、協力を得やすいと判断したからだった。

 現に、住民達は自分達の工夫でサザーランドを三機撃破してしまったのである。

 

 元々、ブリタニア軍は避難させて空っぽになった街に突入させ、油断したところを奇襲するつもりだったが、今回は同行を申し出た扇達が街が傷つくことに反対し、危険だが正面対決を求める結果になった。

 実際、作戦通りに行っていたらこちらの危険は減るが、街は傷つくであろう。戦場になった畑が荒れていく様を見ているシャーリーにも、その結果は予想できた。

 そして、扇達からすれば安住の地となっているこの田舎町が傷つくことは許容できなかったのだろう。

 ルルーシュもはじめは眉をひそめたが、それを察したシャーリーの言に折れ、作戦自体を即座に変更させた。

 

 一部、団員に犠牲が出るも、ほどなくブリタニア軍部隊を壊滅させ、それらと内通して横暴を働いていたブリタニア貴族や一部日本人も捕縛していた。

 広場では、回線をジャックしたルルーシュが捕縛した貴族達の罪を暴露し、ブリタニアの悪政を糾弾する演説を続けている。

 捕縛されなかった役人達も、実際の武力を壊滅させられた以上、貴族の横暴や軍の悪行に対する抗議を受け止めざるを得ず、総督府もまた処分を約束するメッセージを発する以外には無い。

 シャーリーはその様子には目を向けず、街の外に用意された野営地にミレイ達とともに止まり、負傷した者達の看護に走り回る。

 

 

「ちくしょうっ!! なんで、やられちまうんだっ!?」

 

「オープン回線で大声を上げながら真正面に躍り出るからよ。討ってくださいって言っているモノじゃない」

 

 

 機体が損傷したにも関わらず、絆創膏一枚で済んだため、悔しさから叫き散らしている玉城にミレイが呆れながら答える。

 だが、そんな陽気な状況の場とは異なり、シャーリーが居る場所では負傷していた団員がまもなく事切れようとしていた。

 

 

「しっかりしてください。血は何とか止まりましたから」

 

 

 医療の専門家は居らず、この場においても咲世子頼みだったが、出来るのも応急処置がやっと。

 この後はルルーシュがギアスで操っている病院に運び込むしかないが、その甲斐無く倒れる者も居る。

 

 前回、犠牲者無しで作戦を成功できたこと自体が奇跡なのだ。

 

 

「……いやあ、これはダメだ。でも、君はブリタニア人だろ?」

 

「え? は、はい、そうですが」

 

「カレンちゃんの友達らしいけど、ブリタニア人なのに俺達のために戦ってくれたんだ。本当にありがとうよ……」

 

「あっ……」

 

 

 息も絶え絶えだったはずの団員が、最後ははっきりとシャーリーに礼を告げて息を引き取る。

 

 それまで、日本人とかブリタニア人というモノを深く考えていなかったシャーリーだったが、ブリタニア人でありながら日本人のために戦った自分が感謝される。

 それがどんな矛盾であるのかは理解しているつもりだったが、こうして改めて感謝をされるとなんとも言えない気持ちになった。

 自分は日本人のためというよりはあくまでもルルーシュの為という思いが強かった。残念ながら、彼が日本人を殺せと言えば、自分は葛藤しつつも殺してしまうように思える。

 

 それぐらいの気持ちしか無かったのだ。だが、それでもともに戦ったという事実は残り、団員はそれに感謝して死んでいった。

 

 

「私は感謝されて良いのかな? …………えっ!?」

 

 

 そんなことを呟いた矢先、シャーリーはどこからともなく強烈な気配を感じていた。

 星の位置を頼りに方角を考えると南西方向。それはトウキョウ租界の方向だった。

 

 

「っ!?」

 

 

 そして、無意識のウチの走り出したシャーリーは、何事かと目を向けてくる団員達を横目にサザーランドに乗り込むと、ファクトスフィアを稼働させて周囲を探る。

 闇の中に空と山の境界がシルエットとなってぼんやりと映るが、ほどなく、機体がそれの存在に気付く。

 

 

「ルルっ!! 敵襲っ!!」

 

『なにっ!?』

 

 

 そして、機体を走らせると同時にルルーシュに敵襲を告げ、彼の驚愕を尻目にシャーリーは武器を構えていた。

 

 

(死ぬなっ!! シャーリーっ!!)

 

 

 脳内に響く声とともに赤く縁取られる目元。

 

 

 ほどなく、目の前に現れた機体。それは白くカラーリングされたグロースターであり、遠き中東の地で砂漠を駆っている『ブリタニアの魔女』コーネリア・リ・ブリタニア機と同型の指揮官仕様機であった。

 

 

『ほう? 私達の接近に気付くとは中々やるな。だが、私の目的は貴様では無い』

 

「っ!? ルルは殺させないんだからっ!!」

 

 

 シャーリーの姿を前に、進軍を止めたグロースターから聞こえてきたのは鋭い女性の声。だが、その言葉の真意を感じ取ったシャーリーは、力強く声を上げると再び機体を走らせる。

 

 

『ナイトオブフォー、ドロテア・エルンストっ!! 参るぞっ!!』

 

 

 そんなシャーリーの様子に、グロースターのパイロットは不敵にそう叫び、手にしたランスを持ってシャーリーの機体へと躍りかかってきた。


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