詭弁ですよ!ヤオヨロちゃん! 作:名は体を表す
本当に申し訳ありません。全ては作者の責任です。
あまりにも無計画に恥作を進めてきましたが……
TSかっちゃんが可愛すぎるので今後も続投します!!!文句は聞かねえ!全てTSかっちゃん小説が更新されないのが悪いんじゃ!!!更新はよ!!
あ、仮免編、ヤクザ編はまるまるカットで。だってセクハラできる隙がないんだもーん。思い付いたら書くんだよ。
「A組一のイケメンモテ男、詭弁答弁とは俺の事!!!愛と、勇気と、可愛い女の子が友達さ!よろしくねエリちゃん!!」
「……」
ポカーンと口を開けて俺を見るエリちゃん。よーし掴みは大失敗だ!
「詭弁お前そんなキャラじゃなかったろ……」
「お黙りえいちゃん!これは先輩リスペクトってヤツだからせーふ!!」
「アウトだよ」
ある日の放課後の教室内。いずくちゃんとミリオ先輩の二人が学校に可愛い女の子を連れてきて、何故か分からんがいずくちゃんがその子を紹介してきた。いや、マジで何でよ?
……ふんふん、個性暴走?ほーほー、俺に抑制出来るかどうか……なるほどなるほど。
「要約するとこの子を笑顔にしたいから俺に会わせてみた……と」
「んん……なんか色々飛んだけど、そうだよ。詭弁くんならこういうの得意かなって……」
「うん、普段から俺の事どういう風に見ているか説明してくれてありがとう。覚悟しろよ?」
「ええっ!?違っ、そういう意味じゃ!!」
「まぁまぁ、詭弁が女の子に目がないのは事実だろ?」
それなーーー!!!
冗談はおいといて。女の子を笑顔にすると言えば俺に相談するのは間違いじゃない。俺に任せろー!!
詭弁式
「……」
ポカーンと口を開けて俺を見るエリちゃん。
「すまねぇ、俺にできる限りの手を尽くしたがダメだったぜ……」
「笑顔浮かべただけじゃねえか!!?」
バカ野郎笑顔舐めんなお前。俺くらいのイケメンになると笑顔一つで相手を倒す事が出来るんだぞ?それなのに一切反応ないとか……俺はもうどうすればいい!?
「なんでエリちゃん倒す前提!?」
「ちなみに
「お前何目指してんの……?」
「どれもしっかりミッドナイトを一撃死させる威力だぞ!?」
「だからお前何目指してんの!?しかもミッドナイトで試したのかお前!!」
俺とえいちゃんのコントを前にしても無反応のエリちゃん。無反応というより……どう反応すればいいのか分からないって所かな……?
「んにぃ、よし。ならちっちゃい子には母性と相場が決まってる!行くぞエリちゃん!ついて来い野郎共!」
「えっ、ちょ、詭弁くん!?」
エリちゃんをだっこしてとある女子生徒の元まで駆ける。席はすぐ近くなのであっという間に彼女の元に到着。
「と言う訳だカッちゃん!今すぐおっぱい出せ!」
「出すかボケェ!!!!」
今日もキレ芸が絶好調。少し前から女の子になって、A組一の巨乳の持ち主となったカッちゃんにエリちゃんを抱っこさせる。
「フカフカ……」
エリちゃんは非常に不思議そうな顔でカッちゃんのおっぱいをフカフカしている。うーんおねロリは良いぞ。
「俺もフカフカするー!」
「お前はすんなクソ口!!」
「カッちゃん子供の前だぞ!汚い口は駄目だぞ!」
「ッッッ!!!」
凄い。カッちゃんの目がとんでもないくらいに鋭角。女の子がしちゃいけない顔だよそれもう。でもちゃんと子供の前では慎むカッちゃん素敵。偉いぞー。
「頭撫でんな!!!」
「お、お前……本当に怖い物無しだな……」
「かっちゃんが良いように抑えられてる……!」
えいちゃんといずくちゃんが信じられない物を見る目で俺を見る。遠くで血涙を流している葡萄が見える。今にも射殺さんと絶対零度の瞳を向けるモモちゃんが見える。……ん?何か言ってる?……『あ』『と』『で』『お』『は』『な』『し』『が』。俺は何も見なかった(冷汗)
「と言う訳でカッちゃん。エリちゃんを笑顔にする為に協力してくれ」
「あ”あ”っ?ンでオレが……」
「女の子一人笑顔に出来ないでオールマイトを超えるって?」
「ざけんなボケゴラァ!!出来るわ!!余裕で笑い殺したるわ!!!」
「笑い殺すとは?」
と言う訳で場所を変えて
「と言う訳で邪魔してゴメンねチャコちゃん!ちゅぅーちゃん!ねじれちゃん!」
「う、ウチは良いけど……って、その子は!」
「ケロッ」
「わーエリちゃん!ねぇねぇ、もう病院から出ていいの?」
「おりょ、知り合い?まあ軽く紹介すると雄英のおっぱいビック3の皆様方だ」
「……おっぱいビック3?」
エリちゃんが首をかしげながら繰り返す。カワイイ。
とか思ってると首に長い舌が巻き付く。
「詭弁ちゃん、子供に変な事教えちゃダメよ」
「ちゅゆちゃん、子供の前で絞首はマズいよ……」
しかし図らずも飛行系ユニットがここに3人も揃うとは。これはエリちゃん笑顔待った無しかな?
「飛行系ユニットて。……何する気なん?」
「子供の夢と言えば何!?はい、いずくちゃん!」
「えっ!!?そんないきなり言われても……ヒーローになる?」
「それも良いけどもっと他に夢のある感じの奴!はいチャコちゃん!」
「うぇっ!?えっ……焼肉いっぱい食べる?」
「……後で皆で食べに行こうか。はいつゅぅちゃん!」
「ケロッ……空を飛ぶ……かしら?」
「はぁい正解!正解者にはナデナデのご褒美を!」
BOM!!
真横で爆音が鳴る。耳がァ……。
「いいからさっさと本題に入れやボケ」
「はい」
カッちゃんの目つきが普段より三倍鋭くなっているので本題に入る。ナデナデタイムはまた今度。
「と言う訳でね、是非ともエリちゃんに空中散歩をしてもらおうかと思ってカッちゃん連れて来たんだけど……チャコちゃんとねじれちゃんに手伝って貰えれば済みそうだね」
「あ”あ”っ!!?オレの方が速く飛べるわ!!」
「エリちゃんと一緒に飛ぶんだから安全に……いや、でも意外とスピードある方が子供ウケいいかも?」
「むっ!?ねえねえ、私も鍛えてるから速さでも負けてないよ!」
「あ”?ンなもん爆速のオレが一番速いに決まってんだろ!!」
ねじれちゃんとカッちゃんがガン飛ばし合って睨みあう。
そこで困り顔のセメントス先生がのしのし現れた。
「詭弁君、訓練の邪魔をしてはいけないよ」
「んにぃ……あっ、良い事考えた!」
思いついた事をすぐさまセメントス先生に相談する。それはTDL内全体を使った三次元レース会場を作る事だ。
「うーん……出来ないことは無いが……」
「迅速に人を運ぶ事が出来れば、それだけ生存率も上がります!それに空中での細かい制動が出来る
「なるほど……」
一理ある、と納得してくれたセメントス先生が個性を使い、すぐにTDL内が変化して山あり谷あり障害物沢山の簡易的なレース場の様になった。
「ルールは簡単!ねじれちゃん、カッちゃん、チャコちゃんがレース場を飛び回って先に三週した人の勝ち!」
「ウチも参加するん!?」
「そりゃぁ飛べるんだから、早く飛べる訓練するに越したことは無いでしょ。足場が悪い中、飛べるってアドバンテージはデカい。伸ばせるなら伸ばしていこう?」
「う、うーん……そう言われたら……」
「よし!じゃあ飛行レース訓練始めよう!エリちゃん、ちゅゆちゃん、こっちカモーン!」
はいじゃーんけんポン。
と言う訳でカッちゃんがエリちゃんを抱え、チャコちゃんがつーちゃんを抱え、ねじれちゃんが俺を抱えて飛ぶことが決まった。
「いや何サラリと抱えられてん!?」
「詭弁テメェふざけんなゴラァ!!!」
「ねぇねぇ!ちょっと重いよー!」
「ハンデ!ハンデですねじれ先輩!大丈夫!ねじれ先輩なら俺を抱えても一位余裕ですから!先輩の意地見せてください!」
「んもー……そう言われたらなんかやる気出て来た!」
「ケロッ、詭弁ちゃんさり気なく個性使ってズルするのは良くないわ?」
「むしろこれくらいでやっと対等じゃない!?チャコちゃんはつーちゃん軽く出来るし、カッちゃんなんて抱えてる重さ無いようなもんじゃない!?カッちゃん、エリちゃん絶対落とすなよ!」
「落とすかクソがァ!!」
「はいじゃーよーいスタート!」
「いや合図!!」
ねじれちゃんが俺を背中に背負い飛ぶ。流石に俺を背負っての飛行は難しいのか元々の飛行速度が遅いのか、駆け足程度の速さで飛行する。
「しっかり捕まってろよガキ!爆速ターボ!!」
「きゃっ!」
エリちゃんがしっかり首に抱き着いてるのを確認したカッちゃんが凄い速さで飛んで行く。
「もー!いきなりすぎひん!?つゆちゃん!」
「ケロ、いつもの事よ」
チャコちゃんがつーちゃんを無重力にし、自身も浮かして地面を蹴って空を飛んで行く。何だかんだ言ってもみんなノリが良いから助かる。
カッちゃんは障害物を上手く避けて突き進んでいき、チャコちゃんは壁や障害物を更に蹴って加速していく。
「うわー!ねぇねぇ、皆速いね!」
「ねじれ先輩も本気出せば追いつくでしょう!それに単純な速さだけじゃなく、技術だって負けてないじゃないですか!頑張れねじれ先輩!頑張れ!」
「んー!!凄い!なんかお腹らへんからぐんぐん力が湧いてくる感じする!しっかり掴まっててね、行くよ!!」
ねじれちゃんの言葉通り、
「あっゴメン!今当たっちゃったね!」
「んの”、のーぷりょぶれむ……」
思った以上に上がった出力に一瞬戸惑ったのか制御不能になって体勢を崩した際、思いっきりコンクリートの障害物に俺の頭をぶつけていったねじれパイセン。頭割れそう……。
その後何度か俺の身体だけを器用に(ワザとじゃないと思いたい)障害物にぶつけながらも、コースを一周する頃には上がった出力に慣れたのか俺の身体がコンクリに擦られる事も無くなった。
「なんで俺こんなボロボロなんでしょーね……」
「ご、ごめんね!」
割と命の危機を感じたのである。
さて、先頭を飛ぶカッちゃんwithエリちゃんとは約半周差、ここから追いつくことは出来るのかな?応援に更に気合が入り、応援の効果がより
「わっ、凄い!もっと強くなった……これなら!」
それから更に加速しながら障害物を避け続け、あっという間にチャコちゃん達を追い抜かした。
「ウソっ、速すぎひん!?」
「ケロッ、流石3年生ね」
「ひぃ、さっきから顔面スレスレにコンクリが迫ってるんですけど!?」
「我慢して!」
情けないようだが、さっきまでそのコンクリにガンガンぶち当たってたのである。恐怖心十分だよぅ……。
そんな薄皮一枚の超ギリギリのコーナリングを決め続け、それでも尚減速しないお陰で既にカッちゃんの背中に手が届きそうなほどに追いついて三週目に突入。
「最終ラップです!スパートかけていきましょう!」
「うん!一年生に負けてらんないよ!」
「チッ!勝つのはオレだ!!!」
「きゃーっ!」
ちらっと見えたエリちゃんの様子は、空を駆ける感覚に怖がっているというよりもそのスリルを楽しんでそうなキラキラした目だった。スピード狂の素質十分ね!
そして俺は宙に浮く感覚と顔面スレスレに迫るコンクリの恐怖と個性を
……あ、ヤバ、
「えっ?詭弁君これ……えっ!?」
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
ねじれちゃんの背中に俺の息子が押し当たっちゃうけど事故だよこれは!だってしっかり掴まってないと振り落とされる動きしてるんだもん!!良いのか!?俺が振り落とされて、すり下ろし詭弁君になるぞ!?良いのか!?
決してねじれ先輩の汗の匂いとか腕に感じるねじれっパイとか背中にアレを押し当てている状況に興奮しているという訳ではありません故に!ほんとだよキベンウソツカナーイ!!
顔を真っ赤に染めたねじれ先輩が出力を誤って壁に激突……する直前に俺が身を捻じってクッションになる。ねじれ先輩と壁のサンドイッチ。うーん素敵(吐血)
「ねぇねぇ!大丈夫!?」
「死にそう(正直)」
ただこれだけは言わせてほしい……ねじれパイセンのお尻はとてももっちりとしていて最高でした……ガクッ。
「詭弁君!?ど、どうしよう通形!?」
「珍しいね、波動さんがそこまで慌てるなんて!パッと見で命に別状は無さそうだからオレが保健室まで運ぶよ!」
そうして空中レースの結果はうやむやになった。
エリちゃんは笑顔にはならなかったものの、子供らしくもう一回もう一回!とおねだりしていたようだ。まあ、良かった良かった。
「それで、何故詭弁さんが大怪我をしているのかを
「あー、えー……何でモモちゃんがココに……?」
「相澤先生から連絡がありましたの」
「んぃ……なんで相澤先生が?」
「エリちゃんの監視役との事でしたわ。詭弁さんが聞きたい事は以上ですか?では私の質問にもお答えください」
「えー……えーっとですねぇ……」
その後モモちゃんにコッテリ絞られた。
「アンタ達、保健室で騒ぐんじゃないよ」
「はい、分かりましたわ。……では続きはお部屋で、じぃっくりとしましょう……?」
「……救けてリカバーちゃん!!!」
「夫婦喧嘩は他所でしな!」
「あら嫌ですわ夫婦なんてウフフ。さあ詭弁さんリカバリーガールの邪魔になりますわお部屋に行きましょうすぐ行きましょう」ガチャリ
「ねえ待ってなんで手錠なんて着けたのねえちょっとモモちゃん!モモちゃん!!?嫌あああああああ!!!!」
「(男の子の
「どうしたのずっと背中擦ってるけど!まさかさっきので怪我してた!?」
「んー……ねぇねぇ、通形のちんちんっていつもちっちゃいよね!」
「ンッ!!?!?」
違う所で事故が起きていたのは俺の知る所では無かった。
相澤先生、こっそりずっと様子を伺っていたの巻。
詭弁君はミリオ先輩のことが苦手。ファーストコンタクトの時に腹パンされたから。でもねじれちゃんの事は好き。おっぱい大きいから(殴
詭弁式五指必殺
イケメンオーラ全開で相手を精神的に殺す必殺技。ニコッと笑いかけ、軽い身体接触をし、相手のパーソナルスペースに迫り、逃げられないように抱きしめ、キスで殺す。
この技を受け、抵抗に失敗した相手は
の5つで構成されている。全て食らってしまったら誰もが愛の奴隷だ!
実はこっそりエリちゃんにも効いていた。おっロリコンかな?
さて、次は文化祭……そういえば、文化祭までいってるヒロアカ二次一つしか知らんのですけど、なんかありますかね?
感想、評価、めちゃくちゃお待ちしております!!!5000字以上書いてるんだから作者のモチベ維持に貢献しろおらッ!毎話感想書けッ!(tntn亭感)
特に深い意味は無いのですが、直感で選んでください。深い意味は無いです、本当に。
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ヤオヨロちゃん
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A組女子
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B組女子も
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サポート科、教師、プロ、ヴィラン、全員!
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……男子も(TSするかは知らん)