詭弁ですよ!ヤオヨロちゃん!   作:名は体を表す

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相談役「詭弁の口調は怖いほど感染力があるんだ。んぇ、とか、んまぁ~、とか、わりと使いやすいものから時折とんでもないものまで感染る時があるんだ」
未登場「鉄哲が小森さんに『冗談は隠れ巨乳だけにしろよw』と言った時は耳を疑いましたね」
相談役「そのあとの小森のレバーブローの威力に目を疑ったけどね……」




おねむです!

 9時を回ると、唐突に眠くなる。頭が活動するのを拒もうとする。

 大抵、9時って普通の高校生なら何かしらやってる時間だが、俺は何故か眠くなるからそのまま寝る。でも一回寝ちゃえば大丈夫なのだが、寝るとまぁーそのまま朝までぐっすりよ。

 だから俺は夜早く寝て、朝超早く起きる習慣が染み付いてしまった。

 

 何が言いたいかと言うと、今くっそ眠い……。

 

 

「お、おーい。もしもーし?詭弁、聞こえてる?」

 

「んにぃ……?」

 

「「「(子供かッ!?)」」」

 

 頭をくらくら揺らしながら座り込み、ぽけっ、といつかちゃんの方を向く。

 顔を向けたら鼻を抑えて顔を逸らされた。

 

「(普段とのギャップが……鼻血出そう……)」

 

「キベンさん?Are you Okey?」

 

「んぃ……ん」

 

「W……WHAT!!?」

 

 ポニーちゃんが心配そうに近寄って来る。手を伸ばしてポニーちゃんを捕まえ、頬と頬を擦り合わせる。

 

「んぅぅ……ポニーちゃんは偉いよねぇ……アメリカから、遠く離れた日本にきて勉強するって……偉い……好き……」

 

「……oh」

 

 ぽしゅん、と音を立ててポニーちゃんの顔が真っ赤に染まる。そしてそのまま倒れるように布団に潜り込んだ。

 

「I′m so happy...」

 

「ぽ、ポニー!?」

 

「あっ、きゃぁ!?」

 

 近くにいたきーちゃんを引き寄せ、後ろ抱きにする。そして腕を回して、頭を撫でる。

 

「ふにゃぁっ……」

 

「きーちゃんは、自分に自信があって凄いねぇ……すきぃ……きーちゃんが可愛いのは俺が知ってるから……頑張ってアイドルヒーローになるんだよぉ……」

 

「あっ……あっ……ダメっ……詭弁さんだけのアイドルになりゅぅ~……♥️」

 

「希乃子もヤられたっ!?」

 

「……ん」

 

 だいちゃんが俺からきーちゃんを引き剥がすが、引き剥がした代わりにだいちゃんが俺に捕まって正面から抱き付かれる。鼻先だけが優しいキスをするほどに近寄る。

 

「むにぅ……だいちゃんは影でみんなを支えてるって知ってるよ……頑張ってるねぇ……偉い……好き……」

 

「ん……ねぅ……♥️」

 

 ふにゃっと笑いかけると、布団に優しく押し倒されて服を……

 

「ちょちょちょ!!?唯、待て!」

 

「小大さん!姦淫は罪です!」

 

「小大、服を脱がすのはやり過ぎだって!」

 

 いつかちゃん、いっちゃん、せっちゃんの三人がかりでだいちゃんが取り押さえられる。

 

「あんな顔で誘われたら我慢できる筈がない」

 

「詭弁は誘うとか、そんなつもりねえよ!」

 

「一佳も一緒。あの顔で微笑まれたらメス堕ち不可避」

 

「妙なこと言うなバカ!」

 

「きゃぁん!」

 

「「っ!??」」

 

 レーちゃんの頭を胸に抱きしめ、ぱたぱた暴れる両腕を押さえる。

 

「レーちゃんが一人でこっそり特訓してるのは知ってるよぉ……頑張ってるねぇ……好き……偉い、偉い……」

 

「っ、ぁ、ひゃぁぁ……♥️」

 

 ぎゅって抱き締めながら頭をなでなですると、暴れていた両腕が落ち着いて、ひっそりと俺の腰に回り込んでくる。

 

「んもぅ!急にキャラ変わりすぎでしょ!もう寝るなら寝なさいっての!」

 

 せっちゃんの両手が身体から離れ、俺とレーちゃんを引き剥がす。そして飛んでいる手が俺の目を覆い、枕に無理やり押し付けられた。

 

「ったく……手のかかる奴ね……ッひゃ!?」

 

 目を覆ってた手を掴んで、優しく舐める。しなやかな指はすべすべとして、お肌にちゃんと気を使っていることが良く分かった。

 

「んひっ!?き、詭弁!?あんた何をッふぁ!」

 

 じゅる。じゅる。音を立ててせっちゃんの指をしゃぶる。

 

「あんたが舐めてんの飴玉じゃなくてあたしの指だって!ちょ、ひゃぅ!?んっ、もう!返しなさい!か、仮にも女の子の指を舐め回す普通!?」

 

「んにぅ……知ってるよぉ……せっちゃんは、人一倍負けず嫌いの努力家だって……ん、ひとをよぉく見てる……綺麗な目だねぇ……」

 

「っ!!?あ、んまジロジロ見ないでよ……っ」

 

「んにぇ……じゃ、かわりにベロベロ舐める……」

 

「だから舐めんなって……っ!くっ……やめっ……変な気分になるぅ……♥️」

 

 せっちゃんの手が本体に戻っても指を舐め回すのを止めない。指先、関節、指間、そして手のひらまで舐め回す頃には、せっちゃんの抵抗も形だけとなっていた。

 

「あっ……ふぁ……やめてよぉ……手ぇ、ふやけちゃうじゃん……♥️」

 

「……はっ!?何見入ってるんだ私!詭弁!寝惚けてるからってセクハラ続けんな!!」

 

 いつかちゃんがついに個性を発動して、強引に引き剥がされる。

 ……ペロペロ。

 

「ん私の手を舐めるなっ!!」

 

「ぷぎゅう」

 

 いつかちゃんの掌によって押し潰され、そのまま意識を完全に手放した。

 

 

 

 




みんなに好き好き言うのが気に食わない方が居るようでしたので、予定のセリフを変えて一人づつ好き好き言ってもらいました。
やったね!

えっ、お気にのキャラに言ってない……?だって個別ルート書くの確定して……ゲフンゲフン。


眠気が限界に近付くと色々なものを舐め回す癖がある……らしい。自分の事ながら良く分からんけど……ミルコさんとこで暴発せんで良かったと思うか。-クズ

詭弁がもし男部屋で寝惚けてたら……考えるのが恐ろしいな。-はんちゃん

もしその悪癖が露呈したら……まあ、詭弁の寝る位置は部屋の一番隅で、その隣が爆豪だな。-りっちゃん

ンでオレが詭弁の隣だクソ唇!!-カッちゃん

一番ダメージ少なそうだしな。-えいちゃん

どういう意味だボケが!!!-爆殺狂
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