いたって平和『だった』中間の話です。
活動報告に書いてあった割には短いジャン?とかいうのは気にしないでください。
私とのやくs(ゲッフンゲッフン
参加者様、グループ割のを載せておきます。
ゆっくりタイナマイト様/天津大翔 宍戸悠希
yuttii♪様/形名柚姫 柊彩華 森奈爽香 氷沙魔利 如月虎太郎
夢哉様/箕成創哉 桜 夜黒一星
ヴェルドール様/緋色夜月 リア・ヴランドエル ジルシーア・ネスクーフ
kiryuu3224様/竜道越夜
水崎鳴呼様/立花輝 前崎心也
片桐黒夜 白夜様/夜桜十六夜 宵闇黒騎 紅天鳳
ユキナ様/小野寺華菜
死季影輝様/氷空 海原弥生
ゆっくりヒッキー様/空蝉魄真
マテリアル(上條)様/鏡楽朱音
幽玄のレイ&梓様/レイ 嶺天梓
夕陽様/青滝雄飛 ルチカ
破片様/後来輪花 示唆朱莉 創漸風雅
来翔様/立凪光覇
参加者様:15名
キャラクター:32名
A:輪花 柚姫 魔利 夜月 黒騎 朱音 越夜 レイ 氷空 光覇 一星
B:悠希 十六夜 彩華 爽香 桜 ジルシーア 心也 梓 弥生 朱莉 雄飛
C:華菜 虎太郎 魄真 輝 リア 天鳳 ルチカ 風雅 大翔 創哉
はい。
今回は、グループが変わるごとに、どのグループの話か分かるように、A/B/Cを書いておいたので、前回よりはわかりやすくなったかな・・・?と思います。
あ、キャラ崩壊がありましたらすいません。
中編は、三名が目立つかなぁと思います。
はい、どうぞ!
――――Aグループ
「・・・」
朱音の様子がおかしい。
夜月がそれに気づいたのは、人里に向かって歩いている途中のことだった。
様子がおかしいというのも、ただ何かをじっと見ているらしく、視線が動かなかったから。
足元を気にすることもなく、普通に歩いてはいるのだが、どうにも怖くって仕方ない。
「・・・」
「・・・?」
「・・・なに、これ・・・」
(((い、嫌な予感しかしない!)))
約三名が体を震わせた。
輪花、柚姫、魔利の三人だ。
それを見た夜月は、はぁとため息をつく。
そして、隣で歩く朱音を見やる。
本人は真面目な顔をしてるつもりなんだろう。少しばかり口元が緩んでいる。
・・・彼女は何も発していない。のに、夜月の耳には「はぁはぁ」といったような息遣いが聞こえてくるのは、幻聴だろうか。
彼女を見つめているせいで、いけないものにでも取りつかれたのか?
夜月は片耳を軽くふさぎ、もう一度ため息をついた。
彼は仕方なく、朱音に声をかけた。
「朱音・・・?」
「え?・・・・・・なに?・・・」
「・・・ああ、いや、なんでも、ない・・・」
声をかけても、その視線は外れることはない。
前の三人は蛇ににらまれた蛙のようにびくびくしているのがうかがえる。
さすがにかわいそうに思った夜月は三人を助けてやることにした。
「・・・なら、視線、外してやれよ」
「無理」
「いや無理じゃなくて」
「無理」
「朱音、いい加減に」
「無理」
「ただの変態だぞ」
「・・・はぁ。しかたないなぁ・・・」
(((夜月(さん)ナイス!))))
(なんでこのグループにどうどうと抱き着けるルチカちゃんがいないの!)
ほうっと胸をなでおろした夜月は、幾分気が楽になったらしい三人を見やる。
三人は笑顔で夜月にサムズアップして見せた。
その一連のやり取りを見ていたほかの面々は同じことを思う。
・・・仲、よくなったんだなぁ、と。
やっとたどり着いた人里。
各々はついた瞬間ついた瞬間、感嘆の声を上げた。
「へえ、人里で祭りか!」
「それで、ここが『会場』、かな?」
「お~!」
「いいわね、にぎやかで!」
「屋台もいっぱい・・・」
「・・・カワイイ」
(朱音がやばい)
・・・約一名、危ないことをつぶやいていたが。
祭りの雰囲気を見て楽しんでいると、氷空が声を上げた。
「ねえ、どうせだったら遊ばない?」
「!待ってましたー!」
「ちょっ柚姫・・・。でも、お金ないのに・・・」
その言葉に、柚姫が飛び上がる。
魔利がそれを見て、口をはさんだ。
氷空はそれに対して、笑みを浮かべて返した。
「ん?ああ、それだったら心配ないよ。ね、光覇クン!」
「はい。・・・えと、先ほど八雲藍さんが現れまして、お金をそっと渡してくださったんです。
「藍が?」
朱音が首をかしげると、光覇は懐から巾着を取り出して、掲げる。
「え、ええ。どうやら遊ぶ金が要るだろうって」
「さっすが!わかってるぜ。んで?当の『主催者』は説明もなしか?」
一星はあたりを見渡して、機嫌が悪くなったように口をとがらせる。
それを見た黒騎は、「たしかに」とつぶやいて、熟考するポーズになる。
そんな黒騎を見てか、輪花は声を発する。
「・・・でも、まあいいんじゃない?ここで遊ぶっていうのは伝わってるし。氷空、そういう認識でいいんだよね?」
「うん、間違いないと思うよ~。さて、何して遊ぶ?」
「わーい!射的!射的~!わたあめ~金魚すくい~!」
「・・・いいこと、 思いついちゃった~。金魚すくいは今はやめとこうか、柚姫ちゃん」
「えー・・・」
氷空は柚姫の頭をポンポンと軽くたたき、テンションの高い彼女は、氷空の言葉に頬を膨らませる。
その後ろから、越夜がやってきて、柚姫に話しかけた。
「はしゃいでもいいけど、あんまりみんなから離れないようにな。氷空も」
「「はーい」」
どこの保護者と子供だろう。
周りはそれを見て苦笑する。
ただ一人、黒騎だけはいまいち納得のいかない様子で、「しかたないか」と嘆息して、肩をすくめる。
・・・それを見逃さなかったのは、一人だけだった。
☆ ☆ ☆
――――Bグループ
「いやあの、だからお二人とも、私を引きずらなくても・・・、聞いてますか?!」
「楽しいねぇ、十六夜君」
「楽しいなぁ、心也」
もうすでに祭りを楽しんでいる様子の三人(約一名は強引に連れられている)。
ほかの面々は生暖かい目で見守っていた。
「爽香・・・」
「かわいそうに・・・」
「あれは怒っていいわ・・・・・・怒ってるのかしら?」
彩華は目元を覆い、桜は同情し、ジルシーアは呆れたように見守っている。
全員、助けることはしなかった。
…と、そこで、動き出した人物がいた。
「・・・はぁ・・・ほら、戻ってきなさい。はぐれられたら困るのよ」
「おっと、こりゃ失礼」
「ごめんね、朱莉さん」
「た、助かりました・・・」
朱莉は三人を呼び止め、注意した。
すると、三人は思いのほか素直に言うことを聞き、戻ってくる。
爽香は疲れ切ってしまったかのようにうなだれ、朱莉に礼を言った。
それを見て笑った朱莉は、そのまま黙ってしまう。
「・・・おぉ」
「へぇ、やっぱいうことは素直に聞くのな」
「注意されたら聞くのが普通でしょ。暴力は受けたくないし」
「右に同じ。ま、俺の場合殴られたって痛くもないけどな」
十六夜は笑ってそういった。
一同に、(うそくせぇ)という雰囲気が流れたのは気のせいだろう。
「・・・あぁあぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁっぁあっぁぁぁぁっぁぁっぁぁ!!!!!」
その時、雄飛が声を上げた。
悲鳴に近い、その声に皆は驚いて雄飛を見やる。
「ど、どうした?」
悠希が党と、雄飛はわなわなと肩を震わせ、答える。
「ルチカが心配になってきた・・・・・・」
「はい?」
声が合わさる。
今更か?という疑問。
「朱音だよ、朱音!ああ、あいつがルチカのそばにいるとしたらどうしよう!?あのバカ、またルチカに手ェ出すような真似してたら・・・今度こそ・・・今度こそ・・・」
(ちょっといろいろあった様子)
「・・・ま、まあ、大丈夫じゃないか?おそらくほかのやつもそばにいるだろ。まさか、手を出すって・・・」
「あいつ、かわいいなんて言って飛びつくんだ・・・ルチカが被害にあって・・・くそっ!ルチカはどこだ?!」
「お、落ち着け!お前らしくねぇ・・・」
「らしさってなんだ!?」
「だから落ち着けっつーの!」
雄飛がとても錯乱している。悠希がそれを何とか押しとどめようと、声をかけるも余計に錯乱してしまう。
これではループしてしまうかもしれない――。
そんなとき、彼の頭にげんこつが落ちた。
「落ち着けって言ってんだろうが!」
「あいだぁ!」
「ったく・・・」
悠希が我慢しきれず、その頭を殴りつけたのだ。
このことに驚いた雄飛は頭を押さえ、嘆息する悠希を見上げる。
何事?と言わんばかりに。
「・・・悪い」
「いや、こっちこそ殴ってすまなかった。さて、みんなで回ろうか・・・ん?彩華、どうした?」
「んー・・・遊ぼうかなって」
「なにをするの?」
じぃっとかき氷屋を見つめる彩華に、悠希と桜の二人は首を傾げた。
彩華がおもむろに財布を確認し出して、そこに心也が巾着を手渡す。
「これ、お祭りの軍資金だって」
「あ、どうも」
「いえいえ~。かき氷食べたいの?」
少し考えたようなしぐさをすると、こくんとうなずく。
心也はそれを見て、「そっか」と笑った。
「・・・すいません。かき氷を十一人分。味は・・・イチゴ。それで、一個だけこの店のぜーんぶの味混ぜてかけちゃってください」
「「「「「「「「「「「?!」」」」」」」」」」」
彩華のその注文に、屋台の人も皆も驚きが隠せなかった。
「・・・楽しいことするから」
「なんか嫌な予感しかしねぇけど、まあいいんじゃないか?誰が食うんだよ、そんなもん」
「彩華、食べる気・・・?」
「は?なんで私が食べなきゃいけないの?私はちゃんとイチゴ味のやつ食べるわよ」
「理不尽ですよね!」
彩華はいたって真顔。
そのことに、周りはがっくりと肩を落とす。
十六夜は店の者からかき氷を数個拝借し、彩華に声をかけた。
「これ、どうするんだ?」
「ああ、待って。・・・十六夜さんはやる?『ロシアンかき氷』」
「・・・いや、やらねぇ。手伝う」
「「「「ずるいぞ十六夜?!」」」」
男性陣+心也が声を荒げる。
十六夜は勝ち誇った笑みを浮かべ、彩華とちょっと離れた場所に移動する。
残った面々はぶつくさと文句を言い、二人が帰ってくるのを待った。
「はい、お待たせ」
「俺らは食いながら見てるから、それらから自分の選んで食え」
「一度口をつけたら最後まで食べること。案外おいしいかもだから」
「イチゴ、ソーダ、レモン、抹茶、オレンジ・・・抹茶が入ってる時点でまずそうなんだが・・・」
雄飛がげっそりとした面持ちでそういう。
九人分のかき氷がその場に並べられる。
どれもシロップは色鮮やかな赤で、これはイチゴ味だと思わせられる。
そこで、女性陣が真っ先にかき氷を持っていく。
それを見て、男性陣もしぶしぶといったように残ったものを持って行った。
十六夜はかき氷を食べながら、「じゃ、一口どうぞー」という。
彩華も食べながらその様子をただ見ていた。
「ーーーーっ!」
一番大きく反応を見せたのは、弥生だった。
口を押え、涙目になりながらそれを飲み込む。
「・・・なあ、女に当たっちまったんだが」
「あーあー・・・十六夜さんのセッティングのせい」
「俺のせいかよ」
「何お前ら男に食わせようとしたの?」
弥生は朱莉に手渡された飲み物で、かき氷をどんどん『流し込んで』いく。
完食してしまった弥生はすでに泣きそうで、うぅとうずくまってその味を紛らわそうと飲み物をのみ飲み続けた。
周りの面々は当たらなかったことに安堵しつつ、かき氷を咀嚼する。
「お疲れ様です、弥生さん」
「あ、あり・・・ありがと・・・ございます・・・」
「なんで急に『ロシアンかき氷』をやろうなんて言い出したの?」
ジルシーアが首を傾げ、それを問うた。
彩華はその問いに、迷うことなく答えた。
「そこに屋台があったから?」
「そんな理由だったの?!」
「はあ・・・。だから、弥生さんは十六夜さんのせいで苦しんだのよ。多分」
「おいおい、ぜんぶ全部俺のせいかぁ?」
「・・・多分ってつけたじゃない」
苦笑しながらそういえば、十六夜は仕方ないというばかりにため息をついて、空になったかき氷の器を適当なところにおいて立ち上がる。
彩華はそれを見て、少々残っているかき氷を頬張った。
キーンと頭が痛むが、なんとなくそうしたかったのだから問題はないだろう。
弥生も落ち着いたようで、一息ついて「ひどい目にあった」とつぶやいた。
それ以外の人も、おいしく食べられたようで、満足そうな表情をしていた。
「さて、また回りますか!」
「結局どこ行くの~?」
「まーまー、おいおいな。ってか食べ歩きしようぜー」
「・・・ルチk」
「今はそのこと忘れて遊ぼうぜ!な!」
十六夜が伸びをしながらそう言ったのを皮切りに、皆はぞろぞろと動き出した。
楽しく談笑しながら、祭りの雰囲気を楽しんでいくのだった・・・。
☆ ☆ ☆
――――Cグループ
「・・・っ!」
ゾクリ、と冷たい何かが背筋を駆け上る。
思わず身を震わせたルチカは、近くにあったものをぎゅうっと握った。
それは、空をつかむかと思いきや、魄真の服だった。
「あ、ごめんなさい・・・」
「ん?かまわないけど・・・どうかしたのか?」
「なんかすっごく嫌な感じがして・・・」
「何があったんだ・・・」
魄真に謝るとルチカは握っていた手を放す。
当の彼は何をしていたのかわかってなかった様子で、首をかしげていた。
「おい、そろそろ何か買ってどこかで休憩しないか?」
その二人の会話が落ち着いたところを見計らって、天鳳が声をかける。
創哉はそれに「おう、そうだな」と賛同し、風雅と大翔を見やる。
巾着から金を少しばかりとって、彼らは何かを買いに行った。
「まあ、確かに歩き疲れたものね・・・」
「とりあえず、焼きそばとたこ焼きくらいは買ってくる。じゃあ、一回この辺で待っててくれ」
「了解っ!あ、俺も手伝うか?」
「んー、そうだな、来てくれ」
「おう!」
虎太郎は創哉についていき、先ほど二人が向かった方向へと歩き始めた。
それを見送った天鳳は、「あいつらが帰ってきたら場所をとって休もうか」と笑った。
ちょっと多いだろう、と笑いたくなる量を持って帰ってきた四人は、皆のもとに帰ってきてそそうそう、「はー」と疲れたと言わんばかりに大げさに息をついた。
それを軽く笑ったリアは天鳳を見やった。
「四人とも、もう少しの辛抱だぞー、移動するからなー」
「えぇえ!?だ、誰か持つの手伝ってよ!」
「自分からやったんでしょ?自業自得」
「ひ、ひでぇ!」
華菜に毒を吐かれると、虎太郎ががっくりと肩を落とす。
その横から、輝が虎太郎の持っていたパックを半分持ち上げていった。
虎太郎はそれに驚いて、バッと顔を上げた。
「・・・じゃあ、手伝うよ」
「え?ああ、ありがとう」
スタスタと歩いていく輝。
それを見ていると、輝がこちらを振り返る。
「どこで休むの・・・?」
やや顔が赤い。
当てもなく歩いていたのか、と気づき、苦笑してしまう。
「・・・んじゃあ、あっちに行こうか」
笑いながら、大翔がパックを抱えながら人の気のない方向を指さす。
☆ ☆ ☆
――――Aグループ
「緋乃くんや、緋乃くんや~。いるんでしょ?」
氷空が少しばかり皆とは別の方向に紛れ、人気も少ない暗い場所に出てくると、虚空を見つめて呼ぶ。
ブォンと音を立てて開いたそれ。
スキマから顔を出した緋乃が「なんだ?」とけだるげに言う。
「僕らのこと見てるぐらいなら、参加すればいいのにー」
「んー?・・・ダメ、なんだよ。まあ、察しろ。んで何?」
「金魚すくいレースやりたい!」
「・・・は?」
「金魚すくいレースだよ。金魚を、掬う、レース!」
「いや、それはわかるよ」
氷空は、「あ、そうなのか」と言って、続きをいう。
「たぶん、僕んとこの人数的に、何個かグループ作ってるでしょ」
「・・・何個か当てたらいいよ」
「あてずっぽで3」
緋乃はのんきな氷空にため息をつきながらも、「せーかいだよ」とぶっきらぼうに言った。
氷空は肩をすくめ、「あ、あってた?」と笑った。
それに、なぜか負けた気がした緋乃が口を開く。
「んで?ルールとかは決まってるのか?」
「もちろん。君を呼ぶ途中に考えていたよ?」
「・・・聞こうか」
「・・・そだね、じゃあ―――――」
一同は皆、きょろきょろと人を探していた。
氷空が急に行方不明になったのだ。
柚姫らは急にいなくなったのを知り、はぐれないようにしながら捜索を始めたのだ。
そんな中、のこのことのんきにやってきた人影があった。
氷空だった。
「あれ?みんなどうしたの?」
「「「「「「「「「いたーーーーーー!!!」」」」」」」」」」
「えっ?」
全員が氷空を指さして叫ぶ。
指をさされた当人は何の事だかわからないといった様子で首を傾げ、「え?え?」と混乱するばかりだった。
見目的に幼い彼がどこかへフラッと姿を消してしまうのは、約数名に心配をさせてしまうことに直結する(約数名とは、真面目でおとなしい者たちのことである)。
「どこいってたのですか?」
「いやぁ、ちょっとそこに知り合いが・・・」
「君、この世界に住んでるわけじゃないんだよね?なんで知り合い、なんて?」
「いるにはいるよ?うん。・・・まあ、そのことはいいじゃない!まわろうよ」
「そ、そうだな・・・ここで立ち往生しても、通行の邪魔だし。適当に歩いていくか」
黒騎の声にみなはうなずいて、ぞろぞろと移動を開始した。
☆ ☆ ☆
――――Bグループ
(随分広い人里だ)
そう思ったのは十六夜で、腕をくんで歩きながら考えていた。
こんなにも広い人里で、多い人口。
緋乃は、なぜこの人里に十六夜たちを集めたのだろうか?
疑問を残したまま、十六夜はため息をついて、ただ周りと歩幅を合わせて歩いていく。
「妖怪が襲ってきたぞーーーーーー!!!」
「ここから離れて、『組織』に報告してくれーーー!」
「誰かーーーーー!助けてくれえぇええええ!!!」
悲鳴が聞こえてきた。
男のその野太い悲鳴に、十六夜はハッとして声の下方向を見やった。
その方向から、人がどんどん流れてくる。
涙を目じりににじませ、子を抱えて逃げ惑う人や、一心不乱に足を動かし、その場から離れようとする人。
十六夜は、周りの面々を見て、「どーする?」と声をかけた。
「助けるにきまってるだろ!」
「心也はそういうと思った。んで?他はどうするんだ?」
「んー、戦闘はお任せかなぁ。私たち女の子組は避難する人に付き添ってくよ!」
心也が胸を張って答え、その言葉に十六夜は苦笑する。
桜は逃げていく人々を見て、そういった。
・・・さらりと他の女性を巻き込んだのは、一人は嫌だからなのか、また別の理由があるからなのかはわからないが(ちなみに、心也は女であるけれども、なぜか放置された)。
そして走っていく女性陣に、雄飛は叫んだ。
「終わったときは、さっきのロシアンかき氷の屋台のところに!!!」
「わかったーーー!」
約一名が顔を青くする中、雄飛は返された言葉にうなずいて、十六夜を見上げた。
肩をすくめた十六夜は、逃げてくる人の流れに逆らって走り出す。
「置いてくぞ!」
そう、叫びながら。
残された男たちと心也は、十六夜のスピードに遅れないよう、走り出した。
ろ く せ ん に ひゃ く じゅう さ ん も じ ? !
コピペして貼り付けた時、とてつもない衝撃につい頭がいたくなりました。
というわけで、後半改め後編には、Bチームの(軽ーい)戦闘シーン(?)と、氷空くんの提案していた金魚すくいレース、そして一番やってもいいものかと悩んでいたゲームをやります。
っていうかさ、ロシアンかき氷もいいもんかなぁって思ってたけど、入れないと真面目に話題がなくってですねぇ(おい)。
と、愚痴ってても仕方がないので、さっさとあとがき書いて後編書きます。
はい、というわけで、では!