柱合会議が終わり、路地裏にまで連れてこられた
「何?こんな所まで連れてきて」
どんな要求をするつもりだ
場合によっては斬るぞ
「その、あのね。前のというか前世の事なんだけど、ごめん!!」
「は?」
何をいうかと思えばいきなりの謝罪
理解ができないからか間抜けな声が口から出る
「あれ、実はね・・・・」
そこから語り出した乙葉は酷く面目無さそうだった
「つまり、お前は腐女子だったと。それで、俺の事を構図にして漫画を描いて出版。それが思いの外、売れてしまい辞めるに辞めれなくなったと」
「本当、ごめんね。だけど、そんな事を意地でも言いたくなかったし・・・」
なんだ、こいつ
つまり俺をキャラクターにしてたのか
どうりでいきなり人気が伸びてバレンタインのチョコの数が伸びた原因がお前かよ
「はぁ、最初は俺だってお前は頭が良いのに悪いからそんな事だと思ったんだ。だけど、田中と山岸がストーカーって言ってたから」
田中、山岸・両名がとても今は憎い
ストーカーじゃなくて良かったけども
「田中君達はあんたの事、好きだったんだよ!?」
だから私の事、嫌ってたし・・・
苦笑いをしながら言ってくるこの女を俺は今まで怖がっていたと
うっわ、情けなさすぎ
「何その情報、怖いから辞めろ。山岸はともかく田中は男同士だぞ」
「あのボディタッチの激しさで気づかないあんたが凄いよ」
そういや、なんかボディタッチが激しかったような
今、思い出すとエロ本とか物凄い持ってきてたけど結局、目の前で破り捨てると喜んでた
「ん?待て、お前はなんでここに居るんだ?」
そうだ、こいつがここに居る理由が分からない
「あぁ、それ?推しキャラが居ないとやる気が起きなくて自殺しちゃたの。それで、神様に『紅蓮に会いたい』て言ったらここにきたの」
なる程、そういう経緯だったの
というか『自殺しちゃったの』て簡単にいうけども・・・
「あぁそう」
「そういえば、炎と雷の剣士って何?」
「そのままだ、特典でそれがきた。お前も特典が絶対予測だろ?」
「まぁ、そうなんだけども。あの子、知ってる?」
もう1人のと言われて気づく
そういや、回復の現れの剣士だっけな
あの、目つきが悪いやつ
「しらねぇよ。俺、これから任務だから」
「それ、私も一緒だよ」
「あっそ。じゃあ行くぞ」
さっさと、前を歩いて行くと付いてくる乙葉
その時に恋する乙女の表情をしていたと恋柱の甘露寺さんが言っていたらしい
「四郎、この辺りで間違い無いんだよな?」
「アッテイル!!ソレヨリ、アノ女ハドコダ!?」
女?乙葉の事だよな
「何言ってんだ、それならさっきまで煩かったから後ろに・・・」
えぇ、どこ行ったの?
近くに鬼も居る事だし、後回しで良いか
「血鬼術・
手の平から水が出てくるとその水が雨のように降り出す
木にその水が触れると溶けているのを見ると液状の毒だな
呼吸を使って体温を上げると体に炎が付く
黒炎は大きくなり、やがて龍になった
「お前、俺と相性が災厄だったな。闇の呼吸・炎獄・黒龍生雷」
乙葉目線
ある一定の場所に来たら紅蓮が居なくなった
つまり、もう血鬼術に掛かっていたんだ
気付いた時には一斉に飛びかかられていた
右斜め上から、左斜め下から、右から真っ直ぐ・・・
攻撃の道筋が一斉に頭に入ってくる
だけど、そんなにも体は対応できないから倒す
「星の呼吸・壱の型・流星雨!」
星が降るように鬼に攻撃を与える
上半身の捻りを生かした技で間合いの内側・365度
その全方位に星が降り注ぎ、普通の鬼には絶対不可避の技
「血鬼術・かまいたち!」
風が吹き出しその風に触れると羽織が少し切れた
風もどんどん強くなり始めている
左斜め上、右斜め下、真上!
攻撃をうまい具合に避けながら向かう
鬼に近づいて行くと攻撃の隙間が無くなって行く
「星の呼吸・参の型・天の川」
鬼であれ瞬きをする
その瞬間、攻撃が少し止んだ
一瞬で首を落とすような雷の呼吸
その呼吸法を使えないが、足運びは真似できる
瞬きをする間に斬られた鬼は、なんでって顔をするけど間抜けだなぁ
乙葉目線終了
鬼をさっさと倒してこっち来たけど、乙葉怖
最後の星は綺麗だったけども
乙葉が通った後に残像を残すかのように流れた星
「乙葉、帰るぞ」
「見てたなら言ってよ、もう」
「俺はこの後、用事があるんだよ」