ヴァールハイト・プリキュア   作:32期

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HUGっと!プリキュア編、最終話になります。未来を信じることに悩む駆の出した答えとは?
では、お楽しみください!


第五話:未来をHUGっと!僕の手で!

side:HUGっと!プリキュア

 

さあや「はなー!」

 

えみる「はなせんぱ~い!」

 

ほまれ「どこ行っちゃったのよ?」

 

駆を探すためにはながビューティーハリーを出て行ってから少し時間が経っている。雨も降ってきており私たちは、はなの事が心配だった。

 

チャラリート「あれ?ルールーちゃん達じゃん!どしたん?」

 

ルールー「チャラリート?…今、はなの事を探しているのですが見ていませんか?」

 

チャラリート「ん~いや、オレちゃん見てね~けど」

 

フェイク「だったら俺が呼んでやろうか?」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

たまたまいたチャラリートにはなを見なかったかを聞いていると、そこにはフェイクがおりチャラリートの頭を掴む。

 

フェイク「丁度いい!こいつを使うか!」

 

フェイク『明日への希望よ、消えろ!ネガティブウェーブ!』

 

チャラリート「うあぁぁぁ!?」

 

フェイク『発注!オシマイダー!!!」

 

フェイクはなんとチャラリートのトゲパワワを利用しオシマイダーを生み出す。だがそれだけではない。フェイクはオシマイダーに向け右手を伸ばす。

 

フェイク『HUGっと!プリキュアの歴史を欺け!ガンサーク!!!』

 

Gオシマイダー『ガンサ~ク!オシマイダーーー!!!』

 

コルーリ「ガンサクオシマイダー!あれはキュアシードでなければ倒せません」

 

Gオシマイダーが出現し私たちは動揺する。コルーリが言う様にあれはキュアシードしか倒せない。

 

ほまれ「それでもやるしかないでしょ!いくよ!」

 

ほまれはプリハートを取り出し変身しようとする。それを見て他の三人もプリハートを取り出す。

 

『『『『ミライクリスタル!ハート、キラッと!』』』』

 

アンジュ「輝く未来を抱きしめて!!みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」

 

エトワール「みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」

 

マシェリ・アムール「「みんな大好き!愛のプリキュア!」」

 

マシェリ「キュアマシェリ!」

 

アムール「キュアアムール!」

 

変身を済ませた四人はGオシマイダーに攻撃を開始する。

 

アンジュ「たあぁぁぁぁ!」

 

エトワール「たあ!」

 

フェイク「無駄だ!無駄だ!!無駄だ!!!そんなもん効きゃしねえよ!!!」

 

Gオシマイダーに攻撃していくアンジュとエトワール。しかし前回の戦いと同様に攻撃は一切効かない。

 

マシェリ「アムール!私たちも行くのです!」

 

アムール「はい!」

 

マシェリ・アムール『ツインラブギター!ミライクリスタル!』

 

ツインラブギターを出しルージュとバイオレットのミライクリスタルをセットする

 

アムール「Are you ready?」

 

マシェリ「行くのです!」

 

アムール「心のトゲトゲ」

 

マシェリ「ズッキュン打ち抜く!」

 

マシェリ・アムール「「ツインラブ・ロックビート!」」

 

マシェリとアムールのツインラブ・ロックビートがGオシマイダーへと放たれる。Gオシマイダーは避けることなく正面から受ける。

 

Gオシマイダー『ガンサーーーーーク!!!』

 

フェイク「てめ~らじゃ話になんね~んだよ!さっさとキュアシードを出せ!!!」

 

コルーリ「!?このままじゃ…HUGっと!プリキュアが…」

 

コルーリは動揺している。そんな中はぐたんを抱いたハリーがコルーリに言う。

 

ハリー「コルーリ!今すぐ駆を探しに行け!」

 

コルーリ「で…でも…!?」

 

ハリー「はよ行け!あいつらを助けられるんはキュアシードだけなんやろ!大丈夫や!あいつらはこんな所でへこたれたりせえへん!」

 

コルーリ「は、はい!」ボンッ!

 

ハリー「任せたで…後輩!」

 

鳥の姿になったコルーリは駆を探し出す。HUGっと!プリキュアを守るために…世界を守るために…。

 

 

side:駆

 

コルーリの案内で僕たちは、HUGっと!プリキュアさんが戦っている場所へと向かう。

 

駆「こ…これは!?」

 

はな「アンジュ!エトワール!マシェリ!アムール!」

 

Gオシマイダー『ガ~ンサ~ク!オ~シ~マ~イ~ダーーーーー!!!!!』

 

その場所にはGオシマイダーが咆哮し、4人のプリキュアは地面に倒れ伏している。すでに立ち上がることすらできない状況だった。

 

アンジュ「はな…駆…くん…」

 

エトワール「遅すぎ…だっての…」

 

マシェリ「…ですが…間に合ったのです!」

 

アムール「…はい…キュアシードは…ここにいます!」

 

僕とはなさんが来たのを確認し安心する4人。僕とはなさんはQaフォーンとプリハートを取り出す。

 

フェイク「やっとお出ましか!待ってたぜキュアシード!!!今日こそてめえを…消してやるよ!!!!!」

 

はな「いくよ!駆君!」

 

駆「はい!」

 

はな『ミライクリスタル!ハート、キラッと!」

 

エール「輝く未来を抱きしめて!!みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」

 

はなさんはキュアエールの変身を完了し、僕も変身しようとする。

 

駆『プリキュアプリケーション!インストール!!!』〈タップ〉

 

error!error!error!

 

駆「え!?」

 

エール「うそ!?」

 

「「「「そんな…」」」」

 

僕はキュアシードに変身できなかった。なぜ…どうして…。

 

駆「種!種!!!聞こえるなら答えて!!種!!!!!」

 

駆(種とのリンクがまだ繋がらない!まさか種の精神が出ていなければキュアシードになれないのか!?)

 

絶体絶命の状況、キュアシードなき今Gオシマイダーを倒すことはできない…。そんな時だった。

 

エール「駆君…コルーリと一緒にハリーとはぐたんの所にいて」

 

駆「え!?で、でも!あのガンサークを倒せるのはキュアシードだけなんですよ!エール一人だけでどうするんですか!?」

 

エール「大丈夫…一人じゃないよ」

 

駆「え…?」

 

エールが向く方向を見ると、そこには倒れていたはずの4人が立っていた。エールは歩みを進め彼女たちの所へ向かう。

 

アンジュ「私たちは…守りたい願いがある!」

 

エトワール「叶えたい夢がある!」

 

マシェリ「守りたい未来と!」

 

アムール「守りたい!大切な人がいるんです!」

 

エール「だから!私たちは諦めない!」

 

5人となったHUGっと!プリキュア。その後ろ姿はとても美しく、頼もしい姿で僕は言葉を失った。

 

フェイク「なんだ?キュアシードはどうした!!!」

 

エール「あなた達なんて、私たちで十分だよ!!!」

 

フェイク「ぬかせえ!!!やれえ!!!ガンサクオシマイダーーーー!!!!!」

 

エール「いくよ!みんな!!!」

 

「「「「「たぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」」

 

5人のプリキュアがGオシマイダーに向かっていく。……しかし…。

 

Gオシマイダー『ガン!』

 

エール「きゃあ!?」

 

Gオシマイダー『サク!』

 

アンジュ「いや!?」

 

プリキュアが倒されていく…一人ずつ…一人ずつ…!

 

Gオシマイダー『オシ!』

 

エトワール「うあぁ!?」

 

Gオシマイダー『マイ!!!」

 

マシェリ・アムール「「あぁ!?」」

 

Gオシマイダー『ダーーーーーーー!!!!!」

 

目の前にあるのは絶望だった。どうしようもない!こんなの…どうしようもない!

 

はぐたん「え~る!え~る!」

 

ハリー「はぐたん!?行ったらあかん!!!」

 

はぐたんがエールたちの所へと走り出す。それを見たハリーは急いではぐたんを止めようとする。

 

Gオシマイダー『ガンサーク!!』

 

ハリー「うあーーー!!!」ボンッ

 

コルーリ「ハリーさん!?」

 

Gオシマイダーの咆哮の衝撃でハリーは吹き飛ばされ、はぐたんも足を止めてしまう。

 

フェイク「ん?なんだそのちっこいガキは?邪魔だ!潰せ!ガンサクオシマイダー!!!」

 

Gオシマイダー『オシマイダー!!!」

 

エール「ダメぇぇぇぇぇ!!!」

 

はぐたんに迫るGオシマイダーの攻撃。刻一刻と迫る中、僕ははぐたんの元へと走る。

 

駆「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

僕は、はぐたんに向けて”手”を伸ばす。

 

駆(なんだっていい!早く!早く!!!早く!!!!!)

 

そしてこの”手”ではぐたんを抱え地面へと倒れ、Gオシマイダーの攻撃は頭の上を掠める。

 

「「「「「駆(君)(さん)!」」」」」

 

フェイク「来たか・・・!やっと来たか!!キュアシード!!!!!」

 

僕は上体を起こし、はぐたんを確認する。怪我などはなく無事のようだ。

 

はぐたん「は~ぎゅ~」

 

駆「はぐたん?」

 

はぐたんはゆっくりと小さな手を伸ばす。そして…ゆっくりと”赤く汚れた僕の右手”の人差し指を握る。

 

はぐたん「か…けりゅ…かけりゅ…」

 

駆「ッ・・・・・!?」

 

はぐたんは僕の名前を呼んだ。そして小さく温かい温度が僕の手から伝わってくる。僕の心から熱さが溢れてくる。そして抑えようのないほどの涙がこみあげてくる。

 

駆「ッ…!?…はぐたん…ありがとう…」

 

フェイク「キュアシード!!!待たせてくれたな~!今日でこの歴史は消え!未来なんて来なくなるのさ!!!はっはっはっはっは!!!!!」

 

駆「……そんなこと…させない!」

 

フェイク「なに~!?」

 

僕は心から溢れる言葉をフェイクへと放つ。

 

駆「僕は!未来をなくさせない!!この手に伝う温かさと!未来の可能性!!まだちゃんと掴めていない!!!僕は…僕は!!!未来をこの”手”で掴みたいんだ!!!!!」

 

その瞬間、僕の胸から強い光が放たれる。

 

ハリー「とんでもない量のアスパワワや!」

 

フェイク「何だこれは!?」

 

駆「これは…?」

 

「「「「「ミライクリスタル!」」」」」

 

僕から出た光は形を変え”ミライクリスタル”となる。色はなく透明、クリスタルと例えるにふさわしいかもしれない。

 

種(やっと繋がった…大丈夫?お兄ちゃん?)

 

駆「種!…うん!大丈夫!それより…すぐ行ける?」

 

種(モチのロンだよ)

 

駆「コルーリ!はぐたんをお願い!」

 

コルーリ「は、はい!」

 

抱いていたはぐたんをコルーリに預け、ミライクリスタルを強く握りQaフォーンを取り出す。

 

種・駆『『プリキュアプリケーション!インストール!!!』』〈タップ〉

 

シード「「小さな種は、輝く未来!キュアシード!」」

 

変身を終えると、左手に握っていたミライクリスタルが輝き、それに合わせてQaフォーンも輝きだす。

 

コルーリ「シード!”ミライクリスタル”をQaフォーンに近づけるチュン!」

 

シード「わかった!」

 

Qaフォーンにミライクリスタルを近づけると、クリスタルがQaフォーンに入っていく。

 

HUGっと!プリキュアダウンロード率…25パーセント…50パーセント…75パーセント…90パーセント…

100パーセント…ダウンロード完了。インストール準備完了。

 

コルーリ「シード!インストールするチュン!今こそ”HUGっと!プリキュアになる”チュン!」

 

シード『『プリキュアプリケーション!インストール!!!』』〈HUGっと!〉

 

シード『『ミライクリスタル!ハート、キラッと!』』

 

Qaフォーンの画面にプリハートとミライクリスタルが表示される。指を使い、ミライクリスタルをドラッグしてプリハートに装着するとQaフォーンから光が溢れキュアシードを包む。

 

Y・シード「「小さな種から花開け!元気のプリキュア!キュアエール・シード!」」

 

キュアエールの姿を映したような衣装。イヤリングはクローバーへと変わり、碧の光がY・シードから溢れてくる。

 

エール「あれって私!?」

 

アンジュ「きれい…」

 

アムール「膨大な量のアスパパワが放出されています!」

 

驚いているHUGっと!プリキュアさん達を尻目に”僕たち”はフェイク達を見る。

 

Y・シード「みんなの歴史を守って見せる!」

 

フェイク「おもしれえ!やれ!ガンサクオシマイダー!!!」

 

Gオシマイダーがパンチを放つ。僕は避けることなくそのパンチを”片手”で受け止める。

 

フェイク「なに!?」

 

エトワール「すごい…」

 

マシェリ「とんでもないのです!」

 

Y・シード「だりゃぁぁぁ!!」

 

受け止めた手に回し蹴りを入れ、Gオシマイダーの正面が隙だらけとなる。

 

Y・シード「種!お願い!」

 

種(お~け~!)

 

Y・シード「おりゃーーーー!!!」

 

Gオシマイダー『ガンサーーーーーク!!!」

 

Y・シードの強烈なパンチがGオシマイダーを捉え、上空へと吹き飛ばす。その衝撃でフェイクや他のプリキュア達も顔を押えている。

 

Y・シード「これで決めるよ!」

 

Y・シード『プリキュアプリ!インストール!!!』〈HUGっと!〉

 

Y・シード『フレフレ!ハート・フォー・ユー!」

 

Gオシマイダー『ケッサ~~~~~ク///ヤメサセテモライマ~ス』

 

HUGっと!プリキュアの力でGオシマイダーは浄化せれていき、中からチャラい格好の人が出てくる。Gオシマイダーを倒されたフェイクは笑顔でキュアシードを見る。

 

フェイク「キュアシード…。いいじゃねえか!やっぱりお前はサイコ~だ!また会おうぜ…キュアシ~ド」

 

フェイクは次元の裂け目へと消えていく。漸く訪れた勝利に僕たちは安堵した。

 

 

side:はな

 

はな「もう行っちゃうんだね…」

 

さあや「さびしくなっちゃうね」

 

駆君たちは次のプリキュアを助けに行くらしい。だから私たちは、彼らを見送るために彼らの”船”まで来ている。

 

駆「HUGっと!プリキュアの固定化は完了したらしいので。次のプリキュアさんを助けに行かないと」

 

えみる「駆さんならきっと出来るのです」

 

ルールー「はい。きっと成し遂げることが出来ます」

 

駆「皆さん…ありがとうございます!」

 

お礼を言う駆君は会ったばかりより、少しだけ笑えてる気がする。そう思っているとほまれが手をもじもじしている。

 

はな「ほまれ?どうしたの?」

 

ほまれ「えっ!?いや…えっと…」

 

さあや「ほ~ら!ほまれ!」

 

さあやがほまれの背中を押す。そしてほまれがゆっくりと駆君の方へと向かう。

 

ほまれ「えっと…あの時のこと!ごめんなさい!私…何にも知らないで…酷いこと言って…」

 

駆「…大丈夫ですよ。僕も…よくない事しちゃいましたから。だから…お相子と言うことにしませんか?」

 

ほまれ「!…ふふっ…それイケてる!」

 

駆「そうですか?」

 

ほまれ「うん!」

 

駆君との仲直りを済ませたほまれは、とても笑顔だった。そして別れの時間がやってくる。

 

コルーリ「カケル!準備できたチュン!」

 

駆「分かったよ。コルーリ!あと少しだけ待って!」

 

コルーリ「了解チュン」

 

駆「えっと…皆さん…」

 

そう言うと駆君は、私たちの前に”人差し指”を出してきた。

 

駆「握手は…まだ出来ないですけど…これではだめですか?」

 

はな「ううん!そんなことないよ!!」

 

私は駆君の人差し指を握った。そして、さあや、ほまれ、えみる、ルールー、ハリー、はぐたんとみんなで小さな握手をする。彼が出した人差し指はどれだけの思いが籠っているか私たちは知っている。そしていつか、あなたの出した”手”をしっかりと握りたいと思う。

 

はな「駆君!キラキラ☆プリキュアアラモードに会いに行くなら、”キラパティ”にいる”いちか”ちゃん達を探して!きっと力になってくれるよ!」

 

駆「キラパティのいちかさん…ですね。分かりました!はなさん、本当にありがとうございました」

 

はな「うん!フレフレ!駆君!種ちゃん!頑張れ頑張れ!おー!」

 

駆「ありがとう!」

 

種「バイバイ、はなちゃん!次はもっとお話ししようね!」

 

駆君と種ちゃんが私に声を掛ける。そうだよ。次は種ちゃんともいっぱい話したいな。

 

駆「それじゃあ!お元気で!」

 

種「またね~!はなちゃん!みんな~!」

 

はな「うん!またね~!」

 

晴れ渡る空に、船は碧色の光を放って消えていく。私は信じる。きっとあの二人が…プリキュアを救えるって事。だって…私たち(プリキュア)を救ってくれたんだもん!

 

 

To Be Continued……




いかがだったでしょうか?次回からはキラキラ☆プリキュアアラモード編となります。果たしてキュアシードは彼女達を救えるのか?
乞うご期待ください!
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