とある炎剣使い達は世界最強   作:湯タンポ

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注意書き

作者の過度な妄想、願望で出来てる。
作者の好きな物ばかり入ってる。
オリ主二重人格になるかも。
天野河、檜山に対するオリ主の態度がすごいから気をつけて。
天野河、檜山に対するアンチ、ヘイトがスゴいよ。
天の河、檜山が好きな物好きな方は閲覧をお控え下さい。
そろそろ天ノ川がオリ主に殺されそう。
輪廻君が何言ってるか解らなくても気にしないで。
東方要素が出てきたぞ!。
呼吸が出てきたぞ!
何か輪廻君のヒロイン十五人ぐらいになりそう!(現時点、後に更に増える。)
輪廻君むっちゃちーと。

それでもいいよと言う方のみご覧下さい。


第十七話 勇者(笑)

「………………今何つった?」

 

ア「…だ、だからそこのキラキラしてる奴が妖夢を盾にしたのよ。」

「……………………………」

 

無表情の輪廻君恐いわー((´д`)) ブルブル…

 

「……主よ、恐らくは妖夢がトドメを刺そうとしたのを、邪魔して、さっきの魔人族の女に殺られそうになったから咄嗟に捕まえていた妖夢を盾にしたのでしょう。」

 

レ「…そんな感じよ」

 

「………………」

 

「…なぁハジメ、これ、さっきから我が君が黙りこくってるけど…確実に逃げた方が良いよな?」

 

「…ああ、今すぐに白崎と八重樫と、霊夢達を連れて下がれ。死ぬぞ。」

 

「……分かった。」

 

「…………………………」

 

ハジメと清水が喋ってる間も輪廻は黙っていた。

 

ハ「……八重樫、白崎と霊夢達を連れて今すぐに下がれ、」

 

「わ、分かったわ。行きましょう香織。ここに居たら死ぬわ。」

 

「え?う、うん。」

 

れ「…さっさと行くわよあんた達。」

 

東方組「「「「「「う、うん。」」」」」」

 

ハジメが下がれと言ったもの達は妖夢を連れて下がった。

そこで何かキラキラしたやつ(最早存在があやふや)が喚き出した。

 

「ち、違う!俺は盾になんかしていない!止めを刺そうとしていたから止めただけだ!そうしたら魔物が攻撃してきたんだ!」

 

ハ「……何故お前は邪魔をした、お前が何もしなければ、そもそもこんなことになっていなかったはずだ、お前のせいで一人が超重傷だったんだぞ?それなのにお前の口から一番最初に出てきたのは、謝罪でもなく、心配でもなく、自分の保身の為の言い訳か、本当に大した勇者(笑)もいたもんだな。」

 

輪「……………………………」

 

アホ「違う!言い訳じゃない!彼女が殺そうとしていたから止めただけだ!」

 

「…生き残るために敵を殺す、それの何が悪い?」

 

「人殺しだぞ!悪いに決まってる!」

 

「…(´Д`)ハァ…それは日本の法律だろうが、こっちの世界に来た時点で日本の法律は今は通用しない、そんな事を言っていたら自分が死ぬからだ。」

 

「だけど!」

 

そこでついに黙っていた輪廻が動き出した。

 

「……………………ハジメ、そこを退け。」

 

「了解です。」

 

「……………………」

 

そうするとハジメは直ぐに後ろへ下がり、バカの後ろにいたもの達もそそくさと移動した(檜山たちは動けなかった)

 

 

「……………………テメェ、人が黙って聞いてりゃペチャクチャペチャクチャ言い訳ばっか囀ってんじゃねえぞクソボケが!てめぇが彼奴の邪魔をしたから結果的に彼奴が大怪我したんだろうが!…テメェがどんな理由でそんな事をしたのかはだいたい想像が付くが、」

 

「何を言ってるんだ!彼女が怪我をしたのは事故だ!」

 

「……………それが最後の言葉でいいな? 」

 

「俺は!」

 

 

 

 

「『???????』」

 

ドゴォォォォォォォォン

 

「…まずは片腕な、」

 

「…輪廻さん、もうやらなくて良いですよ…」

 

「ァ?」

 

「やはり君は優し「うるせえもうお前しゃべんな黙ってろ。(ハジメ)」

 

「………理由は?」

 

「そんな人私はどうでもいいので。」

 

「………そうか、なら別にいい」

 

「…輪廻、くだらない連中に構ってる暇はない、早く行こう?」

 

「アァ、さっさとこいつら連れて行くか。」

 

天の河とかどうでもいいしと言いながら、出口に向かっていく。

しかしそんな輪廻達に、やっぱり光輝が待ったをかけた。

 

「待ってくれ。こっちの話は終わっていない。十五夜の本音を聞かないと仲間として認められない。それに、君は誰なんだ? 助けてくれた事には感謝するけど、初対面の相手にくだらないなんて……失礼だろ? 一体、何がくだらないって言うんだい?」(懲りねぇなぁこいつも)

 

「……」

 

「てめぇ何様のつもりだァ?何が仲間として認められないだ、何でてめぇ何かに認めて貰う必要が有るんだ、自惚れんじゃねぇぞ雑魚が。助けくれたことに感謝するけど?当たり前だろ、てめぇ馬鹿か?、初対面で下らないって言われるくらい愚かな奴なんだろうが。何が下らないって?てめぇの存在自体がくだらねぇんだよ、分かったらさっさと失せろカスが。

次に俺たちの邪魔をしたら、」

 

「ぶち殺すぞ?」

 

 

れ「妖夢、良かったじゃない、あいつあんたのために怒ってくれたじゃない。」

よ「そ、そうですね。」

フ「妖夢、照れてる」

よ 「て、照れてなんか無いです!」

妖夢以外の全員(((((((実に分かりやすい)))))))

輪廻達は【オルクス大迷宮】の入場ゲートにやって来た。

 

 

 

「あっ! パパぁー!!」

 

「ァ?ミュウか」

 

輪廻をパパと呼ぶ幼女の登場であーる

 

 

「パパぁー!! おかえりなのー!!」

 

 【オルクス大迷宮】の入場ゲートがある広場に、そんな幼女の元気な声が響き渡る。

 

 各種の屋台が所狭しと並び立ち、迷宮に潜る冒険者や傭兵相手に商魂を唸らせて呼び込みをする商人達の喧騒。そんな彼等にも負けない声を張り上げるミュウに、周囲にいる戦闘のプロ達も微笑ましいものを見るように目元を和らげていた。

 

 

 

 ステテテテー! と可愛らしい足音を立てながら、輪廻一直線に駆け寄ってきたミュウは、そのままの勢いで輪廻へと飛びつく。輪廻が受け損なうなど夢にも思っていないようだ。

 

 

 

 テンプレだと、ロケットのように突っ込んで来た幼女の頭突きを腹部に受けて身悶えするところだが、生憎、輪廻の肉体はそんなにやわじゃない。むしろ、ミュウが怪我をしないように衝撃を完全に受け流しつつ、しっかり受け止めた

 

 

 

「ミュウ、迎えに来たのかァ?ティオと園部はどうした?」

 

「うん。お姉ちゃん達が、そろそろパパが帰ってくるかもって。だから迎えに来たの。お姉ちゃん達は……」

 

「妾は、ここです。」

 

「ここだよー」

 

 人混みをかき分けて、妙齢の黒髪金眼と赤茶色と白髪の混じった翠眼の美女が現れる。言うまでもなくティオと優花だ。輪廻は、いつはぐれてもおかしくない人混みの中で、ミュウから離れたことを非難する。

 

 

 

「おいおい、お前ら。こんな場所でミュウから離れるなやァ、」

 

「いや、目に届くところにはいたんだけど…」

 

「さすがに不埒な輩の始末をミュウに見せる訳にも行きませんのじゃ。」

 

「そういう事かァ、……で? その自殺志願者は何処だァ?」

 

「いや、主様よ。妾がきっちり締めておいたから落ち着くのじゃ」

 

「そうそう、」

 

「……チッ、ストレス発散出来ないがまぁいいかァ。」

 

「……ホントに子離れ出来るのかの?」

 

「……無理だと思う」

 

 

 どうやら、ミュウを誘拐でもしようとした阿呆がいるらしい。ミュウは、海人族の子なので、目立たないようにこういう公の場所では念のためフードをかぶっている。そのため、王国に保護されている海人族の子とわからないので、不埒な事を考える者もいるのだ。フードから覗く顔は幼くとも整っており、非常に可愛らしい顔立ちであることも原因の一つだろう。目的が身代金かミュウ自体かはわからないが。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

場所は変わって、輪廻達は現在、入場ゲートを離れて、町の出入り口付近の広場に来ていた。、輪廻達は、ロア支部長の下へ依頼達成報告をし、二、三話してから、いろいろ騒がしてしまったので早々に町を出ることにしたのだ。元々、ロアにイルワからの手紙を届ける為だけに寄った様なものなので、旅用品で補充すべきものもなく、直ぐに出ても問題はなかった。

 

 

 光輝達がぞろぞろと、出ていこうとする輪廻達の後について来たのは、香織達がついて行ったからだ。香織は、頭の中は必死にどうすべきか考えていた。このままハジメとお別れするのか、それともついて行くのか。心情としては付いて行きたいと思っている。やっと再会出来た想い人と離れたいわけがない。

 

しかし、ハジメには既に恋人がいた、優花だ。

そのことでずっと悩んでいた。

 

そしてそんな事を思ってる内に、いよいよハジメ達が出て行ってしまうというその時、何やら不穏な空気が流れた。それに気がついて顔を上げた香織の目に、十人ほどの男が進路を塞ぐように立ちはだかっているのが見えた。

 

「おいおい、どこ行こうってんだ? 俺らの仲間、ボロ雑巾みたいにしておいて、詫びの一つもないってのか? ア゛ァ゛!?」

 

 薄汚い格好の武装した男が、いやらしく頬を歪めながらティオ達を見て、そんな事をいう。どうやら、先程、ミュウを誘拐しようとした連中のお仲間らしい。ティオ達に返り討ちにあったことの報復に来たようだ。もっとも、その下卑た視線からは、ただの報復ではなく別のものを求めているのが丸分かりだ。

 

 

 

 この町で、冒険者ならばギルドの騒動は知っているはずなので、ハジメ達に喧嘩を売るような真似をするはずがない。なので、おそらく彼等は、賊紛いの傭兵と言ったところなのだろう。

 

「……………ハジメ、こいつらなら殺していいよな?」

「いいと思いますが?」

「…ちょうどいい、あいつに掛けられたストレスが溜まってんだァ、こいつらで発散させてもらうぜェ。

 

斬り失せろ『夜叉』」

 

輪廻がその言葉を紡いだ瞬間、彼の持つ刀が刃渡り1m半から4m程に変わり、鍔の辺りから黒と紫の入り交じった様な色に染まった。

 

 

 

「……第壱剣『紫炎』」

 

その長い刀をいとも簡単に片手で振った、

 

その瞬間

 

 

紫の炎が彼が斬った所をなぞるように燃え盛り、前に居た者達を灰すら残さず、存在自体を消してしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして輪廻達がもうすぐ行く、という所で何人かが動き出した。

 

「…どうしたァ?お前ら」

 

「輪廻、私達も貴方について行って良いかしら?」

 

「同じく。」

 

そう言ったのは雫と恵理だった。そして

 

れ「私達もあんたについて行くわよ?あんた達もそうでしょ?」

 

ま「ああ!」

よ「はい、」

レ「ええ、」

フ「うん!」

咲「はい。」

ア「勿論」

さ「はい、当然」

 

「……別にいいけどなァ、お前たちは俺にバスでも作らせる気かァ?」

 

と言うことで取り敢えず、雫、恵理、霊夢、魔理沙、妖夢、レミリア、フラン、咲夜、さとり、アリスが輪廻の旅について行くことになりました。

 

「ハジメくん、私もハジメくんに付いて行かせてくれないかな? ……ううん、絶対、付いて行くから、よろしくね?」

 

「………………は?」

 

 

 

 第一声から、前振りなく挨拶でも願望でもなく、ただ決定事項を伝えるという展開にハジメの目が点になる。思わず、間抜けな声で問い返してしまった。直ぐに理解が及ばずポカンとするハジメに代わって、ユエが進み出た。

 

 

 

「……お前にそんな資格はない」

 

「資格って何かな? ハジメくんをどれだけ想っているかってこと? だったら、誰にも負けないよ?」

 

 ユエの言葉に、さも当たり前さも当たり前のように返した香織。しかし、ユエの眼は残念な物を見るような目になっていた。

 

「……お前、頭大丈夫?」

「な、なんで?」

 

ユエの眼がさらに残念な物を見るような目になっていた

 

「………お前に私達の旅に着いて行けるような力が無いと言ってる。輪廻達の旅に着いて行ける程の力、それが資格。ハジメをどれだけ思ってるかなんて関係ない、着いてきた後に強くなればいい何て思ってるなら辞めておいた方がいい。」

 

「で、でも私、回復魔法使えるし!」

 

「…回復なら神水が有る。」

 

「でも希少なんでしょ?」

 

「輪廻はいくらでも生み出せる。」

 

「う、で、でも優花ちゃんは後から強くなってるんだよね?」

 

「…優花は戦闘職だし、伸び代はまだ有る。」

 

「わ、私だって光魔法とか使えるし!まだ伸びるし!」

 

「お前が光魔法を伸ばした所で私には到底追いつけない。それに魔法なら他にも要員がいる。」

 

「何でユエさんが基準なの!」

 

「このチームの最低ラインは魔法ならティオ。肉弾戦ならシア、援護なら私とミレディ。銃か剣を使うなら清水、戦力としては優花。」

 

「そんなの無理でしょ!それなら雫ちゃん達もダメじゃないの!?」

 

「…雫は強化(魔物肉を食べさせる)すれば直ぐに強くなる。恵理は元々適性も高いし、あの執念深さならいくらでもできる。」

 

「ううぅ!」

 

「…だけどそんなに行きたいなら輪廻とハジメに直接相談すればいい、結局私がどうこう言っても最終的に判断するのは輪廻。」

 

「なら、行ってくる!」

 

 

 

 

 

 

isハジメの前

 

「貴方が好きです」

 

「……白崎」

 

 

 

 香織の表情には、羞恥とハジメの答えを予想しているからこその不安と想いを告げることが出来た喜びの全てが詰まっていた。そして、その全てをひっくるめた上で、一歩も引かないという不退転の決意が宿っていた。

 

 

 

 覚悟と誠意の込められた眼差しに、ハジメもまた真剣さを瞳に宿して答える。

 

 

 

「俺には惚れている女がいる。白崎の想いには応えられない。だから、連れては行かない」

 

「ハジメ、取り敢えずそれはいいからさっさとトンズラすんぞ!あのクソガキがまたうるせぇ!」

 

「…了解です、おい白崎、今はとりあえず逃げるぞ!」

 

「え?う、うん。」

 

しかし、

 

「ま、待て! 待ってくれ! 意味がわからない。香織が南雲を好き? 付いていく? えっ? どういう事なんだ? なんで、いきなりそんな話しになる? 南雲! お前、いったい香織に何をしたんだ!」

 

「チッ!遅かったか。」

 

「……何でやねん」

 

 

 

 どうやら、光輝は、香織がハジメに惚れているという現実を認めないらしい。いきなりではなく、単に光輝が気がついていなかっただけなのだが、光輝の目には、突然、香織が奇行に走り、その原因はハジメにあるという風に見えたようだ。本当に、どこまでご都合主義な頭をしているのだと思わず関西弁でツッコミを入れてしまうハジメ。

 

 

 

 完全に、ハジメが香織に何かをしたのだと思い込み、半ば聖剣に手をかけながら憤然と歩み寄ってくる光輝に、雫が頭痛を堪えるような仕草をしながら光輝を諌めにかかった。

 

 

 

「光輝。南雲君が何かするわけないでしょ? 冷静に考えなさい。あんたは気がついてなかったみたいだけど、香織は、もうずっと前から彼を想っているのよ。それこそ、日本にいるときからね。どうして香織が、あんなに頻繁に話しかけていたと思うのよ」

 

「雫……何を言っているんだ……あれは、香織が優しいから、南雲が一人でいるのを可哀想に思ってしてたことだろ? 協調性もやる気もない、オタクな南雲を香織が好きになるわけないじゃないか」

 

 

 

 光輝と雫の会話を聞きながら、事実だが面と向かって言われると意外に腹が立つと頬をピクピクさせるハジメ。

 

そして無表情で斬魄刀を抜き始める輪廻。

 

それを止める雫。

 

そこへ、光輝達の騒動に気がついた香織と雫が自らケジメを付けるべく光輝とその後ろのクラスメイト達に語りかけた。

 

 

 

「光輝くん、みんな、ごめんね。自分勝手だってわかってるけど……私、どうしてもハジメくんと行きたいの。だから、パーティーは抜ける。本当にごめんなさい」

 

「光輝、私はどうしても輪廻たちと行きたいの、だからパーティを抜けるわ。」

 

 そう言って頭を下げる香織と、すぐに行くという雫に、鈴や綾子や真央など女性陣はキャーキャーと騒ぎながらエールを贈った。永山、遠藤、野村の三人も、香織達の心情は察していたので、気にするなと苦笑いしながら手を振った。

 

 

 

 しかし、当然、光輝は香織達の言葉に納得出来ない。

 

 

 

「嘘だろ? だって、おかしいじゃないか。香織と雫は、ずっと俺の傍にいたし……これからも同じだろ? 香織達は、俺の幼馴染で……だから……俺と一緒にいるのが当然だ。そうだろ、香織、雫」

 

「えっと……光輝くん。確かに私達は幼馴染だけど……だからってずっと一緒にいるわけじゃないよ? それこそ、当然だと思うのだけど……」

 

「そうよ、光輝。私達は、別にあんたのものじゃないんだから、何をどうしようと決めるのは私達自身よ。いい加減にしなさい」

 

幼馴染の二人にそう言われ、呆然とする光輝。その視線が、スッと輪廻とハジメへと向く。ハジメは、我関せずと言った感じで遠くを見ていた。そのハジメの隣では、優花がハジメの手を握っていた。輪廻はそんな事どうでもいいのか、煙草を吸っている。その輪廻の周りには美女、美少女が侍っている。その光景を見て、光輝の目が次第に吊り上がり始めた。あの中に、自分の香織や雫が入ると思うと、今まで感じたことのない黒い感情が湧き上がってきたのだ。そして、衝動のままに、ご都合解釈もフル稼働する。

 

「香織、雫。行ってはダメだ。これは、香織達のために言っているんだ。見てくれ、十五夜を。女の子を何人も侍らして、あんな小さな子まで……しかも兎人族の女の子は奴隷の首輪まで付けさせられている。黒髪の女性もさっき十五夜の事を『主様』って呼んでいた。きっと、そう呼ぶように強制されたんだ。十五夜は、女性をコレクションか何かと勘違いしている。最低だ。人だって簡単に殺せるし、強力な武器を持っているのに、仲間である俺達に協力しようともしない。香織、雫、あいつ等に付いて行っても不幸になるだけだ。だから、ここに残った方がいい。いや、残るんだ。例え恨まれても、君のために俺は君達を止めるぞ。絶対に行かせはしない!」

 

「「テメェ、人の主を愚弄するのは喧嘩売ってんのと同じたぞ」」

 

 光輝の余りに突飛な物言いに、香織達が唖然とし、ハジメと清水がこんなバカに自分の主を愚弄されて溜まるかと怒る。しかし、ヒートアップしている光輝はもう止まらない。説得のために向けられていた香織達への視線は、何を思ったのか輪廻の傍らのユエ達に転じられる。

 

 

 

「君達もだ。これ以上、その男の元にいるべきじゃない。俺と一緒に行こう! 君達ほどの実力なら歓迎するよ。共に、人々を救うんだ。シア、だったかな? 安心してくれ。俺と共に来てくれるなら直ぐに奴隷から解放する。ティオも、もう主様なんて呼ばなくていいんだ」

 

 

 

 そんな事を言って爽やかな笑顔を浮かべながら、ユエ達に手を差し伸べる光輝。雫は顔を手で覆いながら天を仰ぎ、香織は開いた口が塞がらない。

 

 

 

 そして、光輝に笑顔と共に誘いを受けたユエ達はというと……

 

 

 

 「「「……」」」

「キモッ」

 

 

 もう、言葉もなかった。光輝から視線を逸らし、両手で腕を摩っている。よく見れば、ユエ達の素肌に鳥肌が立っていた。ある意味、結構なダメージだったらしい。ミレディは台所などによく出没するアレを見るような目をしている。

 

 そんなユエ達の様子に、手を差し出したまま笑顔が引き攣る光輝。視線を合わせてもらえないどころか、気持ち悪そうに輪廻の影にそそくさと退避する姿に、若干のショックを受ける。

 

 そして、そのショックは怒りへと転化され行動で示された。無謀にも輪廻を睨みながら聖剣を引き抜いたのだ。光輝は、もう止まらないと言わんばかりに聖剣を地面に突き立てると輪廻に向けてビシッと指を差し宣言した。

 

「十五夜輪廻! 俺と決闘しろ! 武器を捨てて素手で勝負だ! 俺が勝ったら、二度と香織達には近寄らないでもらう! そして、そこの彼女達も全員解放してもらう!」

 

「…清水、お前今まであんなのに憧れてたのか?」

 

「………………あんまり俺の古傷を抉らないでください、我が君。」

 

 聖剣を地面に突き立てて素手の勝負にしたのは、きっと剣を抜いた後で、同じように輪廻が武器を使ったら敵わないと考え直したからに違いない。意識的にか無意識的にかはわからないが……ユエ達も香織達も霊夢達も、流石に光輝の言動にドン引きしていた。

 

 

 

 しかし、光輝は完全に自分の正義を信じ込んでおり、輪廻に不幸にされている女の子達や幼馴染を救ってみせると息巻き、周囲の空気に気がついていない。元々の思い込みの強さと猪突猛進さ、それに初めて感じた〝嫉妬〟が合わさり、完全に暴走しているようだ。

しかしそこに冷淡な声が掛かる。

 

「ァ?何が素手だボケェ、お前の攻撃なんか剣を使っても全く聞かねぇわ、てめぇ剣でも勝てねぇのにどうやって素手で勝つつもりなんだ?何?自分が1番強いとでも思ってんの?調子乗んじゃねぇぞ、たかが十数年しか生きてないような童が俺に勝てるとでも?1億年後に出直してこい雑魚が。」

 

しかしそんな声は猿人類より知能が下のど阿呆には聞こえなかったらしい。馬鹿は聖剣を持ち輪廻に斬りかかった。

 

輪廻は避ける価値すら無いと思ったのか普通に歩いている。

 

「行くぞおめぇら。」

「舐めるな!!!」

 

聖剣を振り上げ輪廻の背中に振るった、が、

 

ガキィィン、パキンっ

「え?」

聖剣は半ばから折れているのに輪廻は全くの無傷。

 

「だから言っただろうが、てめぇじゃ俺にかすり傷すら負わす事が出来ねぇってなァ。つか、今なんかしたかァ?」

 

「ウォォォォォォォォオー」

 

馬鹿は馬鹿らしく馬鹿みたいに一直線に殴りかかって来たので、輪廻は

 

 

ドギャッ!!

 

「へぶらっ!!!」

 

 

殴った、それは見事なまでに綺麗なストレートで。(明らかに人を殴った音ではないが)

 

 

 

 

「行くぞ」

 

輪廻はそう言うとキャンピングカーを2つ合体させた様なものを出した。

 

「…時間がねぇから全員これに乗れ。」

 

ハジメと清水を除いた全員「「「「「「「「「「でっか!」」」」」」」」」」

 

「……20人も乗るにはこんだけでかくないと乗れねえんだよ。一応分類的にはキャンピングカーだから料理も出来るし、ベットもあるし、シャワーもあるぜェ、ぶっちゃけこれで生活出来る。ほら、はよ乗れや。」

 

全員乗員完了

 

席順、前の席に輪廻、ユエ、ハジメ、清水。

後ろのソファーの左側に東方組、右側のソファーにありふれ組、。

 

そして現在。

 

トントントントン

ポイッ

グツグツ、グツグツ

タンタンタンタン

ぐーるぐるぐーるぐる

混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ

ジュー

「何で俺が運転しながら飯作ってんだ?」

輪廻は運転(魔力を流し込むことで動かすように改造済み。)しながら何故か晩御飯を作っていた。

メニュー、鶏肉で作ったカレー、マカロニサラダである。

 

ハ「…………….うめぇ。」

清「………同じ感想しか出ねぇ」

ミュウ「パパのご飯美味しいの!」(子供用に甘めのをあげてる)

ユ「……ん、美味しい」

ミ「…美味しいねぇ」

シ「美味しいですぅ!」

テ「これはなんとも美味しいのぉ、」

雫「……やっぱり輪廻の作ったのは美味しいわね。」

恵「………」←(作って貰ったご飯を食べたのが初めてで嬉し泣きしながら食べてる)

優「………腕に自信が有ったけど、ことごとく粉砕されたわ、自信と女のプライドが。」

霊「………、何これめっちゃ美味しいんだけど。」

魔「…これは上手いのぜ!」

妖 「……確実に私より腕いいですよこれ。」

フ「美味しいね、お姉様!」

レ「…えぇ、そうね」(何これ、下手したら咲夜のより美味しいわよ!?)

ア「……美味しいわね」

さ「……私も結構料理はするのですが、負けましたね。凄く美味しいです。」

咲「……………これは……輪廻さんこのカレーは粉からですか?」

「アァ、香辛料とかはあんまりないからな、市販のカレールーは俺の記憶の中にねぇしな、」

咲「……ちなみにカレー粉の材料は?」

 

「アァ、辛味 はカイエンペッパー、胡椒、ニンニク、ショウガ、味と香りは クミン、コリアンダー、クローブ、シナモン、カルダモン、ナツメグ、オールスパイス、キャラウェイ、フェンネル、フェヌグリークとか、色はターメリック、サフラン、パプリカとかだな。」

 

咲「……結構オードソックス何ですね。」

「アァ、特に珍しいもんとかは入れてねぇ、強いて言うなら、辛さのために唐辛子位は入れてんなァ。つか、そろそろ寝ろォ。」

 

少女たち就寝

 

輪廻、ハジメ、清水はまだ起きていた、寝るスペースが無かったと言うのもあるが、今後について話し合っていた。

「次はどうする?やっぱりグリューエン火山か?」

「まぁ、そんな所が妥当でしょうね、」

「というかもう向かってるじゃないですか?」

「まァ、確認見てえな物だ。じゃァ、そろそろ俺たちも寝るかァ。」

 

翌朝AM:5:00

一番最初に起きたのはユエだった。

「……ん、いい匂いがする。」

トントントントントン

ジュー

グツグツ、グツグツ

サクサクサクサク

「……誰かがご飯を作ってる?」

トコトコ、とユエはキッチンまで歩いてきた、そこには

「…ユエ、起きたかァ」

朝食を作っている輪廻の姿があった。

「……輪廻、何作ってるの?」

「ん?今日は卵焼き5本と焼き魚(鮭)と豆腐とワカメの味噌汁、あとは酢の物と白米だな。」

「…すごい量」

「アァ、人口がアホみたい増えたからなァ、そうだ、ユエそろそろそいつらを起こして来てくれ、ついでに飯は早い者勝ちで無くなるまでに来なかったら飯はねぇぞってな。」

「……ん、私の分も装っといて。」

「アァ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベットルーム

「皆…朝ごはんいらないの?」

「「「「「「もう少しだけ…寝かせて… 」」」」」」

「………ん、分かった、輪廻にみんな寝てるからいらないって言っとく。」

 

ユエがそう言った瞬間に全員の意識が覚醒し、即座に否定の言葉を口に出す。

 

「「「「「「「「「「「「「「それは嫌!!」」」」」」」」」」」」」」

「……うるさい!」

 

しかし流石は後の神の正妻(予定)、一言だけでピシャリと黙らせるとさっさとリビング(仮)に戻って行ったのであった。

 

おーいユエ〜そいつら起きたか〜

「……ん、今行く」

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「「「「「頂きます!」」」」」」」」」」」」」

 

 

 

ハ「こっちに来ても日本食が食えるのは主のお陰だ。うめぇ」

清「俺もっと我が君の役に立とう。美味ぇ」

 

ミュウ「美味しいの!」

ユエ「…ん、美味しい」

以下同文です。

 

妖夢「……これでわかりました、輪廻さんの料理の腕はプロ並みだと。」

咲夜「…えぇ、本当に、同じ材料を使っても同じ味を出せる自信が全く無いわね。」

さ「……何処かに弟子入りでもしていたんですか?」

「いや、趣味だ」

「「「嘘だ! 」」」

「嘘ついてどうすんだよ。」

「「「という訳で弟子にしてください!」」」

「無理」

「「「即答!?」」」

「そもそもどういう訳だよ。」

「「「単に料理の腕を上げたいからです。」」」

「頑張れ、俺は運転するから無理。つうか、さっさと出るぞ、【グリューエン大火山】ヘ出発だ。」

 

 

 

 

 

 




飯テロに会うがいい!


感想、待ってま〜す

卵焼きって美味しいよね。

曇らせや愉悦部は好きですか?(今後の参考にしたりしなかったりする)

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