最初のほうは席も一人でぽつんと座っている。ぼっちとかそういうのじゃなくて、高嶺の花的な感じ。男子は男子でお近づきになりたいな、可愛いなと思ってるし、女子も女子で話しかけたいな、友達になりたいなとは思っているがカナヲ自身に人を寄せ付けない話しかけられないオーラがある。
「これでクラス全員の基礎力測定が完了した。次回からこの資料をもとに実技演習に入る」
「すごいねやっぱり。今のタイムクラスで3番目だよ」
デンキがそう褒めるが、ボルトは少しがっかりした。
「なんだ1番じゃねえのか?」
(中略)
1番はイワベエ。ならばこの2番目の…
「ふーん、じゃあ、この、2番目のはたけカナヲ?ってのは」
「あ、はたけさんなら…ほら、あそこにいる… 蝶の髪飾りをした……えっ、ボルトくん!?」
ボルトはデンキの焦るような声を聞きながら、カナヲの方へと足を向けた。
「よぉ、お前すげーな……おい?」
しかし、彼女、いくら話しかけてもニコニコと笑っているだけで返事をしない。ボルトは最終的にあきらめて肩を落とした。
(中略)
「私の生徒たちは…?」と呆然と立ち尽くすシノの前でひとりだけぽつんとカナヲは席に座っていた。
「みんなは…?」というシノの問いに答えることもなく、ただ微笑みを浮かべていた。
↓
カナヲとはアカデミーで仲良くなるんじゃなくてヒナタが街でたまたま見かけて家に招いて、帰ってきたボルトとかと会うって感じかな。だってアカデミーで仲良くなる兆しが見えない。
うずまき家にて
「ただいまー。ん?誰か来てるのか?」
家に帰ると、玄関に見知らぬブーツがあった。
「あら、おかえりなさい。」
母親であるヒナタの声に答えようとするも、カナヲの姿を見て口から違う言葉が飛び出た。
「げぇ!?はたけカナヲ!?なんでここに!?」
我ながら失礼な言葉であったのだが、ボルトはカナヲに初めて会って以来、なんとなく苦手視していた。
「?知り合いだったの?」
「同じクラスなので。」
ヒナタの問いに間髪いれず答えたカナヲにとても驚いた。あのはたけカナヲが喋ったのである!
「そうだったの?」
「母ちゃん、なんでコイツがここにいるってばさ!?」
とうとう我慢出来なくなって、ヒナタに問いかけると、ヒナタはボルトを叱り付けた。
「ボルト!コイツ呼ばわりなんて失礼でしょう!?……カナヲちゃんは六代目火影の娘さんで昔はよくここに遊びに来てたのよ?覚えてない??」
「えっ!?」
カカシのおっちゃんの娘ェ!?と叫んだボルトをカナヲはニコニコと見ていた。
↓
そして色々一悶着あって、アカデミーにて
「よっ、おはよう、カナヲ」
カナヲの姿を見かけたボルトは、カナヲに挨拶した。周りの人間は驚いた顔でボルトを見たが、さらに驚くべきことが起きたのである。
「……おはよう、ボルト。」
ボルトの挨拶にカナヲが答えたのである。
みんなざわざわしてボルトに詰め寄る。
後にサラダとかと仲良くなれば良いなと思います。