エリス・アイスナーのフォドラ奮闘記   作:ゴアゴマ

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どうも、ゴアゴマです。

まず今回の話なのですが、前々回の内容を変更したので、自己紹介では無くなっています。
ご了承ください。

また、軽くですが現時点でのエリスの紹介文を書いておこうと思います。

見ないでも大丈夫!と言う方はスクロールして本編をご覧下さい。


名前 エリス・アイスナー

性別 男(男の娘疑惑あり)

趣味 睡眠

好きな事 家族との何気ない雑談

苦手な事 面倒な事を何回も繰り返す事

嫌いな事 不明

好きな人 ベレス ジェラルト

苦手な人 女傭兵団達

嫌いな人 不明

紋章 ???の紋章

特殊能力 干渉の力

人物像 ベレスの兄。男だが、女の子の様な見た目のせいであまりそう見られない。
髪色は濃い緑で、長めの髪。
まだ語られていないが、身長も低めで、
それもまたコンプレックスとなっている。

あまり感情を表に出さないベレスとは違い、
怒りっぽく(本人はツッコミを入れているつもりだが、ベレスや周りにはそう見えるらしい。)、そして傷つきやすい。

基本的には言われたことは何でもこなすが、
面倒臭い事を何度も繰り返して行う事はあまり好きではない。

何故か身体能力が皆無で、普通に歩く分にはいいが、
走ったり、武器を持って1回だけでも攻撃すると
膝を着いてしまう程に無い。
その代わり、魔術に関してはズバ抜けており、
その実力を買われて、レアに魔術の専門教師を任される事になった。

また、自身の中にはイージスという人格がおり、
よく絡まれている。が、周りには見えず聞こえずなので、たまに口に出して返答してしまい恥ずかしい思いをする事も。

干渉する力、という特殊能力を使える。
が、どんな能力かはまだ分からず、判明している事は、
言葉通りに様々な力等に干渉して、場を有利にしたり、
他人の記憶を辿って情報を得たりすることが出来る。
これ以上の事も可能らしい。
また、エリスはまだこの力に目覚めた?ばかりで、
上手くつかいこなせていないからか、
かなりの情報や力を入手したり干渉したりすることは現時点では不可能らしい。


現時点ではこんな感じです。
長文失礼致しました。
では、どうぞ。


紋章と新たな日常

「これは…どちらも見た事がない紋章だな…! まさか、未発見の紋章だと言うのか!?」

 

教師としての生活が始まる前に、ハンネマン教授に呼び出され、突然君達に紋章が無いか確かめさせてくれ、と言われた。俺は当然のごとく知らないが、ベレスまでもが知らないとなれば、もうお手上げだろう。

 

ベレスはこの世界の大まかな事は知っているが、具体的な事はあまり知らないらしい。初めて聞いたと首を傾げる姿に、顔が少し熱くなった気がしたのは忘れよう。

 

ハンネマンは俺達の反応を見て軽く驚いていたが、すぐにどういうものかを教えてくれた。

 

紋章とは、はるか昔に、神によって人に授けられ、人の体に宿り、血によって受け継がれる物だという。紋章を宿した者は、魔術に優れたり、凄まじい肉体を持ったり等、人智を超える力を持つことが出来るらしい。

 

あれ?て事は、俺のこの他の人よりも少し凄い魔術ってのは、紋章のおかげって事なのか?

 

そう聞くと、調べてみない事には分からないと返された。いいか、調べれば分かる事だしな。と、そこからハンネマンの指示通りに、彼が用意した装置の前に手を伸ばした。

 

そこからは上記の通りである。

 

ベレスが手をかざした所に浮かび上がったのは、何か触手のようにうねうねとしたものが左右均等に出ている物。そして俺の所に浮かび上がったのは、1面黒になり、中心だけが小さく何も描かれていない物だった。

 

見たことも無い紋章が2つも…!?とか言い出して、興奮し始めたのだ。親父の興奮姿なんて誰が得するんだ?

 

『君じゃないの?』

 

(ぶちのめされてぇのかテメェ)

 

「この世にまだ我輩の知らぬ紋章が存在していたとは…! 格別の刺激だ!」

 

紋章を知ったばかりの俺達には、何がどう気分が上がるのかは、全く理解し難い物だった。ただ、俺達にわかる事とすれば、俺達の目の前でトリップして、おじさんがしては行けないような顔を浮かべながら、鼻息を荒くしているハンネマンが危ない人物だと言うことは感じ取った。

 

「ふぅ、ふぅ、いかん、興奮しすぎてしまった。さ、もう結構だ。出ていってくれて構わん。我輩はこの2つの紋章について調べなければならん。君達の役目は終わった」

 

と、それだけ言い残して俺達に背を向けてしまった。興味無くすの早くないか?

 

「兄さん…放っておいて行こう」

 

「…いや、でも、えぇ…」

 

「良いから行こう。ああいう感じの人とは距離を取った方がいいって父さんも言ってた」

 

「お前の父さん過保護すぎねぇ?」

 

「兄さんも同じ父親でしょ」

 

「あーハイハイ口より先に足を動かせと、分かりましたよ。そんなに押すな倒れる」

 

 

ベレスに背中を押されながら、俺達は研究室を後にした。

 

「うぅーむ、やはりあの二人は興味深いな…。今度髪の毛や血とか体液とかも提供してもらおうか…。研究が捗るかもしれんな!」

 

はい!撤収しよう!ベレスの判断は正しかった!こんな所にいたくない!と後半は自分でずんずんと進んで行ったが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから俺達の大修道院での生活が始まった。最初の顔合わせで意外と好印象で始まったからか、そんなに居づらく感じることは無かった。

 

だが、中には俺達を警戒している者も居るらしく、殺気を向けられたり、ジッと見られたり、逆に避けられたりすることもあった。

何と言うか、今の所凄く落ち着かない。特に酷いのがベルナデッタ。彼女は講義の時以外自室から出ようとせず、たまに部屋を訪ねたりするが、

大体が「お、お引き取り下さぃぃぃぃぃぃ!」と言われ話を聞いてくれない。挙げ句の果てには講義中にすら俺の顔を見ただけで悲鳴を上げるくらいだ。

 

…俺ってそんなに怖かったっけ?とベレスに聞くと、「兄さんは怒りやすいから普段から顔が怖くなっちゃうんだと思う」

と言われて正直グサッと来た。

 

確かに感情の上がり下がり激しいとは言われたことあったけど。…今度笑顔の練習でもしておこうか。

 

ただ、その反対に俺に凄く構ってくれる人達もいる。リシテアは当然の様にだが、アッシュやカスパルもよく俺に話しかけて来てくれるのだ。

 

何故かはよく分からないが、この3人はそれぞれの学級で1番早く懐いてくれた。講義の際も、何かと手伝ってくれたりする。なんであれ、今の俺にはすごく有難い。

 

ただ、シルヴァンは本当にどうにかして欲しい。男だと説明したのにも関わらず、相変わらず俺を口説いてくるのだ。俺には男とそういう関係になる予定は無いので、早めにお引き取り願いたいものだ。…気の所為かベレスのシルヴァンを見る目も少し冷たく感じるのは心配してくれているのだろうな。

 

それはさておき、今日は休日で、皆が修道院内で暇を潰していたりやることの消化をしている。俺も何かしようかと思ったが、正直休みたい為、自室に戻って休憩を取る事にした。

 

ベッドの上に寝転がり、目を瞑る。それだけで少しだけ疲れが取れる気がする。

 

『君、余程疲れているんだね。心無しか僕もだるい気がするよ』

 

少し経つと、待っていたかのようにイージスが語りかけて来た。

 

(そりゃあ、俺の体力ならこの程度、すぐ疲れるってもんだ)

 

『褒めてないよ。全く、そんなんでこれから持つのかな。まだやる事の や の字も出来てないのに』

 

(そんな事言われてもなぁ。疲れている今行動したって

逆効果じゃねぇ?)

 

『…しょうがないな。じゃあ今日はゆっくり体を休めなよ。その代わり、次の休暇は書庫に行ってもらうからね』

 

(はいはい。そうするわ)

 

その会話が途切れると、俺は夢の中へと行き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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おまけ

 

黒鷲の学級での講義の風景

 

「…つまり、注ぐ魔力の量を中途半端にして発動してしまうと、暴発してしまう危険性がある為、出鱈目に魔術を扱おうとすると痛い目を見る、という事だな」

 

「…なるほどね。理解したわ。先生」

 

「確かにそうですな。私も実際に初めて行った結果、なんとも悲惨な状況になりましたからな」

 

「…ねぇヒューベルト。それは髪がとか、それくらいの程度の状況なんでしょう?」

 

「ククク。エーデルガルト様はこれ以上の惨劇をお望みで?」

 

「はいストップな。髪の毛程度で済んで良かったものの、最悪惨劇では済まない事になりかねねぇからな。遊ぶのは禁止な」

 

「先生? 因みに済まない事ってどんな事ですか?」

 

「骨ごと消え去る」

 

「消え去るんですか!?」

 

「びぇぇぇぇぇぇぇぇ!? そんなおっかないことベルやりたくないですぅぅぅぅぅぅぅぅ! 巻き込まれたくもないぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

 

「冗談だ。でも、高難易度になればなるほどリスクは計り知れないから、どちらにせよ慎重にな」

 

「あ、あぁ。それは心得たが、もう少しマシな冗談は無かったのか?流石にまずくないか先生」

 

「いやあれでも大分マシな表現だったんだがな」

 

「アレで!? あれ以上にヤバいのがあるの!?」

 

「もういいですぅぅぅぅぅ! ベルにとっては暴発の時点でヤバいんですよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

「でも俺少し気になるなぁ、その暴発に耐えれたら物凄い鍛えられねぇか!?」

 

「なんで巻き込まれる気満々なんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

「先生、それ、起きた場合、避ける、可能、ですか?」

 

「あのなぁお前ら。そんな物で訓練するよりも普通のファイアとかをまともに食らったり避けたりした方が効率良いだろうが。」

 

「あぁ!確かにそうだな!普通に考えたらその通りだな!」

 

「確かに、それ、確実です。私、見落とす、しました」

 

「いやいかにも普通な事言われているようになってるけど危ないからね!?」

 

「兎に角まず魔術を扱うなら、加減を覚える事から始める、て感じかな」

 

「ま、まぁ、大まかなことは分かったわ。…それにしても」

 

「ZZZZZZ」

 

「おいリンハルト!また寝てんのかよ!流石に講義中くらい起きろって!」

 

「おやおや、これはまたエーデルガルト様の有難いお言葉が身に染みますな」

 

「余計なお世話よヒューベルト。全く…。私はこれを何回繰り返せばいいのかしら」

 

「なんだ、また寝てるのか…。そうだ。いい機会だし、もう1つ教えておくか」

 

「え? 先生、リンくんで何か教えられるんですか?」

 

「まぁ、講義を寝てしまうんだから、お灸を据えるってのと並行してな」

 

「…なんか凄く嫌な予感がするのだが」

 

「まぁ、中途半端にすると暴発するって言ったけどさ、上手く調節すれば、倍や半分の魔力でも発動は出来るんだけどな。このようにな」

 

「ボルガノン」

 

「アバババババババババババババババババババババ!」

 

 

 

 

 

 

 

「え?」

 

「まぁ、こんな感じで超強力なボルガノンも、やりようによってはファイヤー並の威力にも出来なくはないって事で」

 

「「「いやいやいやいや待て待て待て待て!!!!」」」(エル、ドロ、フェル)

 

「ん? なんだ?」

 

「なんだ? じゃないわよ! 明らかにお灸を据えるってレベルの威力じゃなかったわよ!?」

 

「大丈夫だ。元々がボルガノンだから迫力がとてもあるように見えるが、威力自体はサンダーと大して変わんねぇよ」

 

「いやそもそも生徒にそんなに簡単に魔法を使っていいのかね!? 問題になるのでは!?」

 

「大丈夫だ。親父から許可はもらった」

 

「いやセテスさんに怒られますよ!?」

 

「おおお!これが高難度の魔法か!よっしゃあ!俺はこれに耐えれる程に強くなってやるぜ!明日から特訓の量を増やさなきゃな!」

 

「君は何の話を聞いていたのかね!?」

 

「ククク、これは評価を上げる必要がある様で…中々愉快ですな」

 

「サラッととんでもない発言しないでちょうだいヒューベルト!」

 

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!周り変人ばかりですぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

 

 

 

 

 

 

この騒ぎ以降俺は講義中の魔法の使用を禁止された。




如何でしたでしょうか。

おまけで出てきた魔法の設定はオリジナルです。
魔法について調べたんですが
あまり有力な情報が得られなかったので、
これくらいの設定追加してもいいよね。うん。
てノリで付けちゃいました。反省はしても後悔はしてない。

では、また次回。

今の所、主人公視点で書いていますが、最終的には普通の小説形式になり、たまに○○sideでキャラの心情を書くようになります。今から変えた方が良いでしょうか。

  • 今は現状維持
  • 変えてくれ
  • そんなのどうでもいい
  • それよりもベレス視点を増やせ
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