東方小説番外編集   作:Lan9393

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コラボです。
長めです。
キャラクター掴めてない気がします。
緋乃がお兄さんぶってます。
どぞ。


コラボ話
コラボ ~魔理沙の弟子は魔法初心者~


  いつものように、魔理沙さんと話していたんだ。

そしたら、急にーーーー!?

 

ヒューーーーズドン、パララー。

 

えーっと、落ちてきて、穴をあけて着地、土埃が舞う。

その中から、なにやら人が現れた。

え、人?!

 

「いったた・・・」

 

自身の頭を抑えて呻く・・・彼?は、あたりを見渡す。

 

「うーん、ええっと・・・魔理沙の家の近く・・・」

 

魔理沙さんの家を確認すると、ほうっと息を吐く。

なん、なんだ?

彼・・・?は、幼い子、というイメージをまず受けた。

ボーイッシュにまとめているようだ。

というかそのレイピア!怖いよ!

白い髪に、グレーの目。でも、僕は左目に違和感を感じた。

なんか、封じられていた?みたいななにか。そんな違和感。

魔理沙さんのそばにいるから、それがなんなのかはなんとなーくわかった。

いや、でもミスってる?封じられていた、は中2くさいなぁ。

理解までに追っつかないけど。

 

「・・・・・魔理沙!」

 

少し高めの声は、やはり幼いのか、と思う。

けど、なんだ?

魔理沙さんに近寄って、ニコッと笑う様。

まるでーーー?!

 

「あははー、僕、失敗しちゃった」

「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ。君は、魔理沙さんのなんなんだい?」

「?いや、それは・・・」

「君、男に見えるけどーーー魔理沙さんに用?」

 

それが、とんでもない地雷だとは、到底思わなかった。

なにがシャクに触ったのか、彼は無言で弾幕を放ってくる。

 

「ええ?!え、ちょ、ま!?」

「おい、おま、なにしてんだ?!なんで私を知って・・」

「・・・僕は、男じゃ、ないぃ!!」

 

彼・・・(なのかどうなのかわからなくなった)は目の前に魔法陣を展開する。

弾幕は、一行にこない。

僕はスペルカードを放つ。

 

「風鈴『竜巻』!!」

 

すると、魔法陣をすり抜け、相手に弾幕が当たるーーーーと思った。

 

「!?」

 

急に、突風と弾幕が魔法陣を通った瞬間、消えたのだ。

謎でしかない。

そうしたら、彼(でいいや)が、変な動きをする。

あまりよく見えなかったけど・・・。

なんなんだ?

 

「これでも食らってみて?陣符『仭魔円』」

「!!魔法陣?!」

彼は、展開した魔法陣をそのままチャクラムのように振り投げた。

それが、どっかに当たるたび、切れ目がついているのがわかる。

つまりーーーー凶器!

 

「いいよ!僕もーーー風車『巻物』」

 

途端、魔法陣を弾幕を纏った竜巻が包む。すると、魔法陣ごと竜巻はかき消えた。

 

「・・・・まさか?!」

 

彼は、足に魔法陣を展開、飛び上がり、そこで停止した。

甘い!

 

「そぉれ!」

 

竜巻が、彼の背後から出没する。

彼は一瞬反応に遅れ、魔法陣により肩に切り傷ができる。

+@の弾幕は、彼が抜いたレイピアによって貫かれ、避けられる。

また同じくその弾幕を竜巻で回収する。

 

「・・・転送魔法?」

「なにそれ。僕は風を操ってるだけさ。ほらほら、来なよ」

 

僕はまたスペルカードを発動ーーーーしようとする。

 

「おまえらやめろ!マスタースパーク!!」

「「ひぎゃぁ?!」」

 

それと同時に、魔理沙さんのマスタースパークによって戦闘が中断される。

うう、とんでもない。

 

「お前は誰だ?私は見覚えないんだけど。どうしてここに?」

「僕はまた後来輪花。魔理沙の弟子だよ。ちなみに女!」

「えーっと、つまり、僕っ娘・・・」

「殴っていい?」

「ごめんなさい?!」

 

輪花、と名乗った彼・・・彼女は、拳を構えた。

なんなんだ!

 

「ところであなたは?」

「ああ、僕は志賀琴羽。魔理沙さんの恋人です」

 

そう自己紹介すると、輪花さんは吹き出し、魔理沙さんは顔を赤くした。

 

「魔理沙に恋人、かぁ。面白いね」

「う、うう、うるさいなぁ!ほら、異世界から来たんだったら、霊夢に一回相談しないと」

「うん、わかった。琴羽もくるの?」

「いや、僕が残ってても掃除しかすることないし」

「そか」

「・・・おいてくぞ?」

 

焦った僕は魔理沙の後ろに乗る。

前までは掴んでたけど、本人いわく飛びづらいらしい。

うん、しかたないね。

輪花さんは魔法陣を展開、飛んだ。

 

・・・・疎外感。

 

 

  俺は緋乃。

うん、知ってるかな。うん。

と和んでいると、遠くから悲鳴が。

んー、これは琴羽だな。おおかた魔理沙の特急列車に身を焦がしてるんだろうなぁ。

前焦げてたし。

 

「おーっす、緋乃!霊夢はいるかー?」

「その前に琴羽をプリーズ」

 

魔理沙は琴羽を振り落として境内にスライディング。

あいつ無事かなーと思ってたら、後ろから・・・人?が現れた。

おお、魔法陣。憧れるぜ、くそ。レイピアかっけー。って銃刀法違反?!

ってか、琴羽大丈夫かー?

生き返ってるな、よし。

 

「二股か?」

「わかったの?!」

「え、まじ?と思ったのかお前。俺の目にくるいはない」

「キミはボーイッシュなの好きなのか?」

「まあほどほどに」

 

嘘は言ってないよ琴羽くん。

とまあ、女の子が口を開く。

 

「僕は後来輪花。魔理沙の弟子だよ」

「へぇ・・・。僕っ娘か」

「陣符『仭魔・・・」

「ストォップ?!スペカ?!スペカだよねそれ!!」

 

あっぶねぇ。死ぬとこだった。

 

「騒がしいわよ緋乃。詩季とアリスから苦情がーーーーー二股なの魔理沙」

「れーーーむーー?!」

「霊夢まで・・・殺らなきゃなのか・・・」

「抑えろ輪花!気の迷いだ!!」

 

俺が腕を固定して輪花の動きを止める。

輪花は一瞬ビクッとして反抗するも、おとなしく引き下がる。

琴羽と魔理沙が霊夢に説明してるのを見たからかな?

 

「僕っ娘・・・ね」

 

霊夢さん頼む。俺の腕が持たない。

輪花はまた暴れ出した。

おいおいおいおい、やめてくれよぉ?!

 

「あれ。緋乃さんが女の子押さえ込んでる。セクハラ?」

「ちゃうわい!見てわからんか!!」

「修羅場」

「ちがうし?!」

 

詩季、頼むから天然はよしてくれ。

わかってやってるのか?!こいつ!?

あ、アリス参戦。霊夢の後頭部を上海で殴った。

上海大丈夫か?

 

「はぁ・・・誰?」

「輪花」

「輪花ちゃん?了解。俺は詩季、こっちがアリス」

 

詩季は明らかに子供扱いしていた。

同年代だろコノヤロウ。

 

「さて・・・。輪花はなんで魔理沙たちとここに?」

「とりあえず離して。私も悪かったから」

「あ、ごめんな」

 

俺は輪花から手を離す。

すると、輪花はするすると魔理沙の後ろへ隠れる。

なにあの生物。飼ってみたい。

 

「・・・それで、だな。輪花を元の世界へ戻してやりたいんだ」

「直球だな。デッドボール」

「バッター死んじゃうよ?!」

「でっどぼぅ・・・?まあいいや、で、輪花が来た方法だけど・・・」

「ああ、それは、私自身の転送をしていたら、多分失敗して、ここへ」

「転送魔法、かぁ。気になるなぁ」

 

魔理沙、それよりも優先すべきことがあるだろ!

 

「そうすると、八雲に届けてもらう必要があるな。八雲は今行けるか?」

「・・・わからないわ。冬眠してる可能性もあるし、めんどうくさがってこない場合もある」

「じゃあ、最終手段、か。すると、輪花は一人で転送魔法で帰る、とかか?」

 

俺は霊夢と話し込んでいた。

博麗大結界・異世界からきた人(ここでいう外来人の処遇は、霊夢・八雲がなんかしてたはず。

博麗神社に住む俺にも参加する権利はあるはずだ。きっと。

 

「ここには、『迷い込んだ』んだし、どうやって帰れば」

「・・・やっぱり紫かしら」

「だーかーら、最終手段。あいつの手を借りるのは他に打つ手無しの時だ」

「ふん・・・。じゃあ、輪花はいろいろと聞かなきゃだからここにいてもらうわ。いいかしら」

「あ、うん。僕はいいよ、それで」

 

輪花は、ハッとして霊夢に返答する。

?やっぱり、いつもいた場所じゃないから不安なのか?

 

「輪花、違う世界のでも魔理沙と一緒に居ても・・・」

「いやいいんだよ。僕は、ここにいる」

「・・・そうか。わかった。なら俺は特に何も言わないさ」

 

俺にはやはり、なにか無理しているように感じた。

それが不安からなのか、なんなのかはわからないけど・・・。

 

「あ、そうだ!紅魔館にノアって天使がいるんだけど、そいつは自分の力で幻想郷に来たんだ!そいつに聞けばいいんじゃないか?!」

「そうね・・・。あいつが何か知ってるとも思えないけど、まあダメもとでも聞いて見ましょうか」

「おーけー、行くぜ!」

 

俺は霊夢につかまって、琴羽は魔理沙の後ろへ乗る。

詩季も、俺と同じようにアリスにつかまった。

輪花は先ほどのように魔法陣を展開、乗っていた。

 

 

  紅魔館。

いつもの寝ている門番にチョップして脱走。

中へ!

 

「バカ、緋乃・・・あとで半殺しにされても知らないわよ?」

「ははは、そりゃ怖い!」

「じゃ、私は図書室いってくるぜ!」

「あーい」

「いや!?」

 

目的と違うが、マイペースな魔理沙だ。慣れっこってもん。

輪花は、去って行く己の師匠に、呆れているようだった。

 

「おーい、咲夜いるー?秋兎でもいいけど」

「なんだ、緋乃。誰に用だ?」

「ああ、秋兎。いや、ノアはどこかなって」

「・・・・ヴェルディなら、今そこに」

 

あれ?思えば確かヴェルディも自力・・・。まあいっか。

 

「よ、ヴェルディ」

「おお、緋乃か。なんだ?」

「おにーさまー」

「おっと、フラン」

 

ヴェルディはフランとお熱いようだ。放っておいて秋兎に向く。

後ろから悲痛な叫びが聞こえたが気にしない。

自業自得だ。

 

「ノアは」

「・・・お嬢様の部屋」

「何でだ?」

「・・・お嬢様のご指名」

「そうか」

 

きっとこいつのレミリア=お嬢様呼びは咲夜から移ったもんだろ。

うんうん。そうでいいや。

 

「さ、いくか」

 

「誰のところへ?」

 

「うぉわあ?!」

 

後ろからノアが。異様に服が乱れて・・じゃないな、ボロボロなんだが。どうしたし。

 

「ノア、聞きたいことがあって」

「うん。わかった、そこの女の子?」

「ああ。輪花についてで」

「りょーかい、ちょいとお待ち~」

 

ノアはどっかへ行った。

え、ちょ。

とりあえず、ノアを忘れて、みんなのもとへ。

 

「ノア消えた」

「消えたの?!」

「あいつ・・」

「あはは・・・・」

「・・・」

 

思えば、琴羽は無事かなー?

死んでない・・・よな。

 

「緋乃、琴羽と魔理沙がいないようだが」

「ああ、図書室行ったぞ」

「・・・・・・助かる」

 

秋兎はすぐさま向かった。えちょ、お前どしたよ。

そして、入れ違いでノア登場。

 

「で?察するけど、戻る方法?知らないよ」

「そんなあっさり・・」

「死んじゃったとき神様脅してこっち連れてきてもらっただけだもーん。ヴェルディのがよっぽどいい情報もってるよ」

「・・・でも、なぁ」

 

俺は、さきほどフランにヘッドバッドをいれられ倒れたヴェルディを見やる。

ヴェルディ、自重。

 

「そっか。まあ、またなんかあったらいいなよ。この世界に住む、でもいいと思うし!」

「それは気が引けるな・・・。輪花のとこにも、輪花を待つやつがいるからな」

「うん・・・。僕の知ってる魔理沙に会いたい」

 

輪花は悲痛な表情で、ぐっと拳に力をいれて言った。

それは、なんか・・・。理桜とダブって見えた。

なんでだろう・・・。

 

「・・・。まあ、紫が来るまで待ちましょう」

「霊夢・・そだな、アリスも詩季もつきあわせちゃってごめんな!帰ろうか!」

 

 

そうして、博麗神社へ戻り、詩季・アリスは帰って行った。

夜。とても月が綺麗だった。

それなのに、気持ち良く眠れない。そう思った俺は、そっと縁側へ向かった。

 

「帰れないのかなぁ」

 

ふいに、不安げなつぶやきが聞こえた。

声からして、輪花のよう。

 

「ん?輪花、どうした?」

「あ、ええっと・・・」

「・・・俺は緋乃。言ってなかったか、すまん」

 

周りが呼んでるから覚えたもんだとばかり・・。

まあ、違うっぽいが。

輪花は、縁側で座り、月を見ていた。

 

「ううん。緋乃・・・その、帰りたいなって」

「そうだよなぁー。まあ、帰るまで気長に俺と霊夢で面倒見るからさ、大船に乗った気持ちでいいぜ」

「・・・どうして、緋乃はそんなに」

 

輪花は、そこまで言ったら止まる。

俺が先を促すように隣に座り、じぃっと見る。

 

「そんなに、してくれるの?」

「んー。まあ、困ったやつは基本助けたいって思うのが普通だな」

「・・」

「それと、俺は贔屓、差別が嫌いだ。こいつだからこうする、こいつだからこうしない。ざけんなって思うんだ」

 

俺の本心を吐露する。

霊夢にも言えない、俺の心。

あいつも、平等な存在だと知っている。

好きな人だったらなんとなくそれでいいか、なんて間違ってるんだ。

そう、思う。

 

「目の前で、みんなはセンセーに褒められてんのに、同じことをしても俺は貶される・・・そんな生活だったからな。次第に俺は贔屓が嫌いになっていった」

「・・・なんで、それを僕に」

「なんでだろうな。なんか・・・言いたくなった。あ、あとこれは秘密だぞ?人が聞いて気持ちのいいことじゃないだろうしな」

 

人はみな、贔屓されたがっているところがある。

だから、褒められたいだけに努力するし、特別いい子ぶる。

財力も権力も使って、ちやほやされたがる。

そんな人間の心に、俺は激しく嫌悪感を抱いた。

 

「じゃあ、ゆっくり寝ろよ。明日からも、帰る方法探すんだからな」

 

俺は笑ってそこを後にする。

輪花は、表情を暗くしていた。

 

 

  そっから、数日が経った。

といっても、実際そんな月日が経ってるわけじゃないけど。

朝。

くぱぁ、と空間に切れ目が走り、スキマが生じる。

ちくしょう、遅いぞ!?

 

「あら、あなた・・・。別世界の子ね」

「紫!!なんたってあんたはいっつもいっつも」

「まあまあ、霊夢。落ち着けって!」

「・・・・はい」

 

輪花は、うなずく。

紫はくすくすと笑み、輪花に手を向ける。

 

「さ、あなたは早く戻さないとね」

「おいおい!?なら早くしてくれりゃあよかったのに!」

「あらあら・・・。最終手段とか言って、あたしに頼ってくれなかったのはだれ?」

「うぐぅ・・・」

「あの時は影でこっそり見てたのに・・・気づかないんだもの」

 

扇子で顔を隠し、泣いた真似をする。

こいつ・・・!

俺は銃を発砲したい衝動に駆られるも、輪花におさえられた。

ちくしょう、初日と立場逆転かよ。

 

「ほら、入りなさい。この先をまっすぐいけば、あなたの世界よ」

「こんな、簡単に・・・」

「そう。スキマはお得な移動方法なの。輪花」

「・・・?」

 

輪花は、紫に呼ばれ、首をかしげた。

 

「また、いらっしゃい。あなたが来たいと思えば、呼んであげる」

「・・・うん、ありがとう」

 

ふっと微笑んだ輪花は、なんか・・・普通に年相応の女の子って感じだった。

 

「緋乃!」

「おう?」

「あの話ーーー忘れないよ!」

 

輪花はそのまんま、走りスキマへ入って行った。

なん、だよ・・・?

俺は、なんも知ってねぇのにこの敗北感?!

 

ーーーー俺は、今月最初の屈辱を味わった。




こんな駄作でさぁあああせんん!!!!!

緋乃「まあまあ、駄作者並み頑張ったさ。たとえ輪花をけがしていようとも」

やめて緋乃くんえぐらないで。

緋乃「ははは。まあ、ちょい前から書いてたしな、こっちが先なのは当たり前か。
じゃま、他のコラボ、がんば!」

うぎゃぅ!
では、頑張りまっせーのせっせー。

次回(+本編)もお楽しみに!

緋乃「本編は理桜か・・・」

緋乃くん帰れ!!

緋乃「ひどい?!」
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