エイプリルフールネタ
緋乃Sido
今日は四月一日。
嘘をついていい日なんだ。
俺、緋乃は。標的を定めた。
「れーいむ♪」
「なによ、緋乃」
「・・・ああ、ごめん」
霊夢に抱きついてから、離れる。
少し悲しそうな顔をしていれたけど・・・しかたないんだ。
霊夢の可愛い姿を見るため・・・!
「俺、ずーっとお前のこと、嫌いだったんだ・・・」
「・・・え?」
霊夢が目を見開いて絶句する。
俺はその時点でうっそーと言いたかった。が、今日寝る前に嘘、と言っておかなければ。
「・・・そう、じゃあ出てって」
「は?」
「わざわざ嫌いなやつと一緒にいなくていいわよ」
「あ、いや、霊夢、今日は、エイプリルフール」
「・・・え?」
「嘘をついていい日なんだよ?」
霊夢は硬直した後、俺の目を見据えて言った。
「・・・・・・ばーか、そんな嘘、見抜けるに決まってるわ」
「その割には、言った時すっごい泣きそうだったけ」
「ばか!!」
俺はおはらい棒を鎖骨付近に刺され、冷や汗が吹き出る。
土下座日和になりそうだ・・・・。
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琴羽Sido
僕は泣いていた。
そこ、泣き虫とか言わない!
だって・・・だって。
「な、なんで嘘ついたくらいで泣くんだよぉ・・・」
魔理沙さんが涙を流しながら弁解するんだもん。
いや、もらい泣きですよ?
そもそも、泣きながら「死ね」ですよ?
僕はそれだけで死にそうですが・・・。
「む・・・もらい泣きです」
「そ、そうなのか?」
「うん・・・はい・・・・」
今思えば、四月一日だったな、今日。
エイプリルフールか・・・・・・。
まあ、気にすることないか。
ただただ僕は魔理沙さんを抱きしめていた。
——————————————————短いとか言わない。
秋兎Sido
お嬢様からという言葉を聞かされて、ショックを受けた。
「・・・事実ですか?」
「・・・・・・」
ノーコメント、というように目の前の咲夜さんはこちらを見てくる。
事実かどうかわからないじゃないですか・・・。
「本当に、クビなんですか?」
「理由はこう仰せつかっているわ」
『仕事をちゃんとするまでもなく、恋人にうつつを抜かす低脳はいらない』
お嬢様らしい言葉である。
咲夜さんはただ無表情で、感情をうかがわせてはもらえなかった。
後ろの曲がり角に見え隠れする看板か何かの角が気になる。
それを指差して、言ってみる。
「あれ・・・なんですか?」
「「「「「あ」」」」」
多重音声。
フラン様が『ドッキリ大☆成☆功』という看板を持って出てくる。
なんですかそれ。
ヴェルディ、ノアさん、お嬢様、パチュリーさん、美鈴が出てくる。
「あーえっと」
「ドッキリ大☆成☆功!」
「今更!?」
「今日はエイプリルフールだよ~」
「あ・・・」
「はは♪騙された♪」
「・・・」
咲夜さんが口元を抑えて笑っている。
皆を置いて、自分は仕事を再開した。
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理桜Sido
どんな嘘をつこうか!
僕はそんなことを考えていた。
自然と笑みがこぼれ、近くの妖夢さんの不信感を煽る。
「理桜さん?」
「ねえ、知ってる?」
「はい?なにをですか?」
「セツってね、実は・・・犬だったんだ」
「そうなんですか?!」
途端、僕は吹き出してしまう。
妖夢さんはハッと気づくと僕を軽い力で殴ってくる。いわゆるポカポカ。
「ごめ、ごめん・・・ぷ・・・ふふ・・・ははは・・・」
「理桜さん!!」
「あら?朝から楽しそうね~。混ぜて頂戴~」
「あ、俺も~」
「クズは入ってくんな」
「ひどい?!って、ああ、今日はエイプリルフールか~」
「本心を嘘と取られた・・・だと!?」
すると、背後から殺気。幽々っちだ。
ってうわ、シャレにならねぇ。
「・・・・ごめん、なさい」
冷や汗をかきながら、妖夢さんに嘘をついてはバラしを続けた。
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詩季Sido
家から追い出されてます。
今日はエイプリルフールなのに・・・。
「・・・・寒い」
春先の風は、俺を凍えさせた。
詩季くんごめんよ。ネタが尽きたんだ。
ってなわけで。
では~。
全「ちょっと待てぇえうぇえええええええ!!!!」