エリス・アイスナーのフォドラ奮闘記   作:ゴアゴマ

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どうも、ゴアゴマです。

獣面草様、カップリングの提案ありがとうございます。

ヒュー×ベルはいいですよねぇ。
あの最初は絶対に合わないんじゃないか、からの
あれですからねぇ。

また、きちんとした配慮をせずに
無責任に発言をしてしまい、申し訳ございません。
皆様、
もし何か提案がございましたら、活動報告の方に投稿場所を設けましたので、そちらにご記入をよろしくお願いします。

それでは、どうぞ。


トラウマとそれぞれの学級

「専門、教師?」

 

待て、なんでそんな話になった。なぜ魔道専門? 教えられるわけねぇだろそんなんだったらまだ傭兵まがいの方がマシだったわ!

 

「いや、無理だって。俺まともに教えられる気がしねぇもん」

 

「いいえ、そんな事はありません。何事もやってみないと分からないものです。それに最初からまともに教えられる人なんて少ないと思いますよ? ただ純粋にそうして欲しいと私が思っただけです」

 

いやぁ、ねぇ。そんな事言われてもなぁ。うーん。

 

「あらぁ、良いじゃないの。アナタみたいな美形に教えられたらきっと皆喜ぶわよぉ?」

 

「美、形?」

 

「え? そうでしょ? だってアナタ見間違われる程に女性の顔よ?説明されてた人は兎も角、私は間違えないけど」

 

…あぁ。なんだろう。遠回しに男らしくないと言われている様なこの感じは。

 

 

今まで言わなかったが、俺は非常に男とは思えない顔つきなのだ。それに体も華奢で、女の人と間違われてナンパをされた事等何回もある。別にナンパはいい。来られてもしつこければ男の勲章に思いっきりボルガノンを放って後悔させれば良いだけの話だし。

 

因みにこれをディミトリ達の前で話したら、何故か男子2名がの歩き方が変になっていた。オマケにエーデルガルトには汚物を見る目で見られた。解せぬ。

 

ただ、性別を間違われるのだけは本当にやめて欲しい。本当にトラウマが蘇りそうになる。

 

昔、女の傭兵達に突然、

『エリス君ってすっごく女の子っぽいよねぇ、あ! お化粧してみようか! 絶対可愛いから!』から始まった突然の化粧パーティからのお着替え、髪型いじり等等…。

およそ2時間以上に渡る女性達の拷問ともいえるエリストーリー女性化パーティによって俺の心にはとんでもない傷が出来てしまったのである。

 

何故これで傷が出来るか?それはだね、この格好で傭兵団全員に顔を見せに行かされたからだよ。

考えてみろ。半強制で嫌がっているにも関わらずの格好で身内を含めた奴らに見せられるんだぞ?

 

…羞恥心でどうにかなってしまいそうだった。そもそもなんで化粧道具なんか持ってんだよ。傭兵にそんな暇ねぇだろ! どこで買ったんだよお前ら!

 

「あ、あら?何か固まっちゃったわ。ちょっと大丈夫ー?」

 

「マヌエラ君…今のは明らかに君が悪い。彼が復活したらちゃんと謝りたまえ」

 

マヌエラと呼ばれた女性が何やら焦っているが、悪いが今の俺に答えられる精神力は無い。またここでも間違われるのか…。あの3人がちゃんと説明してくれれば良いんだが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すまん…取り乱した」

 

「え、えぇ。ゴメンなさいね?そこまでの反応をされると思わなかったから」

 

『…何だろう、凄く共感出来るような気がする』

 

(折角立ち直れたのにまたぶり返すなや。共感出来るなら良いけどさぁ)

 

何とか立ち直れた所で、再び話に戻る。

 

「…俺に教えられるかは分からない。でも、頼まれたからにはやれる事をしようと思う」

 

「そうですか…。それは良かったです。

では、そうと決まったところで、貴方も学級の見学に行ってみては如何ですか? 学級を持たないとはいえ、これから接していく子達とは今のうちに顔を合わせておきたいでしょう?」

 

「そうだな…。じゃあ、少し見て回ってくるよ」

 

そう言って俺はベレスが出ていってからだいぶ経ってから、顔合わせに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レア…。やはり止めないか?あんな得体の知れない者達をいきなり教師にするなど…」

 

「セテス…それでも決めたのです。あの子達には、皆を導いてくれる何かがあると信じたからこそ…」

 

「…確かに2人が優秀なのはジェラルトから聞いている。しかし、ましてや行方をくらましていた男の話をいきなり信じるのも…。それに、気の所為かもしれないが、あのエリスと言う男は…」

 

「…セテス。それ以上はお止めなさい」

 

「…分かった。だが、もし何かがあれば、その時は…」

 

「えぇ、心得ております。」

 

「では、私も仕事があるので、これで失礼する…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…セテス…やはり許せませんか。お父様を…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取り敢えず外に出て、各学級を見て回ってみる事にした。でもなぁ、見て回るって言っても、どこに行けばいいのやら分からねぇなぁ。

 

「あら?そこにいるのは、もしかして…」

 

出てすぐの場所で少し悩んでいると、エーデルガルトが声を掛けてきた。

 

「おぉ、エーデルガルトか」

 

「貴方、ここの学校の教師になるんですってね。妹さんと一緒で、折角帝国に引き抜こうと思ったけれど…。残念ね」

 

「まぁ、そんな上手く行く事ばかりでは無いでしょうに。俺もいきなりこんな事になって混乱してるしな」

 

「あら? その様には全然見えないけれど、意外と顔に出ないのかしら」

 

うん、さっきの事もあったから、あの話題に触れられないでこうやって話してくれることに凄く敬意を覚える。

 

「あ、そう言えば、貴方もどこの学級の担当にするのか決めているのかしら?」

 

「いや、俺はどうやら、担任ではなく、魔道専門の教師にされるらしい。だから一応生徒の顔を見ておこうと思ってな」

 

「専門教師…!? …また随分と難題を押し付けられたのね」

 

…何だろうか。凄くエーデルガルトが味方に見える。いい子だいい子。今までの中で唯一俺へと厄介事を持ち込まなそうだ。もしかして生徒は皆そうなのだろうか?

 

「そんな訳だ。だからみんなの顔を見ていこうと思ったのだが、何処に何があるのか全くわからなくてな」

 

「あぁ、それなら私が案内しようかしら? 丁度手も空いているし、どうかしら」

 

益々救世主ですね。えぇ。こんないい子を怪しんだ俺が恥ずかしいですわ。まぁ警戒は解きませんけど。

 

「本当か? ならお願いするぜ」

 

「じゃあ、私についてきて頂戴」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、エーデルガルトの学級を見て周り、その後にディミトリの学級、そして最後にクロードの学級を見学してきた。

 

中々に皆癖のある奴らばっかりで、飽きはしないだろうがカロリーは高そうだと若干引き気味になってしまったのは致し方ないだろう。

 

因みに、ディミトリのクラスで、赤髪の男、シルヴァン、だったか? そいつが俺を見た瞬間に、

 

「おぉ、何て美しい方なんだ。お嬢さん、俺と一緒に食事でもどうですか?」

 

とトラウマを抉るような発言をしてきた為にブッパしてやろうかと思ったが、流石に初対面の奴を殴るのは不味いと思い直し、何とか踏みとどまった。

 

しかし、あまりにもしつこく

「まぁまぁ、そう言わずに」

 

などとウザかったので、急所にトロンを放って白目を向かせて行動不能にさせた。因みにその際、イングリットと言う女子とフェリクスと言う男子とディミトリが賞賛の眼差しで俺を見てきていた。

 

「ありがとうございます!これでシルヴァンも少しは懲りるでしょう」

 

「フン、バカに良い薬だ」

 

「流石のお手前です」

 

などと思わずシルヴァン、泣いていいぞ。と言わんばかりの擁護の無さに絶句してしまった。

まぁ、その後の男性発言にも目もくれず、それでも美しい。とほざいた時には咄嗟にサイレス(沈黙魔法)を掛けてしまったが、これもまた3人に喜ばれた。

(特にイングリットは泣いて喜んでいた)どんだけ苦労をかけさせているんだこの馬鹿は。

 

後は、クロードの金鹿の学級では、

リシテア、だったか?が俺が魔導の専門教師だと知ると物凄い勢いで食いつき、今からでも授業を受けても構いませんとばかりに俺に話を求めてきた。

 

高度な魔法を放つ場合等の注意点とか、連続魔法のコツとか、そういったモノをサラッと教えるとまるで子供の様に眼をキラキラさせていた。

因みに、この様に考えた途端に急に顔が真顔になり、何か失礼なこと考えましたか?と聞いてきた。

 

お前は読心魔術でも心得て居るので?

 

独自で編み出した魔法を簡潔に教えたりすると、変な声を上げながら、

 

「これからの講義、何卒よろしくお願いします!」

 

とものすごい勢いで頭を下げられた。何か、凄い子だわ。魔術系が好き?なんだろうが、あそこまで良い反応をするとは。

 

 

 

後はなんだ、カスパルとフェリクスとラファエル?の3人からは、

 

「先生強えのか? なんかヒョロっちくて弱そうだけどなぁ。ちゃんと飯食ってんのか?」

 

「魔導の才能はあるのだろうが、全く持って強者の風格は見えんな。これならあの先生の方が手応えがありそうだ」

 

「おめぇ、体弱いって言われたことねぇか? もっと筋肉付けた方がイイぞぉ!」

 

と弱いとのレッテルを貼られてしまいました。泣くわ。

確かに俺あんま体力無いし体も華奢だし近接攻撃雑魚だけどさぁ、そこまで言わなくてよくね? まず第一印象だけでそこまで決めなくて良くね?

 

他の皆にも反論してくれと目で訴えたが、どうも事実だしなぁと思っている生徒が大半のようで、苦笑いを返された。号泣物だわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ、兄さん」

 

一通り見学が終わったので、とりあえずレアの所に戻ってみるかと道を歩いていると、教室が無い所からベレスが歩いてきた。

 

「ん?どうした?もう戻ったものかと思ってたぜ」

 

「いや、此処に来たばかりだから、少しこの辺りを見て回ろうかと思って」

 

ほへぇ、此奴らしいな。こういう素直で真面目な所は物凄く傭兵でも人気だったもんな。何故かあのド天然も好評だったけど。

 

「兄さんは今終わったところ?」

 

「あぁ、一通り挨拶してきた」

 

「そっか。皆不思議だったでしょ」

 

「まぁ、な。癖があり過ぎるけどな」

 

あれは本当にどうにかならない物がね。

 

「そう言えば、リシテアか。アイツ、すっごい魔術の話についてきてたんだよな。これは授業が助かりそうだな。なんつってな」

 

「…」

 

「あれ? ベレス?」

 

「なに?兄さん」

 

「ちょっと黙り込んでたから。何かあったのかなって」

 

明らかに急に雰囲気が変わったもんな。普通にいきいきしてる感じだったのに急に哀愁っぽい感じが出ている、ような感じがする。

 

「何でもないよ。少し私も考え事してた」

 

「そうか?まぁ仕方ないか。新しい所に無理矢理放り込まれたらそりゃあ疲れるだろ。やる事やったら今日も休め」

 

「…うん。そうする」

 

?なんだかなぁ。傭兵時代はそんなに頻繁に変な雰囲気になる事は無かったんだがなぁ。やっぱり環境の変化に慣れてねぇのかね。うん。そうだな。

 

少し話すと、俺達はそそくさとレアの所に戻り、ベレスは担当する学級をレアに話していた。なんでも、エーデルガルトの黒鷲の学級にするらしい。

…なんかベレスならあそこの学級が纏まりそうな気配がするのは気の所為だろうか。

 

「あら?お兄様?此処にいらしたんですね」

 

「む? フレン、今は仕事中だぞ。何か用か?」

 

話をしていると、フレンと呼ばれたセテスの妹?らしき少女?が来た。

 

『随分と疑問形が多いね君。何か彼女に変な感じでもあるの?』

 

(いや別に?何か違和感があっただけだ)

 

どうやらお兄様の様子を見に来た?様だったが、俺達の存在に気づき、セテスに尋ねていた。

 

「お兄様、こちらの方々は?」

 

「あぁ、この者達は、

新しく士官学校の教師になる人達だ」

 

「ま!そうなんですわね! 私、フレンと言いますわ。これからよろしくお願い致しますわね! 先生方」

 

何故にお嬢様口調なんだ?兄と妹でそんなに違いがあったりするのか?

 

あ、ウチもそうだわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、セテスさんから地味に殺気を向けられている様な気がするのは気のせいか?

 

 




如何でしたでしょうか。

突然内容を変更してしまい、申し訳ございません。
ただ、変更する前と状況は同じですので、
級長がエリスを学級に案内するのはあり、
ベレスとエリスが後から先生と知られる。というのは起こりません。

アンケートについてですが、6話が投稿して時間になったら終了にしたいと思います。
ご協力よろしくお願いします。

それでは、また次回。

今作のヒロインは誰がいいか

  • ベレス(兄妹以上の愛)
  • メルセデス
  • フレン
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