詭弁ですよ!ヤオヨロちゃん! 作:名は体を表す
お前、第一話から内容雑だっただろ……今更何を言っとんねん……。
監禁生活2日目にしてヴィラン連合の料理人に転職した件について。どうしてこうなった!?どうしてこうなった!?
「ラーメン作れないのか?」
「私オムライス食べたいです!!」
「おじさんサンドイッチが良いなぁ」
「肉食いてぇ」
「何でも良いぜ!オレ焼きそばな!」
「お前ら俺を何だと思ってやがる!!?食材調達係に言えンな事!!!」
昼飯はオムライスになった。
「ケチャップ大盛でお願いします!」
「好きに掛けろよ……」
「せ、せっかくなので詭弁くんにかけて貰いたいなぁって……ダメ……ですか……?」
「 」
「そういうあざとい所好きになっちゃうじゃん!……ハートマーク描いてやるよォ!!」
「わぁ!!凄い嬉しいです!!」
「あ、じゃあアタシにも描いて?」
「オレもオレも」
「お前らは好きに掛けろよ!!!」
◆
「くっ……フフッ……ずいぶんとまあ好かれたモンだなぁ?詭弁くん」
「いい迷惑だ……トガちゃん置いて全員さっさと捕まれ」
「酷いじゃないか、ヒーローがそんな差別しても良いのか?」
「野郎にかける情けは無いし、マグネは成人してんだろうが。自己責任だ」
「……ふうん?マグネは一応別枠扱いなんだな?」
「カマだからナベだから、そんなんで偏見しねぇよ。俺もこんな顔で友達の事ちゃん付けで呼ぶから
「お前何処と無くバイっぽいしな」
「お前に何が分かるんだよ」
キレそう。
「っつーか、なんで俺を引っ張り出してきたんだよ」
「なあに、一緒にテレビでも見ようかと思ってな。スマホも何も無いと退屈だろ?」
「スマホ取ったのお前らだからな?」
「だからこうして退屈しのぎを用意してやってるんじゃないか」
そう言って、リモコンを使ってテレビを点ける手男。……個性の関係で器用に三本の指で摘まんで、リモコンのスイッチを余ったうちの一本だけで操作している。
「テレビは良いよな、マスコミが何を一番大事にしてるのかがよく分かる。それが真実かどうかは置いてきぼり。ただ視聴率のために、食い付きの良さそうな情報を加工して、放送する。正しい情報を真っ当に視聴者に伝えるつもりなんてさらさら無いのさ」
「……何が言いたい?」
「別に、ただの独り言さ……」
そうニヤニヤしながらテレビを眺める手男。テレビは元芸能人がオメデタ云々のニュースを放送していた。
* * * * *
「詭弁はまだ見つからねえのか!?先生!!」
「……学校側も手を尽くしている。いいか、お前らはじっと待機してろ」
「っ……!オレ達には……何も……出来ないんスか……!」
「……怪我をした奴の見舞いに行ってやれ」
「……」
「か……かっちゃん!落ち着いてよ!」
「黙れクソデク!!!クソッ!!クソがッ!!!」
「爆豪、病院で暴れるな!」
「うるせえんだよ!!クソ口野郎、あの時オレを助けたつもりか……!!そのくせ自分だけ拐われただァ……ッ!!ふざけやがって……ふざけやがって!!!」
「……皆さんは、まだ起きないのですか」
「八百万か、……おう」
「……あの時、私が脳無を深追いせず、逃走を選択していれば……皆さんが倒れる前にガスマスクを渡す事も出来たのかもしれません……」
「……かもな。だが、アイツを放っておいたら誰かが死んだかもしれねぇ」
「いえ……今思えば、あの脳無はUSJの時のよりも遥かに弱かった。他の方達でも、きっと無事に倒すことが出来たはずです……私は、私にしか出来ないことを優先するべきでした……っ!」
「八百万、それは違う」
「違いませんッ!!私は、選択を間違えたんです!また、また私は……また、間違えたんです……っ!」
「(……くそ、やっぱオレの言葉じゃ駄目だ……。詭弁、お前はいま何処に居るんだ……!)」
短めのあっさり塩味。
誰か原作ではだいたい何日くらいかっちゃん拉致されてたか知りませんかね……。ま、最悪その辺テキトーにしとくのも有りですけどね。
さあ、ノーヒントで詭弁くんの居場所は突き止められるでしょうか!?
次回、ご都合主義って言うな。来週もまたみてくれよな!(嘘)