ヴァールハイト・プリキュア   作:32期

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スマイルプリキュア編、お泊り企画第二弾は”星空家”です!本筋で旭に会う部分は全√共通するので省略します。全体的に短いので、気軽に読んでね!では、お楽しみください!

8/7がキュアブルーム及びキュアブライトである”日向 咲”ちゃんの誕生日でした!別々の名前を持つプリキュアに変身する、プリキュア全体でも最強の一角とされるスプラッシュスターの一人ですね!私の小説では、まだまだ登場は先になりますが……絶対に出してやります!まあ、その頃には……駆達にも大きな変化が出ている頃ですから、きっと楽しくなるはずです!待っててよ、咲ちゃん!


第二十八話 √ハッピー:お泊りは大変!?勉強、電王、豊胸体操?(どういう事なの?)

星空家

 

side:駆

 

みゆき「さあ、上がって!」

 

駆・種・コルーリ「「「お邪魔します(ま~す!)」」」

 

育代「あら、いらっしゃい!あなた達がみゆきが言ってた子ね!それにしても、みゆきが男の子を連れてくるなんて嬉しいわ!今日はお赤飯を炊いちゃおうかしら!」

 

みゆき「も~///!恥ずかしいからやめてよ///!」

 

みゆきさんのご厚意に甘えることにした僕らは、星空家へとやってきた。種が絵本を読みたいと言うのが主な理由である。玄関から僕たちを迎えてくれたのは若い女性で、どこかみゆきさんに雰囲気が似ているようだし……お姉さんかな?

 

駆「あの、今回は泊めていただいてありがとうございます!えっと……あなたはみゆきさんの”お姉さん”ですか?宜しければご両親にもお礼をしたいのですが……いらっしゃいますか?」

 

育代「あら~!うふふっ!冗談がお上手ね!残念でした、私はみゆきの”姉”じゃなくて……”母”の育代です。よろしくね、二人共」

 

駆「し、失礼しました!えっと……僕は時生 駆と言います。何かお手伝い出来ることがありましたら、遠慮なく言ってください」

 

コルーリ「私は、コルーリと言います。今日はよろしくお願いいたします」

 

育代「ええ!さあ、上がって頂戴!」

 

 みゆきさんのお母様である育代さんに勧められ、お家の中へと入った。それにしても……すごく若いお母様だな……”年の離れた姉妹”って言っても通用するよ……本当に。

 

 

星空家 みゆきの部屋

 

みゆき「さあどうぞ!いろんな絵本があるから好きに読んでいいよ!」

 

種『わ~!王道の”シンデレラ”に、白雪姫、人魚姫に……あっ!”花のプリンセス”だ~!すっご~い!本当に絵本がいっぱいある!ステキステキ!ス・テ・キすぎる~!!』

 

みゆき「本当!喜んでくれてよかった~!」

 

キャンディ「みゆき、何か遊べるものはないクル?」

 

みゆき「そうだね……あっ!トランプとかあるよ!取ってくるね!」

 

 僕らはみゆきさんのお部屋へ案内される。本棚には彼女が言っていた通り、たくさんの絵本が本棚に収められていた。僕は一冊の絵本を本棚から取り出し開いてみる……絵本はとてもきれいにされていて状態も良い様に見えるが、繰り返し読んだであろう……絵本を捲ったページの端はしっかりとその後を残していた。本当に絵本が好きなんだな……ん?机の上に何かある……これは”夏休みの宿題”みたいだな……この時代の時期は7月……夏休みだから普通だが……それにしては”白紙が多い”ような気がする。そう考えていると、トランプを取りに行っていたみゆきさんが帰ってくる。

 

みゆき「お待たせ!トランプ持ってきたよ~!……ん?駆君、その絵本……あっ!ピーターパン!駆君も好きなの?私も大好きなんだ~!」

 

駆「えっ?い、いえ、ちょっと目について出しただけですよ。それよりみゆきさん、この”夏休みの宿題”……やってないんですか?」

 

みゆき「ギクッ!?ま、まだ大丈夫だよ!まだ7月だし……時間いっぱいあるし!」

 

駆「……夏休みの宿題って、自由研究と絵日記以外は”初日”に終わらせませんか……普通?」

 

みゆき「しょ、初日!?そ、それは全然”普通”じゃないよ!」

 

 そうかな?その方が残りの夏休みを有意義に過ごせるし、宿題に縛られないで自由に楽しく過ごせると思うんだけど……特に読書感想文なんて僕が覚えている本の考察を書くだけでいいから”30分”もしないで終わるし……みんなすごい大変って言うけど……そんなに大変かな?

 

駆「……宿題、少し教えましょうか?」

 

みゆき「えっ?いいの?……でも、せっかくのお泊りだし……トランプ持ってきちゃったし……」

 

種『そうだよ、お兄ちゃん!せっかくみゆきちゃんが遊び道具を持ってきてくれたのに~!せっかくの楽しい気分がぶち壊しだよ!!』

 

駆「……いや、それよりも”プリキュア”なのに、二学期早々に”補修を受ける”とかっていうスゴイ恥ずかしい状況になる方がよっぽどプリキュアの風格をぶち壊すと思うんだけど」(※スマイルプリキュアは4名が補修を受けます。)

 

 実際どうなの?ドキドキ!プリキュアさん達が言ってた”プリキュア5つの誓い”にも”一流のレディたるべし”って項目あったし……いや、種が一流のレディじゃないから……やっぱり関係ないか。

 

種『あ~!お兄ちゃんまたバカにした!む~~~!!!いいよ、私とみゆきちゃんにかかったらこんな問題集だって一日で終わるんだから!やるよ、みゆきちゃん!』

 

みゆき「えっ!?種ちゃんもやるの!?」

 

種『やるの!私も考えるの手伝うから、一緒にやるの!』

 

キャンディ「……キャンディ達、何してればいいクル?」

 

コルーリ「キャンディ様、私たちはトランプをしていましょう。私がカードをお配りしますから」

 

 こうして僕と種、みゆきさんは”夏休みの宿題”を、コルーリとキャンディはトランプを開始する。……内容的には”中学二年生の一学期”くらいだろう……そう簡単に躓く訳……。

 

 

10分後・・・

 

種・みゆき「「・・・・・・」」チ~ン

 

駆「……嘘でしょ?」

 

 躓いた。走り出したと思ったら、すぐさま石に躓く……それぐらい早い。まだ10分だよ?考えようよもっと……数式を覚えてたらいいだけじゃないか……どうしてこうなるんだ?

 

キャンディ「上がりクル~!」

 

コルーリ「さすがです、キャンディ様」

 

 向こうは楽しそうに見えるだろう……しかし、あれ……コルーリは手加減している。さっきから右端のカードだけを取ったり、キャンディの表情見てカード選んだりしている……大変だな……こっちの学力のなさも相当だけど……仕方ないか。

 

駆「……仕方ないですね、問題を見せて下さい」

 

みゆき「えっ///!ちょっ!?顔……近いよ///」

 

駆「すいません。えっと……この問題ですね。ここは……テキスト借りますね、38ページにある公式の応用ですね。ここは、右辺にあるXを移項して、Yの式を作るんです。そしてYの解答を作り、それを本来の式にあるYに置き換えます。そしてXの解答を作ったら、Y式の解答のXを置き換えて計算すれば終了です……少し駆け足ですけど……分かりました?」

 

みゆき「……ゴメン、もう一回お願いします///」

 

駆「……分かりました」

 

 僕は再び問題の解き方を説明していく。それにしても、集中力がなさすぎる……もう集中できなくなってるよ。そんな時、お菓子とジュースを持って育代さんが部屋の中に入ってくる。

 

育代「みんな、お菓子持ってきたわよ……って駆君、みゆきに勉強を教えてくれてるの?まあ~!嬉しいわ!みゆき、あんまり勉強出来ないのよね……それと二人共、そんなにくっついちゃって……もしかして!きゃあ~!!!」

 

みゆき「お、お母さん!」

 

駆「……育代さん、ジュースが零れますよ」

 

育代「あら、そうだったわね!それじゃあ、ここに置いておくからみんなで仲良く食べてね!」

 

 まるで嵐が過ぎる様にそそくさといなくなる育代さん。なんか誤解したままいなくなった気がするんだけど……まあいいか。

 

駆「……続きをやりましょうか」

 

みゆき「えっ!?でも……お菓子が来たからちょっと休憩を……」

 

駆「キリ良く1ページ終わらせましょう。大丈夫です、さっき教えた方法で解いていけばすぐですから……何事もキリ良くするのが一番ですよ。さあ……やりましょう」ニコッ

 

みゆき「そんな~!はっぷっぷ~!!!」

 

キャンディ「ジュース美味しいクル!」

 

結局、みゆきさんが1ページを終えるのに”一時間”掛かった……この量なら”20分”位で終わると思うのだが、なんと全問題を解説する羽目になった。その間にみゆきさんのジュースがなくなってしまったので僕のジュースをあげた……なんかすいません。

 

 

星空家 リビング

 

 もうすぐ晩御飯が出来るという事でリビングに下りてきた僕たち。椅子に座って完成を待っていると、玄関から鍵が開いた音がし、リビングに男性が入ってくる。

 

博司「ただいま~!」

 

みゆき「お父さん、お帰り!そうだ!こっちの二人はね、今日うちに泊まっていくお友達の駆君とコルーリって言うの!お母さんから連絡がいってたよね?

 

博司「うん、連絡は来てたよ。初めまして、星空 博司です。今日はゆっくりしていってね」

 

駆「と、時生 駆です」

 

コルーリ「コルーリと言います。今日はお世話になります」

 

 この星空家の主であるみゆきさんの父、星空 博司さん。とてもやさしそうな男性で……何だろう……どこかで聞いた声なんだよな……はっ!?

 

駆「あ、あの!”俺、参上!”って言ってもらって良いですか?その……すごい力を込める感じで」

 

博司「えっ?いいけど……ううんっ!……俺、参上!!!」

 

駆・種「『モモタロス、キタ~~~~~!!!!!』」

 

博司「ええっ!?ど、どうしたんだい?と言うか……今、女の子の声が聞こえなかった?」

 

駆「気のせいです!あ、あの他にも言ってもらいたいセリフがあるんです!」

 

 その後はとても有意義な時間だった。……生声で”俺、参上!”、”最初から最後までクライマックスだぜ!”、”俺の必殺技(パート2からファイナルバージョンまで)!”……ああ、幸せ。

 

育代「うふふっ!こんなに大勢のご飯を作るのは初めて!さあ、召し上がれ!駆君とコルちゃんも遠慮せず食べてね!」

 

博司「わあ~!すごい量作ったね!……しかし、何で”赤飯”なんだい?まあいいか、それでは……いただきます!」

 

みゆき・育代「「いただきます!」」

 

駆・種・コルーリ「「「いただきます(ま~す!)」」」

 

 星空家の今晩のメニューは、赤飯、みそ汁、メインになる唐揚げとハンバーグ、サラダ、と言った感じである。唐揚げの量もすごいのだが、ハンバーグまで付いてくるとは……男の子が来ると言うので増やしたのかな?……それに、本当に赤飯炊いたんだ……それにしても……。

 

駆「僕、お赤飯食べるの初めてだな……」

 

みゆき「えっ!?駆君、お赤飯を食べたことないの?」

 

駆「えっと……お母さんは作ったことなかったし、お祖母ちゃんも作ってくれなかったし……自分でも食べようとはしなかったから」

 

育代「お祖母ちゃんが作ってくれなかったって……どうして?」

 

駆「その……”古城”のお祖母ちゃん、母方の祖母は殆ど会うことがないんです。父方の祖父母はもう亡くなってますので……」

 

 僕たちの父方の祖父母は”2005年”に事故に巻き込まれて亡くなっている。そして、母方の祖父母……”古城”の家は、お母さんが”パティシエ”になると言った際に絶縁状態になっているらしい。それに……僕たちの伯母さんに当たる人も出ていってしまい、それも相まって殆ど会ったことがない……それどころか生きているのかすら分からないのだ。……確か、”海原市”と言う所の名家らしく由緒正しき家柄なんだとか……入院している時にお祖母ちゃんの事を聞いて、お母さんが寂しそうに話していたことを……今でも覚えている。

 

博司「”時生”って珍しい苗字だよね。……”時生 駆”?……そう言えば最近どこかで聞いたような……そうだ!現職議員の”時生 歩夢”氏の子供が誘拐された事件!その時に誘拐された子供の名前が確か”時生 駆”だった!もしかして……親戚か何かだったりするのかい?」

 

駆「っ!?……ただの偶然ですよ。僕は誘拐されたことなんてないですし、親戚もいませんし……同姓同名なだけじゃないですか?……それにしても詳しいんですね」

 

博司「えっ?ああ、僕は雑誌の編集者をしていてね。そう言ったことに詳しいんだよ」

 

 なるほど……それで僕の名前が気になった訳だ。僕の素性が一般人にバレるのは避けないといけない……僕は自分の事を誤魔化すことにした。それにしても、まさかマスコミ関係の人間がいるなんて……これ以上勘繰られないようにしないと。

 

みゆき「お、お父さん!せっかくのご飯の時間にお仕事の話しないでよ~!お母さんのご飯冷めちゃうよ!」

 

博司「あっ!そ、そうだね、みゆき!あ~む!うん、やっぱりお母さんのハンバーグは絶品だな!」

 

みゆき「ホント~!それじゃあ、私も……はむっ!ん~~~!!美味し~~~い!!!」

 

育代「二人共、大袈裟よ~!うふふっ!駆君とコルちゃんも遠慮しないで、たくさん食べてね」

 

駆「は、はい……あむっ」

 

 僕は箸を使ってハンバーグを一口大にして、口の中へ入れる。

 

駆「……美味しい」

 

コルーリ「はい、とっても美味しいです!」

 

育代「本当?お口に合ってよかったわ!」

 

 ハンバーグは実にシンプルなものだ。肉の食感的に……牛と豚の合いびき肉、ケチャップの酸味と程よい甘味がマッチしている……まさしく”家庭のハンバーグ”と言うものだろう……なのに、何でこんなに美味しいんだろう?普通、そこまで美味しいってことはないのに……朝日奈家の時も、相田家の時も、そして今も……何で彼女たちのお母さんが作る料理は……こんなに美味しいんだろう?

 

駆「……お赤飯もいただきますね」

 

みゆき「あっ!それなら……はい!ごま塩!これをかけるんだよ!」

 

駆「いや……それくらいは知ってますよ。まあ……ありがとうございます、使わせていただきますね……では、いきます」

 

みゆき「あれ?ごま塩かけないの?」

 

駆「せっかくなので、そのままの味で一口目を食べようと思いまして……」

 

 僕はお茶碗に盛られたお赤飯を箸で取り、自分の目線まで持ち上げる。……種も初めてだし、”味覚のリンク”をしておこうかな。

 

駆(種、いくよ)

 

種(おっけ~!)

 

駆・種「「せ~の……はむっ!」」

 

駆「う~ん……モチモチのもち米に、……これは小豆かな……優しい甘さが程よいアクセントになってるな」

 

種「ごま塩を使おう!サッサッサと……はむっ!ん~~~!ごまを噛んだ時の風味と塩の塩味がお赤飯の甘さを引き立てる!美味しいけど……かけ過ぎはご用心って感じだね!せっかくのお赤飯の風味がごまに負けちゃうもん」

 

 これも美味しい……本当に美味しい。育代さんが作ったもの全部に”愛情”が籠っているのを感じる……僕がお母さんに作ってもらった料理は……どうだったかな?大事な事なのに……”思い出せない”。

 

コルーリ「カケル、唐揚げも美味しいですよ。はい、どうぞ」

 

駆「ありがとう、コルーリ……コルーリも食べたの?」

 

コルーリ「はい、とても美味しかったですよ」

 

駆「……”共食い”にならないの?」

 

コルーリ「……なんてことを言うんですか、もう……唐揚げを食べられないチュン」

 

 そんなこんなで夕食は進んでいった。コルーリに”共食い”とか言ってしまったため、結局コルーリは最初の唐揚げ以降は食べなかった……本当に悪いことをしてしまったと思い、残りのハンバーグを僕はコルーリにあげた……本当にごめんね、コルーリ。

 

 

星空家 脱衣所

 

side:コルーリ

 

みゆき「一緒にお風呂だ~!」

 

キャンディ「キャンディも一緒クル~!」

 

コルーリ「私も入るんですか?……恥ずかしいです」

 

私たちは服を脱ぎ、浴室へと向かう。

 

みゆき「コルーリ、私が背中流してあげる!」

 

キャンディ「キャンディもやるクル~!」

 

コルーリ「あ、ありがとうございます」

 

 私は浴室用のイスに座ると、キャンディ様とみゆきさんが背中を泡で洗い始める。力加減は丁度良く、痛いという事はない……そう言えば、”意中の雄鳥を落とす10の方法”で男性を落とすには”身体を使って背中を流す”と言うのがあった……身体に泡を付けて、背中に胸部を押し付けると言うものだが、カケルは喜ぶでしょうか?残念ながら、私はあまり胸部が大きくはない……それにしても……。

 

みゆき「どうかな、コルーリ?ちゃんと洗えてる?」

 

プルンッ!

 

コルーリ「……私も、あれくらいあったらなぁ」

 

みゆき「えっ?何か言った?」

 

コルーリ「い、いえ……大丈夫です」

 

みゆき「ホント~!よ~し!もっとやるぞ~!」

 

キャンディ「キャンディもやるクル~!」

 

 私たちは、お互いの身体を洗い終わると浴槽へと入る。しかし、浴槽の広さとしては二人はいる事が出来るが、二人が一度に入ったらお湯が一気に零れてしまうだろう……という訳で。

 

コルーリ「はあ~……気持ちいいチュン」

 

 私が妖精の姿に戻り、3人で浴槽に入ることにした。私の身体は、キャンディ様と一緒にみゆきさんに抱かれている状態である。

 

コルーリ「みゆきさん、羽……チクチクしないチュン?」

 

みゆき「全然大丈夫だよ!ふわふわサラサラでとっても触り心地が良いし、ギュってしてたいな~!」

 

コルーリ「羽の手入れは毎日していますから……徹夜をするとき以外は……ですけど」

 

みゆき「コルーリは青い鳥の妖精さんなんだよね?”幸せの青い鳥”と関係あるの?」

 

コルーリ「関係はないチュン。この色は、お母様の色なんでチュン……私の”誇り”チュン」

 

 私の卵を産んだ時に亡くなったと言うお母様……写真すら残っていないためお父様の話でしか聞いたことはないが、”青く美しい羽をした、アカシック王国を誰よりも愛する優秀な人”だったと言う。それに”色”は、私たちアカシックの軍に属する者にとって重要な意味があるのだ。

 

みゆき「”誇り”?どうして?」

 

コルーリ「アカシック王国軍では、”色”で階級が付けられるんでチュン。その中でも最も優秀な者に与えられるのが……”ブルー”……お母様から受け継いだこの”羽”と同じ色なんですチュン。私も、今回の任務に就く際に”ブルー”の階級を頂いたチュン。だから、私の名前に”ミドルネーム”として”ブルー”を付けることが許されているチュン」

 

みゆき「へぇ~!じゃあ、コルーリの本名って何て言うの?」

 

コルーリ「……コルーリ・”ブルー”・タイムオウル……ちょっと、堅苦しいっチュけど……私の大切な名前チュン」

 

みゆき「へえ~!カッコイイね!」

 

 私たちは、その後もたわいもない話をしながら入浴をしていた。丁度良い時間になると、私たちは湯舟から出て脱衣所へ出る。そして、私たちパジャマに着替えて脱衣所を後にした。

 

 

星空家 みゆきの部屋 

 

side:種

 

みゆき「よ~し!夜はトランプしよう!」

 

キャンディ「やるクル~!」

 

種「私が相手になるよ!お兄ちゃんはサポートね!」

 

駆『了解だよ』

 

コルーリ「私もですか?……分かりました」

 

 みゆきちゃんのお部屋に、先ほどお風呂から出た私たちが来ると、みゆきちゃんからトランプのお誘いが来た。お兄ちゃんが空気を読まずに”お勉強”なんかしたから遊び損ねてたんだもんね!それと、お兄ちゃんがババ抜きすると”イカサマ(高度なテクニック)”で一人勝ちになってしまうので今回は私のサポートに据えた。ふっふっふ!お兄ちゃんのサポートがある私は……もはや”負けなし”!私の一人勝ちに……!

 

1時間後・・・

 

種「何で勝てないの~!お兄ちゃんが言った通りにしたのに~~~!!!ん~~~~~!!!!!」

 

 何で!?お兄ちゃんのアドバイス通りにカード引いたし、相手の手札の内容もちゃんと考えたのに!?10戦10敗って……こんなのありえな~い!!!もしかして……お兄ちゃんが私を騙したの!?

 

駆『……相手が悪かったね、種。コルーリ、みゆきさんに引かせるカードを”操作”して、種のアガリのカードを上手くずらしていったんでしょ?』

 

コルーリ「……てへっチュン!」

 

種「私のアガリをずらした!?コルーリ酷いよ~!何でこんな酷い事するの!?」

 

コルーリ「カケルはとても手強いのは知っていますからね、それに……”唐揚げ”の恨みもありますから♪」

 

種「お兄ちゃんのせいじゃん!も~~~~~!!!」

 

 お兄ちゃんがコルーリに酷いこと言うから私にとばっちりが来た!それにしても、コルーリのカードを引くみゆきちゃんに私のアガリカードを意図的にずらすなんて……やっぱり頭が良いんだなと改めてコルーリを評価する。

 

駆『……まあ、次は何とか対策を……ん?コルーリ、そこに置いてある本……コルーリの?見たことない”文字”だけど……もしかして、”アカシック王国の本”?』

 

コルーリ「あっ!?だ、ダメ!見ちゃダメです!!」

 

みゆき「なになに!見せてよ~!」

 

種「それをこっちに……渡しなさい!たりゃ―――――!!!」

 

コルーリ「チュチュ~~~ン!?」

 

 私とみゆきちゃんでコルーリを取り押さえ、胸に隠した本を奪い取る……しかし。

 

種・みゆき「「……読めない(よ)」」

 

キャンディ「見せてクル~!」

 

種「えっ?う、うん……はい」

 

 コルーリから取った本の文字は全く読めなかった。それを聞いていたはずのキャンディが自分にも見せてと言うので、キャンディに本を渡す。私たちが読めないのに、キャンディが読める訳ないよ……絶対に読めな……。

 

キャンディ「読めるクル~!」

 

種・みゆき「「嘘!?」」

 

コルーリ「っ!?だ、ダメです!やめて下さい、キャンディ様!!!」

 

キャンディ「えっと……”ハートフル王国民のように鳩胸になれる豊胸体操80選”……って書いてあるクル!」

 

コルーリ「……っ!!///」

 

 ……”豊胸体操”って、コルーリ……やっぱり胸が小さいの気にしてたんだ。……と言うか”ハートフル王国”って何?鳩胸の人が多いの?またよく分からないのが出て来たな~!面白すぎでしょ、アカシック王国!……て言うか、80選は多すぎない?もっと絞ればいいのに……。

 

コルーリ「……もう寝ます」

 

種「こ、コルーリ!き、気にすることないよ!”ちっちゃい胸はステータス”って昔から言われてるんだってさ!」

 

駆『……フォローになってないよ』

 

みゆき「そ、そうだよ!コルーリすごく可愛いし、絶対ウルトラハッピーになるよ!うん、本当に!」

 

コルーリ「……本当ですか?」

 

 よし!いい感じに食いついた!後はもう少し落ち着かせるように……言葉を選んで慎重にいくよ!

 

コルーリ「カケルは……小さい胸に子は……好きですか?」

 

駆『えっ?……一男性の意見だけど、僕は好きになったらそんなの関係ないと思う。僕個人としては”程よく出ていて、程よく絞れてる”のが好きだけど……マナさんはどうだったかな?まあ、小さい子は嫌いじゃない……と思う』

 

コルーリ「ッ!?……やっぱりもう寝ます///」

 

 コルーリはお兄ちゃんの言葉を聞くと、顔を真っ赤にして布団へ入ってしまった。

 

種「お兄ちゃん!コルーリ寝ちゃったじゃん!」

 

駆『……僕、別に変な事言ってないよ?」

 

種「言った!デリカシーのないこと言った!」

 

駆『……明日謝るから、今日はもうお開きにしよう?」

 

結局、コルーリの退場のせいでパジャマパーティ―はお開きになってしまった……せっかく恋バナとか、もっと楽しいゲームとかしたかったのに!お兄ちゃんのせいで~!む~~~~~!!!明日、コルーリに謝らないとな……。

 

 

√ハッピー out……




いかがだったでしょうか?スマイルプリキュアの設定を調べたら、博司さんの職業が雑誌の編集者だと書いてあったので、駆の事件も知っているだろうな~と思ってこんな感じに絡ませました!それと……この話を見た後に、”劇場版”の設定を良~く確認すると……私が考えていた裏設定が見えてきますよ、分かるかな?次回は”日野家”にしようと思います!乞うご期待ください!
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