第一次深海大戦   作:TF55

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3000字には届きませんでしたが全体的に深めにしました。P8もそろそろ出します。


再来 Second contact

2020年7月29日ミッドウェー島南西200マイル リムパック参加艦隊 

 

 

『世界各国軍の諸君、リムパックへようこそ!私が本艦隊の司令を務めるフレッチャーだ。諸君らにはいつも以上に訓練に精を出してもらう。なお最近、所属不明の潜水艦を発見した。そのため今回は水上戦闘よりも対潜水艦訓練を重点的に行う。』

 

 

よし、挨拶はこんなもんでいいか。しかし、例年に比べて少なくなったな〜。これもコロナの影響か?所属不明の奴のこともあるし忙しいことだ。

 

 

「参謀、各国軍の編成を教えてくれ。」

「ハッ!参加艦艇は以下の通りです。」

 

アメリカ(主催) 海軍

原子力空母   1隻 ロナルドレーガン

ミサイル巡洋艦 3隻 ポート・ロイヤル チャンセラーズヴィル バンカー・ヒル

ミサイル駆逐艦 7隻 ジョン・ポール・ジョーンズ ジョン・S・マケイン  ディケーター ハルゼー デューイ ウェイン・E・マイヤー スプルーアンス 

攻撃型原子力潜水艦 3隻 ハワイ ミシシッピ コロラド

(強襲)揚陸艦 2隻 エセックス ポートランド

補給艦 2隻

給油艦 1隻

高速戦闘支援艦 1隻

 

空軍 P3C B52H B1B KC130 F15 F16 F22 F35 MH60

 

海兵隊 UH1Y MV22B

 

陸軍 CH47 AH64 UH60M

 

沿岸警備隊 ミジェット

 

 

日本国海上自衛隊

護衛艦 いずも しらぬい あしがら

補給艦 ましゅう

潜水艦 ずいりゅう せいりゅう

哨戒機 P3C

 

 

大韓民国海軍

ミサイル駆逐艦 パク・イ チュンムゴンイスンシン

 

 

オーストラリア

駆逐艦 ホバート 

フリゲート艦 スチュアート

 

 

ロシア海軍

駆逐艦 アドミラル・パンテレーエフ

フリゲート艦 アドミラル・マカロフ

 

 

あれ?ヨーロッパいなくね?どうした?

 

 

「参謀、ヨーロッパは何故来ない?」

「はい、それが(汗)今、それどころではないとしか聞いておりません。」

「支持率は大事だもんな。」

「はい、ではいつも通りジャパンネイビーに?」

「そうだな、今回こそ勝ちたいものだが…」

 

 

強襲揚陸艦エセックスに随伴艦4隻)ミサイル巡洋艦1隻とミサイル駆逐艦3隻)を付けて我々以外と演習させて…我々は対潜訓練と行くか

 

 

「参謀長、各艦に伝達。揚陸艦エセックスに随伴艦をつけてロシア、オーストラリア、コリア、チャイナで対潜ヘリによる対潜訓練を実施せよ。我々とジャパンは潜水艦を使用した実戦演習をする。」

「アイアイサー!」

「参謀、艦隊陣形はどうする?」

「ハッ!本艦の左右にミサイル巡洋艦 左チャンセラーズヴィル 右 ポートロイヤル 前方にミサイル駆逐艦 右ジョン・ポール・ジョーンズ 左 ウェイン・E・マイヤー 後方も同じく 右 デューイ 左 ジョン・S・マケインとした輪形陣で行きます。」

「よし、良いだろう。」

 

 

3時間後

 

 

「司令、双方ともに準備完了しました。」

「よし、状況開始!」

 

30分後

 

「P3C飛来!ソノブイ降下しました!」

『こちらP3Cこれより潜水艦を探索する。』

「さあ、これに映るかな。」

「こちらのソナー反応いまだになし」

「あいつらは通常動力型潜水艦で来るからな、なかなか映らんぞ。」

「司令!ジョン・S・マケインより報告が!」

『こちらジョン・S・マケイン、本艦隊後方20kmに潜水艦らしき音源を探知した。』

「やったぞ!P3Cも送れ!」

「アイサー!」

「司令!今回は我々の勝ちですね!」

「あ、ああ。」

 

 

何かおかしい、簡単過ぎる。前はこんなに簡単に見つからなかった筈だ。それに何故後方から現れた?我々は開始と同時に針路を北北東にとっている。彼らは艦隊前方から右舷前方に現れるの妥当だ。艦隊の真下を抜ける方法もあるが、流石にそれは我々でも探知できる。だとしたらこいつはなんだ?

 

 

「皆、おかしく思わんかね?」

「何がですか?」

「何故、南から来るんだ彼らは?海図を出してくれ」

「ハッ!」

「いいか、我々は今、ここだ。そして状況開始時に潜水艦は北東に針路をとった。つまり後方に回ったということは大回りをするか艦隊の真下を取り抜けるしかない。しかし開始からまだ1時間ほどしか経っていない、だとすると艦隊の真下を抜けるしかない。しかしだ、流石の通常動力型潜水艦でも真下なら磁気でも探知できる。」

「日本が最新鋭の技術を投入してきたと?」

 

 

その可能性は0では無いが限りなく0に近いだろう。今までのリムパックにそのような事例はなかった。

 

 

「いや、それは無いと思う。諜報部からはそんな報告はなかった。そもそも最新鋭の技術をいきなりリムパックで見せびらかさないだろ?子供じゃあるまいし。」

「つまりはこの潜水艦は海上自衛隊のものではないと?」

「そういうこと、問題はそこだ。じゃあなんなのか?」

「赤の回し者でしょうか?」

 

 

そうだ。私も最初そう思った。だが、奴らは今回まともな艦出ているし、出すなら潜水艦でももっと静粛性がある潜水艦のはずだ。それに公式に潜水艦をリムパックに派遣すれば済む話な筈だ。

 

 

「いや、それも違う気がする。」

「では、一体…」

「さあな、現状、分からない。直にわかるだろう、報告を待とう。」

『こちらP3C現場海域に着いた。もの凄い磁気反応だ』

『かなり大きいぞ!戦略原潜クラスだ』

「!」「!」「!」

「聴きましたか司令!?」

「ああ。」

 

 

今、なんとなく分かった気がする。この謎の現れ方は間違いない。オリヴァーが言っていた謎の潜水艦だ。しかし、もっと速度も出て大きさも小さいはずだ、だとするとこいつは新手か!?

 

 

「諸君、分かったぞ。おそらく、こいつは前、我々のシカゴの追跡を振り切った奴の仲間だ。現れ方も非常に似ている。」

「大手柄じゃないですか!?」

「そうだ。前は逃げられたが今回こそ決着をつける」

「艦隊を転舵させて、一斉に現場海域に『こちらP3C、不明艦浮上を開始!毎秒3m。」

「何だと!?」

 

奴は前、深度1000以上まで潜航していったそれとは真逆の動きか。危険な匂いがする。

 

 

「今までにない動きです!」

「睨み合うつもりか?とりあえず160度回頭させろ。」

「それから、全艦に指令、『レッドアラートだ火器に火を入れろ、演習にあらず』」

『総員、戦闘配置!繰り返す総員、戦闘配置!これは演習にあらず。繰り返す、これは演習にあらず。』

「各艦戦闘配置完了しました。」

「うむ、通信手!ハワイと横須賀司令部に打電、『不明艦と遭遇、これより接触する。』」

 

『不明艦、あと少しで海面、及び多数の上部構造物を確認』

『浮上!』

『こちらもレーダーで捉えた』

『何だこれは!?』

『どうした?』

『不明艦は水上艦のようです!しかも馬鹿でかい戦艦です!』

「戦艦!?」

『機長!こいつは長門です。』

『WWⅡで沈んだ奴か!?』

『正確には違いますが、そんなところです。』

『ありえない!?』

「司令、どうやら自分の目で確かめるしかないようですね。」

「そうするか。」

『砲が旋回しているぞ!そっちには空母戦闘群が!?』

『発砲!!』




やっと出せました。今回出てきたのは長門でしたが、前話に出てきたのは何でしょう?
ヒントはこちらも日本の軍艦です。これでわかったら正直凄いと思います。



正解は





































軽巡洋艦 酒匂 です。
これは7月2日が何の日かが需要です。ちなみに酒匂、長門ともに第二次世界大戦では沈んでいません。これは1946年7月1日より開始されたクロスロード作戦(アメリカの原爆降下実験)によって被爆し沈没した日を指します。同じように7月29日も長門が沈んだ命日です。(7月1日にAble実験、7月25日にbaker実験がそれぞれ行われた。)
これらの日がリムパックと被っていたので丁度いいので出させていただきました。
次はいよいよ戦闘となります。描写は自信ないですが、最後までみていってもらえると助かります。
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