コードギアス ~生まれ変わっても君と~   作:葵柊真

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第三十二話 学園祭①

 学園祭は目前に迫っていた。

 

 騎士団の活動と並行して、と言うよりも騎士団やキョウトを巻き込んでの準備は滞りなく進み、後は当日を迎えるのみと言う状況である。

「たしかに、キュウシュウ戦役や黒の騎士団のテロ行為によって世間は騒がしい……。さらに、生徒会には学園祭の準備もある……。加えて、お嬢様、もとい、ミレイ会長の発案によるイレブンへの施しなどの準備も多忙……。しかしっ!! それとこれとは別問題っ!!」

 教室に響き渡る女性教師の声にルルーシュとカレンは無表情に、シャーリーとリヴァルは苦笑しながら、ミレイとソフィーは普段と異なる真面目顔で、課題へと取り組む。

 六人以外の学生団員も同様であり、成績上位者が多いにもかかわらず補習対象者が多いというおかしな状況となっている。

 騎士団の活動にかまけて出席日数が少なくなっており、当然補習による埋め合わせは必要。教師達もルーベンから事情を知らされているとは言え、彼女等はあくまでも教育者である。

『反逆者』であろうと、『革命家』であろうと、『テロリスト』であろうと、『レジスタンス』であろうとも、教育というモノから逃れることは出来ない。

 そんな信念の下、彼等の行いには見て見ぬ振りをし、今は一介の教師と生徒として補習へと取り組んでいた。

 

「補習か。色々と懐かしいな」

「玉城は常連だったもんね」

「ちょっ、井上、余計なことを言うなってのっ!!」

 一通りの準備を終えて生徒会室へとやってきた玉城と井上は、唯一?補習から逃れたナナリーから事情を聞くと感慨深げに学生時代を思い返す。

 当人からすれば懐かしい思い出だったのだが、同じ高校だった井上の不敵な笑みから暴露された真相に慌てて訂正しようとするもすでに時遅し。

「玉城さんは印象通りね」

「むしろ、玉城=補習という感じだな」

「リヴァルさんやカレンさんもイメージしやすいですけど、玉城さんは似合うという感じですね」

 ナナリー以外に生徒会室に詰めていたニーナやC.C.が口々に好き勝手な事を言い出すモノの、玉城としては否定しがたい上に、C.C.以外の二人は大人しい印象があるため下手に怒鳴ることも出来ない状況。

 と言うよりも、下手にナナリーに声を荒げようモノなら、無言で書類を処理しているジェレミアと咲世子に何をされるか分からないため、彼の飛び抜けた生存本能がそれを制御していた。

「リヴァル君やカレンも巻き添えを食っているけど、カレンはあんなんでも成績は良いのよ?」

「普段は深窓の令嬢そのものですからね。騎士団にいる時のはきはきした姿が信じられなかったです」

 ナナリーの毒とも言える発言にカレンのことをよく知る井上が擁護するが、ニーナはニーナで普段のカレンの様子を思い返す。

 生徒会室に来ていたときも、自分が居るときは普段通りだったが、居ない時は騎士団メンバーの時のようにはきはきしていたとも言う。

「KMFを操るとなれば、相応の知識や判断力も必要になる。玉城も下手なりに乗りこなせているから、地頭は悪くなかろう」

「おい、下手ってなんだ下手って」

 実際のところ、ただ動かすだけならば車と同じで慣れであるが、そこから戦うとなればスポーツカーや航空機のような専門的な知識や技能が必要になってくる。

 玉城はエース級にはまるで歯が立たないが、一般兵ぐらいならばその生存本能が有利に働いて十分なほど戦えるため、航法やその他の知識自体には問題が無い。

 どちらかというと、短気で激昂しやすい性格が問題だったが、これはルルーシュやカレンにも該当する点はあるため、その辺りは才能の差だろう。

「それより、玉城さん。手の者達からの報告ですが、ゲットーにもブリタニア側の手の者が入っている様子です。当日は、くれぐれも慎重にお過ごしください?」

「おう、せっかくの祭りだ。台無しにされちゃ敵わねえからな」

「警備は永田と吉田が担当するから心配は無いと思うけど、内部に潜入されたのはどう対処すれば良い?」

「当日はモニカ様がこちらにいらっしゃるそうです。彼女と側近のファレル、ナータックの両名が交代で目を光らせるそうですから、常に通信機に意識を向けていてください。派手な行動は私どもが対処いたします」

 話がわき道に逸れたが、当日のゲットー会場の警備に関しては、ブリタニアの暗部に顔が利くモニカとその部下達の協力が得られている。

 単純に融和を嫌うテロリストの類いは永田や吉田が対処可能だろうが、プロの工作員ともなれば日本人として溶け込むことなど容易。

 そこから会場に犠牲者が出れば批判や恨みはアッシュフォードに向くことになる以上、内部工作員に対する対処の方が重要になる。

 秘密裏に処分することは篠崎流は最も得意とするところだったが、それはそれで表立って行動を見咎めた場合になる。

 モニカ達ならば、新たに送り込まれた工作員等も動きから把握することは可能であるため、より確実な警護が可能となる。

「アッシュフォードとシンジュクゲットーの守備はルルーシュ様の大望を為すための要だ。我々の責任は重いぞ、玉城?」

「任せとけってんだ。あの褐色姉ちゃんがケツを叩いてくれるおかげで扇もやる気になってるしな」

「褐色姉ちゃん? ああ、ヴィレッタのことか……。そうか、仲良くやってくれているか」

 玉城のやる気を煽ったつもりのジェレミアだったが、思い掛けない人物への指摘に思わず視線を外す。

 その態度にC.C.や井上などは別の考えが頭をよぎるも、ジェレミアからすれば、かつて主君の破滅を生み出した両者が再び結ばれることに思うところがある反面、その“悲劇的な別れ”を知っている事も鑑みて、やはりルルーシュの下で円満に結ばれて欲しいと言うのが本心でもあった。

 過去の彼等には褒められぬ点があったとは言え、ヴィレッタは軍人としての責務を全うしただけだし、扇は組織の要職として、組織の未来を考えたが故とも言える。

 扇の場合は越権や暴走もあったが、“事実”を知った後には、それを“罪”として受け止めていたのだ。

「褐色肌と言えば、ドロテアには当日何をさせるんだ?」

「特に決まってはおらん。モニカの守護は交代でするだろうが、とりあえず、祭りを楽しむよう言われているらしい。……先に言っておくが、仕事を押し付けたらジャンボピザは抜きだと仰られていたぞ?C.C.」

「ちっ、小僧め。なんとしても私を出し抜くつもりか」

「交代でアナウンスするぐらい良いじゃ無いですか……」

「C.C.さんの声はキレイですからね」

「ドロテアの声は凜としすぎていて祭りには合わんしな」

 当日のC.C.は大幅に自由時間があったが、交代でのアナウンス役を振られているため、どうしても拘束される時間は出てくる。

 実際のところは、ミレイやシャーリーがルルーシュと過ごす時間を作るために空いた役を回されたのだが、良くも悪くもきれいな声をしていて、台本を読めば良いだけなのだからやる気の無いC.C.には適任でもある。

 当初は露店の応援に行かせるつもりだったのだが、さすがに重労働ともなれば逃亡してしまうからルルーシュも断念せざるを得なかった。

「ふん。それより、あの天然皇女の動向はどうなんだ?」

「天然皇女って……。ユーフェミア様は来られるみたいだけど……」

 ジェレミアや咲世子ならともかく、ニーナやナナリーに窘められてはバツが悪くなるC.C.はある意味当日最大の問題へと話題を変える。

 ジェレミア自身、ルルーシュと同様にかの皇女の動向には特に意識を払うも、残念ながら当時の彼は、ギアス響団による実験の最中であったため、当日の記憶は無い。

 あっても映像からユーフェミアの行動を知る以外には無かったため、ほとんどルルーシュに任せるしか無いと言う状況だった。

「だったら、メガネっ娘が一日べったり付いていれば良いだろう? それだけでルルーシュやナナリーには近づけまい」

「私はそうしたいですけど……。ユーフェミア様は本当に奔放な方だから私なんかじゃ抑えられないですよ」

「どうにもならなくなったら、反逆罪は覚悟の上で我々や近衛騎士達が対処をする。C.C.、ヴィクトルが行方不明とはいえ、油断は出来ない以上、君も注意してくれ」

「だったら、アナウンスなんぞさせるな」

 ニーナ自身はユーフェミアが学園を訪れる事に歓喜していたのだが、それをルルーシュが耳にして頭を抱えている様子に最初は不快に思っていた。

 とは言え、実の姉妹の来訪を拒絶するとなれば相応の事情があるだろうと言う事も、過去に比べれば冷静になれているニーナは察したため、ルルーシュ本人やナナリーにも確認は取っている。

 ルルーシュ達がブリタニアに戻りたくないという理由はさすがに聞かされていたが、一見無害に見えるユーフェミアはコーネリア以上の脅威だと言う説明に一応は納得していた。

 ニーナ自身はその後のルルーシュ達に対するユーフェミアからの質問を何とか躱していたが、それでも大部分を話してしまっていたため、今となっては後の祭りである。

 ニーナは申し訳無くも思ったが、ルルーシュもナナリーも彼女に釘を刺すことを忘れていた以上、彼女を責めるわけにも行かなかったのだ。

 とは言え、当時ユーフェミアの目を眩ませる手段に関する事への言及はしていなかったし、ユーフェミアがルルーシュ。と口にしたことには同意もせずにクラスが違うからと嘘を付いていたのだが。

 

 いずれにしろ、ルルーシュ達にとっては最も予想が付かない“戦い”は目前に迫っているのだった。

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

『にゃ~ん』

 アッシュフォード学園の敷地内、そしてシンジュクゲットーの広場に可愛らしい声が響き渡ると、それが学園祭開始の合図であった。

 エリア11でもっとも開放的。とミレイが宣言したように、身分や階級は下より、名誉ブリタニア人となったイレブン―日本人も足を運び、今日ばかりは無粋な真似をする者達も無く皆が皆、笑顔で祭りを楽しんでいる。

 とは言え、無粋な真似をする程度の低い者達は無くとも、意図的にそれを成そうという不届き者達は少なくは無い。

「ふむ……。井上さん、緑のお好み焼き屋で買い物をした男性。おそらく、小学生ぐらいの少女と合流するはずです。両名共に捕らえてください」

 ドロテアは会場の雰囲気に目を向けつつ、画面越しにどこか不審に感じた男。

 当然のように、眼前に座るモニカの目にもそれは映ったようで、すぐに対処へと向かわせる。

 親子を装う工作員。

 子どもを見れば皆が皆警戒を解くが、幼くとも立派な兵士となって戦う少年少女は世界中に存在する。

 騎士団でもカレンやリヴァルが前線に出ることを憂う人間は多いが、世界においては彼等は同情されるような年齢でも無い。

「これで五人目か。主導はシュナイゼル殿下か?」

「いえ。あの方がこの様な短絡的な行動を取ることはありません。おそらく、リ家を嫌う貴族連中でしょう」

 ドロテアの言をやんわりと否定するモニカの言に、ドロテアもまたゆっくりと肯く。

 シュナイゼルが手を下すとなれば、この様な祭りの場で無くともコーネリア達を排除することは可能だろう。

 加えて、中身の見えないあの男は、この手の催しを潰すような謀略を用いる事を好まない。

「ふふ、殿下も中々大変なご様子ね」

「ああ……。だが、こう言う時間も必要だ」

 尚も工作員を見つけ出していくモニカの目に映った男女の姿に、ドロテアもまた口元を緩める。

 生徒会メンバーとして、学園祭の運営を担っているが、今は年頃の男女としても参加している。

 この後にルルーシュがひどい目に遭うことも2人は知っていたのだが、ミレイとシャーリーに腕を組まれて会場を練り歩く姿は、どこかあの御方と呼んでいた1人の男を思い起させる。

「昔はモテたらしいが……。殿下のように節操があるならばな」

「あら? 殿下も節操なしな男になるかも知れませんよ?」

「怖いことを言ってくれるな。私に二度も主君を代えさせないでくれ」

 思い起こした男は今となっては二人にとっての仇であり、裏切りの騎士としての汚名も負わせた相手。

 ドロテアとしては、画面越しの少年にはああはなって欲しくは無かった。

「それより、随分派手な装いだな?」

「そうですか? ドロテアの方がラフすぎませんか??」

 嫌な想像を抱き、何とかそれを振り払おうと話題を変えるドロテア。

 ちょうど、モニカの服装が気になっていたことも重なり、口に出すが、モニカとしてもドロテアの服装には思うところがあったらしい。

 モニカは黒を基調とし、やたらとフリルやレースが施されたドレス風の衣装に身を包み、鮮やかな金色の髪にもヘッドドレスを着けている。

 大人びた印象の落ち着いた女性であるモニカからするとやや子どもめいた服装だとドロテアは思えたが、仕草も優雅なモニカには恐ろしく似合っていることも事実だった。

 反対にドロテアは、ジーンズにTシャツにスニーカーというあまりにラフすぎる格好である。

 凜とした顔立ちの彼女は女性的な膨らみが目立たなければ、中性的な男性とも思われかねないスタイルであり、モニカからすれば今少しファッションに気を使うべきと言う思いがある。

「外に出るとはジャケットぐらいは羽織るさ」

「それでも、ライダースというのは……」

 と、女性らしい話題ではあるモノの、ドロテア自身はルルーシュの提案に当初は困惑気味であった。

 実際、社交界とかとは無縁であり、出席する際にもラウンズの軍装で貴族の阿りに不機嫌そうに応対する以外は主賓の身辺警護ばかりを意識していた。

 今回はようやく車椅子から解放され、リハビリに勤しむモニカの護衛役も兼ねては居るが、ルルーシュとしては両者にも、近衛騎士達にも学園祭を楽しんで欲しかったため、彼等には必ず自由時間を作るよう命じていた。

 ユーフェミアやコーネリアがやってくる可能性も伝えられており、そのような時には気配を消す術ぐらいは全員が身につけているのだ。

「モニカ様、そろそろ休まれてはどうでしょうか? エルンスト卿も」

「そうですね。あらかたは排除したと思いますが、別の目も必要でしょうか」

 そんな2人のやり取りをなんとも言えない表情で見つめていた副官のポラードとファレル。

 共に、ブリタニアを裏切る形にはなったが、それでも敬愛する上官を見捨てるわけにも行かぬ彼等もまた、覚悟を決めて反逆の道を歩んでいる。

 それでも、こう言う場では上官達にも楽しんでもらいたかった。と言うよりも、ルルーシュほどではないが、2人とも軍内部では男前として知られており、本人達は意識しない範囲での遊び人でもあったため、こう言った祭りを楽しまないと言う選択肢は無い。

「エリン、二人を案内してやってくれ」

「私が? 良いの?」

「君も病み上がりだろう? まだまだ無理をするときじゃない」

 監視室には近衛騎士達が数人交代で詰めており、ドロテアを守って負傷したエリンもまた復帰して護衛に付いている。

 堅物なドロテアに比べて、やんちゃな面もあるため、こう言う場面の案内には最適だろう。

 

 そして、監視をファレル等に任せて学園内へと出たドロテアとモニカはエリンの案内で各イベントへと足を向ける。

「やってられるかーっ!!」

「どうした、紅月……」

 肝試し会場にて、ルルーシュの割り振りに怒るカレンを宥め、ピザの準備を急いでトマトの箱に仲良く落ちたC.C.とリヴァルと助け出し、ミレイとソフィー率いる女性軍団が目を輝かせながら女装をさせているルルーシュと男装中のナナリーが居る場から全力で逃げ出すなど、彼女等なりに祭りを楽しんでもいた。

「結局、何をやっていたんだアイツらは??」

「殿下達は予定通りですよ。ふふ、殿下はさすがにおきれいでした」

「マリアンヌ様の生き写しですよねあれは」

 それぞれ、生徒会メンバーの姿に目を留めつつ会場を練り歩くも、モニカの装いやドロテアとエリンの姿はどうしても目立つ。

 前者は派手な服装のせいだったが、後者は正に男装の麗人と言える女性と、ドロテアに比べては女性らしいが、そこらの成人男性以上の長身を誇るエリンである。

 ナイトオブラウンズや近衛騎士を間近で見る機会は少ないとは言え、一般人の目からすればどこかの有名人かと思えるだけのオーラは全員が持っていた。

 そんな事に気付かぬまま、会場の隅にて腰を下ろしていたとき、三人の姿を見とがめたシャーリーがその場へと掛けてくる。

「あ、居た居た。ドロテアさん」

「どうした? 人手不足ならいくらでも手伝うぞ?」

「本当ですか? まあ、人手不足には間違いないんですが……」

「なんだ? もったいぶって?」

「ごめんなさい。先に謝っておきますから、とにかく一緒に来てください」

「?? 何事だ??」

 ドロテアとしては、自分を打ち破った存在であり、やや破天荒な人間の多い生徒会組の中でも常識人なシャーリーを買っている。

 今回もまた、彼女の頼みならば手を貸すべきだろうと言う思いが先に立ち、慌てて掛けていく彼女の後へと続く。

 しかし……。

「水泳部カフェへようこそ~っ!!」

 可愛らしい女子生徒達の声と共に紙吹雪が舞い、三人は周囲をスクール水着に身を包んだ女子生徒達に囲まれつつ、アダルティなきわどい水着に身を包んでいた。

「やはり、シャーリーもまた生徒会の一員だったか……」

「まあ、良いじゃ無いですか」

 引きつった笑みを周囲に向け、殺気にが出ぬよう、必死に取り繕いつつも口が出てしまうドロテアに、状況を楽しみながら笑顔を向けているモニカとエリン。

「ごめんなさい。最近、軍務ばかりで顔を出していなかったから、埋め合わせしなくちゃ行けなくって……」

「手伝うと言ったのだ。今回は不問にしてやる」

 と、この企画の首謀者であるシャーリーの言にも、ドロテアは何とか笑みを浮かべて答える。

 とは言え、ドロテアは自分の中で好敵手扱いしていたシャーリーの評価を塗り替えると固く決意する事になったが……。

 余談であるが、この後扇と共に学園祭を訪れたヴィレッタも巻き込まれ、当然とも言える結果だが、この日の水泳部カフェは、全体ダントツ1位の売上を記録した事は言うまでも無かった。

 

 過去においては、とある悲劇の発端となったイベントであったが、今回はその時その場にいなかった人間達もまた、戦場と掛け離れた世界に浸る。

 それは、激しい戦いの日々にあって、数少ないオアシスとなっている事に、今の彼女達が気付くことは無かった。

 

 そして、宴の終わりをもたらす使者もまた、ゆっくりとその地へと向かっているのだった。




更新間隔が大分空いてしまって申し訳ありません。


戦場の猛者が普段はポンコツだったりするとギャップがあっていい気もしたのですが、ちょっとやり過ぎだったかも知れません。
特に、モニカとドロテアは色々なイメージがあると思うので、雰囲気ぶちこわし等々に感じた方が居りましたら大変申し訳ありません。
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