その日、カナヲはアオイを探して蝶屋敷に訪れていた。
「アオイ!…いない。…?」
蔵の扉が少し開いている。
気になって扉を開けて中に入ると、何かを踏んだ感覚がした。
「……?鍵?」
それは錆びた鍵だった。首にかけられるようにネックレスになっている。
何かにつまずく。それは大きな箱だった。どうやらその鍵でないとその箱は開かないらしい。
「開かない…」
しかし、錆びているので鍵として使えない。箱には胡蝶しのぶと書いてある。姉さんが術で何かをしまいこんでる…。複製した鍵では開かないのも同時に理解する。
遠くからアオイが私を呼んでいる。焦って鍵をポケットに入れて出てしまった。
(中略)
鍵を錆びてない状態にもどせないかカナヲは奮闘していた。
「あの箱、何が入ってるのかな。」
しばらく思考にふけっていると、遠くに金色の髪が見えた。ボルトだ。
「ボルト!」
「おお、カナヲ!どうした?」
ボルトに先程のことを話した。するとボルトは父ちゃんに聞いといてやるよと言ってくれた。私は鍵がないとわかりにくいだろうから、とボルトに鍵を預ける。ボルトは
「いいのか?大事なモンなんだろ?」
ボルトを信頼してるから大丈夫。そう答えるとボルトは照れ臭そうに笑った。
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「ん?ボルト、それなんだ?」
というシカダイの疑問で気づいた。ボルトは鍵のネックレスをつけたままであった。
「あ!カナヲ!悪い、まだ…」
「大丈夫。任務を優先して。頑張って。」
「おう。」
(中略)
ボルトはサスケと共に、タイムスリップする。
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ナルトが里を紹介している時、彼らは彼女にばったり会った。
「おや?ナルトくん、こんにちは。」
「しのぶ先生!」
嬉しそうに、その女に駆け寄るナルトを見て気づいた。
「!(しのぶ先生って…!この人がカナヲの姉ちゃん…)」
思考しているボルトにしのぶがずいっと近づく。
「(近っ!?)」
「あなたは?」
「そいつは旅芸人らしいってばよ。今里を案内してんだ。」
「ボ、ボルトです!」
しのぶの近い美人な顔に緊張しつつ、名乗る。
「くすっ。ボルトくんですね。私は胡蝶しのぶといいます。よろしくお願いしますね?」
そう言って笑った顔は
「(やっぱり、カナヲに似てるってばさ…)」
「何、しのぶ先生が美人だからって鼻伸ばしてんだよ?」
「伸ばしてねーよ、別に!」
カナヲに似ていることを確かめていると、ナルトが見当違いのことを言ってきたので否定する。
「くすくす。この後は任務ですか?頑張ってくださいね。」
このとき、しのぶはボルトが首にかけてるネックレスをめざとく確認していた。