ヴァールハイト・プリキュア   作:32期

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スマイルプリキュア編、今回はGアカンベェとの対決です。今回、ちょっとやってみたい戦い方があったのでやってみようと思います。そのせいでスマイルプリキュアが置いてきぼりになりそうだったけど……大丈夫だと思います。ついでに、ピースのピカリンじゃんけんがありますので、何を出すか決めといてくださいね!では、お楽しみください!




第二十七話:スマイルショータイム!笑顔の魔法!

七色ヶ丘市 商店街

 

side:種

 

レディー!

 

スマイルプリキュアのみんなは、変身アイテム”スマイルパクト”に変身用の”キュアデコル”をセットすると、覚悟を問う様に音声が流れる。そして、みんなはその覚悟を証明する様に、はっきりと変身の言葉を発する。

 

みゆき・あかね・やよい・なお・れいか『『『『『プリキュア、スマイルチャージ!』』』』』

 

ゴー!ゴーゴー!レッツゴー!

 

みんなはパクトから出てくるとパフを取り、”手”、”足”、”胴”、と叩いていく。髪がそれぞれ光に包まれてボリュームアップした後に、仕上げに”頬”をパフで叩いてピンク色に染めると、その姿はすっごく可愛い”プリキュア”になっていた。

 

ハッピー「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」

 

サニー「太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」

 

ピース「ピカピカぴかりんじゃんけんポン♪(グー)キュアピース!」

 

マーチ「勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!」

 

ビューティ「しんしんと降りつもる清き心!キュアビューティ!」

 

「「「「「五つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!!!」」」」」

 

お~!カッコ可愛い!特に”やよい先生”のピース!あざと可愛い!それに……口上で”未来”って!これはみんなに続かないといけないよ!私も”未来”だもんね

 

種・駆『『プリキュアプリケーション!インストール!!!』』〈タップ〉

 

シード「「小さな種は、輝く未来!キュアシード!」」

 

シード(駆)「偽りの闇に消えた光を!」

 

シード(種)「正しき歴史へ紡ぐ使者!」

 

シード「「ヴァールハイト・プリキュア!!!」」

 

シード(種)「六つの未来が導く真実……改竄させたりしないんだから!さあ、覚悟しなさい!」

 

6人のプリキュアを前にするインペイルは、驚くことなく落ち着いて返答する。

 

インペイル「ヴァールハイト・プリキュア?……なるほど、”アカシックのプリキュア”もいるのかね!丁度いい、まとめて消し去ってやろう!」

 

シード(種)「だから……させないって言ってるんだよ!」

 

インペイル「そうかね……では、私も戦う用意をしようか」

 

そう言うと、インペイルはスーツの中から”赤い球”を取り出す。

 

インペイル『クックック!人間どもの発したバッドエナジーが、この時代をプリキュアなき歴史へと変えるだろう!いでよ!アカンベェ!』

 

アカンベェ『アカンベェ!』

 

インペイルによって出現した怪物”アカンベェ”。その姿は本の表紙に”赤い鼻”のピエロの顔とピエロの手足が付いたような少し不気味な容姿である。

 

インペイル「スマイルプリキュアの諸君らは……このタイプのアカンベェは見飽きているだろう……と言う訳で、我ら”ネツゾーン”の力で強化した新たなる”アカンベェ”を見せてやる!」

 

ハッピー「新しいアカンベェ?」

 

インペイルはアカンベェに右手を向けて”ガンサーク化”しようとする。

 

インペイル『スマイルプリキュアの歴史を隠せ!ガンサーク!!!』

 

Gアカンベェ『ガンサ~クアカンベェ!』

 

サニー「な、なんやあのアカンベェ!?」

 

ビューティ「あの敵が言っていた様に、パワーアップしたアカンベェなのでしょうね」

 

見たこともないアカンベェに驚いているスマイルプリキュアさん……ここは、私が元気づけないと!

 

シード「大丈夫!強化されてるけど、私たちキュアシードの攻撃なら効くから……倒せるよ!」

 

ピース「そうか!シードはネツゾーンが強化した怪物に”特攻”があるんだね!」

 

シード「さすが、”先生”!分かってる~!」

 

マーチ「なら、シードはあのアカンベェを集中して攻撃、あたしたちは援護って感じかな!」

 

シード「うん、それでいこう!」

 

マーチの作戦に賛成すると、こっちの話し合いが終わったのを見計らいインペイルが話しかけてくる。

 

インペイル「話し合いは終わったかね?……では!」

 

シード「来るよ!みんな!」

 

スマイルプリキュア「「「「「うん!」」」」」

 

インペイル「いけ!ガンサクアカンベェ!」

 

Gアカンベェ『ガ~ンサ~クアカ~~~ンベェ!!!』

 

私たちの戦いが始まる……今回も負けられないよ!

 

 

side:キュアシード

 

シード「たりゃーーーーー!!!」

 

Gアカンベェ『アカ~ンベェ!!!』

 

Gアカンベェのパンチと、シードのパンチがぶつかり合う。どちらが押しているかと言うのは分からず、お互いに拮抗する様に押し合っている。

 

シード「援護をお願い!」

 

ビューティ「任せて下さい!」

 

すると、ビューティのスマイルパクトが光を溜めていくと、プリキュアの浄化技を放つ。スマイルプリキュアさんってあんな風に技を出すんだ~!

 

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザード!」

 

駆(ッ!?スゴイ吹雪だ!地面が凍っていく!)

 

ビューティの攻撃で地面が凍りだし、Gアカンベェの足元を氷漬けにする。これで動きを封じることが出来た!チャンス到来だよ~!

 

ビューティ「はあ……はあ……シード、後は頼みます!」

 

シード「おっけー!たりゃっ!もう一個おまけで……ドーーーーーン!!!」

 

Gアカンベェ『ガンサ~~~ク!!』

 

ビューティの吹雪で油断したGアカンベェのパンチが弱くなったのを感じた私は、力を込めてパンチを押し返すと、左手で追撃のパンチを打ち込む。氷漬けにしていた足の氷は、パンチの威力が強すぎて砕けてしまい、拘束の意味がなくなってしまったけど、確実なダメージが入ったしビューティのお手柄だよ!……おっ!他のみんなも技を使うみたい!

 

サニー「プリキュア・サニーファイヤー!」

 

ピース「プリキュア(うわっ!?)・ピースサンダー!」(涙目)

 

マーチ「プリキュア・マーチシュート!」

 

Gアカンベェ『アカンベェ!?』

 

シード「すご~い!威力が段違いだよ!」

 

やっぱり先輩プリキュアさん達ってすごいな~!そう思っているとお兄ちゃんが何やら不吉なことを言い始める。

 

駆(確かに一発の威力が高いけど……なんかトバし過ぎじゃないかな?しかも、ビューティが技を使った後から急に呼吸が荒くなったり……大丈夫かな?)

 

シード「お兄ちゃん、何言ってるの?スマイルプリキュアさん達がそんなヘマする訳ないよ!ねえ?……あれ?」

 

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「「「「はあ……はあ……はあ……」」」」

 

シード「あれ?もしかして……お兄ちゃんの言った通りになってる!?」

 

ハッピー「みんな、トバし過ぎだよ~!私たち浄化技を”一回”しか使えないんだから」

 

えっ!?”一回”だけなの!?うっそ~!?ガンサークには合体浄化技も効かないし……いきなり人手不足の大ピンチじゃん!?え~と……どうしよう、お兄ちゃん!?

 

駆(……人手が増えればいいんなら、”魔法つかい”があるけど?)

 

シード「ナイスお兄ちゃん!その手があったよ~!出来れば”Qaウォッチ”使いたくないし……今回はそっちでいこう!」

 

駆(了解!)

 

私はQaフォーンを取り出し、魔法つかいプリキュアさんのプリキュアプリをタップする。すると変身が解けて、私とお兄ちゃんの”ふたり”になる。

 

駆・種『『プリキュアプリケーション!インストール!!!』』〈魔法つかい〉

 

駆・種『『キュアップ・ラパパ!クォーツ!』』

 

駆・種『『ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!』』

 

「「小さな種から花開け!」」

 

M・シード「二人の奇跡!キュアミラクル・シード!」

 

シード・M「二人の魔法!キュアシード・マジカル!」

 

久しぶりの”ふたりで”プリキュア……やっぱりお兄ちゃんの隣にいると……安心するな。

 

シード・M「一先ず攪乱……その後に攻撃。ガンサークは飛べないみたいだし……よし、”サファイア”でいこうか」

 

M・シード「おっけー!お空を泳いじゃおうか、お兄ちゃん!」

 

そう言うと、私たちの衣装が変わっていく。私は青を基調にした衣装……羽衣風のデザインで”おへそ”まで出してる……良かった、お腹はしっかりくびれてるよ。お兄ちゃんは相変わらずの”ウィザード”風衣装……今回は”ウォーター”っぽい感じ。私、お兄ちゃんにはやっぱり”フレイム”の赤が似合うと思うんだよね~!いや、でも”クォーツ”でマジカルのカラーなお兄ちゃんも……好きかな~!

 

シード・M:S「シード、この状態でも”リンク”繋がってるから変な事を考えるのはやめなさい」

 

M・シード:S「ッ!?お兄ちゃんの覗き魔!プライバシーの侵害!!」

 

シード・M:S「仕方ないでしょ……そういう仕様なんだから。おしゃべりはここまで……準備は良い?」

 

M・シード:S「ふんっ!……いつでも”おっけー”だよ、お兄ちゃん!」

 

「「さあ、ショータイムだ(終わりの時よ)!」」

 

決め台詞を言った私たちは、左右に分かれてGアカンベェに飛び掛かる。いや、飛び掛かるより……”飛んでいく”って感じかな?”アストラル・シード”とか”ラブリー・シード”みたいな飛行とは違って”優雅”に飛んでるって感じ……ホントに泳いでるみたいだな~!

 

シード・M:S(両サイドに着いた!いくよ!)

 

M・シード:S(りょうか~い!)

 

「「たりゃーーーーー(だりゃあああああ)!!!」」

 

Gアカンベェ『アガンベェ!?』

 

シード達のによる左右挟み込んでのパンチとキック。Gアカンベェに確実にダメージが入っている……でも、”背表紙”の所が固いよ~!?ダメージ入ったからいいけどすっごく固いよ!?手がヒリヒリするよ!?

 

ハッピー「シードが二人になって、アカンベェと戦ってる!?ど、どうなってるの!?」

 

ありゃ?ハッピーが私たちが増えたことに驚いてるみたい……あれ?ピースだけ目がキラキラしてるんだけど?

 

ピース「わ~!!!!!あそこまで姿が違う”フォームチェンジ”!もしかして……未来の救ってきたプリキュアの姿なの!?それに分身!?一人で二形態分出せるの!?すっご~い!!!二人分の意識があるからそんなふうに出来るのかな!?なかなか見られない戦い方……ちょ~~~スゴ~~~~~イ!!!!!」

 

サニー「ピース!やかましいからちょっと静かにしいや!」

 

マーチ「あの二人だからできる……って感じなのかな?」

 

ビューティ「そうね……あの二人の”絆”なのでしょうね。息もぴったりと合ってる」

 

私たちの戦いを見て、スマイルプリキュアのみんなが色々な考察をしているみたい……一人だけ”ツッコミ”だけど……それにしてもピースから漂うあの雰囲気……お兄ちゃんと同じで”特撮好き”なのかな?あっ!だからあんなに迫力あるバトルシーンの漫画が描けるんだ!なるほど、納得!

 

Gアカンベェ『ガン……サーーーーーク!!!』

 

M・シード:S「へっ……ふぎゅっ!?」

 

「「イッタあああああ!!!!!」」

 

考え事してたら、Gアカンベェが背表紙の方向から私に倒れてきた。私は突然の事で反応できず、背表紙の固~い”角”が私の頭に落とされる。痛い!すっごく痛い!!頭が割れちゃうくらい痛い!!!……あれ?なんで”お兄ちゃん”までダメージ受けてるの?

 

シード・M「ぐっ!……元々一人だから……ダメージも共有って事?意外と不便だな……ダメージの受け過ぎは二人共危険って感じか……シード、”トパーズ”でいこう!」

 

M・シード「お、おっけ~!」

 

私たちは、次に黄色を基調にした衣装に変わる。私は可愛いバルーンスカートに、三つ編みを輪っか状にしてキャンディのアクセサリーを付けた髪型、そして私の周りを飛ぶ”黄色い球”が二つ浮いている。お兄ちゃんは”ランド”風の衣装に同じく”黄色い球”が二つ……珍しくお兄ちゃんにウィザードのフォームにない要素がある……ちょっと新鮮かも。

 

ハッピー「また変わった!?今度は黄色なの?」

 

シード・M:T「いけ、シード!サポートは任せて!」

 

M・シード:T「よ~し!いくよ~!」

 

インペイル「また姿を変えたか……やれ!ガンサクアカンベェ!」

 

Gアカンベェ『アカ~~~ン……ベェ!!!』

 

私は光の玉と一緒にGアカンベェに突っ込んでいくと、今度はGアカンベェは”お辞儀”する様に身体を倒し、横に殴るように身体を動かし”背表紙”で攻撃しようとしてくる。またあの固いのが来るの!?やだよ、またあんなに痛いの!

 

ガキンッ!

 

Gアカンベェ『アカンベェ!?』

 

シード・M:T「この光の玉……アストラル・シードの”コメット”と似たような機能みたいだな。でも、こっちの方が高性能みたいだけど……」

 

お兄ちゃんは私たちに付いてくる光の玉の一個を盾にして、Gアカンベェの攻撃から私を助けてくれた。

 

M・シード:T「お兄ちゃん、ありがとう!」

 

シード・M:T「上から攻撃だ!”足場”を使って!」

 

お兄ちゃんはもう一個の光の玉を私の前に”丸い足場”として用意する。私はそれを指示通り足場にしてGアカンベェの頭上に飛ぶ。そして、私も光の玉二つを使って”ハンマー”を作り……。

 

M・シード:T「たりゃーーーーー!!!」

 

バコッ!!

 

思いっきり……ぶっ叩く!

 

Gアカンベェ『ガンサ~~~ク!?』

 

シード・M:T「ナイススイング!オマケに”スペシャル”な追い打ちだ!いけ!!!」

 

ハンマーのスイングによって吹っ飛んだGアカンベェに対して、お兄ちゃんは”光の玉”二つをGアカンベェに飛ばす……すると、光の玉は姿を変えて……。

 

「「たりゃーーーーー(だりゃあああああ)!!!」」

 

G『アカンベェ~~~~~!?』

 

”ルビー”の赤い衣装を着た……”私たち”が出てきてGアカンベェに蹴りを入れた……えっ!?どうなってんの!?

 

M・シード:R「やった~!お兄ちゃんの計画通り!」

 

シード・M:R「思った通りになってよかったよ……”黄色”の僕」

 

シード・M:T「この光の玉……形態変化と言うか……”何にでもなれる”みたいだったから、いけるかなと思ってさ」

 

M・シード:T「な、なにこれ!?気持ち悪いよ、お兄ちゃん!わ、私がいるよ!?」

 

M・シード:R「あ~!酷いよ、”黄色”の私!ちゃんと見てよ、この赤いワンピースの衣装!とっても可愛いでしょ?気持ち悪くないからね!それに……じゃ~ん!お兄ちゃんなんか”フレイム”スタイル風だよ~!やっぱりお兄ちゃんには”赤”が似合うんだから!”黄色”の私もそう思うでしょ?でも、マジカルカラーのお兄ちゃんも捨てがたいな~」

 

嘘……私と全く同じこと考えてる……怖っ!?

 

シード・M:T「ほら、シードも早く光の玉使って”サファイア”の僕らを出して」

 

M・シード:T「え~!?……分かったよ……えい!」

 

私はお兄ちゃんに言われて仕方なく”サファイア”の私たちを出す。

 

M・シード:S「も~!”黄色”の私、そんなに嫌そうに出さないでよ~!ねえ、”青”のお兄ちゃん?」

 

シード・M:S「まあ、こんな混沌とした状況じゃ出したくないのも分かるけど……仕方ないさ。取り合えず……出せる分はこれで全部なんでしょ……”黄色”の僕?」

 

シード・M:T「うん……これが現状の最大展開」

 

シード・M:R「オッケー……これで他のプリキュアプリが使えたらと思いたいけど……これだけいれば十分でしょ」

 

何でお兄ちゃんは”他の自分”とお話ししてるのにそんなに冷静なの!?ほら見てよ!スマイルプリキュアのみんな”ポカ~ン”てしちゃってるよ!?……あれ?……またピースだけ目がキラキラしてる。

 

ピース「が……”ガタキリバ”だ!ガタキリバからのコンボチェンジ!映画の再現だよ!すご~い!!!」

 

ハッピー「ガタキリバ?……知ってるサニー?」

 

サニー「知る訳ないやろ……」

 

マーチ「なんか……すごいね」

 

ビューティ「これは……忍術や妖術の類……なのでしょうか?」

 

ピース……やっぱりお兄ちゃんと同じタイプだ……もう興奮しっぱなしで呼吸が荒々しくなってるよ。

 

シード・M達「「「これは忍術でも妖術でもなく……”魔法”です。それより、そろそろ体力も回復したと思うんでこっちに来てくれますか?」」」

 

スマイルプリキュア「「「「「は、はい!(すぐ行きま~す!)」」」」」

 

M・シード:T「……お兄ちゃん、その……三人で同じこと言うのちょっと怖いから……やめよう?」

 

シード・M達「「「えっ?そうかな?」」」

 

お兄ちゃん(三人)に呼ばれてきたスマイルプリキュアのみんな……何かごめんなさい。……って、ピース、お兄ちゃんに近付き過ぎ!!!

 

ピース「わ~!あ、あの!三人同時だと、どんな感じなの!?」

 

シード・M:T「えっと……どんな感じと言われても……そうですね、僕の考えてることは分かるけど……別々の事も考えられると言いますか……なんか複雑な感じです。でも、”ドラゴタイマー”使った”ウィザード”もきっとこんな感じだったんじゃないかと思いますね」

 

ピース「ウィザード?……あっ!確か9月から放送される新ライダー!!待って、ネタバレしないで!!!う~……でも聞きたい!!!私、どうすれば良いの!!!!!」

 

シード・M:T「あっ……そうか、”2012年の9月”に放送されるんですもんね……今の時点じゃ”21話”に登場する”アイテム”なんて知る訳ないか……」

 

お兄ちゃん……すごく楽しそうにピースと話してる……何かムカつく!

 

M・シード:R「こら~!お兄ちゃん、そこでイチャイチャしない!!」ガシッ!

 

M・シード:S「そうだそうだ!可愛いからって鼻の下のばすな~!!」ガシッ!

 

M・シード:T「どっちの”私”も!どさくさに紛れてお兄ちゃんの腕に抱き着くな~!」

 

M・シード達「「「ぐぬぬぬぬ!!!」」」

 

サニー「あかん!頭痛くなってきたわ……」

 

私たちめ~!お兄ちゃんに抱き着いて!!偽物のくせに~!!!

 

シード・M達「「「はい、シード達の喧嘩はそこまでだよ。それではスマイルプリキュアの皆さん……思いっきり行くんで……付いてきて下さい!」」」

 

ハッピー「う、うん!」

 

シード・M達「「「さあ、ショータイムだ!」」」

 

一番に突っ込んだのは、”赤”のお兄ちゃん。Gアカンベェに素早い蹴りと炎で攻撃していくと、続いて本物の”黄色”のお兄ちゃんが地面から回転蹴りを食らわせる。いつの間にか地面に潜っていた……いや、”ドリル”みたいに身体を回転させて進んでいたんだろう……。そして仕上げに蹴り上げられたGアカンベェを水の檻に閉じ込める”青”のお兄ちゃん……一切の乱れなく、完璧なまでに統率された連携……まあ、本人同士なんだから当然だよね……。

 

Gアカンベェ『アガンベェ!?ゴボボボボッ!?』

 

シード・M:T「ピース、雷をお願いします!」

 

ピース「オッケー!いっちゃえ~!」

 

Gアカンベェ『アッガンベエベべべべべ!?』ビリ!ビリ!ビリ!

 

水の檻にいたGアカンベェを感電させるように指示すると、ピースの雷が炸裂……見事に真っ黒になった所で水の檻が壊れる……すると。

 

シード・M:R「サニー、僕たちと一緒に!」

 

M・シード:R「熱いの一発、頼んじゃうよ!」

 

サニー「へッ!オモロイやないか!ほな……いくで~~~~~!!!」

 

「「「どりゃあああああ(たりゃーーーーー)(だりゃあああああ)!」」」

 

Gアカンベェ『ガンサ~~~ク!?アチチチチチチ!?』ボウ!ボウ!ボウ!

 

炎を使う三人の一撃(二人はパンチなのにお兄ちゃんだけ蹴り)が見事にヒット、本が燃え出しGアカンベェが慌てだす。

 

シード・M:S「ビューティ、冷たいやつを頼みます」

 

M・シード:S「お水はこっちに任せて~!」

 

ビューティ「分かりました……では、参ります!」

 

「「「はあ(そ~れ~)!!!」」」

 

Gアカンベェ『ア……カンベックシュン!!!』カッチンコッチン!

 

燃えていたGアカンベェに水をかけて、その上でビューティの氷結攻撃……Gアカンベェの火は消えたけど、今度は氷漬けになっちゃった……ん?お兄ちゃんが作った”赤”の私たちがいない……あれ?マーチの隣にいるのって……え!?

 

シード・M:E「やっぱり、緑がいないと……”ウィザード”としては締まらないよね」

 

M・シード:E「は~!……なんてね!お兄ちゃん、今のはーちゃんに似てたかな?」

 

み、”緑”の私達!?えっ!?あのお花いっぱいの衣装……”フェリーチェ”っぽいけど……確か”エメラルド”にはなれないんじゃ……。

 

シード・M:E「”トパーズ”の力で考えた限定フォームってところだよ。”ハリケーン”スタイルになりたかったしね」

 

M・シード:E「そうそう!マーチ、私たちと一緒に……直球勝負しよ!」

 

マーチ「いいね!それじゃあ……直球勝負、いくよ!」

 

「「「でえええええ(おりゃーーーーー)(どらあああああ)!!!」」」

 

Gアカンベェ『ガン!?サ~~~~~ク!?」ビュン!ビュン!ビュン!

 

お兄ちゃんは”赤”の私たちを、光の玉に戻して”緑”の私たちを新しく生み出す。本来はあり得ない”エメラルド”のスタイルを、お兄ちゃんは限定的に作り出した。そして、マーチと作った大きな突風により氷漬けのGアカンベェは上空へと吹き飛ばされる。

 

シード・M「よっと!”僕たち”ありがとう……後は任せて」

 

「「よろしくね、”僕”!」」

 

M・シード「ありがとうね……”私たち”」

 

「「うん!後はよろしくね、”私”!お兄ちゃんをちゃんと守ってよ!」」

 

私たちは、自分たちの分身を消すと、ハッピーの横に付いてGアカンベェを見上げる。

 

シード・M「ハッピー……最後は一緒に!」

 

M・シード「ど派手にやろうよ!」

 

ハッピー「わ~!うん!」

 

「「さあ…フィナーレだ(だよ)!」」

 

私たちはQaフォーンからプリキュアプリをタップ、ハッピーは”気合”を溜め始める。

 

ハッピー「気合だ!気合だ!気合だーーーーー!!!」

 

『『プリキュアプリ!インストール!!!』』〈魔法つかい〉

 

私たちはリンクルステッキをプリブートして、”リンクルストーン・クォーツ”をセットする。

 

『『リンクルステッキ!』』

 

「「クォーツ!調和のきらめきよ!僕たち(私たち)の手に!」」

 

「「フルフルリンクル!プリキュア・クォーツ・ハルモニー!」」

 

ステッキで絵描かれた”丸”が水晶となり、それがGアカンベェを拘束する。

 

Gアカンベェ『あ、アカンベェ!?』

 

シード・M「ハッピー、浄化技をお願いします!」

 

ハッピー「分かった!プリキュア・ハッピーシャワー!」

 

シード・M「シード、いくよ!」

 

M・シード「へっ?お兄ちゃん何って……うわ~~~~~!!!」

 

お兄ちゃんは私の手を掴むと、魔法の箒を出して一気に飛び出す。早すぎて”ハッピーシャワー”を追い越してしまう……と言うか私たち……ハッピーシャワーの”目の前”にいるんだけど!?

 

シード・M「ほら、ボサッとしない。あのエネルギーをお借りするよ!」

 

M・シード「えっ!?わ、分かった!」

 

私たちは”光の斧”を出して、ハッピーシャワーを受け止める。すると、光の斧がハッピーシャワーと一つになって”まばゆくきらめく”巨大なピンク色の光の斧”なる。

 

シード・M「”希望”と”幸せ”の合わせ技……名付けて!」

 

「「ハッピーストライク!!!」」

 

Gアカンベェ『ケッサ~~~~~ク///アカンベェ……』

 

私たちとハッピーの合体技でGアカンベェは浄化される……しかし、それを見ていたインペイルの表情は”笑顔”だった。

 

インペイル「くふふ!面白い……あれがアカシックのプリキュアか……また会おう、キュアシード。その時は……私の”兵器”を見せてやる!笑顔なんぞ”忘れて”しまうくらいに……最高のショーにしてやる!!はっはっはっはっは!!!」

 

インペイルはそう言い残して手に持っていた本を捨てると、次元の裂け目を開きその中へと消えた……終わったよ~!

 

 

side:駆

 

駆「ふ~……皆さん、お疲れ様でした!……ん?なんだこれ?」

 

僕たちは変身を解き、スマイルプリキュアさんの所へ歩み寄ろうとすると空から”何か”が降ってくる。

 

コルーリ「カケル、お疲れ様です!……それは何ですか?」

 

キャンディ「そ、そりは”キュアデコル”クル!」

 

駆「これが……?」

 

種『キュアデコル?見た目、みんなが変身に使ってるのに似てるけど……』

 

種の言う通り、この”キュアデコル”は皆さんが変身する時に使うものに酷似している……何でだろう?

 

キャンディ「ん~……でも、キャンディたちが集めてるのと違うみたいクル……そりは駆が持ってた方が良いクル!」

 

駆「いいの?」

 

みゆき「大丈夫、きっと駆君が持ってた方が良いんだよ!きっとそれが”ウルトラハッピー”に繋がるんだと思う!」

 

あかね「お~!出たな、みゆきの”ウルトラハッピー”!」

 

やよい「えへへっ!みゆきちゃんらしいね!」

 

”ウルトラハッピー”……すごい幸せってこと?ま、まあ……そうなると良いけど……あっ!

 

駆「そうだ!商店街に戻って来たのは良いけど、ふしぎ図書館に”太陽マン”の書籍忘れてきちゃった!まだお会計済ませてないのに……持ってくればよかった……」

 

種『お兄ちゃん、”はっぷっぷ~”だね!」

 

みゆき「えっ?何で種ちゃん、”はっぷっぷ~”って知ってるの?私、まだ言ったことないよ?」

 

種『えっ?あ~!今のはね、お兄ちゃんが小学校3年生くらいの時にね、近所の図書館で”高校生のお姉さん”がボランティアで絵本の読み聞かせしてくれたことがあるの!その時のお姉さんが”大失敗”した時に言ってたから、私もお兄ちゃんが失敗する時に言う様にしてるんだ~!お兄ちゃん普段滅多な事じゃ失敗しないからさ~言う機会が殆どないけどね!』

 

なお「そ、それって……」

 

なんだろう?みゆきさん以外のみんなが固まって何か話してる……何を話してるんだろう?

 

あかね「な、なあ……その”高校生のお姉さん”って……」

 

やよい「駆君達は”未来”の人だから……可能性はあるよ」

 

なお「意外と世の中って狭いんだね」

 

れいか「はい、これも何かの縁なのでしょうね」

 

みゆき「みんな~、何に話してるの?」

 

……皆さんには”高校生のお姉さん”に心当たりがあるのだろうか?……それにしても。

 

お姉さん『そして、シンデレラは……あ、あれ?わ~!!ページ飛ばしちゃった!!はっぷっぷ~……』

 

お姉さん『えっと……この漢字は……何だっけ!?あ~ん!!はっぷっぷ~!!』

 

あんなに”悪い意味”で印象に残ってるお姉さん……そんなにいないよ。

 

駆「と、とりあえず本を取りに戻っても良いですか?」

 

みゆき「そ、そうだね!早速戻ろうか!」

 

その後、無事に目的の”太陽マン”の書籍を買うことが出来ました。……しかし、僕の”不幸”……まだ終わっていませんでした。

 

みゆき「私の家なら、キャンディもいるからコルーリも寂しくないし、絵本もいっぱいあるよ!絶対私の家が良いって!」

 

あかね「なんやと!ウチはお好み焼き屋で上手いお好み焼き食わせたるで!絶対ウチやって!」

 

やよい「駆君、もしかして特撮とか好きなの?だったら家においでよ!一緒に日本の素晴らしき特撮について語り合おう!」

 

なお「家は家族が多いんだけど……まあ、大丈夫でしょ。あ、今日お父ちゃん早く帰ってくるんだっけ……大丈夫かな?」

 

れいか「客間もありますし、皆さんに来ていただくのもご迷惑にはなりませんが……いかがでしょうか?」

 

どうしてこうなっているのかと言うと……みゆきさんが「そうだ!今日は夜どうするの?」から始まり、「泊まるところあるの?」に繋がり、気付いたらみゆきさんとあかねさんが自分の家をアピールし始めた。そしたら他のメンバーも泊められるよとか、どんどん話が大きくなってしまった……なんか一つ不吉なワードあったけど……どうしよう!?どうしよう!?何処に泊まるのが正解なの!?

 

種『それを決めるのは……画面の前のあなたです!……なんてね』

 

 

side:バッドエンド王国

 

ウルフルン「どこだ!?あっ!あったぜ!!俺の本!!!」

 

ウルフルンはいつの間にか手元から無くなっていた”闇の絵本”を見つける。きっと商店街で”あの男”とぶつかった時に落としたんだろうと考えていた。

 

ウルフルン「ん~?それにしても、何で”赤っ鼻”まで無くなったんだ?まあいいか……あの”赤っ鼻”、ばあさんが”変なデコル”を青っ鼻に入れて作ったって言ってたからな……不気味で使いたくなかったしよ」

 

そう……インペイルが使ったあの”赤っ鼻”……あれはバッドエンド王国の幹部の一人”マジョリーナ”が偶然拾った”謎のキュアデコルらしきもの”を”青っ鼻”に入れることで完成した……謎の”赤っ鼻らしきもの”だったのである。

 

ウルフルン「はあ~……殆ど探しっぱなしで……もっと腹減っちまった~!!!……帰るか」

 

ウルフルンは、空腹のままバッドエンド王国へと帰る。以外にもこの”赤っ鼻”がプリキュア達を助ける重要なアイテムになったことを三幹部は知らない……しかし。

 

ジョーカー「面白いことが起こってますね~!ふっふっふ……!」

 

道化師は……”絶望”とともに笑った

 

 

To Be Continued……




いかがだったでしょうか?一回やってみたかったんですよ、まほプリ映画でやった各スタイルを出すやつ……それからガタキリバからのコンボチェンジ……せっかくカラフルスタイルに変われる設定作ったのに使わないの勿体ないなと思って……やっちゃいました!さあ……次回はメンバーの家にお泊りです!誰になるかな……楽しみですよ!それでは次回も……乞うご期待ください!
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