ヴァールハイト・プリキュア   作:32期

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魔法つかいプリキュア編、VSフェイク戦になります。星奈ひかるちゃん誕生日おめでとう!プリキュア全員の誕生日を把握していない非力な私を許してください!あと、種ちゃんは出ません…名前のみの登場です。では、お楽しみください!


第十一話:オーバーザレインボースカイ!天の道を行け!

side:コルーリ

 

みらい「リコ!はーちゃん!駆君!いくよ!!!」

 

リコ・ことは・駆「「「ええ(うん)(はい)!」」」

 

みらいさんの呼びかけに従い、カケルたちは変身していく。

 

みらい・リコ・ことは『『『キュアップ・ラパパ!』』』

 

みらい・リコ「「ダイヤ!」」

 

みらい・リコ『『ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!』』

 

みらいさん達の持つ”リンクルストーン・ダイヤ”をモフルンのリボンに付け、二人がモフルンさんの手を握る。少女の姿は成長してより女性的になり、その姿に”魔法つかい”の衣装を纏っていく。

 

ことは「エメラルド!」

 

ことは『フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!』

 

ことはさんは手帳のようなものを開き”リンクルストーン・エメラルド”を取り付ける。ペンで”F”と書くと黄色の衣を纏い変身していく。

 

駆『プリキュアプリケーション!インストール!!!』〈タップ〉

 

駆もQaフォーンのアプリを起動し、そして四人のプリキュアが現れる。

 

ミラクル「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル「ふたりの魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を!キュアフェリーチェ!」

 

「「「魔法つかいプリキュア!」」」

 

シード「偽りの闇に消えた光を、正しき歴史へ紡ぐ使者!」

 

シード「ヴァールハイト・プリキュア!」

 

シード、そして魔法つかいプリキュアはフェイクに向き合う。

 

シード「さあ…ショータイムだ」

 

フェイク「へっ!おもしれえ!!!」

 

こうしてフェイクとプリキュア達の戦いが始まる。お願い…シード。無事でいて…!

 

 

side:キュアシード

 

シード「来い!フェイク!!」

 

フェイク「言われなくて…いってやるよ!!!」

 

フェイクは僕に飛び掛かり、蹴りを入れようとする。僕はその足を左腕で受け止めると、右手で足首を掴み自分の後方に投げ飛ばす…後方にいる”三人”のいる方へ。

 

シード「っ!だりゃぁぁぁ!!」

 

フェイク「この!?てめぇ!!!」

 

ミラクル・マジカル「「はあーーーーー!」」

 

フェイク「ぐっ!調子に乗るんじゃねえ!だあぁぁぁ!!」

 

フェリーチェ「リンクル・ピンクトルマリン!」

 

ミラクルとマジカルのパンチを両腕でガードし、攻撃をはじき返すとフェイクは黒いオーラの火球を形成し二人に放つ。しかしその攻撃はフェリーチェの花形のバリアに阻まれる。

 

ミラクル・マジカル「「フェリーチェ!」」

 

フェリーチェ「二人共、大丈夫ですか?」

 

フェイク「粋なことするじゃねえか…!ならよ~!!!」

 

「「「!?」」」

 

フェイクは咆哮したと思った瞬間、その姿が消えてしまう。

 

マジカル「いったいどこに!?」

 

シード「ミラクル!マジカル!後ろです!!」

 

ミラクル・マジカル「「ッ!?」」

 

フェイク「遅えよ!!!」

 

ミラクル・マジカル「「きゃあぁぁぁぁぁ!!」」

 

僕は三人の元に走りながら、ミラクルとマジカルに叫ぶ。フェイクが二人の背後におり両手を二人に向けていたからだ。しかし忠告空しく二人にフェイクの攻撃が当たってしまう。

 

モフルン「ミラクル!マジカル!」

 

フェリーチェ「ッ!?はあ!!」

 

フェイク「おっと!お前も飛んでいけ!!!」

 

フェリーチェ「はあ!?きゃあぁぁぁぁぁ!!」

 

フェイクに掌底を入れようとするフェリーチェだが、フェイクはその攻撃を軽くかわすと彼女の懐に飛び込み、右手で火球を形成しゼロ距離でフェリーチェに放つ。

 

ミラクル・マジカル「「フェリーチェ!!!」」

 

バサッ!

 

フェリーチェ「え?」

 

シード「間に合いましたね…」

 

僕は何とかフェリーチェの落下地点に間に合い彼女を抱える。お姫様抱っこになってしまったが今はそんなこと気にしていられない。

 

フェリーチェ「あ、あの…ありがとうございます///」

 

シード「いえ、お気になさらず」

 

ミラクル「フェリーチェ!シード!」

 

マジカル「フェリーチェ!大丈夫なの!?」

 

フェリーチェ「はい。シードが助けてくれましたから」

 

フェリーチェを心配しミラクルとマジカルもやってくる。

 

シード(フェイクはネツゾーンだ。だから他の時代のプリキュアでは浄化できないかもしれない。ならキュアシードの技の方が有効である可能性が高い…だったら!)

 

ミラクル「シード?どうしたの?」

 

シード「少し考え事を…。みなさん、僕に考えがあります。僕がフェイクの隙を作りますので、皆さんの浄化技…それも最大なのをお願いしたいんです」

 

ミラクル「うん!わかったよ!いいよね、マジカル!フェリーチェ!」

 

マジカル「ミラクルが言うなら…仕方ないわね」

 

フェリーチェ「シード!任せてください!」

 

魔法つかいプリキュアの三人に確認を取ることが出来た…あとは”タイミング”だ。

 

シード「それでは、準備をお願いします!」

 

ミラクル「うん!」

 

僕はフェイクに向かって走り出す。

 

フェイク「キュアシード!お前が来たか!!」

 

シード「フェイク!!!」

 

フェイクは右腕を上げ、僕の顔目掛けてパンチをしてくる。僕も左腕を構えパンチの体制をとる。

 

シード(大丈夫だ…見える!フェイクの腕の軌道!後は…”タイミング”だ)

 

フェイク「くらえぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

シード(ここだ!!!)「はあぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

フェイクの腕と僕の腕が交差する。”クロスカウンター”…身長で僕より高いフェイクのパンチには重力に従った加速もかかる。それを利用するための僕のカウンター。僕のパンチはフェイクの顔を捉え、フェイクのパンチは僕の顔の横へ抜ける。

 

フェイク「があっ!!」

 

シード(まだ…終わらない!)

 

僕はすぐさま右手でボディーブロウを入れ、体制を低くし左足でフェイクを蹴り上げる。

 

フェイク「キュア…シードーーーーー!!!!!」

 

シード「みなさん!今です!!!」

 

上空に蹴り上げられたフェイクが叫ぶ。僕は三人に合図を出し、浄化技を発動してもらう。

 

『『『キュアップ・ラパパ!アレキサンドライト!』』』

 

「「「魔法つかいプリキュア!オーバーザレインボー!」」」

 

三人の姿が、より神々しい姿に変わる。美しい翼状のマントに魔法つかいを思わせる大きな帽子を纏うミラクルとマジカル。フェリーチェに関してはどこか女神すら思わせる。

 

モフルン「レインボーキャリッジ!モフ!モ~フ~~~!!!」

 

どこからか現れるガラスの馬車にモフルンが乗りペガサスに引かれていくと、三人の元へ向かっていく。

 

ミラクルAS「めぐり合う奇跡よ!」

 

マジカルAS「繋がる魔法よ!」

 

フェリーチェAS「育まれし幸福よ!」

 

「「「今、私たちの手に!」」」

 

すると、キャリッジが開きリンクルストーンが集まってく。それだけでなく三本の光が、彼女たちに向かっていく。プレシャスブレスと呼ぶと手首に付き、目の前に出てきた魔法陣のようなものに触れていく。

 

「「「フル・フル・フルフルリンクル!プリキュア・エクストリーム・レインボー!」」」

 

虹色の光がフェイクに向かって放たれる。

 

フェイク「そんなもん…効かね~んだよ!!!!!」

 

ミラクルAS「そんな…!」

 

マジカルAS「嘘でしょ…」

 

彼女達の最強技でもフェイクは倒すことが出来なかったのだ。

 

シード(やっぱり…フェイクにもガンサークのような力が働いているのか。検証出来てよかった…)

 

僕は考えていた通りの結果になったことに安心しつつ最後の”詰め”に出る。

 

フェリーチェAS「待ってください!シードはどこですか!?」

 

ミラクルAS「えっ?」

 

マジカルAS「そういえば…あいつ何時からいなかったの?」

 

”地上”にいる三人が僕を探しているようだ。

 

フェイク「周りにいない…!?まさか!?」

 

フェイクは周囲を見回してシードがいない事を確認すると、空を見る。そこにはキュアシードがフェイクに向かって”上空”から落下してきていた。

 

シード(気付いたみたいだな…)

 

ミラクルAS「マジカル!フェリーチェ!あれ!」

 

マジカルAS「あいつ!」

 

フェリーチェAS「なぜあのようなところに!?」

 

フェイクがガンサークのように他のプリキュアに耐性があった場合を考えた僕は、魔法つかいプリキュアの最強技を囮にした奇襲を考えた。倒せたならそれでよし、倒せなかったら詰めで僕が倒す。彼女たちの技に注意が向いている瞬間を利用して上空に行った僕は、空から彼女達を見ていたのだ。

 

シード(後で…謝らなくちゃな)

 

フェイク「キュアシードぉぉぉぉぉ!!!」

 

僕は落下しながらQaフォーンを取り出し、画面を開く。

 

シード『プリキュアプリ!インストール!!!』〈タップ〉

 

フェイク「くたばれーーー!!!」

 

落下する僕に向かって火球を連発する。僕は右手首のリボンから出た碧の光を右足に集めながらフェイクの火球を回避し落下していく。

 

シード(あと…少し…!)

 

フェイク「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

シード(1・・・2・・・3!ここだ!!!)

 

フェイク「はっ!?」

 

シード「プリキュア!ストライクシード!」

 

間合いが近くなり、力任せに殴り掛かってくるフェイク。しかしタイミングを見てパンチを身体をひねって回避し、そのまま回し蹴りを首に蹴り込む。

 

フェイク「があああああああああああ!!!!!」

 

シード「はあ…はあ…ダメージは十分みたい…だけど…」

 

浄化はされていない。全力で打ち込んだがダメみたいだ。僕も…もう余力がない。

 

フェイク「キュアシード!キュアシード!!!てめえ!!!てめえ!!!!!」

 

シード「くっ!」

 

フェイク「消えろ!!!!!ごっ!?」

 

ザート「私のシードに手を出さないで…」

 

シード「キュアザート!」

 

僕のピンチを救ってくれたのはキュアザート。僕たちと同じ”アカシックのプリキュア”である彼女が僕を守ってくれたのだ。

 

フェイク「この!?何者だ!!」

 

ザート「貴方に名乗る名前はないわ」

 

フェイク「ふざけるなーーー!!!」

 

ザート『プリキュアプリ!インストール!』〈タップ〉

 

ザートはプリキュアプリを起動すると右手首の黒いリボンから”黒い光”が溢れ右腕を包んでいく。

 

ザート「プリキュア!アーク・レイ・ザート!」

 

フェイク「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

彼女の放ったパンチによってフェイクはダウンする。

 

フェイク「何だこれは!?くそ!!くそ!!!」

 

ザート「消えなさい…私たちの前から」

 

フェイク「ッ!?…くそ!覚えてろ!キュアシード!!そしてお前もだ!!!」

 

フェイクは次元の裂け目を開きその中へ消えていく。僕も疲労がピークになってしまい変身が解けてしまう。

 

駆「あ、ありがとう!キュアザート!」

 

ザート「お礼なんかいいわ。あなたが…無事なら」

 

駆「なんで…僕たちを助けてくれるの?」

 

僕は疑問に思った事を彼女にぶつける。前の時代でもなぜ…僕らを助けてくれたのか、それが知りたい。

 

ザート「そうね…それは…」チュッ!

 

駆「へ?」

 

ザート「トキオカケル…あなたを…”愛している”から…かしらね」

 

ザートは僕に身体を寄せたと思ったら僕の右頬にキスをする。

 

ザート「また会いましょう。私は…何時でもあなたの味方だから」

 

ザートはそう言い残して消えてしまった。

 

 

side:コルーリ

 

みらい「駆く~ん!」

 

コルーリ「カケル!大丈夫ですか!?」

 

カケルは大丈夫かと言う気持ちでいっぱいの私は、魔法つかいプリキュアさんと共にカケルの所に向かう。するとカケルは立ち上がっていたが動く様子がなかった。

 

コルーリ「カケル!」

 

駆「…あ、コルーリ」

 

カケルは私の声に振り向き、身体をこちらに向ける。傷はないように見えるが違うところがある。それは…彼の右頬に付いた”キスマーク”だ。

 

みらい「駆君、大丈夫って!?どうしたのそのほっぺ!?」

 

駆「え?どうかしました?」

 

リコ「みらい!あいつは…って!何よそのキスマーク!?」

 

ことは「はー///くっきり残ってるよ~///」

 

駆「キス…マーク…はあ!?」

 

駆は何かを思い出したように、右頬のキスマークを手で隠す。

 

コルーリ「な、何なんですか!誰のですか!誰のなんですか!!!」

 

駆「コルーリ!あの!まって!いたい!いたいから!!まって!!!」

 

私はカケルの身体を思いっきり揺らして白状させようとする。胸の所がズキズキして痛いから…それをごまかすように力いっぱい揺さぶる。

 

みらい「コルーリ!?駆君が大変だから離してあげて!」

 

コルーリ「へ?」

 

駆「ざ、ザートが…つけて…た…」

 

コルーリ「ザートが!?」

 

キュアザート…カケル達と同じ”アカシックのプリキュア”のはずだがクアライト博士から他のプリキュアの事は聞けなかったため…彼女が別任務に出ているもう一人かはわからない。

 

コルーリ「ザートが…また助けたんですか?」

 

駆「う、うん。特に…任務だからとかは言ってなかったけど」

 

カケルはザートとの会話を思い出してかそのように答える。キュアザート…彼女を信用していいのでしょうか?

 

ことは「…ずるい」

 

みらい「はーちゃん?」

 

ことはさんが何か言ったのを聞いたみらいさんが話しかけるとことはさんはとんでもないことを言う。

 

ことは「ずるい!私も駆にキスする!!」チュッ!

 

リコ「はーちゃん!?あなた何やってるの!?」

 

ことは「わかんないけど…胸の所がムズムズして…変な感じなんだもん!!!」

 

みらい「だ、だからって。そ、そういうのは…大切なひとにするもので///」

 

ことは「も~!二人はしないの?モヤモヤする感じ!はーーーー!!!」

 

ことはさんは、なんとカケルの左頬にキスをしやがりました!なんかそれを見ている私も心がムズムズします!そう思っているのも束の間、ことはさんは他の二人をカケルのへ押し飛ばしカケルを押し倒す状態にしてしまいました。

 

駆「へぶ!!」

 

チュッ!×2

 

みらい「は、はわわ///!も、も~///!はーちゃん!!」

 

リコ「も、も~///!はーちゃんが押すから!わ、私…こんな奴に///!」

 

ことはさんに押された二人は、右頬にみらいさん、左頬にリコさんとカケルに追加のキスをする!こ、こうなったら…私だって!私だって!!!

 

みらい「も~!あっ!?大丈夫、駆君!…駆君?」

 

リコ「ちょっと!あなたも何か言いなさいって…あれ?」

 

コルーリ「カケル?」

 

駆「・・・」チーン

 

き、気絶してるチュン。もしかして…さっき頭をぶつけたから…!?どうしましょう!?種も気絶していますし、どうしましょう!?

 

みらい「た、大変!早く何とかしないと!何処かに運んだ方がいいよね!」

 

リコ「ここからなら…みらいの家が一番近いわ!」

 

ことは「はー!駆を早く運ぼう!」

 

魔法つかいプリキュアの三人はカケルを三人がかりで連れていく。私はモフルンさんを抱え、彼女たちの後について行った。

 

 

To Be Continued……




いかがだったでしょうか?今回は駆君にも少しくらいいい思いしてもらおうと思いまして…ラブコメチックにいろいろしました。でも一応言っておきます。駆君は歴代プリキュアと絡みがあっても付き合ったりは絶対しません!次回は朝日奈家でのお泊り会です。駆君の思春期は彼女達からの精神攻撃に勝てるのか!?そして種はお兄ちゃんの事を守れるのか!?乞うご期待ください!
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