ヴァールハイト・プリキュア   作:32期

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キラキラ☆プリキュアアラモード編、今回はVSマーネル…が召喚したガンサーク戦となります。あと私が尊敬するお方の名前を登場させましたので、よかったら探してみてください。


第七話:初めての共同作業!?シード・ホイップ・コラボレーション!

side:キュアシード

 

マーネル「ヴァールハイト・プリキュア…?はっはっはっは!良いね!気に入ったよ!ならこっちもいかせてもらうよ!」

 

キュアシード「…!」

 

マーネルが日傘を空へ向けると、黒いオーラが現れる。

 

マーネル『キラキラ☆プリキュアアラモードの歴史を真似て…奪え!ガンサーク!!!』

 

ガンサーク『ガンサ~~~~~ク!!!』

 

いちか「なに!?あの怪物!?」

 

ひまり「見たことない怪物です!」

 

ガンサークを初めてみるプリアラさん達が動揺する中、マーネルはさらなる手を打つ。

 

マーネル「まだだよ!お楽しみはこれからなんだから!!!」

 

マーネル『キラキラルよ、闇に染まれ!ノワール・コーティング!!!』

 

Nガンサーク『ノワ~ルガンサ~ク!!!』

 

ゆかり『ガンサークが…」

 

あおい「パワーアップした!?」

 

ガンサークの進化だけではない。周囲が少しずつ灰色になっていく。それを見たペコリンと長老が叫ぶ。

 

長老「キラキラルがあの怪物に集まっていってるジャバ!」

 

ペコリン「大変ペコ!いちか!」

 

いちか「うん!みんな!いくよ!!」

 

いちかさんの号令でプリアラのみんなが、コンパクト状のものを取り出す。

 

『『『『『『キュアラモード・デコレーション!』』』』』』

 

いちか「ショートケーキ!元気と、笑顔を!」

 

ひまり「プリン!知性と、勇気を!」

 

あおい「アイス!自由と、情熱を!」

 

ゆかり「マカロン!美しさと、トキメキを!」

 

あきら「チョコレート!強さと、愛を!」

 

シエル「パフェ!夢と、希望を!」

 

『『『『『『レッツ・ラ・まぜまぜ!』』』』』』

 

コンパクトに動物のスイーツを象ったものをセットすると、二つの光が放たれ、それをスティックで混ぜていく。

 

ホイップ「キュアホイップ!できあがり!」

 

カスタード「キュアカスタード!できあがり!」

 

ジェラート「キュアジェラート!できあがり!」

 

マカロン「キュアマカロン!できあがり!」

 

ショコラ「キュアショコラ!できあがり!」

 

パルフェ「キュアパルフェ!できあがり!」

 

「「「「「「キラキラ☆プリキュアアラモード!!!」」」」」」

 

プリアラさんの変身が完了する。スイーツと動物をあしらったコスチュームがとってもかわいい!あとでサインもらわなきゃ!

 

シード「よ~し!プリアラさん!一緒に行きましょう!」

 

ホイップ「うん!よろしくね、シード!」

 

マーネル「もう済んだ…?長くてしんどい~ねなんだけど…」

 

シード「む~~~!まずは私から!おりゃぁぁぁぁぁぁ!」

 

マーネルの態度が気に入らないので、私はNガンサークに向かってパンチを放つ。だが…。

 

Nガンサーク「ガン!サーーーク!」

 

シード「嘘!?はじき返された!?」

 

確かにパンチは当たったのに、柔らかいゼリーにはじき返されたような感じだった。

 

マーネル「きゃっはっはっは!なんだ?ヴァールハイト・プリキュアはこんなもんか!!」

 

シード「む~~~~!うるさい!この”性悪ゴスロリどチビ”!」

 

マーネル「……頭に来た…!ガンサーク!キュアシードから消しちゃいな!」

 

Nガンサーク『ノワ~~~~ル!!」

 

Nガンサークの振り下ろした腕が近づく。ガードを取ろうとすると、不思議なクリーム状のものがその腕を縛り拘束する。

 

ホイップ「大丈夫!?シード!」

 

カスタード「ここは私たちに!」

 

ジェラート「任せなって!」

 

三人がかりの拘束により、Nガンサークは動けなくなる。すると残りの三人が反撃に出る。

 

マカロン「キラキラキラルン!マカロン・ジュリエンヌ!」

 

ショコラ「キラキラキラルン!ショコラ・アロマーゼ!」

 

パルフェ「キラキラキラルン!パルフェ・エトワール!」

 

クリームのエネルギーを使った攻撃の数々により、Nガンサークに傷がついていく。

 

ホイップ「よし!みんな!一気に行くよ!!」

 

『『『『『『キラキラルクリーマー!!!』』』』』』

 

『『『『『『キラッと輝け!クリスタルアニマル!』』』』』』

 

そう言うとキラキラルクリーマーにセットしていたクリスタルが、それぞれ”ウサギ”、”リス”、”ライオン”、”ネコ”、”イヌ”、ペガサス”に変わる。

 

「「「「「「プリキュア・アニマルゴーランド!!!」」」」」」

 

大量のキラキラがNガンサークを包んで浄化しようとしている。しかし…。

 

Nガンサーク『ケッサ~~~~~ク…ジャナ~~~イ!!!』

 

「「「「「「えっ!?」」」」」」

 

やっぱりキュアシードじゃなきゃ倒せないんだ!でも、私の攻撃は通らなかったのに…なんでプリアラさんの攻撃は通ったの?

 

カスタード「あ!?見てください!」

 

ショコラ「キラキラルを…」

 

ペコリン「また吸い込んでるペコ!」

 

Nガンサークは再びキラキラルを吸い込み、体に纏っていく。

 

シード(どうしたら…どうしたらいいの?…お兄ちゃん…!)

 

駆(…そうか!)

 

シード(お兄ちゃん!?)

 

お兄ちゃんは何かを悟ったらしく声を出すと、主導権を入れ替える。

 

シード「みなさん!聞いてください!」

 

ホイップ「えっ!なに?」

 

パルフェ「シード、どうしたの?」

 

シード「あのガンサークの倒し方が分かりました!」

 

お兄ちゃんはNガンサークの倒し方が分かったというのだ。一体どうやって?

 

シード「今から僕が技を出します。そしたらその技に”クリームをデコレーション”してほしいんです!」

 

種(デコレーション?なんでデコレーションなの?)

 

シード「やればわかるよ。任せたよ、種!」

 

種(う~ん…分かった!分かんないけど、分かった!)

 

シード『プリキュアプリ!インストール!!!』〈タップ〉

 

シード「プリキュア!ストライク~シ~ド!!!」

 

キュアシードから放たれたエネルギー弾がNガンサークへと向かう。

 

マーネル「ふん!何をするかと思えば…馬鹿だな!!そのノワールガンサークはQaライトエネルギーを弾くんだよ!!そんなもんしたって効くわけないのよ!!!」

 

駆(そう…Qaライトエネルギー"は”ね!)

 

お兄ちゃんはマーネルの説明に対し心の中でそう呟く。

 

ホイップ「デコレーションなら私に任せて!キラキラキラルン!ホイップ・デコレーション!」

 

ホイップのロッドから放たれたクリームが、ストライクシードを包みデコレーションする。

 

マーネル「受け止めな!ノワールガンサーク!!」

 

Nガンサーク『ノワール!!』

 

Nガンサークはマーネルの命令通りに受け止めようとするが…。

 

駆(あのガンサークは、素体のガンサークに黒いキラキラルを纏わせたものだ。だから、シードの攻撃はキラキラルを纏っている間は効かずに弾かれた。でも…キラキラルでできた膜はキラキラルで取り除ける。だからプリアラさんの攻撃で傷がついたんだ)

 

Nガンサーク『ガン!?ガンサーーー!?』

 

駆(その逆も然りだ…膜は破壊できても素体のガンサークを倒せるのはキュアシードだけ。だから浄化しきれない。なら…)

 

Nガンサーク『ノ、ノワ~~~~ル!?』

 

駆(プリアラさんの技で膜を壊して、そこにキュアシードの技を当てればいいだけさ!)

 

駆の作戦が見事的中しガンサークにキュアシードの一撃が当たる。

 

Nガンサーク『ケッサ~~~~~ク///』

 

Nガンサークはキュアシードの技を受けて浄化していく。

 

マーネル「チッ!キュアシード…!必ずあんたも、そっちのプリキュア共も全員改竄してやる!そして、カイザーン様が望む真の世界が訪れるのよ!」

 

マーネルは日傘で次元に穴をあけ、その中へと消えていく。

 

シード「何とかなったよ~」

 

駆(お疲れ様…種)

 

ホイップ「シード!やったね!」

 

私たちが安堵していると、ホイップたちが声を掛けてくる。

 

カスタード「とってもすごかったです!」

 

ジェラート「やるじゃん!シード!見直したぞ~!」

 

パルフェ「ホイップとシードのコラボレーション!素敵だったわ!これはまさに二人の”初めての共同作業”ね!トレビアン!!」

 

ホイップ「ふえっ!?///」

 

ホイップが私に熱い視線を送ってくるので、私はウインクで返す。

 

ホイップ「…きゅう~///]

 

ショコラ「ホイップ!?大丈夫!?」

 

マカロン「うふふ…!」

 

真っ赤になったホイップを心配するショコラ、笑うマカロンとすごい状況だけど…何とかなったしいいか!

 

駆(ふふ…よくないよ)

 

そう呟いたお兄ちゃんが少し楽しそうだったのは、きっと”変わりだしている”から…なんだよね…。

 

 

キラキラパティスリー店内

 

side:駆

 

駆「大丈夫ですか…いちかさん?」

 

いちか「う、うん!だ、だいじょうぶですぞ~!あははは!」

 

ペコリン「全然大丈夫じゃないペコ…」

 

いちかさんは僕を意識しているからか、とてもぎこちない。何か緊張を解く方法はないだろうか?

 

種(お兄ちゃん、あれはどうかな?)

 

駆(あれって…売られてるスイーツ?)

 

種が言ったのは、ショーウインドウの中にあるスイーツだった。確かに…いい考えかもしれない。

 

駆「いちかさん、僕たちキラパティのスイーツを食べてみたいです」

 

いちか「えっ?」

 

駆「もともと食べることも目的でしたから…お願いします!」

 

僕は本心を述べ頭を下げる。すると周りの皆さんもいちかさんに話し出す。

 

あきら「いいんじゃないかな、いちかちゃん」

 

あおい「あたし達のスイーツ!駆達に食べてもらおうぜ!」

 

ひまり「いちかちゃん!おいしいスイーツを駆君たちに作りましょう!」

 

ゆかり「うふふ…いちか…どうするの?」

 

四人の言葉を受けたいちかさんは笑顔になり、力強く立ち上がる。

 

いちか「うん!そうと決まれば早速…レッツ・ラ・クッキング!!」

 

シエル「愛しの駆に手作りスイーツなんて・・・いちかやる~!!」

 

いちか「ち~が~う~~~~~!!!!!」

 

キラパティに再び木霊するいちかの叫び。どうやらこのクッキングは波乱の予感である。

 

ビブリー「うっさいわよ!あんた!」

 

リオ「キラリン…お前って奴は…」

 

何かいつの間にかいた二人よって怒られ、土下座させられる一人と妖精の背中は何か…丸まったウサギみたいだった。…と言うかシエルさん、やっぱり妖精だったんですね…。

 

 

side:マーネル

 

マーネル「記録修正を確認。キュアシードはなかなか出来るみたいね~!あとキラキラ☆プリキュアアラモードも面倒ね~」

 

今回の試作品”ノワールガンサーク”はプリアラ対策用だし…キュアシードに対抗できる仕様じゃない…。

 

マーネル(ならどうするのがベストかしら?)

 

?「柄にもなく考えちゃってるの?真似るだけのあなたが…ね」

 

マーネル「っ!?誰よ!?」

 

突如として現れた少女にあたしは驚く。そいつは中学生程度のガキだった。

 

ベガ「私はベガ。あんたの上司で…そうね…”カイザーン”の直属の部下ってところかしら」

 

マーネル「!?このガキ!!!カイザーン様を呼び捨てにして!!!」

 

あたしは怒りに任せ光線を放つ。

 

ベガ「ほんと…あんたを見てると不愉快だわ」

 

マーネル「ぐう!?がっがぁぁぁぁ!?」

 

光線はベガに当たることなく忽然と消え、代わりにマーネルの首を”見えない力”が締め上げる。

 

ベガ「カイザーン様からの命令よ。以降は私の命令に従ってもらうわ」

 

マーネル「ぐぅぅ!?誰が…あんたみたい…な…ガキに!!!」

 

ベガ「”愛しの”カイザーン様の命令よ…従えないの?カイザーン様が言ってたわ…”マーネル…期待している”とね…うふふ」

 

マーネル(カイザーン様…ああ!カイザーン様!!!私だけの王!!!絶対の君!!!これが…あなたのお望みなのですね!!!!!!)

 

マーネルはカイザーンからの言葉をベガから聞くと、うっとりとした表情になる。マーネルはカイザーンに強く心酔しており愛に近い感情をカイザーンに向けていることをベガは利用したのだ。

 

ベガ「分かってもらえたようね。私のお手伝いは必要かしら?」

 

マーネル「いいえ!結構よ”ベガ様”!このあたしが歴史も!キュアシードも!消して差し上げます!!!」

 

ベガ「そう…では期待しておくわ…マーネル」

 

マーネル(ベガ…あんたの全てを奪ってやるわよ!!!全部!!!!全部よ!!!!!)

 

ベガ(あんたってホント滑稽ね…。”真似る事”、”奪うこと”しかできないどうしようもない女だわ…。本当に大っ嫌い…)

 

”見えないの力”が消え二人は言葉を交わす。そんな二人の言葉の裏で、二人の心には黒く醜い感情が溢れていた。

 

 

プリキュアカーシャ船内

side:駆

 

駆「美味しい…!」

 

プリキュアカーシャの中で、いちかさんたちに頂いたケーキを食べる。

 

種「お店で食べたかったね~」

 

駆「仕方ないよ。時間も遅かったし…また明日キラパティで会う約束したんだから」

 

時刻はPM7:00。プリアラの皆さんのお家の事もあり、一度解散して明日会うことにしたのだ。

 

駆「そういえば…すごく濃い一日だったね…」

 

種「そうだね~!プリキュアになって、HUGっと!プリキュアを救って、今はプリアラさんを助けようとしてるもんね~!」

 

コルーリ「そうですね。わずか一日で4回も変身して戦ってましたから」

 

そう…僕らの世界の時間が止まり、プリキュアになり、HUGっと!プリキュアを助ける…今までで一日だ。時間の感覚がおかしくなってしまいそうである。

 

コルーリ「それにしてもカケルもタネも戦い方のセンスがありますね。何か参考にしたのですか?」

 

種「私はお気に入りの漫画!”ミラクルピース”って言うんだよ!」

 

駆「僕は…特撮ヒーローの動きかな。”高岩さん”っていうスーツアクターさんがいてね、その人の動きを全て記憶しているんだ」

 

コルーリ「なるほど…。あ、そういえばお夕飯を作らないと!すぐ用意しますね!」

 

コルーリは夕飯を作ると言い出すと、アカーシャの別室へ消えてしまった。

 

駆「…ねえ、種?」

 

種(なに?)

 

駆「ご飯を用意してもらうのって…何時ぶりかな…」

 

種(…覚えてないよ)

 

僕たちのお母さん”時生 果実”〈ときお かじつ〉は海外で活躍するパティシエ。家にいる事はほとんどないため、家事をしていないことが多かった。あの事件以降、お母さんは仕事ばかりに掛かりっきりになりお父さんとの喧嘩も増えた。いろいろな事態が重なり、僕がお母さんから作ってもらったのは…”入学祝いのショートケーキ”と両手の指で数え切れるだけの料理だけだった。

 

駆「…お母さん…大丈夫かな?」

 

種(知らない…。あんな人…)

 

種の冷たい言葉、きっと…まだ忘れていないんだね。あの”言葉”を…。

 

コルーリ「出来ました!見てください!!今日はアカシック王国の伝統料理”アカーシャンド”です!!!」

 

戻ってきたコルーリの声で明るい雰囲気になった僕たちは夕食を食べ始める。二人だけじゃない食事に心の中が少しだけ温かくなる。また明日も頑張れる気がする…。

 

 

To Be Continued……




いかがでしたでしょうか?次回は駆と種がキラパティでお仕事する回にしようと考えております。あとキラキラ☆プリキュアアラモード編で二人目のプリキュアも登場予定ですので、乞うご期待ください!
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