運命を変える刃   作:水流

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夜・1

結局、次の日の朝に隊士はやってきた

朝日が昇る前に普通の縄に予め針金のような物を入れて居たから良かったけど、あと少しで千切られそうだったぞ

 

数日後

 

その日は、親達が変な事を言っていた

 

「紅蓮、君はもう十分頭もいい。それに性格だって大人びている。大人が居なくても暴漢を1人で撃退したから強くもある」

 

あの隊士、鬼を暴漢って言ってたなそういえば

いきなり改まった、両親を見て些か不信感を抱く

 

「紅蓮、お前はまだ10歳だが自立して私達の仕事を継いでくれ」

 

話によると、両親は遠い場所で他の薬会社を建てたい

だが、薬などを扱う所なので辞めると困る人が大量に発生する

そこに俺が居たという事だろう

 

「わかりました」

 

その日の朝、両親は遠い所へ旅立って行った

 

会社の運営なんかも上手くいっていて、生活にも稼ぎにも困っていない

ただ、今は女に困っている

10歳の内に婚約者にしようという物が大量にいて困るのだ

親がこの仕事を始めてまだ3日

これからどうなるのか考えると恐怖を感じる

 


 

 

「初めまして。私は鬼殺隊・産屋敷 耀哉の代理人のあまねと申します。単刀直入にお願い致しますが鬼殺隊に入って下さいませんか?」

 

本当に単刀直入だな

人が庭の手入れをしていたらいきなり来るから困ったよ

 

「無理です、仕事の運営などがありますから。まぁ仕事場もここから遠いのですが」

 

「はい、貴方の事は大方調べております。仕事の指示は遠隔で行い尚且つ、10歳と若いながらにも大人を凌駕する知識量。尊敬します」

 

尊敬と言われても困るんだけどな

というかこの人、なんで勧誘しにきたのさ

一体、何が狙いなのか

 

「何が狙いですか?」

 

「貴方というより貴方の能力です」

 

もう少し他の言い方があるだろ

まぁこの言い方のほうが好ましい

 

「なるほど、取り繕う気も無いんですね。良いですよ、鬼殺隊。入りますよ」

 

「本当ですか、ありがとうございます」

 

こうして、俺は鬼殺隊士に入るための訓練を開始した

多分だけど、神様は鬼が来る事を知っていたと思う

だとすると鬼殺隊に入れ、というのが狙い

全部、神様の思い通り

 


 

〜3年後〜

 

全ての呼吸を使えないのは知っていた

だから他の呼吸を使うという考えをしない

だからこそ、この短期間で出世している

他の隊士には良いように思われていないが、殺せるなら殺してみろ

そう思いながら辺りを無意識に威圧していた

 

休暇になれば、有一郎達の所へと出向き杣人の仕事をする

ほぼ休みなんか無い

だけど、これがまた良い鍛錬になるのだ

腕の筋力を使うから、鍛えられるし片手に斧を持って今は切っている

 

2人は11歳となっており、鬼殺隊からの勧誘もあるのだが何故かそれを拒否する2人

無一郎は入りたいと言っていたらしいのだが、並行世界だからなのか

だが、2人のことを考えるとというか結末を知っているからか入れたくない

それに、2人は俺が鬼殺隊だなんてしらないし

 

この時にはもう既に甲になっていた

柱の定員は9名なので暫く甲だが、これはこれで案外悪くない

会社経営も未だに順調で近くだったら会社に顔も出す

 

ある日、突然2人が喋らなくなっていた

話を聞くとあまね様に水を掛けた事で無一郎が怒っていると

なんだろうな、夏が来るのがもう少し遅かったら良いんだけどな

 

「ナンデ俺ガコンナ事シナクテハナラナイノダ」

 

そして、鎹鴉という設定の鷹の足に手紙をくくりつけ飛ばす

最終選別の時、善逸じゃないけど『これ鷹だよね』と隣に居た女子と男子に聞いたのを覚えている

鷹なので間違える事は無いが、後頭部の辺りにお揃いの黒い狐の面を付けている

ただ、何故人の言葉を喋れるのか

それだけはどうにもわからない

 

手紙の内容は

 

《夏の間、夜は暫く嫌な予感がするので休暇を取ります。

有休を随分と溜めたのでそのくらいの時間はもらいます。

クソ雑魚鬼程度では行くつもりは無いのと付近にもし鬼が居たら狩るのは俺なので誰も送らないで下さい。

理由1・目障りな上に邪魔、2つ単なる人間不信》

 

これはお願いでは無い

要求である

ほぼ、100%で俺は鬼を狩り続けているから鬼殺隊も俺を簡単に手放せ無いのを知っているのと手放した後の報復が怖いのだ

 

俺は一回、鬼に顔を見られて気持ち悪いと言われた

その鬼に当然俺は激怒

嫌な事に相手は女の鬼で顔しか見ておらず、『あんたくらいの子なら私のそばに永遠に置いておいてあげるわよ?』

 

この一言

俺は外見、才能、金・・・・

それしか見ない女は屑、いやゴミ、もう生ゴミだと思っている

後に俺の鷹はこう思ったそうだ

 

(あいつを怒らせたら死ぬ。鬼だったら生き地獄に合うような物。あれと溺死だったら溺死を選ぶし溺死のほうが優しい)

 

確かに、脳を頭の中から引き摺り出したりしようかとは、思ったけど汚いしグロテスクで見れたもんじゃ無い

だから目玉をずっと刺して遊んでいたのだ

だってあの鬼、自分の目が大好きだと目の前で語っていたからな

それ以外のことも一応はしたけども・・・・・

 

会社の方にも根回しはした

後は、あの二人の監視

俺がそばにいる事を何故か妙に嫌がるので気づかれないようにしておこう

後は、あのくそ神が何も言わないんだよ最近

嫌な予感しかしない

 


 

夜、近くに川を見つけそこで多少、葉っぱを流して遊び2人の様子を走って見てくる

その繰り返しをずっとしていた

葉っぱを流す事に何の意味も無いが、流すのが面白いのだ

 

まぁ今夜とは限らないし・・・・

ゆっくりと鬼が来るのを待つだけさ

 

 

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