東方小説番外編集   作:Lan9393

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(女もいるよ!)

前持って言っておきます。
扱いのひどいキャラがいます。
そのうえ、空気なキャラも。十三人だよ?!十三人!


参加者様/キャラ

ゆっくりタイナマイト様/天津大翔
ゆっくりヒッキー様/空蝉魄真
ヴェルドール様/緋色夜月 リア・ヴランドエル
秘幻様/エメラード
水崎 鳴呼様/立花輝
夢哉様/箕成創哉 桜 夜黒一星
yuttii♪様/形名柚姫 森奈 爽香 如月虎太郎
破片様/後来輪花

どうぞ!



コラボ企画!~お花見しようぜ野郎ども!~

第三者Side

 

「・・・あら、この木、妖気を得てるんじゃない?」

「そーね。んで?」

「暴れ出すんじゃないかしら。そのうち」

「でしょうね。で?」

「切らないの?」

「切らないわよ。・・・今まさにっていう妖気でもない。ただ、妖怪が集ったらやばそうね」

「でしょうねぇ」

「紫、あんた何か企んでる?」

「まさか・・・・ふふ」

「嘘くさ」

「ひどいわ、霊夢ったら」

 

——————————————————

 

 

 

森の奥。

封筒に入れられたそれを開いた青年は目を見開いた。

 

「・・・え?なんだ?『春の幻想郷へご招待』だって?・・・う、うわぁ?!」

 

 

☆  ☆  ☆

 

 

「まったく、妖夢ってばどこに・・・うん?なんだこの手紙。『春の幻想郷h』ぇえ?!」

 

冥界にある白玉楼の渡り廊下を歩く彼は、とあるものを見つけた。

そして、落ちていく。

 

 

☆  ☆  ☆

 

 

「きゅ、急に目の前に封筒落ちてきたんだけど、なにこれ・・・ひゃっ?!」

 

少女は尻餅をついた。・・・途端、座っていたはずの場所が消え去った。

そのまま空間に飲み込まれていく。

 

 

☆  ☆  ☆

 

 

ひょこり、と茂みから顔を出す。

 

「ここって、まさか・・・ううん、神社いけばわかるよねっと」

 

そして彼女は飛び上がった。スタッと着地したら、そのまま駆け出す。

 

 

☆  ☆  ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緋乃Side

 

「・・・夏は妖精払い。秋は落ち葉かき。冬は雪かき。春は花びらはき・・・暇がなーーーーい!!!!」

 

箒を片手に俺は叫んだ。

桜の花びらが落ちて行く中、俺はただ一人でじたじたと悶えていた。

いつもは暇だ暇だと叫ぶが、今回ばっかりは暇がない。

前、お正月の時期にいろんな奴らがきて帰って行った。

あとあと、俺と八雲が怒られる結果になったのだ。

勝手に連れていくな、と。

いやそれで俺が怒られるのはおかしいだろと言いたかったが出来ない。

俺が抹殺されるのだ。

社会的に?バカイエ、物理的にだ。

 

「霊夢たちは八雲追いかけてるし、事実俺ぼっちなんだよな・・・うおぉっ?!」

 

俺の頭上から人が降ってくる。

おい、おいおいおい!!なんだこの展開!

 

「ぎゃぁ!」

「うおっ?!」

「なんだ!」

「いったぁ!」

 

俺の上に誰かが乗っている。

うまくよけたかと思ったのに・・・。

チラリとそいつらを見やる。

二人は青年、一人は少女だ。

男は二人とも帯刀しており、少女は丸腰。

 

「・・・誰だお前ら」

「いや、こっちのセリフなんだけど」

「右に同じだ」

「こ、ここどこ?!」

 

なんか少女が錯乱してるんだがまあいいか。

一先ず初対面の面々に自己紹介をする。と、そいつらも返してくれた。

男は天津大翔、そして空蝉魄真。

少女は、立花輝と名乗った。

まあ、そこらへんはいいんだ。

 

「緋乃、ちょっといいかい?」

「なんだ?」

「桜の木から漂う、この妖気はなんなんだ?」

「ああ、それか・・・それはな・・・っ!」

 

俺は、ふと気配を感じて、俺は頭上を見上げた。

 

 

 

 

 

☆  ☆  ☆

 

 

「はっはっは!何だか今日は調子がいいぜっ!ん?なんだこの手紙。・・・ぶべらっ?!」

 

緑色の『それ』は、吹き飛ばされていく。

その先にあったスキマに入り、それらは姿を消した。

 

 

☆  ☆  ☆

 

 

「・・・なあ。なんでここにいるんだ?」

「さぁねぇ。ニャハハハ・・・ハ?」

 

二人を襲ったのは浮遊感。

どでかい穴が二人を落とした。

 

 

☆  ☆  ☆

 

 

「・・・ね、ねえ。これどうしたらいいのかな」

「さぁな」

「どうしましょうか」

 

三人の幼子は一つの手紙を持って硬直する。

三者三様の反応は、やがて消えて行った。

 

 

☆  ☆  ☆

 

 

 

 

 

「・・・やっぱり!」

 

  くぱぁ、とスキマが展開している。俺はその場をとっさに離れた。

悲鳴と共に落下してきたものは、まっすぐ立花の元へ。

  立花はすぐさま反応できず、押しつぶされた。

約六人分の重みが押しつぶしている。

おお、ひどい。

 

「お、も、いぃ・・・」

「んぁ?なんだこりゃ。結構」

「セクハラーーーーっ!!!」

 

緑色の何かが立花によって吹き飛ばされる。

なんじゃありゃあ。

はたからみたら、ただの痴漢だろ。

 

「ご、ごご誤解だ!そういうやましいものがあったわけじゃねーんだ!」

「うぅー・・・」

 

  立花は顔を赤くして緑色のそいつを睨んだ。

ふと、目に入った小さい輩。

どこかで見たような。

 

「・・・おい、そこの。ちっこいのが怖がってる」

「まじでか?!・・・わ、悪かった」

 

  冷静な声が聞こえた。

夜月だ。

  彼が小さい輩たちの頭を撫でながら緑色のに注意した。

注意を受けた緑色のは、申し訳なさそうにする。

 

「ニャハハハ、にぎやかだねぇ」

 

  その辺に座っていた誰かが、愉快そうに笑った。

こいつは確か、夜月の連れだよな。リア、とかいったっけ。

ま、まあいいか。

 

「とりあえず、名前を聞こうか」

「俺はエメラード!!はっはっは!!」

「んで、俺が緋色夜月。こっちが、リア・ヴランドエルだ」

「よろしく~」

「むしですかーーーーい?!」

 

  夜月のスルースキルには本当憧れるな。

  エメラード、か。まあ、気性が荒いわけではないのか。

でもまあ、意外と・・・ってこともある。気をつけておかないとな。

  そういや、立花は大丈夫だったのだろうか?

チラリと見やれば、ふぅと落ち着いた様子の立花。

なんだ、もう落ち着いたのか。

 

「・・・なあ、お前ら」

「あ!緋乃さん!」

「ご無沙汰してます」

「おぉ!」

「・・・やっぱりか」

 

俺は三人の頭をわしゃわしゃと撫で回してやった。

一人目は形名柚姫といったか。

二人目は森奈爽香で、三人目は如月虎太郎。

(ちなみに、虎太郎のことを俺は『こた』と呼んでいる)

・・・その後、三人を一同に紹介。

暖かく笑って見てくれた。

 

 

 

 

 

☆  ☆  ☆

 

 

「・・・なんだこのいかにも飛び込んでください風のスキマは」

「そろそろ疲れたんでしょ。この手紙、前のと似たような感じだし」

「前?いや、お前ら何言ってうおっ?!」

「まあいいだろ!いこうぜ!」

 

ぐいっと二人を引っ張って飛び込んだ。

ひらりと落ちた手紙は、やがて燃えて尽きた。

 

 

☆  ☆  ☆

 

 

 

 

 

 

  さて、と俺は一息つく。

こんな大勢、お正月の時でもこなかったろ。

桜の花びらが落ちてくる・・・掃除、後でするかねぇ。

 

「・・・お、おい緋乃」

 

空蝉が俺に声をかけてくる。天津が上を見上げ、げっというような顔をした。

・・・なぁ、何で上を見るんだよ。

 

「おい!!緋乃、そこ退いとけ!!」

「なっ?!」

「お、お願い~!」

 

聞き覚えのある二人の忠告に、それはその場をまた離れる。

スタッ、と三人の影が着地。

・・・ん?三人?

 

「お、おいおい!なんだこりゃ!」

「一星落ち着け。ここは危ないとこじゃない」

「幻想郷だけどね」

 

そこに立っていたのは、見知らぬ輩と箕成創哉、桜の姿だった。

箕成は一星と呼んだ輩をなだめ、桜は肩を竦め苦笑い。

まあ、錯乱する気持ちもわからんでもない。

だがな、今まで誰も錯乱してねぇんだよ、うん。

・・・普通はね?

一回きたことあるとかいうのはまあ、いいんだろうけど。

 

「・・・あ、お、俺は夜黒一星」

「夜黒だな。俺は・・・」

 

全員、自己紹介を済ませておく。

よーし、これで大丈夫だ。

 

「なあ、なにさせようってんだ?今度は」

「今度はお花見。ほら、ちょうど良く桜も咲いてる」

「わわっ!・・・きれー!」

 

桃色が花びらを染め上げ、緑色の見えないほど花が咲き乱れた光景。

顔のいい連中が揃っているためか、絵になる。

・・・ん?そこに緑色がいるって?ああ、今は気にしちゃ負けなとこだ、そこは。

桜が木々を見上げ感嘆する。

箕成もキョロキョロと見渡していた。

ただ、ここにくるのが初めてなメンバーは緊張が解けない様子。

適当なやつひっ捕まえとくか。

 

「おい、立花、空蝉!ちょいと手伝ってくれ!」

「え?!私なの?!」

「ん?わかった」

 

花見するなら、飲み物とつまみは用意しなきゃな。まあ未成年が多そうだし、酒は出さないが。

神社内で立花にレジャーシートを、空蝉にコップ等持たせ、俺は件の準備をする。

・・・今回、偶然が重なっただけじゃねぇよな?

 

「ひ、緋乃ー、ちょっと来いよー!」

 

箕成に呼ばれる。

なんだろう?エメラードの悲鳴と全員の驚愕する声が聞こえるんだが。

俺が境内に出ると、そこには拳を振り下ろした後の少女と、悶えるエメラードがいた。

なにをしているんだこいつらは。それがまず抱いた感想である。

次に思ったのが、少女の正体である。見覚えのある白髪。まあわかった。

そして、俺は声を出した。

 

「・・・まぁた、禁句言われたのか?」

「違う。今度は違う」

 

俺の言葉に不機嫌になったか、ぷいっと顔を背けた少女、後来輪花に、俺は「そうかい」と返して嘆息する。

禁句言われた以外に手が出たことなんかあったか?まあ、俺の知ってる限りないな。・・・確か。

 

「・・・ねえ、僕浮いてる?」

「ああ、いや、びっくりしただけなんだ。特に意味はないさ」

 

輪花の素朴な疑問に、天津が答えた。

夜月がその後ろから付け加える。

 

「まあきた方角が違っただけだしな」

「?どういうことだ?」

「ほら、俺らは落ちてきたじゃん、こいつは歩いてきたんだ」

 

・・・また奇怪な。

 

「名前は・・・?」

「あ、そうだね。僕は後来輪花。よろしくみんな」

 

柚姫の質問に、輪花は笑みを浮かべて答えた。

全員に聞こえる声量で自己紹介はすんなり終わった。

本当に、すんなり。

 

「ってかエメラードよ。お前なにしたん」

「・・・ワケガワカラナイヨ」

「あっそうですか」

 

まあ自業自得なんだと思う。深いところは気にしないでおこう。

とにかく、俺はさっさと立花にレジャーシートを準備させる。

その上から猟銃とかコップとかを置き、飲み物をつぐ。

お酒ではありません。あえていえば、ジュースです。

レジャーシートに腰をおろし、全員にジュースを配っていく。

さて、飲むか。

  景色が綺麗なだけあるな・・・。

花びらが散っていく様も、花が風に揺れる様も音も、なんだかとても綺麗で・・・。

不覚にも、これが酒だったらと思うわけで。

いやいかんだろ俺よ。・・・ま、いいか。

一同を見渡す。なんだかんだ言って楽しめているようで何よりだ。

 

「・・・はーー!美味いなこれ!」

 

夜黒がコップを傾け、中身を味わっている。

美味しいと言われると、作った甲斐もあるというものだ。

・・・霊夢が作ったものだが。

 

「なあ、緋乃。霊夢は?」

「んぁ?霊夢は・・・八雲おっかけてる」

「紫、なにしたの・・・」

「追いかけ回すのなんて至難の技だってのになにしてんだか」

「まあ、事によるよねぇ」

 

理由はわかるんだがなぁ・・・。

それでほとんどの連中が出払ってるから、俺ぼっちだったんだよな。

今回ばっかりは八雲の感謝だ。

 

「理由はあるんですか?」

「もちろん。だが、まあまぁ・・・」

 

俺は桜の木々を仰ぎ見る。

こんないい花見だ。そのことは忘れたい。

周りは察したか、木々を見上げ、ほぅと息を吐いた。

 

「ねーねー、創哉!写真撮りたい!」

「はぁ?!急になに言ってんだよ。写真撮っても意味ねーだろ。カメラないし」

「射命丸呼びゃいいだろ」

「そうだよ!呼べる?」

「ここの世界の射命丸は俺が音を鳴らすとくるからな。何故か。まあ、お前らが帰る時に撮りゃいいだろ」

 

桜は思ったよりも気に入ってくれたようだな。よかった。

箕成のほうはというと、チラリとこちらを見て、件の桜の木を見やった。

俺はただ首を降って、手のひらを向けてやる。待て、と。

天津と空蝉は顔をしかめ、輪花と夜月、リアは以前にはなかった妖気に首をかしげていた。

そんなことはいい。俺はコップに新しくジュースを注ぎ、飲み下した。

 

———ヒラリ。

 

空間の裂け目から、紙が一枚落ちてきた。

走り書きだったのだろうか、短い文章だ。

 

『たすけて』

 

「あんの腐れババアァアアアアアアアアアアア!!!!」

 

俺はとっさに叫んだ。

なにが助けて?!自業自得だろ?!

おかしい!おかしすぎる!!

こんなの、おかしい以外に言えない!!

 

「なあ、することないのか?」

「なんだよ夜月。弾幕ごっこならさせねぇぞ」

「それは残念。だが、あの木が動き出しそうで」

「・・・・・・はい?」

 

俺は目を見開いた。

なんていいました夜月さん?動きだしそう?

 

「うん、確かにね~。地味に無風なのに揺れてるしぃ」

「・・・・いやいやいやいや。ダメだろ。ダメ」

 

リアが木を観察し笑った。

嫌な予感しかしない。いけない、いけないぞこんなの!

 

「緋乃、さっさとしなよ」

「そうだぞ!」

「どうにかしたりしないんです?」

 

輪花、こた、爽香に責められる。

言われても、ここの木は霊夢の管轄だ。

迂闊に手を出したりしたらそれこそ危ない。

・・・主に俺の命が。

どうせのことそれ言ったら「男のくせに」とか言われそうだが、しかたないだろう。

嫁が怖いことなんてあるじゃねぇか!世の中にたくさん!!

 

「・・・おいおい、気楽におしゃべりしてる場合じゃねぇぞお前ら!」

 

エメラードが声を荒げつつ、俺らに注意した。

え?それどころじゃねーような状況なの?

早くね?ねえ、展開早くない?

 

(注意: 作「そういう仕様です」)

 

まともな話もしてねーよ!!どうすんのこれ?!

 

(注意:作「ネタ切れです」緋「おい」)

 

桜の木から距離を取る。

木の根が盛り上がり地面にヒビがはいった。

枝は轟、花びらが散っていく。

・・・それだけだった。

 

「・・・は?」

「これ、なに?」

「ドッキリの類ぃ?」

「これは無いぜ・・・」

「流石に拍子抜けだ」

「あーあー、せっかくの木が」

 

黙っていた連中が一斉にまるで愚痴のようにこぼして行く。

いやまあ俺もそう思ったけどさ。

はっきり言いすぎじゃないか?

 

「・・・なあ、緋乃」

「なんだ?」

 

箕成が轟いた木に触れて俺に問うた。

 

「これ、直しといた方がいいよな」

「・・・ああ。でも、どうするかね」

「あ、それなら創哉に任せときなよ!」

「はっ?」

 

全員が箕成に注目した。

「うっ」と詰まった箕成はそろりそろりと木の前に座り、つぶやくように言った。

 

———『桜の木の妖気と、この地面のヒビがなかったことを確定』

 

なんぞ。

俺はただポカーンとそれを見ていた。

え?なにこれ?

 

「・・・よし、これでよし。さ、花見を続けようぜ」

「あっさりすぎねーか?!」

「いいじゃん。これだけで済んだのだし」

 

立花が冷静に告げた。  

うんまあ事実だ。

だけどな?な?俺不思議なんだけどよ。

これ、なんなの?何が起きたの?なぁ、なぁ。

俺は呆然と立ち尽くし、桜と箕成を見やった。

もうすでに二人は周りを巻き込みジュースを飲んでいる。

あ、天津と空蝉が連行されて・・・あ、輪花こけた。

ちっこいのが助けに行って・・・おいエメラード爆笑してんなよ。

・・・あーあー、殴られてやんの。

って、リアと夜月ももう落ち着いてるし。立花もっ!

夜黒。お前だけだよ戸惑ってるの・・・は・・・。

おい!なにジュース飲み組にいってんだよっ!!

・・・まあしかたない、俺は素直に銃を返すか。

 

  と、その場を離れかけたとき、俺のフードが掴まれた。

 

「どこに行くのさ緋乃」

「ぐぇ」

 

輪花が掴んできた。

なあ、もっと思いやりをだな。俺が死んじゃうでしょうが。

そこに柚姫が駆けてくる。

 

「そうだよ!みんなで話そうよ!」

「いやおま、俺今凶器を・・・」

「どうでもいいよ。ねぇ?」

 

俺が銃を抱え上げたとき、輪花がバッサリと切り捨てた。

その最後の問いは箕成に・・・・あぁ?

 

「ぷふっ、ぶふ・・・そうだ・・ぷっ、な」

「おい箕成。あとでぶっ飛ばす」

「おうおう、受けてたとうじゃねえか」

 

一度ぶっ飛ばされた身で言えねえけどな。

おおっとしまった、夜月がワクワクしながら俺らを見てる。

 

「・・・戦うのか?」

「やけに嬉しそうにいうなよ。っていうか輪花さん?そろそろ俺のフード掴まなっ」

「あれぇー。何も聞こえないなぁー」

(テメェ・・・!今度仕返ししたる!)

 

ズルズルと引きずられているせいか、首が・・・!首が・・・!

ふっと落とされる。

 

「ぐべらぁ!!」

「大袈裟だよ」

「・・・だ、大丈夫か?」

「多分。伊達に吹っ飛ばされてないよ」

 

天津の問いに輪花が答えた。

げほっと咳き込む俺。一瞥もせずに座る奴。

なあ俺何かした?

  桜が輪花に話しかけ、輪花がそれに応対する。箕成と夜黒もそこにいく。

ちっこいのはエメラードの周りに行き、怖がったことを謝っていた。

(おそらく、こたは半ば面白がっていただろう)

何故かセットとして扱われている、天津と空蝉は夜月を巻き込んで話に花を咲かせていた。

俺は勢いづけて立ち上がり、リアと立花の元へ向かった。

・・・いや、そこで俺は踵を返して銃をかたしに行く。

 

「待って!見捨てないで!緋乃!」

「いや、見捨てるなと言われてもな。お前ら仲良くしてるみたいだし、俺は俺の用を」

「ダメです!!」

「にゃはは、急にどうしたんだい?」

「意地悪だよ!この人!」

 

  立花はリアを指差し、やや涙目で訴えた。

俺は無視して神社に入る。

どっかから悲痛な叫びが聞こえた気がしたが気のせいだ。

オレ、ナニモ、シラナイ。

  ややあって戻ったとき、十三人の他に二人、姿が見えた。

八雲と霊夢だ。

なぜか霊夢は羽交い締めにされている状態だ。

 

「・・・なにがあった」

「緋乃」

「あら、やっと来た」

「いや俺そんな時間かけたつもりはない」

 

十三人は俺の方に視線を向けてくる。

こっち見るなやい。

 

「紫がきたってことは、そろそろ帰るんだね」

「ええ。楽しめたかしら?」

「「「「「「「「「「「「「うーん」」」」」」」」」」」」」

「えっ」

 

八雲は十三人の「うーん」に驚いていた。

うんまあ、わからんでもない。

うーんってなる気持ち。

 

「いや、急に木が動き出したらなぁ」

「あれはびっくりだった・・・」

「はっはっは!まあ俺様はどうってことなかったがなぁ!」

「エメラードなにもしてないしね」「ぐはっ!」

 

立花、エメラードをいじめるな。リアにいじられてたくせに。

 

「あらあらまあ・・・動いたのね、あの木」

「ほぉら。あんたが変な企みするから」

「ちょっとしたサービスよ、サービス。一回はここに来ている人もいるし、ね」

 

輪花、夜月、リア、箕成、桜を見て、八雲は笑った。

ちなみちっこい組は来てません。会っただけ。

 

「ねえ紫。なんで僕だけ落ちなかったの?迷ったんだけど」

「あなたは・・・ごめんなさいね。気の利いた建前が用意できないわ」

「えっ」

「霊夢と追いかけっこが始まっちゃったから途中で降ろしたのよ!」

 

八雲がドヤ顔で告げる。

おおう、輪花の額に青筋。何か今日怒ってばっかだな。

 

「まあいいんでない?ところでいつ帰してくれるの?」

 

立花が問うと、八雲は「そうね」と言って笑った。

くぱぁと開いたスキマ。

 

「迷わなければ自分のところに行き着くわ」

「おぉっ。こいつはすげぇ。じゃあな!」

「気が利いてるね・・・よしっ!」

「はぁー、またあそこか。んじゃ、世話になった!」

「まあまあ!ばいばいっ」

「な、なんか気に食わないっていうか納得できないというか・・・」

 

エメラードと立花、箕成と桜、夜黒が入っていく。

そうすると、一旦閉じて開き、五人は消えた。

ちっこい組がこたを先頭に入っていく。

リアもそれに続き、夜月もこちらを一瞥して入っていった。

 

「じゃあなー!」

「ま、待ってよ!」

「もう、先に行ってしまって!」

「ばぁいばーい♪」

「またな」

 

残ったのは天津、空蝉、輪花。

うん?輪花はわかるが、なぜ二人が?

まあいいか。

 

「それじゃあ俺らも行きますか。大翔、輪花」

「うん」

「OKだ」

 

空蝉の声に、二人は同意し、頷き合った。

こいつらが最後、かぁ。

またさみしくなるな。俺は苦笑し、その姿を眺めた。

 

「緋乃、ありがとな。楽しかったぜ!木を除いたらな!」

「俺も。なかなか楽しめた。ありがとう。じゃあ!」

「・・・」

 

空蝉がぽんと飛び込む。

天津もそれに続き、輪花がにっこりと笑った。

ん?

 

「ばーか。後で霊夢に怒られとけ!」

 

なんだって?!

 

「おいこら、おま、待っ!」

 

輪花は俺の制止も聞かず飛び込んだ。

その後、俺の背後によくわからぬ嫌な予感。

 

「うわぁああああああああああああああああ!!!!」

 

よく晴れた春の日のこと。

桜の木のこととか、このときはつい忘れちゃったけど、まあいいかな。

楽しかったんだし、さ。




うわあぁあ!もうダメだあ!!

緋乃「なあ、聞いていいか?」

はぁい?

緋乃「ちっこい組は、どこでであった?」

Twitter←

緋乃「あっそう」

うん。で、一名様ずつ反省をば。

まず、タイナマイト様。
空気失礼しました。
性格もつかめず、空蝉君とごっちゃにぃ!
緋乃「ばか」

ヒッキー様。
空蝉君、あんなのでいいんですかね?すごい不安。

ヴェルドール様。
多大なご迷惑の上に参加いただきありがとうございます←
緋乃「えっ」
リアくんには立花さんをいじるという特典を←
え?夜月くん?・・・空蝉君と天津君と仲良くなるという特典を←

秘幻様。
エメラード書いてて楽しかった。多分一番←
でも彼が一番いじらrボコられてましたすいません。

水崎様。
立花さんをいじれなかった!ごめんなさい!
だけどリアくんにいじられてたので勘弁!

夢哉様。
夜黒くんわかんね←
箕成・桜ペアには本当に役にたってもらいました。

yuttii様。
お三方がわかんない←
空気・・・もうやだよぉ(泣

破片様。
なんで輪花さんああなった!!
緋乃「俺が聞きたい」
まあ、コラボしまくったこともあって扱いやすかったからいっぱいでた。
これに違いない。
緋乃「裏を返せばそれで字数を稼いだと」
違うわい!


今回は参加くださりありがとうございます。
またお正月に続いて駄作を投稿してしまったなと・・・。
おそらく、もうそろそろこの幻想招待録でのコラボはやりません。
IF物か散々的、骨舞録でやろうかと(こないけどな)
IF物がなんだって?まあいいじゃないですか(笑
最後に。



ほんっっっっっとうにありがとうございましたぁああ!!(土下座
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