ポケモンの世界へ迷い込んだ、少女   作:セブンスランス

34 / 41
34話

道中

 

リーフさんがいるヤマブキシティに向かう私。セキクチシティを出る。途中でキョウの姿を見かけたけど、見失ってしまう。だけど今はヤマブキシティにリーフさんが心配であり、私は急いでそちらに向かっていく。自転車で急いで漕ぎながらシオンタウンに到着、途中で休憩を挟んでそれから道なりに進み大きな建物が見えて来た、そこには沢山の人たちが立ち往生していて、私は自転車を降りて、ヤマブキシティにあるシルフカンパニーに向かうけど、入り口にはロケット団がいて、入れない状態でいた。ちなみに着くのに3日は掛かった

 

ヤマブキシティ

 

「あぅ…どうしようこの中にリーフさんがいるはずなのに…」

 

そう呟いてると、聞き覚えのある声が聞こえて私は振り向くとリーフさんの姿が見えた。私はリーフさんの元へ向かっていく。

 

「リーフさん!良かった…無事だったんですね!」

「あはは…まぁあね、ましろはセキクチジムのバッチゲットできたんだね。」

「はい、そうですよ!…あ、ここじゃ話しにくいですしポケモンセンターに行きましょう?」

 

私はリーフさんと共にポケモンセンターに向かう、中に入ると大勢の人達がいた、どうやら先ほどのロケット団がシルフカンパニーで襲撃した原因により不安でポケモンセンターに避難する人達が居たらしく引きこもっている状態になっていた。

私達も座る場所をなんとか確保して、何かあったのかリーフさんの話を聞いた

 

「あの後ましろちゃんと離れて私はここ、ヤマブキシティのジムに向かったわ、もちろんナツメさんとの勝負はこちらの勝ちだったわ。しばらくしてロケット団の一人がジムに訪れたわ、もちろん追い払ったけど、その時にロケット団は下見で来ていた可能性があると私は勘付いて、ヤマブキシティの情報を回ってたわ。そして数日経った直後、ロケット団の襲撃に襲われてあっという間にシルフカンパニーは占拠されたのよ

…外の情報が遅れたのはそのため、外部との連絡も使えなくしたのもロケット団の一味よ」

 

「そうだったんですか…通りで何度も連絡を入れても出なかった訳ですね?」

 

「うん、その後はましろちゃんがここに来て私と合流したって感じかな。…そういえばなんでましろちゃん?、ポケモンに空を飛ぶを覚えさせてないのかしら?」

 

私は一瞬考えた、確かに大急ぎで空を飛ぶを使えばすぐについたのに、と。だけど私は空を飛ぶ?を覚えたポケモンなんて居ないと思い、恐る恐るリーフさんに聞いてみた

 

「…え?…まさか知らなかったの…?」

 

リーフさんは私の顔を見て、驚いていた、確かゲームでNPCが秘伝技で貰える空を飛ぶを貰うのを忘れていたからだ。あれだけど私がいる世界だと貰うより、見て教えてもらったって癇癪であってるのかな?

そう考えていると、リーフさんが私に何度も声を掛けていたのに気づかずに数分後我に戻っていく。

 

しばらくして、私達はシルフカンパニーにどう入るか悩んでいるとリーフさんがいきなりテーブルをパァン!と叩きつけて私は驚き彼女の方に向く。

 

「こうなったら!強行突破よ!ましろちゃん!」

 

と、自信満々でリーフさんは私の顔を見つめた、私はポカーンとしと表情をしていたのだろう、だけど。私は正直、怖いと思った。だけどシルフカンパニーの魔の手から解放しなければロケット団の思う壺になるからだ。私も喉に唾を飲み込み、リーフさんと一緒にシルフカンパニーへ向かうのであった。

 

ましろ達の旅はまだまだ続く…?


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。