運命を変える刃   作:水流

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遊郭

炎と雷の酷使でもう体は限界

それに加えてあの出血量

死んでもおかしくない状態だった

 

1週間後に目が覚めた

 

「紅蓮さん!なんで生きてるんですか!?」

 

「おい、胡蝶。お前にそれ言われると死んでくれって言われてる気がするんだけど」

 

「違いますよ!」

 

心臓が止まったそうです

呼吸も停止したので死亡したと診断しようとした瞬間、起きた

危なかったぁ

 


 

怪我も治っていたので、次の任務へ出るか鍛錬か

何より、あの上弦の狂気が気になる

確か、炭治郎は今は屋敷から抜け出した

という事は宇髄 天元が来る訳で女装なんてしたくない

 

「四郎、お館様に婚約者探しに行くって言ってくれ」

 

遊郭といえば身請けだろう

あんな所で遊ぶのも働くのも嫌だから身請けで女探し

その理由が最も、遊郭では良いと判断する

 

俺の中のシナリオは、身請けする女探してたら鬼が居て戦闘

そして、身請けを諦めた事にする

我ながら良い作戦だ

 

「マテマテ、何故?婚約者ナラ腐ル程、イルダロ?」

 

「いる訳無いだろ?暫く、取り敢えず休むって言ってくれ」

 

四郎は、目先にいた人間が炎となって消えるのを見届けた

ただ言わせて貰いたい事がある

 

「フザケンナ、毎回、毎回、変ナ烏ニ怒ラレルノワ俺ダゾ」

 

四郎はお館様の所へ行く

相変わらず、従順な良い烏だな

 


 

青い彼岸花の複製品はもう見せた

恐らく、次の狙いは俺になる

俺は青い彼岸花の栽培法を知っていると見られたと考えると上弦の狂気

あいつがくる可能が高い

弱点がわからない限り、勝機はないからな

 

今回は雨月との合同任務に来た所

あの烏に言われた最後の仕事だ、ちゃんとしてやるさ

 

「鏡の呼吸・壱の型・鏡花水月」

 

儚い幻を表す言葉

その言葉の通り、目先に居たはずの雨月が消え、首を切られる

実際は霞の呼吸を使っていた雨月が思いついた我流

鬼の瞬きをした瞬間に横にずれ後ろへと回り首を切る技

本当、見事な技だよな

 


 

遊郭に来た

この遊郭は面倒くさい

勧誘が多いのだ

並行世界だからなのかメイド喫茶ならぬ執事喫茶の進化版がある

 

そのうちの一軒へと入っていく

まぁ、働く訳で嫌がらせかのように体を撫で回す客が多い

そんなに触って面白いか?

 

若いからという理由で今は免除されているが、2年後には個室に連れて行かれる様になるらしい

1週間程度の滞在のつもりだからまぁ受けたものの・・・・

 

 

 

 

 

猛烈に今すぐ辞めたい

 

 

 

 


 

◾️◾️目線(上弦の狂気)

 

イライラする

今すぐに影御前を血塗れにして、永久に玩具にしたい

あぁ、あの驚きと痛みに歪んだ顔

一度見てしまえば、あの時の快感を忘れられないであろう

あいつの面を剥がしたい

 

アァ!お前らじゃダメだ!!やはり影御前で無ければいけないんだ!!

 

頭に掴んだ生きた男の頭

それを壁に叩きつけ、血がべっとりと部屋に着く

だが、それでも尚その頭を離さず部屋に血を擦り付ける

部屋には血の匂いが染み付いており、嗅覚が鈍い人でも吐いてしまう程

先程までは今、死んだ男も吐いていた

血の匂いが部屋に広がり染みつく

 

「何してるの?」

 

あ?・・・・なんだ花?

 

突然、聞こえた女の声

狂気にはおしとやかに聞こえるが、他の者は気持ちが悪く悪寒がする程の異質な声

 

上弦の花

この惨状は鬼であっても・・・・あの無惨でも嫌がる光景

それでもなお、笑顔を崩さない鬼

流石の狂気もこの鬼には心を開いている

 

「最近荒れてるねぇ」

 

どこがだよ、俺は絶好調さ

 

「これを荒れてると言わずになんと言うのさ?」

 

全てを見通されているのが気にくわない

そう思っては居るが、憎めないのが事実な訳で・・・

 

何のようだ?いくらお前の頼みでも、もうくだらない彼岸花なら探さないぞ

 

彼岸花探しで酷い目にあった

人間が1人逃げたんだ

そう言っているが先程、殺したのが逃げた人間だろうにと上弦の花は考える

 

「遊郭に・・・行こうと思うんだ。そこには影御前が居るという情報もあるんだけど「行く」わかった」

 

上弦の花の狙い

それはよくわからないが・・・・

あいつを捕まえて、体を壊してちぎって痛みで、恐怖で顔を歪ませろ

 

待ってろよ、荒神 紅蓮

 

うっとりした顔で誰かを思い出す上弦の花

その様はまさに恋する乙女といった所で、にんげんなら逃げなければ死んでしまう

 

一つ、いや二つの影に殺意が近づいていく

その事に気づかない、もう一つの影は一体誰なんだろうなぁ?

 

◾️◾️目線終了

 


 

「疲れた・・・・」

 

店が終わり、外に出て空気を吸う

やっぱり、あの店より俺には外の空気の方が好ましい

 

「影御前、何してるんだ?」

 

人のリラックスしている時、光御前が来た

巡回?

こっちはこいつの担当の地区じゃないだろ

 

「この辺りに鬼の気配があってな、わからないから働いて気づかれないようにしてるんだよ」

 

「なら・・・俺も働く」

 

えっ、何突然

ちょっと怖いんだけども

 

 

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