ヴァールハイト・プリキュア   作:32期

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ごきげんよう、32期です。今回よりスイートプリキュア編となります。スイートプリキュアはもいい作品ですよね!ただ、1クール使って響と奏の喧嘩はなかなか見ててきつかったけど……いちゃつきやがってって思ってた記憶があります。さて……スイートの世界観をしっかり守っていきますので頑張りますよ!では、お楽しみください!……あっ!ちなみにスイートの推しは”キュアビート”です!

本日10月4日は、キュアスパークルこと”平光 ひなた”ちゃんの誕生日!元気でおしゃれ!明るく可愛いひなたちゃん……良いですね!そしてもう一人、祝いたい人がいます……その人とは仮面ライダーゴーストこと”天空時 タケル”殿です!と言うか……今日一話で考えたらタケル殿が死んだ日じゃん!?複雑ですね……まあ、祝っておきます!二人共、誕生日おめでとうございます!ひなたちゃんはまだまだ頑張ってね!ビョーゲンズとの戦いはこれからだよ!!


スイートプリキュア編
第三十話:音符が躍る町!ようこそ、加音町!(う~ん……ズレとる)


プリキュアカーシャ 操縦室

 

side:駆

 

旭「改めて……麻琴 旭です。これからよろしくね、駆君、種ちゃん、コルちゃん」

 

駆「うん……一緒に戦ってくれるなんて心強いよ!でも……種の事は良いの、旭さん?」

 

 スマイルプリキュアの時代での戦闘後、僕のAqライトの暴走を抑えて気絶した旭さんを看病するためにアカーシャへと運んだ。僕の看病が何とかなったらしく、僕が寝落ちしている間に彼女は意識を取り戻していた……しかも、それだけではない。彼女は……僕たちと一緒に戦ってくれるとまで言ってくれたのだ……プリンセスプリキュアさんの時代では、あれ程”種”に対して敵意を向けていたのに……何故だ?

 

旭「種ちゃんとは、駆君が寝てる時にちゃんと話したの……しっかりと話し合って仲直りもした。それに駆君のAqライトの暴走が起こった時、私がいた方が都合がいいでしょ?今後もあなたを狙った攻撃が続くかもしれない……それに”ベガ”……オリヒメちゃんもあなたを狙ってくる。近くにいた方が私の目的も叶う……一石二鳥でしょ」

 

駆「お互いにメリットがあるって訳だね……分かった。コルーリ、取り合えず今の状況をクアライト博士に報告しよう……連絡をお願い」

 

コルーリ「了解です!……あれ?」

 

種『どうしたの、コルーリ?』

 

 新しいメンバーが加わったことをクアライト博士に報告しようとコルーリに連絡を頼む。しかし、一向に通信が繋がる気配がない……どうしたのだろう?

 

コルーリ「繋がらない……少し待って下さい……原因が分かりました。強力な”時間の流れ”と”空間の歪み”によって通信が途絶えてしまっているようです。しかし、私たちの航行には支障ありません……2011年には順調に向かっています」

 

駆「……ちょっと、Qaフォーンの方でも試してみる……ダメだ、完全に繋がらない」

 

コルーリ「アカシック王国周辺に障害が発生しているのかもしれません。障害が取り除かれるまで連絡はできないと考えた方が良いと思います」

 

駆「……分かった。取り合えず、クアライト博士への連絡は保留で……旭さん、良かったら君の持っている情報を教えてくれないかな?それから……プリキュアの能力とか、戦闘に必要な事を全て……」

 

旭「うん、最初から話すつもりだったから……いいよ」

 

 旭さんの情報によると、旭さんは複数のパラレルワールドを渡って”カイザーン”、”ネツゾーン”の情報を集めていたらしい……しかし、パラレルワールドでは”ネツゾーンは活動していない”と言うのが結論だった。つまり、ネツゾーンの目的は”各時代のプリキュアの改竄”にだけ絞られているという事……世界征服のために、障害になるプリキュアの排除を優先しているのか?でも、おかしい……何故全てのプリキュアを改竄したのに行動を起こさない?そこまでキュアシードが奴らの脅威となっているからか……そもそも、なぜ僕にあそこまで執着するのか……”特異点”だからか?”Aqライト”を使えるからか?……分からない!

 

種『お兄ちゃん、取り敢えずはプリキュアさん達を助ける事が大事なんじゃないかな?カイザーンがすごく強いのはプリアラの時代でよく分かってるし、倒すためにはプリキュアさん達の協力も必要になってくる……ううん、絶対に必要だと思う!』

 

コルーリ「そうですね……私達の目的は変わらず”プリキュア達の歴史の固定化”です。そして……」

 

旭「オリヒメちゃんの救出も……ね」

 

駆「うん……そうだね。僕らのやることは変わらない……”プリキュアさんを救う”!そして……ベガもね!」

 

そうそう!その意気!めっちゃイケてる!!

 

 ん?……なんだ、今の声は?

 

駆「誰か……今、なんか言った?」

 

種『えっ?……お兄ちゃんの後は誰もしゃべってないよ……ねえ?』

 

旭「そうね、駆君の後は誰も喋っていないよ」

 

コルーリ「カケル、もしかして……また身体に何か……」

 

駆「い、いや……そんなんじゃないんだけど……今、”はなさん”の声が聞こえて……」

 

 そう……さっき聞こえたのは、HUGっと!プリキュアのはなさんの声だった……でも、直接耳から聞こえたんじゃない。僕と種を繋ぐ”リンク”に似た感じ……でも、それなら種にも聞こえるはずだし……何なんだろう?

 

種『はなちゃん?そんな訳ないよ~!』

 

アンジュ(エール、いきなりだと駆君が驚いちゃうよ)

 

エトワール(そうそう、いきなりすぎだって……)

 

マシェリ(でも……そこまで驚いていないみたいなのです)

 

アムール(前回の暴走の際に、経験しているからではないでしょうか?)

 

 おいおい……何だこの状況?僕の頭に他のプリキュアさん達の声がする……こんな状況、ドキドキ!プリキュアの時代で暴走する前……って、アムールが言ってる通りか。……頭の中のプリキュアさん達の声が響く、うるさすぎて集中できない……ダメだ、もう耐えられない!

 

駆「……ヤバイ、気分悪くなってきた……ごめん、話し合いはここまで……もう寝るよ」

 

コルーリ「カケル、やっぱりメディカルチェックをするべきですよ!寝る前に少しでも診ておきましょう!」

 

ホイップ(えっ!?駆君、気分悪くなっちゃったの!?)

 

駆「……ごめん、それも無理そう……明日の朝にして……」

 

僕はそう言うと、操縦室を後にして自分の部屋へと向かった……どうなってしまったんだ、僕の身体は……。

 

種『お兄ちゃん、大丈夫?本当に”はなちゃん”の声が聞こえてるの?でも……どうしてかな?』

 

カスタード(本当に……どうしてなんでしょうか?)

 

ジェラート(あいつだ!バットエンドシードとかってヤツ!!)

 

マカロン(駆の状態に異常が出たのは、彼の攻撃を受けてから……)

 

ショコラ(可能性はあるね……それとも……)

 

パルフェ(別の可能性って事?そんなことあるのかしら?)

 

 異常過ぎる……僕の感覚だとスマイルプリキュアさん達まで……と言うか”助けてきたプリキュアさんが全員”いるみたいに感じる。……あの、お願いなんで少しだけ声のボリュームを下げて下さい……お願いします。

 

ミラクル(あっ!?ごめんね!みんな~~~!!駆君が声の音量下げてって~~~!!!)

 

マジカル(ミラクル、あなたが大声出してどうするのよ……ごめんね、駆……)

 

フェリーチェ(駆……すいません。みなさん、一先ず静かにしましょう!いいですか?)

 

プリキュア(((((オッケーーー!!!)))))

 

……あれ?静かになった……僕の声が聞こえたからか?

 

駆(試したみようか……ランダムで呼んでみよう……はるかさ~ん!ゆうこさ~ん!!ちょっといいですか~!!)

 

フローラ(駆く~ん!な~に?)

 

ハニー(どうしたの、駆君?何か私たちに用事?)

 

 個別に呼べるんだ……やっぱりこれも”リンク”なのか?

 

駆(ちょっと待っててくれますか?……種、聞こえる?)

 

種(何、お兄ちゃん?わざわざ”リンク”で……しかも心の中でさ……)

 

駆(今、はるかさんとゆうこさんと話せるようにしたんだけど……声、聞こえる?)

 

フローラ(種ちゃ~~~ん!!)

 

ハニー(聞こえる~?)

 

 さっきみたいにQaウォッチを通していない”リンク”だけの会話だ……これなら種にも聞こえるかもしれない。

 

種(……何言ってるの?お兄ちゃん、まだそんなこと言ってる……やっぱり少し休んだ方が良いんじゃなの?)

 

 聞こえない……か。

 

フローラ(種ちゃん……聞こえなかったんだ……)

 

 やはり……どうやっても種には”彼女たちの声は聞こえない”みたいだ……それを別にしても、はるかさんは、種と”花のプリンセス”で仲良くなった友達……ランダムに選んでしまったのは間違いだったかもしれない……酷い事をしてしまったな……。

 

ハニー(仕方ないわね……駆君、用事はこれだけ?)

 

駆(ありがとうございます。後、他のみんなには僕が呼ぶ以外では喋らないでって言っておいてくれますか?ちょっと……人数が多すぎて頭に響くので……)

 

 一応の保険として、ゆうこさんに僕の呼びかけがない時は喋らないように皆に伝えてもらう事にした。……でも、プリキュアさんの中には何かあるごとに騒ぐ人とか要るし……絶対に静かになるってことはないだろうな……。ヤバイ、今の状況に順応しようとしてしまっている……異常なはずなんだけどな……この状況。

 

駆「まあ……いいか」

 

 もういいや……この状況に慣れれば慣れるほど、僕は楽になれるってことで……僕は諦めた。

 

 

プリキュアカーシャ 操縦室

 

side:コルーリ

 

コルーリ「……カケル、本当に大丈夫でしょうか?幻聴まで聞こえてくるなんて……このままじゃ本当に……カケルが壊れてしまうんじゃ……」

 

旭「コルちゃん、色々聞きたいことがあるの……駆君の事と……それからあなたに確認したいことがね」

 

コルーリ「えっ?は、はい……何でしょうか?」

 

 カケルがはなさんの声を聞いたと言って操縦室を出ていき、今は私とアサヒの二人だけになった。そんな時、アサヒから”カケルの事”と”私に確認したい事”があると言う……カケルの事と言うのはなんとなく分かるけれど……私に確認したい事とは何だろう?

 

旭「駆君の事についてなんだけど……幻聴を聞くことって頻繁にあったの?それから……薬を飲んでたりしない……小分けにされた”錠剤”みたいなものなんだけど……」

 

コルーリ「えっと……旅を始めた時に、駆達が巻き込まれた事件の犯人……その親族の方の声が聞こえると聞いたことがありますけど……最近では駆も明るくなってきて、そのような感じはなかったです……お薬は最初から飲んでいません」

 

旭「……精神的なストレス自体はあるけれど、種ちゃんがいる事で多少は違うって事か……でも、どうして今になって”プリキュア”の声が聞こえるようになったのかな?やっぱり……バッドエンドシードが植え付けたバッドエナジーがAqライトに作用したからなのかな?」

 

コルーリ「Aqライトにはそんな効果もあるんですか?」

 

旭「ううん……私が分かる限りだと、そんな効果はない……けど、駆君のAqライトの”保有量”や”純度”が私なんかと違い過ぎるから……どんな違いが出るかまでは分からない。もしかしたら……”固定化”の時に手に入れているアイテムを通して何か”違う力”が加わっているか……もしくは救ってきたプリキュア達との”絆”とか……かもしれない。私は、元々いたパラレルワールドでしか戦ったことがないし、別の世界でもプリキュア達と接触があった訳じゃないから分からないけど……」

 

コルーリ「……”絆”……出来ればその方が良いです。これ以上彼を苦しめるものでないなら……その方が……」

 

 カケルとタネがここまでの旅で築いてきた”プリキュア達との絆”……出来れば、そのような素晴らしいものが良い。Aqライトの”絶望”ではなく……彼を救ってくれる”希望”であってほしい……私は強くそう願った。

 

旭「そうだね……次の話に行くよ。コルちゃんに確認したい事って言うのは……”Qaフォーン”についてなの」

 

コルーリ「Qaフォーンについてですか?」

 

 アサヒから出た内容は、”Qaフォーン”についてと言うもの……それが一体どうしたと言うのだろうか?

 

旭「コルちゃん……あなた、”Qaフォーンを一台無くしていない”?」

 

コルーリ「チチュンッ!?……どうしてその事を!?私……誰にも話してないのに!?」

 

 私はアサヒの言葉を聞いて驚きを隠せなかった。私がプリカバリー計画開始の時点での失敗……それを何故旭が知っているのだろう?

 

旭「やっぱりか……話してくれるかな?あなたが無くした……Qaフォーンについて」

 

コルーリ「……”2005年”での”特異点”の捜索中、私はその時代で特異点と接触しました……しかし、途中で現れたネツゾーン三幹部によって邪魔され、急遽アカーシャを発進させなくてはならなくなってしまったんです。その後、アカーシャの中でQaフォーンを確認すると……”男性用”と”女性用”の二台を持っていたはずなのに……男性用の一台を無くしてしまったんです。2005年に落としてしまったと考えて、取りに戻ろうとも考えました……でも……怖くて……戻れなくて……仕方なく……”2019年”に向かったんです」

 

旭「どうして……2019年に?もっと早い時代でも良かったんじゃ……」

 

コルーリ「プリキュアカーシャの機能には、おおよその場所までしか分かりませんが”特異点の存在があるか”が分かるんです。それで確認したら2005年にいた特異点の”二名の男女”の存在が……消えてしまっていました。その後、2006年に再度確認し、新たな”特異点”が確認できました……多分、それが”カケル”と”タネ”……だったんでしょうね。しかし特異点の反応は微弱で、とても戦える状態ではないと判断したため戦闘可能な年齢まで成長した2019年に向かったんです……その間に各時代のプリキュア達は……改竄されてしまいましたが……」

 

 あの時、確認できた特異点の反応は”カケル”と”タネ”……2012年の事件でタネが亡くなったため、アサヒが新しい特異点となった……多分、このような感じなのだろう。そして……私は”この世界のアサヒ”に出会い……守れなかった……彼女も、他のプリキュア達も……。しかし、彼が……カケルが現れてくれたのだ。

 

旭「そうだったんだ。……それでね、私が何でその話をしたのかと言うと……私が持ってる”Aqフォーン”……ううん、元々”Qaフォーン”なんだけど……これは、その”失くしたQaフォーンから出来てる”んだ」

 

コルーリ「えっ!?で、ですが……無くしたのは男の子用のはず……変身出来る訳ない」

 

旭「それには……いろいろあるんだ……」

 

 アサヒの口から語られたのはこうだ……無くしたQaフォーンはネツゾーンの構成員”サギ―ド”と言う私を探していた奴が持っていて、それを持ってアサヒたちのいたパラレルワールドに現れた。カケル、アサヒ……操られる前のベガこと”オリヒメ”がそこに接触し、カケルが機転を利かせQaフォーンを奪還、しかしサギ―ドによって破壊される……が、カケルのAqライトによって二台に作り替えられ、それを使って”プリキュア”になったと言うのだ。向こうの世界でも……カケルはAqライトを使っている……世界が変わっても彼は苦しんでいたのだ。

 

コルーリ「これで分かりました。どうしてあなたがQaフォーンを持っているのか、そしてあなたとオリヒメ……二人がプリキュアになれた理由が……」

 

旭「うん……でも、もうあの時とは違う。これは”Aqフォーン”で……私の隣には、オリヒメちゃんはいない」

 

コルーリ「アサヒ……!」

 

旭「えへへ……大丈夫だよ。そろそろ私たちもお開きにしようか……明日は2011年に着くし、駆君のメディカルチェックもするんでしょ?忙しくなるんだから……コルちゃんもしっかり休んでね、おやすみ……」

 

コルーリ「はい……おやすみなさい、アサヒ」

 

 話し合いを終え、休みのあいさつを交わす私達。操縦室に残された私は、操縦と航路の最終確認を終えてから自分の部屋へと向かった。

 

 

side:ネツゾーン

 

マーネル「ねえ、デリート……あなたは何が好き?」

 

デリート『消シシシッ!プリキュア!!プリキュアガクイタイ!!!クイソコナッタ!!!!コンドハクウッ!!!!!』

 

マーネル「そういう意味じゃないんだけどね……あたしはね、カイザーン様が大好き……それから”スイーツ”とか好きよ……作ってるやつは最高に嫌いだけどね。ねえ、デリート……嫌いなものは全部消しちゃってもいいわよね~?」

 

デリート『消ス!消ス…スキダ!!ゼンブ!!!ゼンブ……消ソウ!!!!!』

 

マーネル「そうね~!ぜ~んぶ消しましょう…楽しそうにスイーツを作るやつも、プリキュアも……あたしにふざけた事を抜かしやがった……キュアシードもね~~~!!!キャハハハハハッ!!!!!」

 

 どことも分からない空間で”女”と”化物”の笑いが響く……その笑いには”狂気”と”興奮”があるように感じられる。

 

マーネル(キュアシード……お前だけは!お前だけは……ただ消すだけと思うなよ!!!もうあたしは……カイザーン様を失望させるわけにはいかないんだ!!!)

 

 マーネルの心には”怒り”と”焦り”があった。そして、それをあざ笑う様に”兵器”が笑っていることを……彼女は知る由もないだろう。

 

 

2011年 加音町

 

side:駆

 

コルーリ「……カケル、本当に何ともないのですね?」

 

駆「結果は出たでしょ……身体に問題はないし、昨日聞いた幻聴についてもほとんど問題ないから……心配させてゴメンね」

 

 朝早くにたたき起こされた僕は、コルーリのメディカルチェックにさんざん付き合わされたのだが……”何の問題もなし”だった。しかし、実際には問題がない訳ではない……いまだにプリキュアさん達の声は聞こえている。変に心配させる必要はないので黙っているだけだが……。

 

旭「……駆君、その言葉を今は信じるけど……無理はしないでね」

 

駆「分かってるよ……無理はしない」

 

種『そう言って無理するのがお兄ちゃんの悪い癖だよ!……いなくなっちゃ嫌だよ、お兄ちゃん……消えたいなんて言わないでね』

 

駆「うん……言わないよ。約束したからね……笑顔で精一杯やるってさ」

 

種『うん!それじゃあ……探そう!この時代のプリキュアさん!』

 

こうして旭さんを加えた〈”新生”ヴァールハイト・プリキュア〉は、音楽の町として知られる”加音町”にいると言う”スイートプリキュア”さんを探すために動き出した。

 

 

加音町 商店街

 

コルーリ「わぁ……素敵な町ですね」

 

旭「加音町は”音楽の町”として有名で、海が近かったりするのもあって観光客も来るんだって」

 

駆「1779年に楽器職人の”調辺 音衛門《しらべ おとえもん》氏が住み着いたことで、音楽が日常的なものになったって言われてるんだ。この町の出身者には優れた音楽家も多いって言うよ」

 

種(音楽が日常の中にあるなんてすごいね!めっちゃイケてるし、わくわくもんだよ!)

 

マシェリ(素晴らしき音楽の都!日本にこんなところが在ろうとわ!是非、ここで私たちの音楽を披露したいのです!)

 

 あ~……やっぱり聞こえる。こうやって興奮するタイプのプリキュアさんは黙ってはくれないからな……まあ、小学生だし仕方ないよね。興奮するよ、自分が好きなものがこんなに沢山あったらね。……それにしても……。

 

駆「それにしてもこの町……変わってるよね。そこら辺に”音符が浮いてる”なんてさ……しかも動いてるし……」

 

コルーリ・旭・種「「『えっ?』」」

 

駆「えっ?いや……さっきから僕たちの目の前に”目が付いた音符みたいなの”が浮いてるじゃないか。まあまあな数いるんだけど……見えないの?」

 

 そう……さっきから僕らの目の前に……”動く音符の様な生き物”?がずっと浮いているのだ。形は全音符、付点2分音符、2分音符、4分音符、8分音符……よく見たら音符以外にも、休符、シャープ、フラットの形もいるようだ……皆には見えていないのだろうか?

 

種「お兄ちゃん、ちょっと借りるよ!いない……そんなのいないよ!?何処にいるの!?」

 

駆(だから目の前だって……ほら、手前のベンチに一匹?停まったよ……あれは”2分音符”だね)

 

旭「駆君、本当に見えているの?そもそも……一体何が見えているの?」

 

コルーリ「アサヒ、多分ですけど……”伝説の楽譜”の音符が見えているのではないでしょうか?」

 

駆・種・旭「「「伝説の楽譜?」」」

 

 コルーリの説明によると……”伝説の楽譜”とは、全世界の音や音楽を生み出している世界”メイジャーランド”と言われる世界に存在する楽譜で、年に一度世界の平和を願うために歌われる”幸福のメロディ”が記されたものだと言う。なんでもスイートプリキュアさん達は、その楽譜の音符を集めているのだそうだ……しかし、その音符が見れるのは”メイジャーランドの住人”、または”マイナーランドの住人”らしい……ちなみに”マイナーランドと言うのは、スイートプリキュアさん達の敵だそうだ。……と、言う事は、僕は”この世界の人間ではない”と言うことか?いや……種は見えていないし、僕と種は血の繋がった兄弟だし、実は血の繋がらない兄弟でもない……つまり僕はこの世界の住人のはずなのだが……これも僕に起こっている変化なのだろうか?……と言うか……。

 

駆「この音符たち……すごい手に群がってくるんだけど……」

 

種「見えない……本当に何にも見えないよ!お兄ちゃん、嘘ついてないよね~?」

 

駆(ついてないよ……ん?)

 

ニャ~!

 

旭「あっ……猫さんだ……可愛い」

 

コルーリ「あれ?……あの、失礼ですが、メイジャーランドのディーバ……”ハミィ”さんではないですか?」

 

 

ハミィ「ニャニャ?何でハミィの事知ってるニャ?」

 

種「ね、ネコが喋った!?」

 

駆『種、ここ商店街だから!た、退避!!全員、ハミィをつれて退避!!!』

 

 僕らは商店街のど真ん中で喋り出したメイジャーランドのネコ妖精”ハミィ”を抱え、商店街から逃げ出す。ちなみに、ハミィはコルーリが抱えてくれてる……と言うか、僕の手に異常に音符たちが集まってきているせいで動かせないのだ。種もさすがに手が動かない事を変に思って、僕の話を信じてくれたが……どうしようこれ?……と言うか……どこに行けばいいんだ?

 

ハミィ「どこに行くニャ?」

 

駆『えっと……人のいないところ!』

 

ハミィ「それならいい所を知ってるニャ!こっちニャ~!」

 

 ハミィに導かれる僕たち……そして辿り着いたのは教会のような施設。その中から奏でられるピアノの旋律、ギターのビート……僕たちはそこへと飛び込んでいく。

 

 

加音町 調べの館

 

バンッ!

 

駆「はぁ……はぁ……確かにここなら……人はいないか」

 

ハミィ「あっ!響、奏、セイレーン、アコ!お待たせニャ~!」

 

響?「ハミィ、どこ行ってたの……って、誰!?」

 

奏?「あっ……結構かっこいい……じゃないわ!ハミィ、喋っちゃダメでしょう!!」

 

ハミィ「あ……あ~!?やっちゃったニャ~!!ニャ……ニャ~♪」

 

 館にいたのは、小学生くらいの小さい子と僕たちと同い年くらいの子が3人の合わせて4人……どうやらこのハミィとは親しいみたいだし……つまり……そういう事か。

 

駆「大丈夫だよ、ハミィ……普通に喋っても。えっと……あなた達が、”スイートプリキュア”さんで間違いありませんか?あ、誤解しないで欲しいんですけど、僕たちは敵ではありません……僕らもプリキュアなんです」

 

セイレーン?「何で私たちがプリキュアって知っているの!?それよりも……そこのあなた!ハミィを離しなさい!!」

 

コルーリ「えっ!?は、はい……どうぞ、ハミィさん」

 

ハミィ「ありがとニャ!」

 

アコ?「……それよりも、あなた達は何者なの?プリキュアって言っていたけど……」

 

 疑いの眼差しを向ける少女……まあ、確かに普通なら疑うよね。

 

駆「そうですね……それなら僕たちの話を聞いてもらっても良いですか?」

 

コルーリ「私たちは、皆さんを助けに来たんです!」

 

旭「これから起こるネツゾーンの改竄から……ね」

 

スイートプリキュア「「「「「ネツゾーン?」」」」」

 

 僕とコルーリは、プリキュアの歴史が改竄された事、それによりプリキュアが消えたこと、その原因であるネツゾーンと僕たちが戦っていることを話した……これにも、もう慣れたものだな。

 

コルーリ「以上が私たちがやってきた理由です。そして彼らが、改竄された歴史を修正しているプリキュア達”ヴァールハイト・プリキュア”の……」

 

駆「”時生 駆”……そして……」

 

種『妹の”時生 種”!二人合わせて……”キュアシード”です!』

 

旭「”麻琴 旭”……”キュアザート”だよ」

 

コルーリ「そして私が”コルーリ”。先ほどお話しした”アカシック王国”から派遣されたものです」

 

 僕たちの説明と自己紹介が終わり、話した内容について考えているのか……少し黙っていたら、茶髪のロングヘアーの子が口を開いてくれた。

 

響「う~ん……難しいことはよく分からないけど……分かった、私は”北条 響”!よろしくね!」

 

奏「も~、響ったら……あっ!私は”南野 奏”……よろしくね、駆君!ふぁ~~~!!」

 

 何だろう……目線が痛い。……怖いくらいだぞ……何なんだこの人……!?

 

エレン「奏も相変わらずね。私は”黒川 エレン”……まあ、ハミィの友達ってところかしらね!そういえば……さっき女の子の声が3人分あったけど……人数と合わない……ま、まさかね……!そうよ……お化けなんている訳……」

 

種『うっふっふ……エレンちゃん、私は……幽霊だぞ~!ガオ~~~!!!』

 

エレン「ッ!?きゃあああああああああ!!!!!」

 

 種、エレンさんがお化け苦手って分かった瞬間にやろうとしたな……ごめんなさい、エレンさん。

 

アコ「……”調辺 アコ”よ。言っておくけど、私はまだ信用した訳じゃないから……」

 

駆「それは良いさ……この後の活躍とかで判断してもらうから」

 

 この子……小学生にしては随分と落ち着いている。どことなく亜久里ちゃんに似ているような……もしかして変身したら、大人っぽくなったりするのだろうか?

 

ハミィ「みんな、自己紹介終わったニャ?じゃあ、ハミィもやるニャ!ハミィは”ハミィ”だニャ!怪しいもんじゃないニャ!」

 

駆「そうだね……よろしく、ハミィ」

 

旭「よろしくね、ハミィちゃん……わぁ~……肉球ぷにぷに♪可愛いな~……」

 

ハミィ「よろしくニャ、駆、旭!……そう言えば、種はどこにいるニャ?本当に幽霊さんなのニャ?」

 

種『ガオ~~~!!!にっしっし~♪……えっ?私はね……お兄ちゃんの中にいるのだ~~~!!!』

 

 種の発言に?マークを頭の上に浮かべるスイートプリキュアさん……それはそうだろうな。

 

駆「それは僕から説明します。それも大事なんですけど……その前に……」

 

響「その前に……何?」

 

駆「この手に集まった”音符”……どうにかする方法を知りませんか?」

 

 いい加減、手にくっついてる音符が鬱陶しい……と言うか重い。一匹や十匹ならいいけど、どう見ても”五十匹”近くもいたら重い。

 

ハミィ「あ、ホントニャ!音符がいっぱい集まってるニャ!ちょっと待っててニャ!フェアリートーン、ちょっと来てニャ~~~!!」

 

ドド! レレ! ミミ! ファファ! ソソ! ララ! シシ! ドド!

 

駆「8色の……宝石?」

 

ドリー「ボクたちはフェアリートーン……音符を集めることが出来る妖精ドド!」

 

レリー「今からボクたちが、その手に集まってる音符たちを集めるレレ!」

 

ドドリー「それじゃあハミィ、始めるドド!」

 

ハミィ「分かったニャ!ニャプニャプ~!!」

 

 僕の手に集まっていた音符がフェアリートーンたちの中へと入っていく。そして僕の手はやっと自由になった……ああ、軽い。これなら”ストームハルバート”と”フレイムセイバー”の二刀流でも楽勝で出来そうだよ。

 

駆「よし……それでは話しますね、僕と種の事を……」

 

 僕は種の事、事件の事を必要な部分だけにまとめて説明した。

 

響「そんなことが……」

 

奏「辛いわよね……もし奏太にそんなことがあったらって思ったら……私!」

 

エレン「奏……そうね、大切な人を亡くすなんて……想像もできないわ」

 

アコ「……それ、本当の話?」

 

響「こら、アコ!」

 

 まあ、そう言う感じ方をする人だっているか……そうだな、それなら証拠を見せようか。そう思って僕は、来ているシャツのボタンを外していく。

 

奏「なっ///ななっ///!?」

 

コルーリ「か、カケル///!?な、何を!?……あっ」

 

駆「これが僕と種を繋いだ……”傷跡”だよ」

 

 僕の胸についた手術跡……種が僕を助けてくれた、僕が生きている証。

 

駆「ここに……種の心臓がある。今の僕が生きている事を示す……大切な傷だよ。……ごめんね、こんなもの見たくないよね」

 

アコ「……まあ、今は信じてあげるわ」

 

駆「ありがとう……アコちゃん」

 

老人「なんじゃ……騒々しい」

 

 僕は再びシャツのボタンを掛けなおし、服装を正す。まあ、思った通りにアコちゃんの表情があまりいいものではなくなってしまったが……。そんな時、館の奥から長い髭を生やした老人が出てくる……もしかして、ここの管理者さんかな?そんな老人は僕の顔を見た瞬間……驚きの表情をして呟く。

 

老人「進武《すすむ》君っ!?」

 

駆「えっ?」

 

老人「い、いや……すまない。友人に似ていたのでな……アコ、こちらは?」

 

アコ「この人は、時生 駆……(時生!?)……お、おじいちゃん?どうしたの?」

 

老人「時生……君は”時生”と言うのか!?」

 

 老人は僕の苗字を聞いた瞬間に、僕へと詰め寄ってくる……なんだ、どうしたと言うんだ?

 

駆「は、はい……僕の名前は”時生 駆”……です」

 

老人「そうか……!通りで似ていると思ったわけじゃ……なるほど、顔は”進武君”に、髪色は”廻《めぐる》さん”によう似ておる!”お兄さん”の歩夢君は元気かね?確か……去年から選挙に出ていて、今や議員じゃったな!あんなに小さかった子が……立派になったものじゃ」

 

駆「あ、あの……あなたは誰なんですか?」

 

音吉「おう!すまんすまん……儂は”調辺 音吉”、ここにいるアコの祖父じゃ。それにしても……進武君達に二人目がいるとは知らんかったわい!最近では年賀状も送ってこんのでな……しかし、歩夢君の事もあるんじゃろうし……仕方ないかのう」

 

駆「あの……進武さんと廻さんってどなたですか?それから……どうして”時生 歩夢”を……お父さんを知ってるんですか?」

 

 僕の言葉を聞いて再び驚く音吉さん。進武と言う人も、廻と言う人も僕は知らない……でも、出て来た名前の中に”歩夢”……僕のお父さんの名前がある……つまり……!

 

音吉「歩夢君が……お父さん?い、いや、あり得ん!?た、確かに歩夢君が結婚したのは知っとるが……それは”2004年”じゃ。どう見ても中学生くらいに見えるお前さんの様な子供がいる訳ない!お前さんは……一体、何者なんじゃ!?」

 

駆「……響さん、音吉さんも……皆さんの関係者なんですか?」

 

響「うん。音吉さんには、たくさんお世話になってるよ」

 

駆「そうですか……音吉さん、僕が時生 歩夢の息子であると言うのは本当です。そして、何故……そんな僕がここにいるのか……それは僕が”未来”から来たからです。僕は”2019年”の未来の人間……この2011年の僕は、まだ5歳ですから……矛盾はしません」

 

音吉「”未来から来た”……じゃと?」

 

 音吉さんにも、僕らの事情を話した。僕たちの話す内容を疑うことなく聞き込んでいく。

 

音吉「そういう事じゃったか……ノイズの脅威だけでなく、また世界には危険が迫っておるのだな……」

 

駆「信じていただきありがとうございます……あの、進武さんと廻さんって言うのは……僕の”おじいちゃん”と”おばあちゃん”って言うことでしょうか?」

 

音吉「儂が知っている通りなら、そう言う事になるのう。写真が残っとったはずじゃ……ちょっと取ってくるかのう、少し待っとってくれ」

 

 そう言うと、音吉さんは館から出ていく。なんでも写真は自宅の方にあるらしい……見たこともないおじいちゃんとおばあちゃんの写真……興味がある。

 

種『おじいちゃんとおばあちゃんって事故で死んじゃったんだよね……知り合いがいるなんて知らなかった』

 

駆「……お父さん、おじいちゃんとおばあちゃんの事、話そうとしなかったしね」

 

旭「駆君のおじいさんとおばあさん……私も聞いたことないな」

 

コルーリ「どんな方なんでしょう?」

 

ピ~~~!!!

 

 館の中にいきなり甲高い鳥の鳴き声が聞こえる。すると、小さく丸い”小鳥”がアコちゃんの所へと飛んでくる。

 

アコ「ピーちゃん!ここまで来ちゃったの?」

 

駆「小鳥?」

 

種『可愛い~!ちょっと鳴き声が変だけど……』

 

アコ「失礼ね……そんなこと言うなら触れせてあげない」

 

 アコちゃん曰く、その小鳥は”ピーちゃん”と言うらしい。彼女が拾って世話をしているのだそうだ……響さんや奏さん、エレンさんもピーちゃんを撫でている。

 

種『あ~!いいな~!!アコちゃん、触らせてよ~!!!』

 

アコ「ダメよ……駆、あなたは触らないの?」

 

駆「僕は良いの?」

 

アコ「種よりはましだから……」

 

種『アコちゃん、酷いよ~!!ぶ~~~!!!』

 

 アコちゃんに触る許可が出なかった種は不貞腐れる。さて、僕は許可が出たので……触ってみようかな!

 

駆「それじゃあ……失礼して……」

 

ピーちゃん『ッ!?ピ―――ッ!!ピ―――――ッッ!!!!!』

 

アコ「あっ!ピーちゃん!!」

 

ハミィ「飛んでっちゃったニャ……。ピーちゃん、どうしたのニャ?」

 

駆「……僕を見て、”怯えてる”様に見えた」

 

 ピーちゃんに触れようとした瞬間、明らかに怯えている事が分かる程怯えだした……表情と言うものが鳥にあるのかは分からないが、驚愕の表情と言うものをしたように見えた。まるで……目の前に”絶望”が現れたとでも言うようだった。

 

駆「嫌われちゃったのかな……?」

 

コルーリ「カケル、落ち込まないで下さい」

 

奏「そ、そうよ!偶々……怖く見えちゃっただけよ!そうだ、カップケーキ持ってきたの!みんなで食べましょう!音吉さんが写真持ってくるのも、もう少し時間かかるだろうし」

 

響「やった~!!奏のカップケーキだ!!」

 

ハミィ「ハミィも食べるニャ~!駆達も食べてみると良いニャ!奏のカップケーキはとっても美味しいニャ!」

 

 カップケーキか……シンプルで作りやすいスイーツではあるが、小さい分”デコレーションの細かさ”が重要になったりする……皆の反応を見るに、美味しいと言うのがよく分かる……是非食べてみたい。

 

種『食べる~!!!……で、そのカップケーキはどこなの、奏ちゃん?」

 

奏「待ってて、ピアノの近くに……あれ?置いてない……響は、私とピアノ弾いてたし、エレンもギターを弾いてた……アコちゃんが取ったりする訳ないし、ハミィは駆君達と一緒に来たから絶対に違う……どこに行ったのかしら?」

 

……クリームの砂糖が多すぎるわね。それに泡立ても足りない……クリームが死んでるわ。

 

 館の椅子に座りカップケーキを食べて感想を話す”女性”……いや、”少女”の声。この声は……まさか!?

 

駆・種・コルーリ「「「マーネル!」」」

 

旭「この時代を改竄しに来たのね……ネツゾーン」

 

マーネル「あたし達を知ってる?……なるほど、そこの青い髪の子、”アカシック王国の使者”ね!スイートプリキュアと接触していたって訳……て事は、そこの女たちが”アカシックのプリキュア”ね~!」

 

響「あれが……駆君達が言ってた”ネツゾーン”なんだね!」

 

駆「はい……あいつらによって、多くのプリキュアの歴史が改竄されたんです」

 

 実際にネツゾーンを見たスイートプリキュアさんは、マーネルを睨む。

 

響「私たちも、多くのプリキュア達と一緒に戦ったことがある。強くて、優しくて、最後まで諦めなかった……そんなみんなの歴史を変えようとしてる!」

 

奏「そんなの……そんな事していい訳がない!」

 

エレン「それに、ハミィが楽しみにしてたカップケーキを食べるなんて……!」

 

アコ「誰かを傷つけようとするなんて……!」

 

響・奏・エレン・アコ「「「「絶対に許さない!!!」」」」

 

 それを聞いたマーネルは手に持っていた食べかけのカップケーキを地面に落とすと、思いっきり踏みつぶす。

 

マーネル「下らない!そんなもの……お前らが消えたらどうにもなんないんだよ~!!!」

 

駆「種、旭さん……スイートプリキュアさん!あいつを止めましょう!!」

 

「「「「「うん(ええ)!!」」」」」

 

マーネルを前に、僕たちは変身用のアイテムを取り出す……この時代も絶対に守ってみせる!!!

 

 

To Be Continued……




いかがだったでしょうか?そろそろ駆の変化がとんでもないことになってきました。もうすぐ、運命の時が近づいてきているので……お楽しみに。さて、次回はマーネルの出したガンサクネガトーンとの対決。そして音吉さんが持ってきた写真に写るのは……乞うご期待下さい!
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