詭弁ですよ!ヤオヨロちゃん! 作:名は体を表す
キャラ崩壊注意……あっ、今更か!
注:個人の意見です。仮に実践してどうなろうとも当方は一切の責任を負いません。
「……んぅ。つまり文化祭が近く、彼女欲しいからモテ男たる俺に秘訣を聞こうと、そういう事だな?」
「そうだ!お前ばっかりモテすぎてオイラ達に全く零れてこねぇじゃねえか!!」
「祭りでテンションアゲアゲ!良い雰囲気!一日だけのアバンチュール!そういうのに憧れてんだよこちとら!!!」
いつもの二人(葡萄と電気)が俺に頭を下げて『モテテク』を乞う姿はとても憐れみを誘い、少しくらいならいいかぁ~という気分にさせる……のだが――
「講堂一つ貸し切って演説させるのはやり過ぎではないかね?ん?」
この愛すべき馬鹿二人は、なんと放課後の一教室を貸し切りにして俺に教師をやれと言うのだ。その行動力を他に生かせよ……バカなの……?
「お前のせいだからな!!?お前が学校の女子達を片っ端からオトしてくから、女に餓えた男共がこうして集まっちまったんだよ!!!」
「ほう、つまり俺がモテすぎるから学校中のモテたい男達が集まって、結果的に講堂一つ埋まる結果になったと。……そう言うんだな?」
「な、なんだよちょっと意味深に言いやがって……」
「『雄英一のモテ男!詭弁大先生が語るモテる秘訣講座!受講料500円』……なあでんちゃん、このチケットは何かな?」
「あっ、いや……それは……」
「下らない小遣い稼ぎに協力する気はねえよ?」
「す、すまん!つい出来心というか……!」
「全員に金返して来い。な?」
「すんません……」
◆
で、だ。講堂に入れば、中は犇めく男、男、男。うわ、ムサイ。
「帰りてえ」
「頼むってマジで!オレもここまで集まるとは思わなかったんだよ!」
「恵まれないオイラ達にも光明を見せてくれよぉ!!!」
でんちゃんとみっちーが脚に抱き着いてきて離れない。止めんか暑苦しい……。はぁ、分かった分かった……。
講堂のド真ん前。教壇に上がると、ザワザワしていた男達が静かになり始める。……うーん、これが教師の気持ちか。
「えー……ん”っん”っ。皆さんこんにちは、一年A組の詭弁答弁ですヨロシクね」
軽く講堂内を見渡しながら挨拶をする。あれ、よく見たら女子も僅かに居るな?
「あー……今から話す内容は『女子からチヤホヤされたい!』や『誰でもいいからお付き合いしたい!』って人向けの内容だ。『特定の女子とお付き合いしたい!』っていう人には若干向いてないから、そこのところヨロシク。……さて、今日皆さんは『モテる秘訣』を聞きに来たんでしょう。結論から言わせてもらうと、『どんな男でも100万人に告白すれば必ず一人はお付き合いできる』と言いましょう」
そう言いきった瞬間、講堂中に巻き起こるブーイングの嵐。『そんな事出来たら苦労せんわボケ!!』やら『んなこと出来るか!!』やら。とても文章に書き起こせない様な言葉で罵る人も居る。あーはいはいおーけーおーけー。
「『黙れ』」
一声で騒がしい講堂を沈黙させる。こういう時俺の個性は便利だなぁホント。
「『黙っていても女の子の方から寄ってくる』『告白すれば100%成功する』なーんてふざけた幻想を抱いてる奴は2次元の世界で彼女なり嫁なり作ってください。
では、本題に入りましょう。メモの準備はオーケーですか?
「まず第一に皆さんが知っておくべきことは、『彼氏彼女の関係は、単純なLOVEtoLOVEの関係ではない』と言う事。色々苦情が来そうな言い方をすれば、『彼氏』『彼女』は着け外しの面倒な
勿論それに当てはまらない様なLOVEtoLOVEの恋人も居るが、それとこれとはまた別の話なので手短に纏める。
「例えば!『流行遅れ、時代遅れの小汚い服』があったとします。休日、友達と何処か遊びに行くとして、その服を
ほんのちょっとだけ間を開けるが、誰も立ち上がる気配はない。俺、もしかして教師の素質有り?
「『流行遅れ、時代遅れの小汚い服』なんてのは、まあ本当に例え話として。本当に好きな人が居る人に『付き合ってください!』と言っても、貴方がその好きな人でない限り『はい喜んで!』は無いでしょう。ですが、好きな人は居ないけど彼氏ほしいなーって人に言ったのなら?人は、そこで付き合うか付き合わないかの
彼氏彼女の関係に重要なのは、相手に求める水準以上になる事。ではその
「付き合う付き合わないの
お前の事じゃねえよみっちー。座ってろ。……いや、ちょっと参考にはしたけどさ……。
「女の子は『身長は絶対自分より高い男じゃないと嫌っ!』という子なら、最初の
だからお前の事じゃねえっての、座ってろ。
「ハイ、では女の子の条件を変えて『ファッションセンスのある男じゃないと嫌っ!』という場合。最初の
さて、此処までの話はモテる秘訣というより、その前提となる話。誰もあまり意識していないが、確実にそう判断しているポイントを言葉にしただけの話だ。
「最初に言った結論を覚えていますかね。『どんな男でも100万人に告白すれば必ず一人はお付き合いできる』。単純な話、それだけ行動力のある男は何かしらの部分が抜群に秀でているので、その部分を評価してくれる女の子は絶対に居るからこそそう言った訳です。無論、何処かしら抜群に秀でていても行動しなければモテません。100分の1でも、母数が0なら当然付き合える人数も0ですので」
前振りが長かったが、御待ちかねの本題に入るぞー。
「さて肝心要の『モテる秘訣』ですが、ざっくり分けて二つのパターンがあります。『特化』と『底上げ』。なんとなくイメージはつきますかね?『特化』パターンは、魅力を一点に集中してアピールする事。極端な話、アラブの石油王並にサイフがデカけりゃぁ大体の女の子とお付き合いできるでしょう……長続きするかは別ですが。『底上げ』は自身の欠点を補うように色々な魅力をアピールする事。さっきの男の子の例で言えば自身の身長はどうしようもないので、ファッションセンスを勉強したり、日頃からアピールし続ける事ですね。『全然知らない人』より『なんとなく知ってる人』より『良く知ってる人』の方が
大勢の人の前で喋り続けるのは、ヒーロー活動の時とはまた違う意味で疲れるし緊張するなぁ……。水を一口飲む。
「さて、態々『特化』と『底上げ』の二パターン上げておいてアレなんですが、実際にモテる為にはどちらも同時に狙っても構いません。サイフのデカい人がファッションの勉強して、性格良いアピールして、香水着けてピアス着けて……問題ありません。やれることはとにかくやる。コレが鉄則。言うまでも無いですが法律と校則は守る事」
ちらっ、と時計を確認。……もう少し話す時間はありそうだな。
「さっきから散々『アピール』という言葉を使ってますが、じゃあ『アピール』とは何か?『アピール』とは簡単に言えば
コミュ力お化けのお前と一緒にするな。という怨嗟の視線が刺さるが気にしない。
「会話の糸口は五感に関する物を選ぶと長続きしやすいでしょう。『昨日のニュース
時計を見ればそろそろいい時間。『講座』と銘打たれたからにはそれなりに長く話したが、皆にとって有意義な時間だったなら良いな。
「さて、モテる秘訣講座はこの辺で終了としよう。モテる男は一日にして成らず。日々自分の魅力を研究し、理解し、アピールし続ける事がモテ男の第一歩だ。以上!」
パチパチパチと拍手が起こる。うーん悪い気はしない。
はーい皆かいさーん。
「いやー詭弁せんせーは流石言う事が違うぜー」
「ほんとほんと。高身長、顔良し、ファッションセンス良し、サイフデカい、全てを持ってる男は言う事が全然違うよなー」
でんちゃんが肩を組んできて、みっちーが俺の太ももを肘でつつく。
「参考にならなかったか?」
「割と参考になりました」
「でもオイラ女子と会話とか行動力とかかなり頑張ってると思うんだけど?」
「みっちーお前……とりあえずエロ一直線なトコ治せよ……」
そうして会話しながら三人で歩いていると、前から
「あっ、詭弁さん……!」
「よぅいっちゃん!どしたこんなとこで?」
「今から演習場に向かう所ですが……詭弁さんこそ何故此処に?A組の教室からかなり離れていますが?」
「ん?まあちょっとすぐそこで講義をな……それより前から思ってたんだけど、いっちゃんのその
そう言いながら白い布を巻きつけただけみたいな
「ななな何を見ているのですか!!!?」
「ごばっ!!?」
いっちゃんの肘鉄が俺の顎にクリティカルヒット。ゴギィと鈍い音がして膝から崩れ落ちる。意識を失う直前に、大事な事を伝える。
「みっちー……でんちゃん……」
「大丈夫か詭弁!!」
「傷は浅いぞ!」
「ノーブラコスって良いよね……(死っ)」
「詭弁!バカ野郎お前だけ無茶しやがってっ!」
「テメェだけ中身確認しやがって羨ま死ねぇぇぇ!!!」
ザワザワザワザワ……
気が付けば廊下一面に棘のつるが伸びていた。
「あっ!?」
「はっ!?」
「……やはり、色欲は罪ですね。ムチで打たねば……!」
「ま、まてまてまて!!オレらは偶々一緒に居ただけ……!」
「オイラ達悪くねえよ!詭弁だけだろ!?おい詭弁起きろ!!この子説得してくれよぉ!!」
「(死)」
「『カッコ死カッコ閉じ』とか今そういうのいいから!!」
「ちょ、茨ー!ストップ!ストーップ!!」
いっちゃんがつるの鞭(極太)を生成している最中にB組の姉御こと
「離してください一佳さん。断罪、断罪しなければ……!」
「落ち着けって!ここ廊下!通行の邪魔でしょうが!つーかこんなとこで個性つかうな!」
「くっ……確かに一佳さんの言う通りです……」
「……た、助かった……?」
「おっかねーよー!!おい詭弁テメェ!いつまで床で死んだふりしてんだ!!」
まって、今ちょうどいつかちゃんのキワドイチャイナ服の下が見え……見え……
「見えたッ!!黒ッ!!!」
「フンッ!!!」
震脚という動作をご存知だろうか?踏鳴とも言い、足で地面を強く踏みつける事で、半歩程の踏み込みでも助走をつけて殴るように十全の力を伝える事が出来る動作だ。
震脚それ自体は攻撃動作ではないのだが、仮に地面を強く踏みつける際にその脚元に何かあったら、当然それを踏みつぶすような行動になるだろう。
要するに、うん。いつかちゃんの足元に俺の頭があった訳で……。
グシャァ!!
「少年誌ではお見せ出来ない状態に!!?」
「死んだ!?コレ死んだだろ!!?」
「イキテマス……」
「……やはりムチで打たねば……」
「手ぇ貸すよ」
その後通りかかったB組常識人達によって救出される頃には全身ミンチになっていた三人であった。
「……アンタ等、揃ってトラックにでも轢かれたのかい?」
「詭弁覚えてろよマジで……」
「何でオイラ達まで……」
「モテる男はつらいなーはっはっは」
「「なんでお前だけ余裕そうなんだよ!!」」
「慣れてるから!」
その後モモちゃんからの折檻が待っている事をまだ知らないのであった……。
モテる男(物理耐性付与)
詭弁大先生は自身の才能(顔、富、身長)を鼻に掛けず、きちんと努力をしているお方……すごいえらい……(小並間)
きっと香水とかに拘ってるんだろうなぁ……
いつかちゃんのコスはちゃんと下履いてるだろって?履いてない方が少年誌的にKENZENじゃない?
アンケートはやはりと言うか、やっぱ全員巻き込んでのハーレムが良いんすねぇ……ウン……。あ、いえ、特に深い意味は無いのですが、うん。
意外と男子勢が多いな……ふーん……深い意味は無いですよ?そっかー……A組女子より多いのか……成程ね……。
深い、意味は、ないです。本当に。
あっ、あの~……凄い今更なんですけどぉ~……R-18短編も書いてるんですよぉ……。
リンク、貼っときますね。R-18なのでお子ちゃまは見るなよ!
https://syosetu.org/novel/218627/
なんで今更貼っとくのかというと、今ソッチの方重点的に更新してるけどあんまり伸びてないから……評価とか感想とか欲しいから……感想欲しいなぁ……感想……欲しいなぁ……
オラお前も感想書くんだよ!(豹変)
特に深い意味は無いのですが、直感で選んでください。深い意味は無いです、本当に。
-
ヤオヨロちゃん
-
A組女子
-
B組女子も
-
サポート科、教師、プロ、ヴィラン、全員!
-
……男子も(TSするかは知らん)