夜の帳に白みが混じりはじめ、世界が鮮やかに照らされはじめる。
天候に恵まれた日のごくありふれた朝の光景であり、それはブリタニアでも日本でも変わりは無い。
しかし、その日の朝は違っていた。
穏やかな陽光を人々に与えてくれるはずのそれは、人々の肌を焼き、摩天楼を崩壊させる死の刃となってブリタニア帝都ペンドラゴンに襲い掛かってきたのである。
ユーフェミアは定例報告のために枢木スザク等を伴ってペンドラゴンへと赴き、皇帝への拝謁を終えた後は、ナイトオブラウンズの出撃式典に参加する予定であった。
そんな朝を迎えようとした時、彼女の眠りは轟音とともに妨げられることとなった。
突然の事態に、宮廷の侍女達が駆け付けてくる様子も無く、当然それを待つ事も無く身なりを整え、変事の詳細を探るべく自らの騎士を待つ。
ほどなく、駆け込んで来た枢木スザクから受けた報告は、彼女にとってはあまりに予想外のことであった。
「攻撃されているというのですか? このペンドラゴンが?」
「はい。僕たちはエニアグラム卿とともに模擬戦の用意をしていたので、すぐに事態を把握できたのですが」
「……っ!? この様子では、市民は混乱していますね。陛下は?」
「エニアグラム卿はユフィに事態を伝えるように言われてそのまま陛下の元に行ってしまったからそこまでは」
スザクからの報告を受ける最中でも耳に轟く轟音と周囲を揺るがす震動。
それに、危急を知らせるサイレンが鳴り響き、迎撃のためか種類の違う轟音が周囲に轟いている。
眠りについていたペンドラゴンの防御機構もようやく目覚めたと言う事であろうが。
「いずれにしろ、ペンドラゴンの主はお父様……、皇帝陛下です。スザク、貴方もともに参りなさい」
「はっ。しかし……」
「このような状況下です。貴方のことをとやかくは言わせませんわ。そして」
「分かっています。ロイドさん達にはすぐにランスロットを動かせるようにしておいてもらっています」
皇族と言えど、今は一地方の新米領主という立場のユーフェミアにペンドラゴンの政務に口を出す権限は無い。
加えて、宰相のシュナイゼルも長子であるオデュッセウス、内政をになっていたギネヴィアに加え、カリーヌなどの皇族も不在な状況。
シャルル以外にこの状況判断を担える人材はこのペンドラゴンには居なかったのだ。
日本での僅かな経験と帰国後の現場統治であっても、ユーフェミアはブリタニア内部の脆さが手に取るように分かる。
シュナイゼル達によって統括されていた官僚機構が盤石であったため、優秀な頭脳が健在であればそれは問題無く稼働する。
だが、V.V.の暴走によってその頭脳を担う皇族達がペンドラゴンを去ってしまっていた状況。
それが、少しずつ地方への綻びとなっており、こう言った変事にあっては皇帝の鶴の一声が無ければ動けなくなってしまう。
盤石であったはず官僚機構もシュナイゼル、オデュッセウス、ギネヴィアと言った優秀な皇族達のブレーンが居たからこそ健全に稼働していたのであり、それが失われては、命令が無ければ動けないのである。
轟音と震動に包まれる王宮内。窓から見えるのは、崩れ落ちる摩天楼群と燃え上がる炎。広大な王宮の外縁部にも火の手が上がり、一部は攻撃を受けたのか、崩壊している箇所も垣間見える。
さすがに、政戦の中枢部は強靱な防御力を持っていたが、それだけにこの場に伝わる振動と轟音の凄まじさが引き立てられる。
「……ミサイルっ」
「長距離弾道弾ですか。迎撃が成されていないのですね……」
そして、強化ガラス越しに空に映ったのは、ペンドラゴン市街地に落下していく大型ミサイル。
先ほどまで耳に届いていた迎撃音は沈黙しており、それは無抵抗のまま地上へと落下していく。
そして、閃光とともにふくれあがるキノコ雲に両名とも思わず目を背けるしか無かった。
そんな状況である以上、王宮内部を走り回る官僚達を捕まえる余裕も無く、謁見の間へと足を運んだ両名。
衛兵がスザクの姿に一瞬顔をしかめるも、ユーフェミアの静かな視線を受けて不承不承と言った様子で扉を開く。
内部は相変わらずのきらびやかな作りであったが、集合した皇族や貴族達がまさに右往左往している状況であった。
「落ち着きなされ、事態は急を要する。ブリタニアの屋台骨足る卿等が取り乱してどうする」
そして、ほぼ同時に奥から姿を見せたのは、皇帝シャルル・ジ・ブリタニアではなく、その筆頭騎士とも言うべきナイトオブワン、ビスマルク・ヴァルトシュタインであった。
ナイトオブワンという地位にあっても、元は一介の騎士。
皇族や貴族達からすれば下級の地位にあった事もあり、彼の声に鼻白む者達も居たが、それでも一瞬でも目が合いもすれば居住まいを正さざるを得なくなる。
それだけ、彼の存在は大きく、ある意味で、『ナイトオブワン』と言う称号を至上最も体現している存在でもあった。
「ヴァルトシュタイン卿、陛下はいずこに居られるのですか?」
そして、ビスマルクに対して何も言うことの出来ない皇族・貴族達を自然と後ずさせながら進み出たユーフェミアは、どこか違和感を感じながらも彼に対して問い掛ける。
今この場においては騎士より先に姿を見せねばならない人物がいるはずであったのだ。
それにつられるように、シャルルの現況を尋ねる者、事態の収拾をどう図るか尋ねる者脱出手段を求める者、要領を得ず叫く者達が続く。
「お静かにして頂けますか? ヴァルトシュタイン卿、お答え頂けますか?」
立場こそ地方領主であっても、ユーフェミアは歴とした皇族である。皇族に仕えるべき貴族達はその声にはあっさりと反応する。
ようやくその混乱から脱した広間であったが、ユーフェミアの問いにビスマルクは瞑目したまま口を閉ざしている。
「…………陛下の御身は健在である。陛下は、ペンドラゴンの守備を私に一任された。よって、この場の指揮は私が取らせていただきます」
「健在であるのならば、何故姿をお見せにならぬのですか? ヴァルトシュタイン卿、貴方を疑う見識を私は持ち得ませぬ。ですが、今ここで陛下の口から貴方に帝都守備を託されれば、万人は納得いたします」
それまでであれば、いかなユーフェミアと言えどビスマルクに対してこのように詰問する事は無かったであろう。
それだけ事態は急を要しており、目覚めから感じていた違和感が今になって納得いくものになっていたユーフェミアとしては、問いたださずには居られなかったのだ。
「陛下はすでにナイトオブ3、ナイトオブ10の両名を伴い、ロイヤルガードとともに出撃されている」
「出撃? 敵の姿も分からぬ状況でどこに行ったというのですか!?」
閉ざしていた目を見開き、絞り出すように答えたビスマルク。
それに対するユーフェミアの返答は皆の気持ちを代弁したモノであったのだろう。現在もミサイルによる攻撃は続き、敵の姿は愚か、その所在すらも分からぬ状況である。
シャルルがどういった手段で敵の居場所を知ったのかはともかく、敵の姿が分かっているのならば、なおさら民を鼓舞して敵を迎撃するべきであった。
「陛下の秘密主義は今更でございますよ。皇女殿下」
憤慨するユーフェミアに、さすがのビスマルクも瞑目せざるを得なかったが、彼女に答えたのは奥から姿を見せたノネット・エニアグラムである。
自身の信条として直属部隊を持っていない彼女は、今回の討伐行動に参加できなかったのであろう。
忠誠を誓った主君に対し、どこか切り捨てるかのような物言いをするのは、ユーフェミアと同様に彼女自身もシャルルの行動に納得がいかないからであろうか?
ユーフェミアにしてみれば、姉コーネリアが唯一頭が上がらない人物であり、もう1人の姉のようでもある。だからこそ、ノネットの心情には共感するところがある。
「ノネット、そのような物言いをするな」
「主君の過ちを正し、時には諌言することも忠義です。ヴァルトシュタイン卿」
「過ちでは無い。陛下にもお考えあっての事……、我々は、我々の成すべき事を成すのみだ」
「ヴァルトシュタイン卿。陛下は、貴方ですら切り捨てたんですよ? 腹心中の腹心であった。加えて、守るべき民も都も見捨てて私戦に走っている……、この燃え上がったペンドラゴンを見ましたか? 建前とかそんなモノは今は通用しないんだよっ!!」
「エニアグラム卿、落ち着いてください……」
ビスマルクの煮え切らない態度とシャルルの行動――ノネットの言でその場の者達はシャルルが皇帝としての責務を投げ出し、私情……おそらくは復讐を優先したことを理解する。
だが、混乱や恐慌に走らずに済んだのは、ナイトオブワンに対してすら激昂して見せたノネットの怒声のおかげであろうか。
その剣幕にその場に居た者達が気圧されてしまい、皆が思考を停止せざるを得なかったのだ。
「ヴァルトシュタイン卿、事情は分かりました。陛下が居りませぬのなら、この場においては継承順位の最上位足る私が責任を持ちます。ビスマルク・ヴァルトシュタイン、並びにノネット・エニアグラム。両名に対し、この場においてペンドラゴンの全権を委任いたします。各々が最善と思われる指揮をお取りください」
「殿下っ!?!?」
一瞬の沈黙であったが、今はシャルルは愚か、コーネリアもシュナイゼルも、さらにはオデュッセウスもギネヴィアもいない。
他の皇族・貴族達は残念ながらユーフェミアから見ても頼りにならない人物しか居らず、ユーフェミア自身は一地方を治めることにすら手を焼く未熟者であるのは自覚していた。
であるならば、万人が納得する人物にすべてを託すしか無い。どこか精細を欠くビスマルクをノネットが補佐するならば問題は無いだろうと。
「皆様、この危機局に際し、私に出来ることはこれぐらいです。すべての責任は私が持ちますので、今は爵位や地位を捨て、ヴァルトシュタイン卿に従ってください」
そして、「責任」と言う言葉からの解放に弱いのは、どの国、どの地位にある人間にとっても共通の弱点でもあった。
◆◇◆◇◆
ユーフェミアはあの時ペンドラゴンで起こったことを話していく。
ミサイルによる攻撃は、ビスマルクとノネットが混乱の収拾と軍の統帥に当たるのを待っていたかのように止み、ペンドラゴンを覆っていた殺戮の嵐はいったんは過ぎ去っていった。
しかし、世界最大の都市であり、政治経済の中枢でもあるこの都市はブリタニア全土から人が集まり、日々の同行では数千万を数えることもある。
戸籍に登録されているだけでもそれであり、弱肉強食の国是もあって戸籍を持つことすら許されぬスラム、ゲットーに住む人間も大勢居る。
単純な被害者を把握することは不可能であった。
消火作業も救助作業も難航するし、何よりも病院設備も攻撃を受けて機能不全を起こしているところが大半で、設備が健在であった病院は負傷者であふれかえる。
潤沢な資源や設備が残されていた王宮や軍施設までも解放せねばならなくなるのは時間の問題であり、ビスマルク等の苦悩は深まるばかりであった。
敵の目星が付いていたビスマルクとノネットにとって、防衛の要とも言える健在な軍施設を開放することは、スパイの容易な侵入を許すことにもなる。
「当然だろうな。ビスマルクからしてみれば、内部に入り込まれたら終わりだと言う事は把握していたはずだ」
そこまで無言のまま耳を傾けていたルルーシュがC.C.や“それ”を知る者達に対して視線を向けながら口を開く。
C.C.はやれやれとばかりに肩をすくめて首を振っているが、今回の事件の主犯の目星は付いており、度しがたい馬鹿だとも言わんばかりに肩をすくめ、首を振る。
「それで、殿下。貴女は民を思い、施設も王宮も開放する決断を成されたのですね?」
「…………はい」
瞑目していたまま耳を傾けていたモニカは、口調こそ普段のままだが、どこかトゲのある声色でユーフェミアに問う。
彼女の答えは誰もが予想していたことであり、誰もがその後の結末を予想できた。
「ああ~、止め止め。ユフィ殿下も分かっていたんだから責めない責めない」
「分かっていますよ。確認です」
「ちょっと~、茶々入れるんじゃ無いよ」
だからこそ、負傷が軽かったロイドがいつもの如く飄々とした態度で間に入る。
アーニャやセシルの負傷がヒドい以上、ユーフェミアを補佐する役目であり、どこか達観していた態度が目立つ印象だった彼の意外な面をルルーシュ達以外の団員達は顔を見合わせている。
とはいえ、彼の気づかいもモニカのあっさりとした態度とラクシャータの茶々で徒労に終わってしまったのだが。
「開放後に、備蓄されていた医療品や食糧は当然ですが目に見えて減っていきました。その責めを受け止める。と言うのならば簡単でございました。ですが……」
「内部からの破壊工作とそれを待っていたかのように敵の攻撃が本格化した。か?」
ユーフェミアからしてみれば当然の決断だっただろう。
1年を通した温暖な気候であるペンドラゴンであったが、今年は東京ですら雪に埋まるほどの異常気象である。
寒さに震え、明日をも知れぬ命となっている住民達を彼女が切り捨てられるはずも無い。
結果として、内部に収容された負傷者達の中に、ギアスによって操られていた者達が複数存在していた。
素人かつギアスによって単純化されていたとは言え、数がモノを言えば脅威となる。
ビスマルクとノネットが苦労して立て直した防御機構は、混乱し、それを待っていたかのように攻撃が開始されたのだ。
先陣を切ってきたのは、反シャルル主義派組織『タレイランの翼』による空からの奇襲。
過去においてはあっさり鎮圧された彼等も、航空優勢下においては最大の脅威となる。
ビスマルク、ノネットにアーニャやスザクも加わっての防衛行動によって、彼等を退けたモノの、帝都守備隊をはじめとする防衛戦力は大きく戦力を減退し、次なる本命の登場となっては為す術も無い状況に合った。
「いまだに理解できません。あれほどの大軍団が、悟られること無くペンドラゴンに現れるなど……」
次に現れたのは、ミケーレ・マンフレディ、ゴドフロア・ド・ヴィヨン、レーモンド・ド・サン・ジル等に率いられたユーロ・ブリタニア四大騎士団。
アンドレア・ファルネーゼのみ不在でありながらも、彼が率いていた聖ラファエル騎士団は、シン・ヒュウガ・シャイングに率いられ、当然の如くペンドラゴン守備隊へと襲い掛かってきた。
騎士団長が直々に先頭に立ち、死を顧みず突き進んでくる四大騎士団の攻撃によって、残っていた守備戦力は瞬く間に壊滅。
ビスマルクがゴドフロアとサン・ジルの乗機を、スザクがマンフレディの乗機を、ノネットが三剣豪をはじめとする最精鋭達を撃破したが、残っていたシンをはじめとする数に、さすがの三人と言えども圧倒されてしまっていた。
「誰もが正気じゃ無かったね。機体を破壊されようと、ヴァルトシュタイン卿やスザク君を倒すことだけを考えて攻撃してきた……。あんなやり方で僕のランスロットをっ!!」
「落ち着きなっての。あんたじゃ余計な事しか言わないから、お姫様が自分の口で話しなよ」
「ラクシャータ、そう言うな」
「いえ、良いのですルルーシュ……。三人が破れ、もはや抵抗の余地を失った私達はシン・ヒュウガ・シャイングに捕らえられ……」
そこから先は、聞いているだけでも目を覆うような状況であった。
皇族、貴族は次々に処断されていき、首だけとなった彼等の姿をユーフェミアは幽閉された一室で見せつけられることになる。
ビスマルクもノネットもアーニャも、そしてスザクやロイド、セシルもどうなったかは分からない。
ただ、誰もが見知った皇族、貴族が処刑される様を捕らえられた居室から見せつけられ、次は自分の番では無いかと震える。
その様を、反逆者達がどのような表情で見ていたのか?分かっていることは一つだけであった。
「私が垣間見たのは、表情を失った四大騎士団長を侍らせ、その中央に座る老人……父シャルルから強健さを取り去ったその男だけが満足げに笑っている姿でした」
「…………その言い方だと、その老人が誰かは分かっているんだな?」
「あのようなゲスな笑いできる人間を私は1人しか知りません。そして、ルルーシュやエルンスト卿はご存じなのではありませんか?」
そして、それまで悲しみを押し殺し、毅然とした態度を保っていたユーフェミアが、はっきりと怒りを示した男。
今回の事件の首謀者であると言うその老人……。
おそらく、ドロテアやモニカが接したときは少年の、ルルーシュ等がキュウシュウ戦役で相対したときは壮年の、それぞれ姿であったであろう男。
「台湾沖で仕留めたはずでしたが……」
「しぶといにもほどがあるぞ……」
その男を良く知るジェレミアやC.C.もあきれ顔のその男は、V.V.。かつては、ヴィクトル・キングスレイを名乗っていたナイトオブ13。
そして、その正体はヴィクトル・ジ・ブリタニア。夭折したとされるシャルル・ジ・ブリタニアの実兄である。
V.V.として行動していた際、彼等の元を去ったC.C.から引き継いだギアス響団を率い、シャルルの征服行動の影で暗躍していた。
今回、自身の行きすぎた行動の結果、シャルルに切り捨てられていたはずであったのだが。
「中華からの報告の通りだったわけか」
「はい、キュウシュウ戦役の終結と同時に教団本部を急襲したそうですが、残っていたのは研究者達の死体のみだった……」
ルルーシュはモニカと周の双方から報告を受け取っていた。
その際、攻撃を指揮した黎星刻との知己を得ていたが、ギアスユーザーがすべて姿を消していた事には唇をかみしめるしか無かったのだ。
その時には、シャルルが連れ去ったモノとばかり思っていたのだが、まさかV.V.が生きていて、ユーロ・ブリタニアすらも乗っ取ってしまうとは思いもしなかった。
「シャルルも様は無いな。ヤツが怒りにまかせて攻撃に向かったのはユーロ・ブリタニアだったのだろうが、そこにV.V.は居らず自身の都を血祭りに上げられる結果になるとは」
「お兄様、不謹慎です」
「……すまない。だが、王としての責務を放棄した男が当然の報いを受けたのだ。ユフィ、ツラいことを話してくれたな」
「いえ。私とて、民を、国を、騎士を見捨て、こうして生き長らえたにすぎません……」
シャルルがV.V.に寄って出し抜かれたと言う事実にルルーシュは溜飲を下げるが、犠牲になったことの大きさを考えれば笑うことは不謹慎であり、傍らにて聞いていたナナリーに窘められる。
そして、ユーフェミアに対しての労りと同時に、彼は個人の心情として、妹2人の心情として、聞くべき事、話すべき事を促したのである。
ユーフェミアが「見捨て」と口にした彼女の騎士、枢木スザク。
自身が過去において、最も不幸にしたであろう男が、本来有るべき場所にいないと言う事実を、ルルーシュは、ナナリーは聞く義務があったのである。
作中でユーフェミアが「四大騎士団長」と呼んだ事に関しては、お分かりだとは思いますが、ファルネーゼを抜いて、代わりにシンが入っている事をまとめて呼んでおります。
ユーフェミア視点ではありますが、かなり端折った内容となっておりますので、期待外れになってしまったかも知れないですが、無理がある描写などもあるかも知れません。
その辺りに関しては遠慮無く指摘、評価をして頂けたらと思っております。