はぁ…どうしましょうか。
物語が…グダグダにならないようにするのに疲れました。
まぁ、それでもグダグダになってるところはあると思うんですけど…。
一応、書いてる身としては、ベストの状態だと思うので。
でも、後々修正をする可能性はゼロではないです。
ベストって、常に変化していく物だと思うし、人によって違うものじゃないですか。
やっぱり、ベストでなくとも、多くの人のベターでありたいわけですわ。
そんなふうに毎回、新鮮な気持ちで作品作りをしてると、作風がコロコロ変わるんです。
特にこの作品に、顕著に表れてます。
でも、それが楽しくて、楽しくて。
いつまでも楽しめる気がするんです。
…はい、臭い話はここまでに…。
今回は前後編、後編です。
よかった、中編とか出なくて…。
辛いです。でも、楽しいです。
自分の気持ちが、妄想が文になっていくのが。
でも、やっぱり自分の言葉で書こうとするとワケワカメなんです。
例えば、まどほむするのだって一苦労ですよ。
いつの間にかほむらがクーほむからメガほむになってたり…。
んで、それじゃいけねぇって、登場人物に合わせたり、雰囲気に合わせたり…。
そうやってくうちに、自分の思い描いたものと離れていって…。
でも、これが自分の結果なら、これがベストなんじゃないか、って思ってます。
…あれ??
さっきと繋がった…。やべっ…。
わざとじゃないんです!つい、こう…かっとなって!(刑事ドラマ感
まぁ、楽しんでいってください。
めがほむ、かわいいなぁ…。
いつまでも見てられるわぁ…。
「もう…辛いのは嫌…。」
「さようなら、鹿目さん…。楽しかったです…。」
下を見下ろせば、コンクリートの地面が見える。
ここから落ちれば、必ず死ねる。
もう、誰にも迷惑をかけずに、辛い思いをせずに済む。
そう考えると、足は自然と前に進んでいきます。
そうか。
死ぬって、こんなにも素晴らしいことなんだ。
全てから開放される。
辛さ、憎しみ、苦難。
全部全部、忘れてしまえるんだ。
どうしてこんな素晴らしいことに気が付かなかったんだろう。
「…はぁー…。」
足が片方、中に浮く。
このままその足に体重をかければ、落下する。
「さようなら、鹿目さん。大好きでした…。」
あぁ、身体が倒れる。
このまま倒れきって、地面に叩きつけられる。
そんな時でした。
ほむらちゃん、どこにもいないなー…。
…!?あれ、ほむらちゃん…?
待って、そっちは…!
「待って、ほむらちゃん!!間に合え…!!」
「鹿目さん…!?」
私は躊躇わずに変身します。じゃないと間に合わない…!
「ほむらちゃん…!!」
私はなんとかほむらちゃんの手を掴む。
「やっ、やめて…!お願いだから、このまま死なせて…!」
え…?
「…お願い…もう、嫌なの…。楽に…なりたいよ…。」
「な、何言ってるの?」
「もう、誰にも迷惑かけたくないよ…。」
「ほ、ほむらちゃん?どうしちゃったの?」
「…ううん、なんでもない…。ありがとうございます、鹿目さん…。助けてくれて…。」
「う、うん。ほむらちゃんを助けるのは当たり前だよ。」
「本当に、ありがとう…。でも…でも…。」
「これ以上、私と…関わらないで…くだ、さい…!」
ほむらちゃんは、確かにこう言いました。
私に関わるな。
こんな粗暴な言い方でないとしても、意味は同じ。
「え、え!?どうして!?」
「…も、もう、嫌なんです。これ以上、優しくされるの…。」
「えっと、その、じ、自分が惨めに思えてきて…。」
「だからっ…だから…。」
…知らなかった。
ほむらちゃんがそんなふうに思いつめてるだなんて。
「…あの、鹿目さん。」
「な、何かな?」
「そろそろ、美樹さんの所に戻ったほうがいいと思いますよ。…それに、私といた事、知られたくないし…。」
「え…?」
「あ、えっと、なんでもないです。…できれば、このことは美樹さんには秘密にしてほしいんです。」
「どうして?」
「…言え、ません。」
「私にも?」
「鹿目さんだからです…。」
「…そっか。私、戻るね。」
「お願いだから、さっきみたいなことはしないで。ほむらちゃんが死んじゃったら、たくさんの人が悲しむんだよ?」
「…私が死んでも、悲しむ前に誰も気にしないですよ…。」
「〜!…もうほむらちゃんなんて知らない…!」
なんで…?
なんで、そんなこと言うの?
私が…私がいるのに…!
…もしかして、私は自惚れてただけ?
いつの間にか、錯覚していた?
ほむらちゃんは、私の事が好きなんじゃないかと。
いつしか、親友という壁でさえ越えられるのでは無いかと。
しかし。
私は親友という位置ですら満たしていなかった?
悲しむ人は誰もいない。
つまり、私には悲しんでもらえるような、仲の良い人はいない、そう言いたいのか。
さやかちゃんには言わないで。
どういう意味だろう?
なぜ、さやかちゃんなのか。
仁美ちゃんじゃ、だめなのか。
…知られたくない理由が…。
まさか、二人だけの秘密がある?
私には話せない、秘密が…?
「…ほむらちゃん…。」
一体、何があったのか。
いままでは、少なくとも、自殺しそうな素振りは見られなかった。
優しくされると、自分が惨めに思える。
…。
善意は時として刃となる。
悪意は時として救いとなる。
「じゃあ、私は何をすればいいの…?」
魔法少女は、絶大な力を持っている。
それこそ、使いようによっては世界を屈服させる程の。
しかし、私は魔法少女である前に、非力な人間なのだ。
そう、非力なのだ。
この頭には知識が詰まっている。
しかし、そこにはほむらちゃんを救うための情報など、欠片も存在しないのだ。
彼女は確かに自殺願望を持っていた。
私はそれを止めた。挙げ句のはて、その意思を否定した。
果たして、この行為は正しいものなのか?
私は世間から見れば、素晴らしい行動だ、と称賛されてもいい行為だと思っていた。ついさっきまでは。
しかし、止められた人はどう思うのか。
これは、悪でしかない。
私のやったことは、悪なのだ。
そして、彼女は楽になりたいとも言った。
つまり、何もかもが苦痛だということ。
私は、悪魔なのではないか。
死という天国から、生という地獄へと連れ戻す悪魔。
そう、彼女の目には、私は悪として映るのだ。
もう一度考える。
果たして、この行為は正しいものなのか?
「…分かんないよ…。」
正しいと思えば、私は人間として生きられる。
しかし、彼女からは悪魔として見られる。
正しくないと思えば、私は人間として破綻する。
しかし、彼女からは恨まれることもない。
私は、何がしたいのか。
ほむらちゃんに好きでいてほしい?
それとも、いつまでも生きていてほしい?
…。
「…わけ、わかんないよ…。」
「…これで、本当に一人ぼっちなんだ…。」
関わらないで。
私はそう言いました。
「…。」
もう、私には何もない。
無いんです。
「…はぁ。死ねなかったな…。」
何故か、先程のような高揚感は消えています。
どうして死があそこまで光り輝いていたのか、もう分かりません。
「…教室に戻ろ…。」
私が教室に戻ったときは、鹿目さん、美樹さん、志筑さんの三人で楽しそうに食事をしていました。
一瞬、鹿目さんがこちらを見ます。
美樹さんはそんな鹿目さんを見て、私を睨みつけました。
私は慌てて目を逸らします。
…私のカバンに入ったいつもよりもちょっぴり多めのお弁当。
食べたくありませんでした。
「…。」
気がつけば、帰りの時間になっていました。
もう、夕暮れ。
最近は日が落ちるのも早くなってきたな、と思いつつ、帰る支度を済ませます。
「ほむらちゃーん!」
不意に、鹿目さんの声。
「か、鹿目さん…!?どうして…?」
「…だって、私達は友達でしょ?一緒に帰るのは普通だと思うな。」
どうして。
関わらないでと、言ったはずなのに。
「…いい、です。一人で帰りますから…。」
私が無理やり横を通り過ぎようとすると、腕を掴まれました。
「は、離してください…!」
「やだよ!…私、ほむらちゃんも一緒がいい!」
「…!…なんでっ…なんで…。」
なんで、なんで、なんで。
これだけ苦しんでるのは、あなたのせいなんだよ…?
関わりたくないのは、あなたのためなんだよ…?
「私の苦しみも知らないで…やめてよ…!」
「…ほむら、ちゃ…。」
「…これ以上は、やめてください…。」
私は逃げるように教室を後にします。
そして、美樹さんとすれ違いざまに腕を掴まれます。
「な、なんですか?」
「…あんたさ、あんだけ言っても分からないわけ?」
「あれはっ…私からじゃ…!」
「でも、関わったのは本当のことじゃん。」
美樹さんの私の腕を掴む力はどんどん強くなっていきます。
「ほんっと、イライラするの。まどかは、ほむらちゃん、ほむらちゃんってさ…!」
「痛いっ…!痛いです、美樹さん…!」
「痛くなきゃ意味がないでしょ。身体に教え込んであげるよ、まどかと関わったらどうなるか…!」
「あぐっ…!痛い…痛いよ…!」
「それじゃあ、あたしは行くから。まどかが待ってるし。」
美樹さんは私を壁に突き飛ばして、そのまま去っていきました。
腕には、まだ痛みが。
「…どうして私が苦しまなきゃいけないの…?」
「私は何もしてない…したのは鹿目さんなのに…。」
「もう、嫌だよ…。」
明日は、学校行かないことにしよう。
私はそう考えました。
学校に行かなければ、鹿目さんと関わることだって必然的になくなる。
理不尽な理由で、美樹さんに何かされることだってない。
そう、家に閉じこもっていればいいんです。
一人ぼっちなんだから、変わりはないんだし、今更学校に行ったところでどうしようもないんですから。
「…。」
「まーどか!何してんの?」
「あ、さやかちゃん…。」
美樹さんには言わないで。
「…ううん、なんでも。」
「あっそ…。んじゃ、帰りますか。」
…。
私の苦しみも知らないで…やめてよ…!
あれは、本気だった。
本気で苦しんでいる人の声、表情だった。
「…まどか?どうしたのさ?」
「あ、ううん、なんでもないよ。
「…また、ほむらのこと?」
「え!?や、やだなぁ…そんなわけ無いじゃん…。」
「…。そういえば、こうやって二人で帰るのって久々だよねー。」
「そ、そうだね。最近は私、ほむらちゃんと帰ってばっかりだったし…。」
「…あいつのどこがいいのさ…。」
「え?」
「ん、いや、なんでもないよ。…さぁて、ゲーセンでも行かない!?」
「…うん。そうだね。」
「…はぁー…。さやかちゃん遊び過ぎだってば…。ママに叱られちゃったじゃん…。」
何故かはよく分からないけど、さやかちゃんは、やけにはしゃいでいた。
「…。」
私は手近なぬいぐるみを抱きしめる。
そして、考える。
ほむらちゃんは、本当に私と関わりたくないらしい。
それは、変えようのない、紛れもない真実。
なら、望み通りにすべきなのか?
…そんなの、嫌だ。
大好きなほむらちゃんを手放したくない。
でも。
ほむらちゃんはそれを望んでいない。
そう、これは私の一方的な愛なのだ。
それでも側にいたいなど、なんと愚かなことか。
あぁ、もう一度魔法少女になりたい。
その時は、ほむらちゃんとの愛を願うだろう。
…例え、仮染の愛だったとしても。
まだ、諦めはつかない。
あの笑顔が見たい。
優しい声が聞きたい。
嬉しそうにはしゃぐ姿がもっと見たい。
私が知らないほむらちゃんをもっともっと知りたい。
果てない欲求はいつまでも溢れ続ける。
「変、なのかな、私…。」
あれだけの事を言われてもなお、一緒にいたい。
正直、さやかちゃんとだけでは、何かが違う。
もちろん、楽しい。
しかし、楽しいのベクトルが違う。
ときめきが、胸のドキドキが足りない。
そして、もう一つ気になることがある。
さやかちゃんの事。
絶対に何かがある。
ほむらちゃんのあの反応。
さやかちゃんの妙な反応。
…二人の仲は決していいとは言えない…かもしれない。
二人が話しているところなんて見たことがない。
…それに、さやかちゃんはほむらちゃんを怖い目で見てるときがある。
まさか、ね…。
次の日。
「おはよー、まどか。」
「おはようございます、まどかさん。」
「ん…おはよ〜…。」
「んん〜?どうしたの、まどか?』
「ちょっと寝不足で…昨日ずっと考え事ばっかりしててね…。ふわぁ…。」
「まぁ、夜ふかしは良くないですわよ?まどかさんも女の子なんだから、しっかりしないと。」
「えへへ、分かってるんだけどねぇ…。」
「でも、まどかが悩み事ねぇ?」
さやかちゃんはニヤニヤと笑っている。
「むーっ!私だって悩みの一つや二つくらいあるよー!」
「あっはは、ごめんごめん!」
「もー…。ひどいよ、さやかちゃん。」
「はぁ…眠いよぉ…。」
「まだ学校ついたばっかりじゃん。」
「だって…。」
「ほらほら、ここは学校ですわよ?寝てしまったらさやかさんみたいになってしまいますわよ?」
「ちょっとー!それ、どういう意味よー!」
「ふふっ、いつも寝ているさやかさんへの当てつけですわ。」
「くぅ〜…。一本取られたぁ…。」
二人がそんなコントをしている間、私は教室を見回す。
「…あれ?ほむらちゃんがいない…。」
「…っ。別にいいじゃん、あんな奴。あいつ一人いなくたって何も変わらないんだから。」
…やっぱり。
「でも、やっぱり心配だよ。」
「ほんと、わけわかんないし…!」
さやかちゃんは席に戻って突っ伏してしまった。
「あら…嫉妬、かしら?微笑ましいですわね。」
…私には到底そうは思えない。
確実に大きな溝がある。
あの二人の間には。
何かが二人を引き離している。
…それは一体何なの…?
「はぁ…ほむらちゃん、結局お休みかぁ…。」
「そうですわね…体調不良だとか言っていましたけど…。」
「…いいじゃん、あんな奴の事。どうせ、仮病かなんかでしょ。」
…前から思っていたけど、さやかちゃんはかなり酷い事を言う。
正直、聞きたくない。
やめてほしい。大好きなほむらちゃんを貶さないでほしい。
「もう…さやかさん?そんな酷い事を言ってはいけませんわよ?」
「だってさ、酷いもなにも、全部全部本当の事じゃん。あいつ、性格暗いし。」
プチッ。
私の中の何かがそう音を立てた気がした。
怒りは、最高潮だった。
「…やめてよ。ほむらちゃんの事を悪く言わないで。」
「いくらさやかちゃんだって、これ以上は許さないよ…!」
「…なんで、まどかがそんなに怒るのよ!?」
「そんなの、ほむらちゃんの事が好きだからだよ。好きな人の事を貶されて、黙っていられるわけないよ…!」
「…何なんだよ、本当にわけわかんない…!」
「なんであんな奴…あたしじゃなくてさ…!」
「だから…だからだいっきらいなのよ!!」
さやかちゃんは席を立って、足早に実習室に向かってしまった。
「…さやか、ちゃん…。」
「どうしたんでしょうか…?さやかさんがあんなに怒るだなんて、初めてかも?」
「…言い過ぎちゃった、かな…。」
「いいえ、そんなことないと思いますわ。最近のさやかさん、ちょっと過激でしたから…。特に暁美さん関係で。」
「…でも、おかしいよ…。普通、あんなふうに嫌うことなんてないし、あのさやかちゃんに限って、滅多にないことなんだから、何か深い事情でもないと…。」
「そうですわね…確かに、誰とでもフレンドリーに接する事ができるさやかさんに限って、わけもなく、というのは不自然ですわ。」
やっぱり、何かがおかしい。
ほむらちゃんも、さやかちゃんも。
「…とりあえず、行きましょうか。私達が最後みたいですし。」
仁美ちゃんに言われ、周りを見回す。
確かに誰一人として教室には残っていなかった。
「うん、そうだね。」
「…なんなのよ、なんなのよ…!!」
「まどかは、あたしのなのに…!!」
「あんな、あんな…ぽっと出の転校生に…!!」
「…そうだ、あいつがいるから…。」
「あんな奴…あんな奴…!」
「ん〜…なんとか寝ないで乗り切ったぁ〜…。」
「まどかさん、今日からは早く寝るようにしてくださいね?」
「えへへ…気をつけるよ。」
「…あら、さやかさんがいませんわね…。」
「先に帰っちゃったみたい。…あ、私、ほむらちゃんの家にプリント届けに行かなくちゃ…。」
「そうですか…なら、私は上条君とでも帰りますわ。」
「うん、わかった。じゃあね、仁美ちゃん。」
「さようなら、まどかさん。」
…さやかちゃん、どうしてしまったのだろうか。
まさか、ほむらちゃんの家に行ったんじゃ…。
…考えすぎか。
それに、ほむらちゃんの家に行ったからなんだというのか。
何も、起こらない。はず。
…でも。
何かが起こったら…?
ほむらちゃんじゃあ、抵抗できない…。
さやかちゃんは魔法少女でないとしても、力は十分上。
もし。仮に。
さやかちゃんがほむらちゃんを殴ろうとしていたら。
…殺そうとしていたら。
そう、これはもしもの話。
しかし、どうしても、もしもには感じられない。
胸騒ぎがする。
焦燥感に襲われる。
足が徐々に早くなっていく。
私は何時しか走り出していた。
立った一人の想い人の身を案じ、駆けていた。
ほむらちゃんの異常なまでのあの、自殺願望。
さやかちゃんの異常なまでのあの、拒絶反応。
すべて、合点がいく。
さやかちゃんが、ほむらちゃんに何かを吹き込んだ。
そう、あれだけの何かを。
途中、躓き、転んでしまう。
しかし、止まらない。
そう、止まるわけには行かないのだ。
私は、守らなければいけない。
「ほむらちゃん…ほむらちゃん…!」
「み、美樹さん…?なんですか…?」
「…話があるの。上がらせてもらうよ。」
「はい…どうぞ…。」
「…それで美樹さん、話って…?」
「あたしさ、やっぱりあんたの事が気に入らない。」
「え…?」
「どうせ、今日休んだのも、まどかの気をひくためなんでしょ?」
「え?な、何を言って…」
「とぼけないでよ!!」
「…まどかに心配されたいから休むなんて、最低でしょ…。」
「…本当に、私は…。」
「…あの、美樹さん…。」
「何…。」
「私、ずっと考えてたんですけど…。もしかして、なんですけど…美樹さんは、鹿目さんの事が、そういう意味で好き、なんじゃないですか…?」
「…!な、何言ってんの!?あたしをあんたみたいなレズとおんなじにしないでよ!!」
「…話、続きがあるんです。美樹さんは私が鹿目さんと仲良くしてるのを見て、嫉妬した…。しかも、付き合いの浅いはずの、転校生に…。!違い、ますか?」
「…。」
「美樹さん…!」
「…あんたに、何がわかんのよ!?」
美樹さんは凄い勢いで掴みかかってきた。
「そうだよ!あたしは…あたしは、嫉妬してたんだよ!!」
「小学生の時からずっとずっと一緒だったまどかを、ぽっと出のあんたに盗られて!!」
「あいつ、ずっと、ほむらちゃん、ほむらちゃん、ってさ!!あたしと話してるときだって、嬉しそうに言ってくるのよ!!」
「それが気に入らなかった!!ずっと、あたしのまどかだと思ってたのに…!!」
美樹さんは私の首を締める。
「ぐぅっ…んん…!」
「このっ…殺してやる…!まどかがアンタを好きなら、あたしが…!」
「…みぎ、さん…!」
「…ぎっど…鹿目ざんは…!」
「わたじなんかより…!みぎざんのほうが、好きだと、思います…!」
「今更何言ってんのよ!?あいつは、あんたの事が好きって言ってんのよ!!」
「みぎ、ざん…こんなこと、じても…!鹿目…ざんは…よろこび、まぜんよ…!?」
「それでも、それでも…!あたしは…!」
あぁ…意識が薄れていく。
そんな時。
「待って!!」
鹿目さんの声。
「ま、まどか…!?」
美樹さんの手が首から離れる。
「がぁっ…ごほっ、ごほっ…!」
「…ねぇ、さやかちゃん。ほむらちゃんに何してたの?」
「そ、それは…。」
「まさか…殺そうとなんて、してないよね…?」
鹿目さんの目は、確かに怒りが支配していた。
いつもの優しくて、慈愛に満ちたあの目は、ない。
「まさか…そんなわけ…。」
「…嘘はよくないよ、さやかちゃん。」
「私、確かに見たもん。」
「さやかちゃんが、ほむらちゃんの首を絞めてる所。」
鹿目さんの声は冷たかった。
「ほむらちゃんを苦しめたこと…許さないよ…。」
「おんなじ苦しみを味合わせてあげる…。」
鹿目さんは一歩、ニ歩と、美樹さんに近づいていく。
「ま、待って…謝るから…許して…!」
「…。」
鹿目さんは美樹さんの首に手を置く。
「ひっ…!?あぐぅっ…!?」
そして、絞める。
「あぐぅっ…!!ま、まどか…!やめっ…!」
「…。」
止めなければ。
このままじゃ、美樹さんが死んじゃう…!!
「待って、鹿目さん!!」
「…。」
「鹿目さん!!鹿目さん!!」
「…。」
「やめて…」
「まどかっ!!」
「…!」
鹿目さんは咄嗟に手を離す。
そして、驚いたようにこちらを向く。
「やっと…反応、してくれたね…。」
「ほむら、ちゃん…?」
「もう…やめて…?美樹さんが、可哀想だよ…。」
「…ダメ、ダメだよ。さやかちゃんには、おんなじ苦しみを…!」
鹿目さんはまた美樹さんの首を絞めようとする。
私は無我夢中で、鹿目さんに抱きつく。
「もう、やめて…!お願い、だから…!」
「だって…だって…!さやかちゃんは、ほむらちゃんを…!!」
「…それにだって、深い理由があるから…。」
「え…?」
とりあえず、鹿目さんは話を聞く、ということになった。
美樹さんは、気絶をして倒れてしまった。
「美樹さんは、嫉妬してたんです。」
「ずっと一緒だった鹿目さんは、美樹さんとじゃなくて、私とばっかり仲良くしてて…。」
「きっと、辛かったんだと思います。大好きな鹿目さんが、私に盗られたみたいに感じて…。」
「…あと、これは…。」
「…ほむらちゃん?どうしたの?」
「私から言っていいのか、わからないので…また、美樹さんに言ってもらいます。」
「…だから、そんなに美樹さんを責めないでください。美樹さんだって、辛くて、悲しくて、怖くて、こんなことをしてしまったと思うから…。」
「私、美樹さんの気持ち、少しだけどわかるんです。」
「前に寄り道したとき、ハンバーガー屋さんで、美樹さんとばったり会って、その時、ずっと鹿目さんは美樹さんと話してて…。」
「その時、すっごく心がモヤモヤってして…。気持ち悪くて…。」
「きっと、これが嫉妬なんだろうって…。」
「美樹さんも、同じだったんだと思います。嫉妬って、凄く辛いですから…。」
「…でも、どうしてそんなに優しくなれるの?さやかちゃんは…ほむらちゃんを殺そうとしたんだよ?精神的に追い詰めることだって、されたんでしょ?」
「…よく、わからないんです。」
「でも、苦しんでるのは私だけじゃなくて、美樹さんもなんだって、思うと…。」
「こう、胸がチクチクするんです。ぶつけどころのない思いで、苦しんでる美樹さんを想像すると…。」
「…同情、してるってことなんだと思います。」
「…すごいね、ほむらちゃんは。」
「え…?」
「私だったら、そんなこと考えられないかも…。」
「酷いことをされたのに、酷いことをしてる相手のことなんか、考えたくないもん…。」
「どれだけ相手が深い事情があっても…許せないと思うもん…。」
「それは、鹿目さんは正義感が強いから、だと思います。」
「小さい悪だって、許せない。それが鹿目さんの良いところですから…。」
「私には、真似できません…。私、弱いから…。」
そんな話をしていると、美樹さんが目を覚ました。
「…あの。」
「美樹さん、鹿目さんにお話しなくていいんですか?」
「え…?」
「想いは、伝えなきゃ。じゃないと、後から後悔しちゃいますよ?」
「でもっ…それに、ほむらだって…!」
「いいんです。負けは、見えてますから…。それに、美樹さんになら、いいですから…。」
「だ、だから、まどかはほむらを…!」
「さぁ、美樹さん。伝えてあげてください。私は向こう、行ってますから。」
「…う、うん…。」
ほむらちゃんは出ていった。
どうしてかはよく分からない。
目の前のさやかちゃんは、何故かそわそわしている。
「あ、あの、まどか…?」
「なに?どうしたの、さやかちゃん?」
「つ、伝えたいことがあるんだけど…。」
「うん?」
「…あ、あたし…。」
「…まどかのこと、が…好き、なの…。恋愛対象、として…。」
え?
聞き間違いではないだろうか。
「え、えっと?」
「だから…私は、まどかと付き合いたいって、言ってるの…!」
「えぇ!?」
「ちょ、ちょっと待ってね…。」
まさか、さっきほむらちゃんが言っていたことは、このこと…?
まさか、まさか…。
さやかちゃんが、そんなふうに考えていたなんて…。
でも、上条くんは…?
…いや、こんなことを考えている場合じゃない。
しっかり、返事をしなければ…。
「あ、あのね、さやかちゃん。私、実は…」
「言わないでっ…!」
「え…?」
「知ってるから…まどかは、あたしじゃなくて、ほむらの事が好きなんだって…。」
「…バレてたんだ。」
「だって、あれだけのことしてるんだから、分かるに決まってるじゃん…!何年あんたの親友してると思ってんのよ…!」
「…ごめんね、さやかちゃん…。私、受け取ってあげられなくて…。」
「でも、さやかちゃんは…大切な、親友だから。私の一番大好きな親友、だから。」
「まどかっ…!」
「ごめんね、ごめんね…。」
「…あたしのことは、いいから…。早く、ほむらの所に行ってあげて…。」
「え…?」
「あいつも、まどかに伝えたいことがあるはずだから…。」
「あたしは…ほむらにも、後悔してほしくない…。今更、虫が良すぎるかもしれないけど…。」
「だから、行って。それで、ほむらの想いを聞いてあげて。」
「…うん。」
ほむらちゃんが、私に伝えたいこと。
それは、一体何なのか…。
「ぐすっ…ひぐっ…鹿目…さぁん…。」
ほむらちゃんは、泣いていた。
私の名前を呼んで。
「ほむらちゃん!」
「か、鹿目さん…!?どうして、ここに…!?」
「さやかちゃんにね、ほむらちゃんの所に行ってって言われたの。」
「…美樹さんから、告白はされましたか…?」
「うん。されたよ。」
「…そう、ですか…。」
「…なら、私は…いいです。黙っておきます。」
「え?」
「美樹さんには…勝てないよ…あんな、魅力的な人…私と比べたら…絶対…!」
「どうせ、私には勝ち目なんてないから…こんなこと言っても、鹿目さんを困らせるだけ、だから…。」
「だから…なんでも、ないです。」
なんだか、悔しかった。
「待ってよ!!」
「鹿目…さん?」
「なら…私から、ほむらちゃんに伝えたいことがあるの。」
「…私は。私は…ほむらちゃんのことが…!」
「大…好きですっ…!!」
遂に、言ってしまった。
私の、気持ち。
「え…えぇぇぇ…!?」
ほむらちゃんはひどく驚いている。
…無理もない。
いままで、友達と思っていた相手にそんなことを言われても。
「えっと、そ、それは…。告白、ですか…?」
「…うん。そうだよ。」
「わぁ…えっと…。」
「…! 美樹さんは!?美樹さんは、どうしたんですか!?」
「断ったよ。…ほむらちゃんのことが、好きだから。」
「…じゃあ、美樹さんが言ってたことは本当だったの…?」
ほむらちゃんは何やらぶつぶつと呟いている。
しびれを切らした私は、答えを催促する。
「あの、ほむらちゃん?…できれば、早く答えてほしいの…。」
「あ!ごめんなさい!」
ほむらちゃんは、息をスゥーと、大きく吸い込んで、私を真っ直ぐに捉える。
その瞳は真剣そのもので、吸い込まれてしまいそうだった。
「…私も、鹿目さんのことが、大好き、です。こんな私でよければ…付き合って、ください…!」
嘘。
まさか。
「え?え?えぇ…!?」
「本当に…?本当に、私なんかでいいの…?」
「鹿目さんだから…です…。」
「はぁー…嘘…振られると思ってたよ…。」
「そ、そんな!…鹿目さんは、すごく魅力的だから…。誰だって、好きだと、思うんですけど…。」
「…でも、私、凄くびっくりしてるんです。」
「美樹さんに、告白されたなら、そっちを受けるんだろうなって、ずっと思ってたから…。」
「あの、こんな私のどこを好きになってくれたんですか…?」
私は少しも躊躇わずに、こう答えた。
「そんなの、全部だよ。」
「ほむらちゃんの、優しい笑顔、優しい性格。」
「かわいい表情だって、その髪だって。」
「たまに泣き虫だったり、積極的だったり。」
「ネガティブだけど、すごく楽しそうにしてる所も。」
「全部全部、ひっくるめて大好きなの!」
「鹿目さんっ…鹿目…さん…!」
「私も…大好き…全部、全部…。」
「いつも明るくて、楽しそうで…こっちまで楽しくなってきて…。」
「笑ってる顔がかわいくて、真剣な顔がかっこよくて…!」
「いつだって優しくて、一生懸命で、誰かのことを考えてて、自分のことを後に後にって、考えるところだって…!」
「…えへへ、照れちゃうよ…。」
「でも、ありがと。すごく嬉しいよ。」
「鹿目さん…大好き…。」
「もー…ほむらちゃん。折角、恋人になったんだから、鹿目さん、はやめてよー。」
「まどか、って呼んで?さっきみたいに!」
「そ、そんなぁ…恥ずかしい…。」
「恋人なんだから、恥ずかしがることないよ!さぁ!」
「ま、まどかっ…!」
ほむらちゃんは恥じらいながらも、私の名前を呼んでくれた。
「こ、これで…いい、ですか…?」
「もー!かわいいー!大好きだよ、ほむらちゃーん!」
「わっ、わあぁ!?わ、私も…!私も大好きですー!」
アフターエピソードⅠ
初めてのキス、溢れるように
「よぉーし!今日の授業終わりー!疲れたぁー!」
「もー…さやかちゃん、寝てただけじゃない…。」
「ぐっ…それでも嬉しいものは嬉しいんですー。」
「ね、ほむら?」
「あー!ここでほむらちゃんを味方につけるなんて!ひどいよ!」
「寝るのはよくないよね、ほむらちゃん?」
「え、え?えっと…その…。」
「二人共、あまりからってはいけませんわよ?ほむらさんが困ってしまっているではありませんか。」
「えー?楽しいよね、ほむらちゃん?」
「そうだよ、楽しいよね?」
「え、えっと…はい…!楽しいです!」
私達は、なんやかんやあって、いつも四人で一緒にいます。
まどかとも、恋人という関係になって、早一週間。
時の流れは早いものです。
「あ、すみません…私はお稽古がありますから…。」
「ごめんね、仁美ちゃん、引き止めちゃって。」
「いえ、いいんです。それでは…。」
「あー、ごめん。あたし、今日は…。」
「上条君のところ、でしょ?」
「まぁ、それしかないんですけどね。じゃあね、まどか、ほむら!」
「うん、ばいばい!」
「さようなら!」
「…じゃあ、私達も帰ろっか?」
「はい。」
恋人になってから、初めての二人きりの帰り道。
「…。」
「…。」
寄り添うようにして、歩いていきます。
当たり前のように握られる手。
沈黙も、決して重いものではなくて。
心地よく、不思議と落ち着くもの。
「…ねぇ、ほむらちゃん。」
「どうしたの、まどか?」
「私達って、キス、してないよね。」
「ふぇっ…!?ど、ど、どうしたの、急に…!?」
「だって、私達は恋人なんだよ?」
「で、でもっ…。」
「ねぇ、しよ?」
まどかはどんどんと顔を近づけてきます。
「ま、待って…!私も、したいよ…。けどっ…ここじゃ、嫌だよ…。」
「…そう、だね。ほむらちゃんのお家、お邪魔していいかな?」
「うん…。」
「お邪魔しまーす!わぁっ…お部屋、かわいいね!」
「まどかがオススメしてくれたお店に行ってみたんだ。かわいい雑貨がたくさんあって…。買いすぎちゃった…。」
「あそこのお店、かわいいものたくさんあるよねー!」
「今度、一緒に行かない…?」
「うん、もちろんだよ!」
「…そ、それで…そのっ…き、キス…する、の…?」
「う、うん。私は、したいな…。」
「で、でも、どうやってするの…?」
「え、それは…。唇と唇をくっつける…とか…?」
「…は、恥ずかしいよぉ…。」
「じゃあ、私がするね…。」
「ぁ…。」
まどかは私の頬に手を置きます。
ひんやりしている手とは正反対に私の頬は真っ赤に熱くなっています。
「えへ、かわいい…。」
「ふ、不意打ちはずるいよ…。まどかだって、かわいいよ…!」
「ありがとう、ほむらちゃん。…それじゃあ、するね…。」
「うん…。」
心臓の音が凄くうるさい。
まどかの顔はどんどんと近づいてきます。
じっと見てると、吸い込まれてしまいそうだから、たまらずに目を閉じます。
唇にまどかの吐息がかかります。
凄く、甘い匂い。
そして、唇にまどかの唇が重ねられます。
「んっ…。」
柔らかくて、甘い。
「あっ…はぁっ…!」
息をすることも忘れ、夢中に唇を押しつけ合います。
「んんっ…んぁっ…!」
息が続かず、たまらずに唇を離します。
まどかは、蕩けた顔で、私の手を掴みます。
「まだ、足りないの…。」
「じゃあ…もっと、する…?」
「うん…。」
まどかは私の唇に、むしゃぶりつくようにキスをします。
そして、舌を使って、私の口をこじ開けようとします。
「んっ…待って、まど…!」
「んむっ…!」
舌と舌が絡み合って、卑猥な音が響きます。
それから、息継ぎをするように、唇を一瞬離して、見つめ合います。
まどかの顔はとろんと蕩けていて、真っ赤でした。
直ぐに、唇と唇をぶつけ合います。
そのたびに、どんどんキスは激しく、深くなっていきました。
もう、どれだけの時間が経ったでしょうか。
私達は、ずっとキスをしていました。
まどかは疲れたのか、私にもたれかかってきました。
「ほむら、ちゃぁ…。」
「…だい、好きぃ…。」
「うん…私も、大好きだよ…。」
「まどか…もう、六時だよ?帰らなくていいの?」
「…えっと、ね。実は…。」
「お泊り、しちゃダメ、かな…?」
「え、えぇ!?お泊り…!?」
「わ、私はっ、別に、いいけど…家族が心配しない…?」
「あーと…その、もう、泊まるって…言ってあるんだ…。」
「…もう…。」
「ご、ごめんね?でも、ほむらちゃんなら、許してくれるかなって…。」
「…くすっ、当たり前だよ…。まどかが嫌がること、私はしないよ…。だって、大好きだもん…。」
「えへへ…私も。大好きだよ…。」
そして、そっと口づけをしました。
アフターエピソードⅡ
最後の幸せな時間
「…あのね、ほむらちゃん。とっても…大事な話があるの…。」
まどかの顔は、真剣そのものでした。
そして、悲しみに満ちていました。
「うん…。」
「…私っ…明日、すっごく強い魔女と戦わなくちゃいけないんだ…。」
「え…?」
「もしかしたら…もしかしたら、だけど…。私は…。」
「…生きて、帰ってこれないかもしれない、の…。」
頭が真っ白になりました。
な、何を言っているの?
「嘘…嘘、嘘だよ、ね…!?」
「嘘でこんなことを言うわけないでしょ…!?」
「これは…本当のことなの…!」
「…ごめん、なさい…。」
「だから、ね…。これが、最後の時間…。私と、ほむらちゃんが過ごす、最後の時間…。」
「やめてよ…!最後だなんて、悲しいこと言わないでよ…!」
「だって…だってぇ…!」
私はそっとまどかを抱き寄せます。
「…お願い、嘘でもいいから…。私と約束して…。必ず、帰ってくるって…。」
「じゃないと、私も契約する…。まどかを救うために…。」
「ダメっ…!そんなことしたら、ほむらちゃんまで…!」
「じゃあ、約束して…絶対に、死なないって…!」
「…うん…。約束、する…。絶対に帰ってくるって…。」
私達は、約束の口づけをします。
ちょっぴり、しょっぱい。
でも、いつもよりも甘い。
そこには、酸っぱさだってある。もちろん、辛さだって。
でも、結末は、苦いものでした。
そう、まるで、ホヤの味。
これは、私の始まりのお話。
まどかを救う決心をした、始まりのお話。
幸せなんて、長くは続かない。
でも、私は抗い続ける。
いつか、永久の幸せをまどかと掴み取るため。
いかがでしたか?
やっと、やっと…最後の最後でタイトル回収ですわ…。
でも、幸せって長くは続かないって、本当のことだと、自分は勝手に思ってるんですわ。
それは、アドレナリンが出るからだとか、そういうのもあるとは思うんですけど。
やっぱり、幸せがある以上、対義語が生まれるんです。
そう、不幸せ。
誰もが幸せなら、不幸せなんて言葉、いらないんです。
でも、存在してる。そういうことです。
幸せって、短いから幸せであって、不幸せがあるから幸せだと思うんです。
ずっと永く続く幸せなんて、いつか幸せじゃなくなるんです。
傍から見れば幸せ、でも本人はなんのことやら。
そう…例えば、冷めきった夫婦のように。
幸せは、残酷だから美しくて、憧れなんです。
まぁ、こんなことをベラべラと書き連ねて何かが言いたいかといいますと…。
今ある幸せを、精一杯楽しんでください。
後に待っている不幸せに怯えるんじゃなくて、目の前の幸せを、全力で愛してほしいんです。
ただ、それだけです。
…さて、こんな黒歴史確定のお話は月光蝶で消し去ってしまって、マウンテンサイクルに埋めてしまいましょう。
さて、作品自体ですが…。
拙いながらに、良いものが書けたと思います。
自分自身でも、納得のいくものになったとは思います。
とはいえ、またまだ未熟…。
これから上手くなりますよ、きっとね。
こうやって、ベストをいつまでも更新していける、素敵な人になりたいですわぁ…。
この作品が、皆様のベストにならんことを。
では。