詭弁ですよ!ヤオヨロちゃん!   作:名は体を表す

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最近更新途絶えてた小説の更新再開しててうれしい♥️


ハイツアライアンスに引っ越しして少し経ったくらいの話。

詭弁の部屋は、一つは機械と冷房で埋まっている部屋、一つは機械と冷房とベッドで埋まっている部屋、一つは様々なものがぎっちり詰まっている物置、そして最後の自室は頻繁に変わる気分によって模様替えを行ってます。

なんで前書きで書くかというと、部屋王戦は書かないからです!


写真撮影ですよ!とーちゃん!

「写真撮りたい」

 

「……どうしました詭弁さん」

 

「いや、急にちょっと写真を撮りまくって本を作りたい衝動に襲われてな」

 

「なんだよその衝動は」

 

 ある日の放課後。ハイツアライアンスの談話室でジロちゃん達とダベってたら急にズキューンと撮りたい欲求が湧き出てきた。

 

「……よし、ヒーローコスチューム写真を撮ろう!というわけで協力してくれ!」

 

「唐突」

 

 と言う訳でハイツアライアンスの中庭で写真撮影。とりあえずA組女子に適当に呼び掛けて、コスチュームに着替えて来てもらった。

 

「……ってな感じで、皆の良い所をガンガン撮っていきたいんでまずは個人撮影しようね!」

 

「個人撮影って響きエロいよな」

 

 何処から聞きつけたのかみっちーこと峰田実が来て、アホなことを呟いてた。ちなみに分かる派。

 そうしてカメラのセッティングしてると、コスチュームに着替えてきた女子達が集まってきたので撮影に入ろうね。

 

「よーしまずはみっちゃん!躍動感ある感じでいこうか!」

 

「躍動感ー!」

 

 そう言って飛び跳ねるみっちゃん。乳が揺れるッ!ヨシッ!い、いや、写真としてはまだまだ良くないけど。

 

「うん、もっと酸出していこうか!溶解度も粘度も最低の感じで!それで高く飛び跳ねて、最高点で決めポーズ!腕を上げて腰を捻って……身体全体で『J』の字になるように思いっきり飛んでみよう!」

 

「む、難しいな……よし、行くよ!」

 

 そう言ってぽいんっと跳ねるみっちゃん。手から弱酸性溶解液をバッと出しながら飛んだせいか写真に撮った時に液が顔に被ってて撮影失敗。

 

「うーん惜しい!元気さMAXで良い感じだったね!もう一回やってみようか!」

 

「もう一回ね、行くよー!」

 

 そしてぽいんっと跳ねる。乳と、若干尻が浮き上がってる超ベストショットが撮れてとてもよろしいのですが大変性的過ぎるのでNG。

 

「やー!可愛さバッチリだったけどもう一回行こうか!もう一回!飛んでポーズ決める時に片足だけ若干下げようか!」

 

「か、片足だけ!?分かった、行くよー!」

 

 もう一回ぽいんっと跳ねるみっちゃん。今度は可愛さと元気さと華麗さがMAXのベストショットが撮れた。

 

「流石だぜみっちゃん!ナイスPinky!!」

 

「うわー!詭弁凄い綺麗に撮れてる!」

 

 ちなみにさっきからぽいんぽいん言ってるのはおっぱいです。ねえ、コスチュームとはいえブラ着けなくていいの?ナイスおっぱーい、ヒーロー科サイコー。

 次つーちゃん。と呼ぶ前に、みっちーがコソッと近づいてくる。

 

「き、詭弁……写真データ後で譲ってくれ……!」

 

「タダで?」

 

「オイラの秘蔵コレクションと交換するからさぁ!」

 

「市販のモノと超高校生級発育JKの生写真が等価だと?去れ愚か者!」

 

「クソッ!!ダメかっ!」

 

 さあつーちゃん!おいで!

 と呼んだら舌ビンタを食らった。

 

「詭弁ちゃん。使わない写真はちゃんと処分するのよ?」

 

「……はい」

 

 哀しみ。

 気を取り直してつーちゃんの写真構成を考える。つーちゃんはセクシー系や元気系で行くより、迫力ある感じの一枚かなー?

 

「ということでつぅゅちゃんはジャンプしながら舌ビンタをカメラギリギリ狙って!」

 

「……ケロッ、中々難しいわよ?」

 

「大丈夫!ちゅぅちゃんなら出来る出来る!それにこのカメラめちゃクソ頑丈に出来てるから最悪当たってもへーきへーき!トラックに轢かれても無傷ってお墨付きよぉ!」

 

 そんな感じでつーちゃんには跳躍力と勢い感の写真を撮る。

 つーちゃんがぴょんと跳ねて、叩きつけるように舌を振り下ろす。そして着地。その一連の動作の中で何度もシャッターを切った。

 ぴっちりスーツと揺れるおっぱいの合わせ技よ……。

 

「ちゅゆちゃん!もう一回跳ぼうか!今度は違う角度から撮るね!」

 

「ケロッ」

 

 そうして今度はつーちゃんの斜め後ろから撮る。もう一度跳んでもらって……あっあっあっ、お尻良き……。

 

「……詭弁ちゃん」

 

「はい!不要なデータは削除します!!」

 

「なら……まあいいわ。ケロッ」

 

 あ、良いんだ。つーちゃんの懐のでかさ半端じゃねえぜ。

 まあ、最初でベストショット撮れてるから良いかな?んーこの迫力、ドキドキするぜ。

 

「よし、次はちゃこちゃんカモーン!」

 

「ほ、ホンマに撮るん……?」

 

「プロになったらカメラ向けられるのはザラだぜちゃこちゃん!ちゃこちゃんはー……そうだなぁ、カワイイ系で一つ撮ってみるか?っつーことでアイドルになった気分でポーズよろしく!」

 

「ぅえっ!?アイドルって言われてもやね!?えっ、えーっと……こう!?」

 

 ちゃこちゃんは左腿を腰まで上げて、右手を鎖骨と鎖骨の間らへんに置き、左手を顔の高さまで上げて手を広げる。そしてバチコーン★と鳴るくらい大袈裟なウインクをして笑顔でポーズ。

 

「カ"ワ"イ"イ"な"ぁ"ち"ゃ"こ"ち"ゃ"ん"は"!!!」

 

「そ、そう!?」

 

 照れ顔、ヨシ!360°余すことなくカシャカシャ撮る。

 

「もう一個!もう一個ポージングおなしゃす!!!」

 

「もう一個!?えっ……こうや!」

 

 ちゃこちゃんはお辞儀をするように体を倒し、背筋を伸ばして顔をカメラに向けて満面の笑みダブルピース。

 

「尊ッ!」

 

「尊!!?」

 

 そのポーズアレじゃない?海とかでよくカップルが見せる(知らない)アレじゃない?クソッ!なんでちゃこちゃんは水着じゃねえんだ!!!こんなカワイイ彼女が欲しい!!

 

「詭弁さん?」

 

「(殺気!!?)」

 

 跳ぶ様にその場から退くとほぼ同時に、ついさっきまで居た場所に何かが通り過ぎていった。

 

「……ヤオモモ、散弾銃はやり過ぎじゃない?」

 

「うふふ、詭弁さんが不埒な考えをしていたように思えましたので。それに今のはラットショット……ここからなら当たっても『痛い』で済みますわ」

 

「ケロッ……幾ら何でも銃をぶっ放すのはやり過ぎよ……」

 

「ひぇぇ……ヤオモモガチやん……」

 

 モモちゃんが怖いので次だ次!……まあ、撮れ高は十分なんだけど。

 

「おいでジロちゃん!!」

 

「……ま、流れ的にウチだよね……ウチなんか撮っても面白くないでしょ」

 

「何言ってんの!今サイコーにロックな感じでインスピってるよ俺は!」

 

 ジロちゃんは女性ヒーローでは珍しいスタイルのコスチュームだからやっぱカッコいい系が似合うよね!

 と思ってたらジロちゃんからイヤホンジャックが伸びてきて俺の心臓にドグン

 

「スタイル悪くて悪かったな!」

 

「そういう意味じゃないの……」

 

 心臓破れそう。だがめげない。ぴっちりスーツじゃない女性ヒーローとかマジで希少価値なのでしっかり写真に納めたい所存。

 と言う訳で中庭の日陰になって居る所と日向になっている所の境界近くに座ってもらい、見上げるようなアングルから写真撮影。

 

「おーめっちゃ今パンクだよー!スゲー今ロック来てるよー!」

 

「ロック来てるって何だよ……」

 

「ジロちゃん!気だるげにスポドリ飲んで!」

 

「はあ?……こう?」

 

 文句言いながらちゃんとポージングしてるジロちゃん好き。

 ジロちゃんの正面やや遠目からハイツアライアンスに掛かる影と日の光のコントラスト&ジロちゃんのクールな目つきがジーマーでバイヤーな感じ(語彙消失)一枚と、舐めるような下からのアングルで青空を背に担ぐジロちゃんのパンクでロック(語彙行方不明)な一枚。

 なんかCDのジャケ絵感しゅごい。

 

「ドチャクソカッコよすぎる……これは俺の腕が良すぎる所為だな!」

 

「そこはウチを褒める所でしょ!」

 

 イヤホンのプラグが額を打ち抜く。痛いわ。

 

「フン……どーせウチはヤオモモみたいにスタイル良くないし……」

 

「何か誤解をしてるようですけども、俺はジロちゃんみたいな細い体系も大好きよ?」

 

「……はぃ?」

 

「腰回りキュっと締まってるし、手足もスラって伸びてモデル体型!とても良いと思います!」

 

 そう言いながらジロちゃんの腰回りに両手をキュっと沿わす。

 

「ひゃふん!?」

 

「……」

 

「……ぁ」

 

 思った以上に大きい喘ぎ声が俺の耳を通り抜ける。ジロちゃんの顔は真っ赤に染まって、まるで食べごろの林檎の如く美味しそ殺気!! 

 

 チュン

 

 地面に崩れるようにしゃがめば、ついさっきまで頭部があった高さの壁に穴が開いてるのが見えた。わぁ、なんかの煙が穴からもやもやって出てるー。

 

「モモちゃん!マズいって!ソレはヤバイって!!!」

 

「駄目よモモちゃん!!」

 

「ヤオモモの笑顔が怖いよ!?落ち着いて!!」

 

「お離しください皆様。ええ、私は至極落ち着いておりますわ」

 

「どう見ても銃刀法的なアレでアカンヤツ持ってる人が言うセリフちゃうよ!!?」

 

「大丈夫ですわ。こちらのライフルは急所に当たらない限り殺傷度が低い事で有名ですので」

 

「思いっきり詭弁の頭狙ってたよね!?」

 

 向こうでは女子5人がキャッキャウフフと戯れてた。ワータノシソーダナー。

 

「……詭弁、悪い事は言わないから人にベタベタ触んない方が良いよ?」

 

「セクハラはライフワークなので」

 

「命賭けてまで!!?」

 

「男はな、エロい事に命を張る生き物なのさ……」

 

「ヤオモモだけに命張れよ……」

 

 モモちゃんが銃を振り回してご乱心なので落ち着けないと撮影続行できない。

 と言う訳で対モモちゃん用108の必殺技!チェスト・ハグ(真正面から抱き付く)

 

「えい」

 

「なっ!?まさかアレは!!?」

 

「知ってるのかアシデン!」

 

「誰だアシデンって」

 

「自分の首もとに相手の顔を埋めるように抱きしめる事で相手に有無を言わせない胸キュン攻撃!!これは見てるこっちもキュンキュンしてきました!解説の葉隠さん!」

 

「これは胸キュンP(ポイント)が非常に高いですね。身長差が適度にあるカップルでないと無理なく成立しないという条件がありますが、詭弁・ヤオモモカップルはその差を難なくクリアしています。しかし怒り狂っているヤオモモには決め手に欠けますね」

 

「お前等のそのキャラ何だよ」

 

「あああ~!!なんとここで詭弁選手、ヤオモモ選手に頭ナデナデをしてます!これは凄まじいQQC(キュンキュンコンボ)です!!」

 

チェスト・ハグ(真正面から抱き付く)QQC(キュンキュンコンボ)の起点に成りますからね。詭弁選手はタイミングを逃さず上手くコンボを繋げました」

 

「謎の競技始めんな」

 

「ハグからのナデナデコンボは非常にタイミングが重要ですからn……なっ!?」

 

「これは!?」

 

「チューです!おでこにチューしました詭弁選手!!」

 

「ハグからのナデナデ、そしてトドメのDC(デコチュー)により胸キュンP(ポイント)が最高得点を更新しました。詭弁選手試合を一気に決めましたね!」

 

「ヤオモモ選手、堪らずダウン!!苛烈なQQC(キュンキュンコンボ)によりヤオモモの耐キュン力が耐えられませんでした!」

 

「有無を言わせない詭弁選手の横綱相撲的展開でしたね」

 

「……二人ともちょっとは落ち着いたら?」

 

「いや、その……今黙ると胸キュン死すりゅぅ……」

 

 楽しそうだなみっちゃんととーちゃん。つーちゃんは顔を反らして、ちゃこちゃんは両手で自分の顔を覆ってるけど指の隙間からチラチラ見てる。ジロちゃんは顔を赤くしながらも俺を睨んでいる。

 

 よいしょっ、と気絶したモモちゃんを抱き上げ、とりあえず俺の部屋に運ぶ。しょうがないから撮影会は終了だなぁ。

 

「はわわぁ……お姫様だっこ……胸キュンP(ポイント)凄い……」

 

「……あ!詭弁私まだ撮ってもらってないよ!」

 

「おー……じゃあ俺の部屋で撮影の続きをしようか」

 

「おっけー!」

 

 そうして女子棟の方の部屋に向かう俺withモモちゃんととーちゃんだった。

 

 

 

「……あいつ今さらっと女子を自室に連れ込んだな」

 

「ケロッ、そういう所よ詭弁ちゃん」

 

 




葡萄「……オイラは!?」

感想とか評価も頭打ち感出て来たし、ネタが詰まってきたのでそろそろメイン小説書くか……
いやーこういう時匿名投稿は便利だなぁ!!!


ところで勝手に手が動いたのですが、耐キュン力ってなんですかね。

今後の希望展開を参考までにどうぞ。大前提として色んなキャラにセクハラは続けます。

  • もっと原作沿いを
  • オリジナル展開で
  • 個別キャラエンド
  • 延々日常回書いて
  • ダークネスはよ!
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