ヴァールハイト・プリキュア   作:32期

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今回よりキラキラ☆プリキュアアラモード編となりますが、そんな中でのチーム名発表回です。
では、お楽しみください!


キラキラ☆プリキュアアラモード編
第六話:お披露目!ヴァールハイト・プリキュア!出来上がり!


side:種

 

種(名前を決めましょう!)

 

駆「名前?何の名前?」

 

種(プリキュアの!タネたちのチーム名!!)

 

私はいい加減チーム名を決めようと言うと、お兄ちゃんはココアを飲みながらコルーリに質問する。

 

駆「コルーリ、君たちは自分たちの作ったプリキュアの事をなんて言ってるの?」

 

コルーリ「え?…えっと…”アカシックのプリキュア”って呼んでいますが」

 

お兄ちゃんの質問に、ココアを飲んでいるコルーリ(美少女)が答える。

 

種(そういうのじゃなくて!もっとこう…かっこいいのないの!?お兄ちゃん!お得意のドイツ語からかっこいい単語ない?)

 

駆「ドイツ語は単語が大体なんでもかっこいいから…どれでもいいと思うけど…」

 

コルーリ「えっ?ドイツ語…あのタネと何の話をしてるんですか?」

 

駆「えっと、僕たちのチーム名だって」

 

お兄ちゃんが私との会話をコルーリに伝える。ちゃんといい名前を考えなきゃ!

 

コルーリ「カケルたちは虚偽を”真実”に戻すプリキュアですから…そういった意味を込めるのはどうですか?」

 

駆「”真実”…か。種、いいのがあったよ。結構かっこいいと思う」

 

種(ホント!?)

種(良い!良いよ!カッコイイ!)

 

駆「気に入ってくれたみたい」

 

コルーリ「あの…名前決まったんですか?」

 

コルーリが決まった名前を聞きたそうにしているので、私はお兄ちゃんの主導権を奪う。プリキュアになれるようになってから主導権が奪いやすいから楽しい!またプリキュアさんに会ったら勝手に動かそう!

 

種「それは次の変身の時に言うから~!楽しみにしてて!お兄ちゃんも言っちゃだめだからね!」

 

駆(また勝手に変わって…。分かったよ。言ったりしない)

 

お兄ちゃんに釘を刺して言わせないようにして主導権を返す。お兄ちゃんが考えてくれた私たちのチーム名を言う瞬間を私は楽しみする

 

種(次の変身が楽しみだな~)

 

 

side:ネツゾーン

 

カイザーン『フェイク…戻ったか」

 

フェイク「カイザーン様、申し訳ございません!」

 

フェイクはキュアシード討伐及び、HUGっと!プリキュアの捏造が修正されたことをカイザーンに報告する。

 

?「ダサ!まあ、あんたじゃ”私のアルタイル”は倒せないけど…」

 

フェイク「何だてめえは!?」

 

ベガ「私はベガ。カイザーンの直属の部下で…そうね…あんたの上司ってところかしら」

 

ベガと名乗る少女はボスであるカイザーンを呼び捨てにし、フェイクに自分はお前の上司だと言う。

 

フェイク「貴様!!カイザーン様に無礼な真似を!!!」

 

カイザーン『良い…フェイク』

 

フェイク「しかし!?」

 

カイザーン『我の命令が聞けぬか…フェイク?』

 

フェイク「くっ!?…御意!」

 

ベガの態度に怒りを示すフェイクを、カイザーンが止める。そしてカイザーンはフェイクに命令を出す。

 

カイザーン『フェイク。お前は2016年へ向かえ。そして、以降はベガの命令に従い行動せよ…よいな?』

 

フェイク「…御意」

 

不満を露にしながらも、フェイクはカイザーンの命令に従い次元の裂け目に消える。

 

カイザーン『…インペイルはいるか?』

 

インペイル「ここに」

 

カイザーンがインペイルを呼ぶと、彼は即座に現れる。

 

カイザーン『お前も2016年に行け。フェイクの監視及び、キュアシードのデータを取れ。』

 

インペイル「御意」

 

インペイルも次元の裂け目に消え、大広間にはベガとカイザーンのみになる。

 

ベガ「それじゃ、”あれ”は私が管理しとく。私は勝手にやるから…お留守番よろしく。”カイザーン様”…」

 

カイザーン『・・・・・』

 

ベガ「ふふっ!…会いたいわ…私のアルタイル…トキオカケル…///」

 

ベガは頬を赤く染め、艶やかな声で名前を呟くと部屋の奥へと消えていった。

 

 

2017年 苺坂町 いちご坂商店街

 

side:駆

 

駆「それじゃあ、キラパティのいちかさんについて聞いて回ろう」

 

コルーリ「了解です!キラキラ☆プリキュアアラモードのみなさんに会うために頑張りましょう!」

 

そう言って僕らは商店街を探し始める。誰に聞いたらいいだろうか?

 

青果店の店主「今日は良い苺が入ってるよ~!」

 

駆(青果店か…。キラパティって言うくらいだし…もしかして”パティスリー”の事かな?だったら青果店はよく使うかも!)

 

そう思い僕は青果店へ向かおうとすると、正面から現れた道着を着た男性にぶつかってしまう。

 

駆「あ!すみません!余所見をしてしまって」

 

?「いや、大丈夫だよ。ん?この辺では見ない顔だね。もしかして旅行かい?」

 

駆「あ、いえ…人を探しているんです。”キラパティのいちか”と言う人を」

 

?「いちか!?君はいちかを探してるのかい!?」

 

道着の男性は、いちかと言う名前にすごく反応した。

 

駆「お知り合い何ですか?その…いちかさんと」

 

?「いちかは俺の娘だが…君は娘に何の用なんだ?」

 

駆「え、えっと…」

 

男性からすごい圧を感じる。まるで娘さんが結婚相手を連れてきた時のようだ。うまく誤魔化さなければ!

 

駆「と、友達から!き、キラパティのいちかさんが作るスイーツがおいしいと聞いて来たんですが…場所が分からなくて迷っていたんです!」

 

キラパティがパティスリーと言う予想を信じ、それらしい言い訳考えて男性に伝える。

 

?「なんだ~そうか~!いちかのスイーツを食べに来たのか!まさかいちかがこんなに有名になるなんてな~!」

 

種(大丈夫だったみたいだね!)

 

駆(助かった…)

 

どうやら上手くいったらしく男性からの威圧がなくなる。

 

?「よし!だったら俺が君を案内しよう!」

 

駆「いいんですか?」

 

?「ああ!構わんさ!俺も買い出しの帰りだし、いちかに晩飯のリクエストも聞けるからな」

 

駆「友達もいるんですけど…一緒に良いですか?」

 

?「おお!呼んできな!」

 

優しい道着の男性”宇佐美 源一郎”さんに案内され、僕たちはキラキラパティスリーへと出発した。

 

 

キラキラパティスリー店内

 

駆「ここが…キラキラパティスリー…!」

 

種(かわいいお店~!めっちゃイケてる!)

 

コルーリ「素敵ですね」

 

?「いらっしゃいませ!キラパティへようこそ!」

 

キラパティにはいると店内は、若い女性客やカップル、子供連れのお客さんで賑わっている。内装は可愛らしいだけでなく、どこかモダンらしさを感じる。カウンターにはアニマルデコレーションされたスイーツが並べられており、とても興味がそそられる。そんな時、キラパティの制服を着て、明るい茶髪をツインテールにした同い年くらいの少女が接客しに来る。

 

源一郎「おう!いちか!頑張ってるな!」

 

いちか「お父さん!?どうしているの!?」

 

源一郎さんがいちかと呼んだ少女は、源一郎さんに近づき話し始める。

 

駆(じゃあ、あの子がはなさんが言っていた…いちかさんか)

 

種(あの子が、キラキラ☆プリキュアアラモードさんなんだ!う~ん長い!プリアラさんにしよう!)

 

駆(どうでもいいよ…)

 

源一郎「そうだ!いちかのスイーツがおいしいって噂を聞いて探してた子を連れてきたんだ」

 

そう言うと、いちかさんの視線が僕たちに向けられる。

 

いちか「ホント!?いや~照れますな~!」

 

源一郎「よかったな~!いちか!それじゃあ、俺は帰るからな。少年ゆっくりしていきなさい」

 

いちか「なんでお父さんが得意げなの!もう早く帰ってよ~!!」

 

いちかは頬を染めて頭の後ろに手をやる。なんかはなさんに似ているし、どこか”ウサギ”を連想させる。源一郎さんは帰るということで、僕は会釈をしようと思ったが、いちかさんに背中を押されて追い出されて行ってしまう。

 

いちか「まったく~。あ!君がお父さんが言ってた人だね!いらっしゃいませ!」

 

駆「こんにちは。僕たち、野乃はなさんに紹介されてきたんですけど…」

 

いちか「野乃はなさん?えっと…ごめんなさい。私、その人の事知らないんですが~アハハ…」

 

駆「え!?」

 

種(はなちゃんの事を知らないってことは…これってフェイクの時みたいに、はなちゃんに会う前だからなのかな?)

 

たしかに…それなら辻褄が会うけど…まさかプリキュア達にも当てはまるのか。

 

駆「い、いえ何でもないです!あの、あなたがいちかさんです…!?」

 

いちか「だ、大丈夫ですか!?」

 

主導権がいきなり奪われ、種が喋りだす。

 

種「君、いちかちゃんて言うんだ。すごくかわいいね~。どうかな?お仕事終わったら…僕と一緒にあそばない?楽しい事…教えてあげるよ?」

 

いちか「…ど」

 

種はいちかさんの耳元でとんでもないことを言う。種から主導権を奪い、いちかさんを見るとずっと、ど、ど、ど、と言っている。

 

駆「い、いちかさん?」

 

いちか「どひぇえええええええええ!!!!!/////」

 

小さい子「いちかちゃん!?どうしたんですか!?」

 

青い髪の子「いちか!?いったいどうしたの!?」

 

駆「またか~…」

 

キラパティに響くいちかさんの悲鳴は…なんか面白かった。

 

 

キラキラパティスリー 休憩時間

 

駆「大変ご迷惑をおかけしました!!!」

 

僕はプリアラの6人に謝罪する。メンバーは、いちかさんの他に同い年くらいの女の子が二人、高校生くらいの人が二人、小学生一人と言った感じである。そして空中に浮く妖精が二人?でいいのかな。

 

?「いいって!面白いものも見れたし!」

 

いちか「面白くないよ!」

 

?「あら?私も面白かったわよ、いちか」

 

いちか「ゆかりさん!ひどいですよ!」

 

なんだか楽しそうな雰囲気になった来たのを見計らい自己紹介をする。

 

駆「あ、あの!僕は時生 駆と言います。実は…未来からきたプリキュアなんです!」

 

いちか「未来から!?スゴイ!!」

 

ピンクの妖精「じゃあ、あなたも伝説のパティシエペコ?」

 

駆「伝説のパティシエ?」

 

小さいほうの妖精”ペコリン”曰く、プリアラさん達は伝説のパティシエ”プリキュア”として戦っているらしい。

 

いちか「そういえば私たち自己紹介してない!はいはい!じゃあ私から!私、宇佐美いちか!スイーツ大好き中学二年生よろしくね!」

 

ひまり「わ、私は…有栖川ひまりと言います」

 

茶髪を三つ編みをして、前髪は短く切りそろえている。身長は140センチそこそこと言ったところだろう。多分小学生ではないだろうか。勝手ながら”リス”をイメージしてしまう。

 

あおい「次はあたしだな!あたしは立神あおい!ワイルドアジュールってバンドやってるんだ!よろしく!」

 

ウェーブがかった青い髪をアップに纏めている。元気な子と言う感じで、なんというか”ライオン”っぽいイメージである。

 

ゆかり「…琴爪ゆかりよ」

 

髪型はウェーブがかった紫色のロングヘアで、見た目は美しいだけでなく、その中に気品も持っている。何物にも縛られない”ネコ”のような人だ。

 

あきら「ゆかり…全く。私は剣城あきら。ゆかりと同じ高校二年生なんだ。よろしく」

 

赤髪のショートヘアで、凛々しい立ち振る舞いがかっこいいと思う。男性のような雰囲気だが、どう見ても”女性”である。なんか”イヌ”ような感じがする。

 

シエル「ボンジュール!私はキラ星シエル!いちかに情熱的なアプローチを仕掛けた子はあなたね!トレビアン!」

 

なんかフランス語が混ざった話し方で、金色のロングヘアー、目の中に星が入っているように見える。なんというか、コルーリやハリーさんに近い感覚で”人間ではない”ような気がする。

 

駆「シエルさん…それは放っておいてください」

 

シエル「なんで!?いちかの事が好きだからあんなに大胆なアプローチをしたんでしょ!自分の心に正直になりなさい!ほら!言いなさい!いちかの事、どう思ってるの!」

 

うざったい…!なんてしつこいんだ!分かったよ、答えればいいんだろ!

 

駆「…ふう…いちかさんの事は可愛いと思います。はい!これでいいでしょ!では…話の続きを」

 

シエル「きゃぁぁぁぁ!いちか!よかったね!」

 

ひまり「すごい…大胆です…!」

 

あおい「お~!やるな~駆~!男らしいじゃん!」

 

ゆかり「うふふふふふ…」

 

僕は天を仰ぎ、いちかさんは苺のように真っ赤になり、あきらさんは苦笑いする。どうにかして…!

 

種(お兄ちゃん…変わろうか?)

 

駆(お願いするよ…だいぶ疲れた…種…ちょっと一人で頑張ってて)

 

主導権を渡すとお兄ちゃんは眠ってしまった。頑張ってと言われたので、私はプリアラの皆さんに話し出す。

 

 

side:種

 

種「はいはい!恋バナはおしまい!次は”私”の話だよ!」

 

いちか「か、駆君どうしたの!?」

 

雰囲気が変わったことに驚くいちかちゃんをスルーして、私の自己紹介を始める。

 

種「私の名前は時生 種!駆お兄ちゃんと一緒にプリキュアやってるの!」

 

ひまり「ときお・・たね?駆さんじゃないんですか?」

 

小さいひまりちゃんに答えてあげようと思ったら、真剣そうな表情でゆかりさんが口を開く。

 

ゆかり「あなた…駆のもう一つの人格かしら?」

 

あおい「もう一つの人格?」

 

あきら「つまり…二重人格!?」

 

種「スゴイ!ゆかりさん察しが良いね!じゃあ、コルーリの話と…私の話を聞いてもらおうかな」

 

コルーリはプリキュアの歴史改竄について、私はお兄ちゃんと私に降りかかった事件の事を、掻い摘んで説明する。

 

いちか「そんなことが起こってるなんて…」

 

種「そう!だからみんなを助ける必要があるの!だからお願い!みんなの・・・」

 

言葉を続けようとすると、外から強い振動が伝わってくる。そんな状態で外から声が聞こえた。

 

?「プリキュアちゃ~ん!出ておいで~!出ないとこの店…ぶっ潰しちゃいま~す!!!」

 

コルーリ「この声…まさか!?」

 

種「コルーリ!待ってよ」

 

コルーリは外へと走り出し、私やプリアラのメンバーもそれに付いていく。すると外には大きなクレーターが出来ており、空中にはオレンジのゴスロリを着て、派手なオレンジの日傘をさした少女がいた。

 

コルーリ「あいつは…マーネル!」

 

マーネル「あら?あらあらあら!やだ~コルーリちゃんじゃない!アカシック王国の”役立たず”の」

 

コルーリ「チ…チチュン…」

 

マーネル「あんたがもっと早く行動してればさ~プリキュアの歴史…消されなかったのにね~!あっはっはっはっは!!!」

 

すごく不愉快な笑い声が頭の中に響く。コルーリの気持ちも知らないで…あんなこと言うなんて!絶対許せない!

 

種「そこの”性悪ゴスロリチビ”!」

 

マーネル「・・・・・・あっ!?」

 

種「これ以上コルーリの事を酷く言うなら私…許さない!許さないよ!!」

 

マーネル「…誰だか知らないけど…このマーネル様に喧嘩売ったんだ。プリキュアのついでに…お前も消してやるわよ!」

 

種「やれるもんなら…やってみなさい!」

 

私はポケットからQaフォーンを取り出し、声を上げた。

 

種『プリキュアプリケーション!インストール!!!』〈タップ〉

 

種「小さな種は、輝く未来!キュアシード!」

 

プリキュアに変身した私を見て、マーネルは驚いていた。

 

マーネル「その光は!?Qaライトの輝き!まさか、”アカシックのプリキュア”!?」

 

シード「違うよ!私たちはそんな名前じゃない!」

 

そして私はお兄ちゃんが考えてくれた”私たちの名前”を告げる。

 

シード「偽りの闇に消えた光を、正しき歴史へ紡ぐ使者!」

 

シード「ヴァールハイト・プリキュア!」

 

ヴァールハイト・プリキュア…改竄されて闇に埋もれた光(プリキュア)を救う者。”真実”のプリキュアが新たな一歩を踏みだした。

 

 

To Be Continued……




いかがだったでしょうか?お気づきの方もいると思いますが、”ヴァールハイト”とはドイツ語で”真実”を意味する単語です。ホントはトゥルースとかにしようと思ったのですがなんかもうありそうだなと思いこちらを採用しました。
次回はVSマーネル戦をお送りします。乞うご期待ください!
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