ヴァールハイト・プリキュア   作:32期

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Yes!プリキュア5GoGo!編、今回はGホシイナーとの対決になります。久々に短めになったから読みやすいかもしれません。プリキュア5のコンビネーションは鮮やかなのは良いんだけど、それを再現する私の脳みそと語彙力がなさすぎる!ですが、いい感じのを書いたと思うので……!では、お楽しみください!


第四十七話:ドットライト・シューティング・スター!重なる夢の流れ星!

2008年 ナッツハウス

 

side:駆

 

のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん『『『『『プリキュア!』』』』』

 

ピッ!ピッ!ピッ!

 

のぞみ・りん・うらら・こまち・かれん『『『『『メタモルフォーゼ!』』』』』

 

くるみ『スカイローズ・トランスレイト!』

 

駆『プリキュアプリケーション!インストール!!!』

 

 まばゆい光を放つ”蝶”に包まれる夢原先生たちの5人と青いバラの花びらに包まれるくるみさん……光を身体へと纏い、その姿を伝説の戦士……プリキュアへと変えていく。そして、彼女達を包む光が消え、美しくも力強い……その姿が露わになる。

 

ドリーム「大いなる希望の力!キュアドリーム!」

 

ルージュ「情熱の赤い炎!キュアルージュ!」

 

レモネード「はじけるレモンの香り!キュアレモネード!」

 

ミント「安らぎの緑の大地!キュアミント!」

 

アクア「知性の青き泉!キュアアクア!」

 

プリキュア5「「「「「希望の力と未来の光!華麗に羽ばたく五つの心!」」」」」

 

プリキュア5「「「「「Yes!プリキュア5!」」」」」

 

ローズ「青いバラは秘密のしるし!ミルキィローズ!」

 

 その姿を表現するのなら……美しい蝶とバラの花だろう。その美しさに目を奪われそうになるが……そんな事をしている暇はない。僕も……プリキュアとして戦う姿にならなくては!

 

エクス「重なる思いで、駆けろ未来!キュアエクス!」

 

インペイル「その光は……Qaライトの光か?なるほど……”アカシックのプリキュア”か!丁度いい……君もここで消してあげよう!」

 

エクス「やれるものなら……やってみろ!!」

 

インペイル「では、その通りにさせてもらおう!これを使ってね……!」

 

シロップ「あの球体はっ!エターナルのっ!!」

 

 インペイルはスーツの胸ポケットから、謎の球体を取り出す。シロップが言うには、あれはこの時代の敵”エターナル”のものらしいが……何故それをあいつが持っているのだろう?

 

インペイル「ああ、先ほどベンチに座っていたエターナルの怪人から拝借してね……”ブンビー”とか言っていたかな?まあいい……では、そこにいる昆虫にしようか!はあっ!!」

 

ホシイナー『ホシイナーーー!!!』

 

ルージュ「きょ、巨大バッタ!?」

 

インペイル『はっはっは!まだこんなものではないよ!』

 

エクス「ガンサークにする気か!」

 

 インペイルは草むらの中にいたバッタを見つけると、それに例の”球体”を投げる。すると、巨大なバッタの顔に目が付いた球体を付けている”ホシイナー”と言う怪物に変わる。そして、インペイルはそのホシイナーに手を向けている……ガンサーク化させる気なんだ!

 

インペイル『Yes!プリキュア5の歴史を隠せ!ガンサーク!!!』

 

Gホシイナー『ガンサ~クホシイナーーーッ!!!』

 

アクア「ホシイナーがパワーアップした!?」

 

レモネード「あんなの見たこともないです!?」

 

エクス「大丈夫です!僕が持つ”Qaライト”の力なら……ガンサーク化された怪物も浄化できます。ですが、ガンサーク化された怪物には”Qaライト”しか対抗策がありません」

 

ミント「つまり、エクスでしか浄化できないと言う事ね」

 

 ガンサーク化され、さらに巨大になったGホシイナー……その対抗策の説明をプリキュア5の皆さんに説明する。それを聞いても尚、真っ直ぐにGホシイナーを見つめ、向かって行くと言う強い覚悟を持ち……ドリームは皆に声を掛ける。

 

ドリーム「私達の歴史も、他のプリキュアの歴史も……あなた達の好きにはさせない!絶対に……守ってみせるんだからっ!!」

 

インペイル「素晴らしい覚悟だ、キュアドリーム……しかし、現実は”夢”のように甘くはない!」

 

ドリーム「みんな、いくよ!」

 

ルージュ・レモネード・ミント・アクア・ローズ「「「「「Yes!」」」」」

 

ドリーム「エクスも……一緒にいこう!」

 

エクス「ッ!……Yes!」

 

 ドリーム覚悟を受け取り、僕たちはGホシイナーへと向かって行く。こうして……プリキュア5の歴史を守るための戦いが幕を上げた。

 

 

side:キュアエクス

 

エクス「バッタの跳躍力は厄介です!動きを止めるのが有効だと考えられます!」

 

レモネード「だったら私が!プリキュア・プリズム・チェーンッ!!」

 

 レモネードが放ったのは、蝶が連なる二本のチェーン……それがGホシイナーの胴体を拘束する。レモネードの能力は”拘束”か……プリアラさんと似ているけど、こっちの方が強度があるみたいだな。

 

レモネード「やった!今のうちです!」

 

ドリーム「分かった!エクス、一緒に!」

 

エクス「はい!ラブリー、お願いします!」

 

ラブリー『お呼びだね!任せて!!』

 

ルージュ「えっ!?今の声は何!?知らない女の子の声がしたんだけど!?」

 

 僕はバッタ型Gホシイナーが空中に逃げた際のケアも考えて、戦闘力が高くて戦い方にバリエーションがあり、空中戦に即座に切り替えられる”キュアラブリー”を呼び出す。あ……そう言えばまだ僕の中にいる”プリキュア”さん達の事を話してなかった……まあいいか、後で説明すれば……今は倒すのが優先だ。

 

エクス「その説明は後でします!」

 

ドリーム「だって、ルージュ!よ~し!いくよっ!!」

 

ドリーム・エクス「「たあああああああ(だりゃあああああ)っ!!!」」

 

Gホシイナー『ホシイ……ナーーーーーッ!!!』

 

ドリーム「と、跳んだっ!?」

 

エクス「なんて跳躍力っ!?待て……これじゃあっ!!」

 

レモネード「きゃああああああああっ!!!!!」

 

 やっぱり!拘束技をしていたレモネードの身体ごと飛び上がっている!!すぐに助けないとっ!!!

 

エクス「ドリーム、メンバーの誰かで後方から射撃できる人がいるならその人にガンサクホシイナーを攻撃するように指示を!僕はこのままガンサクホシイナーを追って、レモネードを救助します!!はあっ!!!」

 

ドリーム「分かった!アクア、ホシイナーを狙って!!」

 

アクア「分かったわ!プリキュア・サファイア・アロー!」

 

 アクアが水で形成した弓と矢……その放たれた矢がGホシイナーへと真っ直ぐに向かって行く。

 

Gホシイナー「ガンサークッ!?」

 

エクス「少しだけど止まった!レモネード、また動き出す前に拘束を解いて下さい!僕が空中でキャッチします!!」

 

レモネード「は、はい!えいっ!!」

 

バサッ!

 

エクス「よし!アクア、そのまま射撃を継続してください!」

 

アクア「了解!はあっ!!!」

 

 レモネードを空中でキャッチし、アクアに追撃を指示する。あの跳躍力は地面を蹴れなければ意味がない。このまま空中に留まっているのなら、羽を使った飛行になるはず……そうなれば直線的かつ高速な跳躍よりも軌道は読みやすい!……などと考えていたが……。

 

バンッ!!!!!

 

Gホシイナー『ホシイナー―――――ッ!!!』

 

エクス「空中で……ッ!?」

 

ローズ「飛び跳ねたっ!?」

 

 僕の考えは見事に外れた……なんとGホシイナーは地面だけではなく、空中でも飛び跳ねたのだ。まるで”空気”を蹴ったみたいだ……まずい、それが出来ると言う事は……!

 

バンッ!!バンバンッ!!!バンバンバンバンッ!!!!!

 

エクス(空中は……全て奴の”足場”だっ!!)

 

Gホシイナー『ガンサーーーーークッ!!!!!』

 

 空中を何度も蹴り、まるで壁を飛び移るように動き回り……Gホシイナーは僕とレモネードの前まで迫って来た。

 

エクス(どうする……”反撃”するか?それとも”回避”か?)

 

Gホシイナー『ホシイナー―――――ッ!!!!!』

 

エクス(考えてる暇はないっ!!!)

 

エクス「レモネード、ごめんなさい!」

 

バッ!

 

レモネード「えっ!?エクスッ!!」

 

 僕は抱えていたレモネードをドリームたちがいる方へと突き飛ばす……幸い、Gホシイナーは僕に向かっている。仮にこの高さでも、チェーンを使って衝撃を緩和したり……他のプリキュア5さんが地上でキャッチするだろうし、そもそも”プリキュア”だから無事かもしれない。……でもこれで、両手が開いた!

 

エクス・ラブリー「『ラブリー・シールド!』」

 

ガキンッ!!

 

エクス「重い……っ!」

 

Gホシイナー『ガン……サーーーーークッ!!!』

 

エクス「うわっ!!!」

 

 シールドでGホシイナーの突進を押さえることは出来たが、Gホシイナーは押さえられた後も空気を蹴って勢いを作り、無理やり僕の事を押し飛ばした。このままではもう一度突進される……どうしよう!?

 

ドリーム・ローズ「「たあああああああっ!!!」」

 

Gホシイナー『ホシイナッ!?』

 

エクス「ドリーム!ローズ!」

 

 もう一度、突進しようとしたGホシイナーに……二人の人影が向かって行く。それはドリームとローズの2人がGホシイナーへダブルパンチを決めるために向かってきたためだった。しかし、Gホシイナーの機動力は相当なものだ……あれでは避けられてしまう!

 

Gホシイナー『ガンサーーークッ!!』

 

 やはり、2人の攻撃は避けられてしまった……しかし、それについては予想済みだったみたいだ。なぜなら……。

 

ローズ「今よ!」

 

ミント「プリキュア・エメラルド・ソーサー!」

 

ガンッ!

 

Gホシイナー『ホシイナーッ!?』

 

 Gホシイナーが後方へ回避するであろうことを予想し、そこにミントが待機して円盤状のシールドで動きを止めてみせたからだ。そして……このチャンスを逃すことを彼女達、”プリキュア5”さんはしない。それに続けと言わんばかりに、次々とGホシイナーに攻撃を仕掛けていく。

 

レモネード「プリキュア・プリズム・チェーン!!えへっ!今度は足までぐるぐる巻きです!」

 

ルージュ「サンキュー、レモネード!これで外さない!プリキュア・ファイヤー・ストライクッ!!」

 

アクア「私も行くわ!プリキュア・サファイア・アローッ!!」

 

ドーーーンッ!!!

 

 放たれるアクアの”水の矢”と、激しく燃え上がる”炎の玉”による隙を生じぬ連続攻撃……すごいコンビネーションだ。僕も負けてられない!

 

エクス「ロゼッタ、ロゼッタウォールを”足元”に出してください!」

 

ロゼッタ『了解ですわ!』

 

エクス「ありがとうございます!たあっ!!」

 

ミント「あれは……盾を足場にしたのね!」

 

エクス「そう言う事です!それっ!ドリーム!ローズ!その足場を使ってください!!」

 

 僕はロゼッタを呼んで、ロゼッタウォールを手の平ではなく足元に展開して即席の”足場”を形成する……ラブリーを呼んでいるから飛べるけれで……ちょっと面白い使い方が浮かんだ。僕はロゼッタウォールを蹴ってGホシイナーに飛びかかると、ロゼッタウォールをドリームとローズの”足元”へと移動させる。

 

ローズ「ッ!!そういうことね!はあっ!!」

 

ドリーム「オッケー!たあっ!!」

 

エクス「だりゃあっ!!」

 

Gホシイナー『ガンサ~~~クッ!?』

 

エクス「これで終わると……思うなよっ!!!」

 

 僕とドリーム、ローズの3人のパンチが決まり、再び後方へ吹き飛ぶGホシイナー……そんな奴の後方に僕はロゼッタウォールを移動させて……それを思いっきり僕のいる方向へ引き戻す。すると、どうなるか……。

 

Gホシイナー『ホシッ!?!?』

 

 もう一回……僕達の方へ飛んでくる!それに……僕が使えるロゼッタウォールは二枚だ!これをうまく使うと……こうなる!!

 

ローズ「だあっ!アクア、お願い!」

 

アクア「ええ!はあっ!!ミント!」

 

ミント「はあっ!レモネードっ!!」

 

レモネード「了解です!やあっ!!ルージュ、お願いします!」

 

ルージュ「任せなって!はああああっ!!」

 

 プリキュア5の皆さんの下にロゼッタウォールを使って足場を形成して飛び掛かれるようにし、もう一枚のロゼッタウォールでGホシイナーの軌道を無理やり変えて、呼んだメンバーの方向へ飛ばす……こうすることで空中落下しているプリキュア5の皆さんを一定間隔で空中に維持、相手に逃げる隙を与えず攻撃できるようにする……まさに”ピンボール”の様である。我ながら酷い方法を考えたものだ……まあそろそろ終わるから、問題ないけど!

 

ルージュ「ドリーム!エクス!一気にやっちゃって!!」

 

ドリーム「うん!エクス、決めるよ!」

 

エクス『了解!ロゼッタを解除!プリキュアプリケーション!インストール!!!』〈ハピネスチャージ〉

 

プリンセス『漸く私の登場ね!エクス、お待たせ!』

 

ハニー『さあ、すぐに終わらせてセレブ堂のシュークリーム……食べよう』

 

フォーチュン『ハニー……それは関係ないでしょ。エクス、私達ハピネスチャージの力……存分に振るいなさい!』

 

 僕はロゼッタを解除してハピチャさんのプリキュアプリを起動する。これで……全開をぶつけられる!

 

エクス『プリキュアプリ!インストール!!!ドリーム、いけます!!!』〈タップ〉

 

ドリーム「うん!プリキュア・シューティング・スターーーーーッ!!!!!」

 

エクス「〈ハピネスチャージ〉プリキュア・ドットライトエクスーーーーーッ!!!!!」

 

Gホシイナー『ケッサ~~~~~ク///』

 

 僕とドリームはそれぞれ”碧”と”ピンク”のオーラを纏い、Gホシイナーへと突進していく。その姿はまるで”二つの流れ星”が空を駆け抜けていく様だ。そして……僕たちはGホシイナーを貫き、浄化することに成功する。

 

インペイル「ほう……これが”アカシックのプリキュア”の力か。面白い……また会おう、キュアエクス!そして、プリキュア5の諸君!」

 

 インペイルはそう言い残すと、次元の裂け目を開き……その中へと消えていく。これで……一先ずプリキュア5の皆さんの危機を回避することは出来た。

 

駆「ふぅ……何とかなったみたいですね」

 

のぞみ「駆く~ん!お疲れ様!」

 

駆「夢原先生こそ……お疲れ様でした。それにしても……皆さん、すごいコンビネーションですね」

 

りん「まあ、これでも長くやってるからね」

 

うらら「そう言う事!ですね!!」

 

ぐぅ~!

 

 変身を解いて夢原先生たちと話していると……何とも可愛らしい”お腹の虫の鳴き声”が聞こえる。

 

のぞみ「ごめん……私です///」

 

うらら「そう言えば、シュークリームをまだ食べてませんでしたもんね」

 

駆「すいません……僕が来たせいで……」

 

こまち「仕方ないわよ。……そうだわ!せっかくだから、駆君も食べていったらどうかしら!数は結構あるし、良かったら私の家で作った豆大福もあるの」

 

かれん「そうね……ナッツも聞きたい事があるって言っていたし、話をしながらだけど……どうかしら?」

 

 こまち先生から、シュークリームと豆大福を食べていかないかと言われたが……正直お邪魔じゃないか心配だ。でも……ナッツさんが聞きたい事があるのも事実だし……断る訳にはいかないよね。

 

駆「分かりました。お話しすることもありますし……せっかくなので頂こうと思います」

 

くるみ「そうと決まれば、ナッツハウスに戻るわよ。ココ様とナッツ様を待たせているもの!」

 

駆「一応、コルーリとシロップも待たせてますけど……」

 

のぞみ「よ~し!それじゃあナッツハウスに戻って、シュークリームを食べるぞ~!けって~い!」

 

 ”けって~い!”……先生が何かするって時にはいっつも言っていた口癖だったな。僕は何とも言えない懐かしさを感じながら、プリキュア5の皆さんと共に、コルーリ達が待つナッツハウスへと戻っていった。

 

 

ナッツハウス 二階スペース

 

side:駆

 

ナッツ「封印されたデスパライアの不老不死の力から、その蝶を生み出した……確かに、それならドリームコレットの一部と言うのも理解できるナツ」もぐ!もぐ!

 

ココ「でも、何で駆がデスパライアの元に行けたココ?のぞみ達の封印がしっかりできていなかったココ?」もぐ!もぐ!

 

 現在、テーブルの上で話している”フェネック”と”リス”の様な妖精が……さっきまでカッコイイお兄さんたちだった”ココ”と”ナッツ”である。どこをどうやったああなるのか分からない。まあそれ以外にも……。

 

ミルク「ココ様!ナッツ様!食べたまま喋るのはお行儀が悪いミル!」

 

シロップ「ホットケーキは最高ロプ!」

 

 他の二名も妖精の姿に戻っている。妖精と分かっていたくるみさんは”ミルク”と言うのが本名らしい……耳の長い”ロップイヤー”のようだ。シロップは……オレンジ色の”ペンギン”みたいに見えるけど……鳥って括りで良いのかな?

 

のぞみ「ねえ、駆君!あの人……元気そうだった?」

 

駆「ええ……僕の事を笑って送り出して、皆さんを救ってくれって……言ってました」

 

のぞみ「そっか!よかった……!」

 

 夢原先生の表情から感じたのは……”安心”。デスパライアさんと夢原先生には……何かしらの”絆”があるのだろう。それにしても……。

 

駆「シュークリーム……豆大福……ホットケーキにチョコレート……数が多すぎませんか?」

 

のぞみ「え~!?そんな事ないよ~!」

 

コルーリ「ですが……一般的な量よりも明らかに多いですよ」

 

ミルク「のぞみ達からしたら、これ位が普通ミル」

 

駆・コルーリ「「これが……普通?」」

 

 僕らの前にあるテーブルを埋め尽くす”スイーツ”や”お菓子”の山……これが普通なのか?こんなの出されて普通に食べてる人……種以外で初めて似たかも。

 

のぞみ「まあまあ!細かい事は気にしない!駆君も食べてみて~!このシュークリーム、すっごい美味しいんだよ~!」

 

うらら「なんと!あの高級スイーツ店”セレブ堂”のシュークリームなんですよ!」

 

駆「”セレブ堂”……ああ、”お母さんが勤めてた”あのお店か」

 

プリキュア5「「「「「えっ!?」」」」」

 

駆「えっ?なんか……変な事言いました?」

 

こまち「駆君のお母さん……セレブ堂に勤めてるの?」

 

 僕はこまち先生に聞かれた事について、僕が覚えている事を思い出しつつ返答する。

 

駆「えっと……僕のお母さんはパティシエなんですけど、世界的なコンクールに入賞して独立するまでは、セレブ堂のパティシエとして勤務していたんです」

 

りん「す、すごいわね……駆君のお母さん」

 

かれん「セレブ堂のパティシエになれるのは優秀な職人だけよ。その狭き門を潜ったと言う事は、それだけで素晴らしい職人であることの証だわ。世界的なコンクールで入賞したのも納得ね」

 

 お母さんの経歴を褒められて……僕は嬉しかった。でも……お母さんにそれだけの才能があっても、僕の才能をみて嫌になってしまうのだ。”心”は……やはり難しい。

 

のぞみ「そうだ!駆君、今日はどうするの?駆君の話だと……まだ”固定化”?って言うのしてないから、ここに残るんでしょ?」

 

駆「はい、そのつもりです」

 

ココ「だったら、駆とコルーリはナッツハウスで泊ればいいココ!」

 

ナッツ「空いてる部屋はもうないナツ。ナツ~……ミルク、コルーリを一緒の部屋に寝かせてあげて欲しいナツ」

 

ミルク「それは構わないですミル。でも、駆はどういたしますかミル?」

 

 コルーリの部屋が決まったのはいいが、僕の部屋はまだ決まらない。そんな時、もう一人の妖精であるシロップが口を開く。

 

シロップ「シロップと一緒の部屋にすればいいロプ。どうせ一人で使うには広すぎだったし……問題ないロプ」

 

駆「本当にいいの、シロップ?」

 

シロップ「ローズパクトの守りくらいにはあると思うし、それくらいやってくれればいいロプ」

 

 ローズパクト……確か、この時代でプリキュア5さんが守っている物だっけか。これは責任重大だな。

 

駆「それじゃあ、シロップ、お願いします」

 

シロップ「任せるロプ!」

 

のぞみ「駆君はまだいるんだし……そうだ!明日はこの町の楽しい所いっぱい案内してあげるよ!」

 

うらら「いいですね!それ!!」

 

こまち「楽しそうね!」

 

 なんか……勝手に話が進んでいくな……。

 

りん「はあ~!また勝手なこと言い始めちゃった」

 

かれん「いいじゃない。それが……のぞみの良い所よ」

 

りん「ええ、そうですね」

 

のぞみ「よ~し!じゃあ明日は、駆君を案内しちゃうぞ~!けって~い!……あっ!駆君、案内してもいいよね?」

 

駆「けって~いしてから聞きますか?……では、お願いします」

 

 そんなこんなで、明日は町の案内が決まり、今日はお開きとなった。そして、僕らはナッツハウスでご厄介になることになり……空に星が輝く頃になった。

 

 

ナッツハウス シロップの部屋

 

シロップ「そんじゃあ、その布団を使ってくれ……じゃあ、電気消すぞ」

 

駆「はい、いいですよ」

 

 僕は床に敷いた布団に入り、知らない天井をみる。すると、凄まじい眠気が僕を襲う……そう、デスパライアさんに会う前の時のように……。

 

シロップ「zzZ……zzZ……」

 

駆「……くぅ……くぅ……」

 

キラ―ン!

 

 駆、シロップ、メルポの三人が寝静まった頃、駆の左腕に巻かれたQaウォッチが光を放つ。そこから出て来たのは”白い蝶”……その蝶は部屋の中を飛び回ると、”ある物”の上に止まる。その”ある物”とは……ローズパクトだった。

 

 

To Be Continued……




いかがだったでしょうか?次回は、プリキュア5メンバーに案内され、町を堪能する駆。そんな時、駆は未来ののぞみとのある出来事を話す。そんな中、町で暴れ出す”ゲンサーク”!はぐれたのぞみを探すために、駆は……”鏡の世界”である少女と出会う。乞うご期待ください!
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