とある炎剣使い達は世界最強   作:湯タンポ

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こんちゎっす湯タンポっす。今回からもう最終章っす。いやー早いっすね〜〜……え?突然過ぎるって?そ、そんな事無いっすよー!

べ、別にラストをどうしようかと最近まで割と悩んでて、結論が出たのがついこの間で、最終話までの構成考えてたら割とすぐ終わりそうとかじゃ無いんだからね!(白状)

って言うのは冗談でも何でもなく、ガチで最後はどうしよ………と悩んでました。

この間、ようやく自分なりのこの作品の最後を思い描けたので、これにて最終章となります。……とは言ってもまだ最終話まではまだ暫く掛かりそうですが(汗)。


最後まで自分らしさ全開の作品で行くつもりですので、どうぞお付き合い下さい。


今回ん?って思う所もあると思いますので、感想次いでに質問でもして下さい。



それでは


追記:通算8万UAありがとナス!


最終章
第二十四話 奇襲


 

 

 

 

それ(・・)が起きたのは

 

ミュウが「先におうちで待ってるの!」と言って走り去り、輪廻とユエが視線を合わせ、ユエが輪廻へと声を掛けようとした時だ。

 

 

「……じゃあ輪廻…そろそろ行こu「ユエッ!

 

 

その時、ユエの真後ろから迫り来る剣に、輪廻は気づいた、だからこそ間に合った…彼女を狙った剣の初撃(・・)を防ぎ剣を弾き飛ばすことに。

 

 

ギャリィン!

 

 

(あっぶねェ…ここまで接近を許すたァ…やっぱり元の体(・・・)じゃねェと思った様以上に身体が動かねェ……当面の課題はこの身体でも前の様に動ける様にする事だなァ………いや、それよか今はユエの怪我の確認とハジメ達の安全確認だ。)

 

 

 

しかし、彼は気付かなかった……いや、それ(・・)に気付くには余りにも身内思いで、余りに自分の身を案じ無さすぎた(・・・・・・・・・・・・)のだ。…そう、|彼の体の直線上にいたユエに再び迫る二撃目の攻撃に。

 

(だが少し妙だな……攻撃してきた奴の気配がねェ(・・・・・・・・・・・・・)…幾ら俺がこの身体に慣れてない(・・・・・・・・・・)とは言え、流石にここまで近付いて攻撃して来た奴の気配ぐらいは察知出来る……なのに俺が察知出来なかった(・・・・・・・・)……まさか…奴の助けを得た奴がッ!(・・・・・・・・・)

 

「主ッ!!!!!!!!」

 

ザシュッ!

 

「……カハッ……遅かっ…た…か…!」

 

彼がそこまで考えを巡らせた時には、既に剣が血華を咲かせながら彼の胸を貫いていた。

 

そして、剣が刺さったまま鮮血を撒き散らしながら地面へと倒れ込む。

 

 

「主!大丈夫ですか!?」

 

 

そこで、ようやく事態を呑み込んだハジメ達が彼を呼び掛けながら全速力で彼の元へ走るが、時既に遅く、彼の体に次々と魔法陣が現れ彼の周りを囲む様に魔力のような物が迸っていた。

 

 

ハジメが彼の元へと駆け付けると、彼は吐血しながらも時を止めて言葉を紡いだ。

 

「ハジ…メ…よく聞け…今俺に刺さっているこの剣は封印の剣つって、対象を封印する事だけに能力値を全振りしてる、…対象を封印する事以外に使い道が全くねぇが、逆に言えば対象を設定すれば誰でも封印出来る代物だ、しかも発動条件は無機物有機物に限らず、対象の核となる物を貫くだけで封印が発動する。さらに発動に霊力や魔力とかの特別な力を使った代償は要らない…つまり一般人でも俺なんかを封印出来るオマケ付きだ。」

 

 

その話を聞いたハジメは驚愕した。

 

なんせ、何の力を持たない人間でも、自分や清水たち所か、チートの塊みたいな輪廻すらも刺すだけで軽々と封印出来てしまうのだから。

 

そんな思いを頭の隅に置きながらも、彼は話の続きに耳を傾けた。

 

 

「…勿論、俺ぐらいの力を持つ奴は完全に封印出来る訳じゃないが、それでも力の大半を封印される。…今俺に残っている力は多くねぇ……だが、今から来る奴の相手をする事ぐらいは出来る……だから…」

 

 

 

…その言葉の続きを、彼の友であり、従者としても彼と共に過ごしたハジメは、その言葉の続きを察した。………彼は今から来る奴の相手をする事(・・・・・・)ぐらいはできると言った、…倒せるとは言っていないのだ…。つまり、ハジメ達では敵わないから、彼女達を連れて逃げろ。…という事である。

 

だからハジメは憤った、無論輪廻にでは無く、自分の弱さに、不甲斐なさに、自分の主が危機的状況に陥っているにも関わらず、自分達は足でまといにならぬ様逃げることしか出来ないと言う屈辱に。

 

 

「…だから…彼奴らを連れて逃げろってんですかッ!?」

 

そんなハジメにしては珍しい感情丸出しの言葉に、輪廻は冷静に、それでいて有無を言わせぬ声色で言葉を返した。

 

「…あぁ、お前はユエ達を連れて逃げろ。お前達を逃すぐらいの能力は残ってる。……言いたくは無いが、これは命令だ。」

 

 

流石に、自分の主に命令されてしまえば従う他無いハジメは、自分への怒りで血が出る程強く拳を握り締めながらも、彼に対し傅き頷いた。

 

 

「…はっ!…御命令…承りました。」

 

 

そんなハジメに少々満足気に笑みを浮かべると、輪廻はハジメに近寄りある事を耳打ちした。

 

 

「…ハジメ、最後に1つ言う事がある。」

 

「何なりと」

 

「……………………………………………………って言う事だ、お前達をただ逃がす訳じゃねぇよ。……頼んだぜ、ハジメ。」

 

「はっ!お任せ下さい。」

 

 

そんな輪廻達の会話が終わると再び時は動き出した。

 

 

「輪廻ッ!」

 

時が動き出した瞬間、そんな声と共にこちらへと駆けてくるユエ達。そんな彼女達に向かって腕を振るうと、彼女達の足元に突如としてスキマの様な空間が広がり、吸われるかの様にその空間へと落ちていった。

 

輪廻……と、彼の名を呼ぶ声を残して……。

 

 

 

 

 

それを見送った輪廻は、未だ自分の胸に刺さっている剣を引き抜くと、またしても生み出したスキマのような空間へとぶん投げた。

 

 

そして、手をパッパッとはたくと、誰も居ない空間へと言葉を投げかけた。

 

 

「……いい加減に出て来たらどうだ?気取ってんじゃねェぞこのカス共が。」

 

 

彼が吐き捨てる様にそんな言葉を零すと、誰も居なかった空間に突如としてスキマが開き、そこから人?が三人程出て来た。その中の一人は扇子で口元を隠しながら、彼の言葉に対しての反論の様な事を話しながら、こちらへと少し歩みを進めた。

 

 

「…つれないですわね、かつては共に肩を並べて戦った事もある()でしたと言うのに…。それに別に気取っている訳では有りませんわ…先程まで実際にあなたの張った領域(・・)に入り込めませんでしたもの。それに貴方のお友達も連れてきてあげましたのよ?」

 

 

そんな言葉を零しながら輪廻から5m程の距離で立ち止まる三人。その中から特に見覚えのあるような無いような奴が前へと出て来た。

 

 

「久しぶりだな十五夜。南雲やあの娘達は居ないのか?」

 

 

その名は、かつて魔人族にすら「アホみたいにキラキラしたやつ」とまで言われた、史上最低最悪のクソゴミカスゲロボケクズ勇者(爆笑)ことナイル川ゴリラ(天之河光輝)である。

 

 

 

無論そんな奴とお友達呼ばわりされた輪廻は、額に青筋を浮かべながら言葉を放った。

 

「誰がお友達だボケェ!そんなアホみたいキラキラした仲間を盾にしそうな奴知らねぇよ!巫山戯た事抜かしてっと殺すぞ、紫。」

 

 

まさかのテメェなんて知らねえよ発言に、アホ草勇者(爆藁)が雄叫びを上げ、件を携えながら此方へと向かって走って来た。

 

 

「巫山戯るな!覚えていない訳が無いだろう!それに俺はあの時とは違う!もっと強くなったんだ!それを今からお前に見せ付けて倒してやる!覚悟しろ十五夜!」

 

 

そんな風に叫びながら技を繰り出そうとする天之河。後ろでは扇子で口元を隠しながら喋っていた少女…八雲紫とその式神、八雲藍が、天之河の援護をしようと構えている。

 

そんな状況を力を制限されている中で、ここからどのようにして勝つかを輪廻は思考を巡らせた。

 

 

(…この状態の身体で、あのバカはともかく彼奴らに勝てるかどうか……俺に今残っているのは、この身体の基礎スペックと残火の太刀、それから呼吸とある程度の武器、術式に領域、使いたくはねぇが、夜叉と叢雲。後は魔術や術式、身体強化の為の魔力や呪力と霊力、後は拳闘ぐらいだが………これで行くか。)

 

 

輪廻がそんな風に思考を巡らせている間に天の川が近付き、技を放つと同時に、輪廻は己が持つ武器を召喚した。

 

 

「覇潰!喰らえ!雷吼剣!」

 

 

「来い!我が神器達よ!」

 

 

その瞬間天之河の攻撃に合わせるかのように、天から巨大な両手剣が飛来し、天之河の攻撃を弾き飛ばしたあと、その剣に付随するかのように、天から彼が所持する神器が雨あられと降ってきた。

 

 

「来たか…覇剣アレキサンダー」

 

 

彼が呼んだ名に応じるかの様に彼の前に鎮座する覇剣アレキサンダーが鈍く光る。

 

周りを見渡せば、神話で出てくる様な神器達が並んでいる。

 

覇剣と言われる神器だけでも…アレキサンダー、デュランダル、ガラディーン、ミーティア、ゴライアス、バラガン、ハンニバル、ハデス、ダイアレス、ルシファー、アジダハーカ、バルドル、グリモワール等etc……

 

 

刀でも祢々切丸、布都御魂剣、髭切、雷切、十拳剣、草薙剣、神戸劒、天之尾羽張、天羽々斬、骨食、血吸、岩切、長曽祢虎徹、月詠や九尾、伊邪那美や閻魔、鳴神等etc…

 

 

その他にも魔剣や神剣、霊刀や妖刀、滅剣に神槍、魔槍に霊槍等の伝説の武具達が地面に突き刺さっている。

 

 

それを確認した輪廻は、本来両手で握って振る覇剣アレキサンダーを軽々と右手で持ち上げ、さらに左手で覇剣ダイアレスをも振り上げると、アレキサンダーを方に乗せ、ダイアレスを前へと突き出す形で剣技の構えを取ると、天之河達に向けて煽り文句を謳った。

 

 

「さァ……俺の神器達がテメェらを殺す前に、俺の首を取れると取れるといいなァ?」

 

 

そんな輪廻の煽り文句を受けて、天之河は激情に身を任せ剣を構えたまま輪廻へと向かって斬り込んだ。

 

 

「舐めるなァ!今の俺はお前よりも強い!女の子を洗脳して言う事を聞かせてる奴なんかに俺は負けない!絶対に倒してやる(・・・・・)!」

 

 

間合いを一瞬で詰めた両者の剣が激突する………

 

 

 

 

ガギィン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────

 

 

ギャリィン!カキンッ!ガギィン!

 

 

 

「……ハァ……ハァ……チッ!……もうガタが来てやがるッ……」

 

 

あれから三時間程がたっただろうか?先に息が切れたのは、まさかの輪廻だった。

 

 

(……流石にこの身体のスペックじゃこれぐらいが限界か……にしても彼奴強化され過ぎだろ…神器の耐久力の消耗の方が早え……。)

 

 

そう、輪廻の息が上がっている理由は天之河に有った。以前に戦った(?)時よりも遥かに強くなっているのだ。

天之河の剣技自体はそれ程に脅威ではない。問題は、天之河の持つ剣だ。スペックで言えば、明らかに輪廻の持つ神器達の方が高いのだが、何故か一撃一撃を返され攻め切れていないのだ。

 

……いや、原因は分かっている。天之河の後ろで援護に徹している八雲紫と、その式神八雲藍の存在だ。

 

天之河が前方から剣でひたすら輪廻に斬り込みを続け、その背後から多彩な妖術が飛んでくる。

 

その組み合わせが地味に効くのだ。無論輪廻はその攻撃全てを弾き飛ばすが、その中に武器の耐久力を減らす効果でもあるのか、武器がすぐに消耗するのだ。

 

 

現にあれだけ合った神器の中で残っているのは、覇剣アレキサンダーと霊刀祢々切丸、魔剣グラムに神槍グングニルの四本だけだ。

 

 

(…チッ、残り4本の神器での一斉攻撃……もうそんなもんしか浮かばねぇたァ、俺もヤキがまわったなァ……だがこれで仕留めれなければアレを使うしかねぇ……もしアレで仕留められなければ………いや、今はこれで倒すことだけを考えろ。)

 

 

そんな思考をめぐらせる輪廻に一番耳障りな声が聞える。

 

 

「どうしたんだ十五夜、もう息が上がってるじゃないか。…しかしお前は俺が想像していたより弱かったな。……次で倒す!」

 

そんな人を舐め切った言葉に、輪廻は軽口で返す。

 

「ハッ!俺に封印の剣を刺した上で、他人に強くして貰って、更にドーピングして援護までしてもらって漸く渡り合えてる雑魚が何抜かしてんだクソボケが。」

 

 

そんな輪廻の言葉にイラついたのか、天之河は巫山戯た事を抜かしながら逆上して斬りかかった。

 

 

 

「うるさい!お前が押されている事は確かだ!十五夜、君はもう要らないんだよ。あの娘達は俺が貰ってあげるからさ、君の部下も一緒にね……光栄に思うといいよ、俺の……天之河光輝の踏み台に成れることをね!。」

 

 

天之河がそんな事をペチャクチャ喋っている間に、輪廻は既に行動していた。グングニルに霊力を込めて天之河に向かってぶん投げて、天之河の後ろからは魔剣グラムが浮遊して斬りかかり、自分はアレキサンダーと祢々切丸を握り締めて、天之河の強さの源である八雲紫達に向かって駆け抜けていた。

 

 

 

 

しかし、天之河は身体の捻りと遠心力を乗せた、回転する一撃でいとも簡単にその攻撃を弾き返した。

 

 

「八重樫流奥義 円骨!」

 

 

ガギィン!

 

 

 

(チッ!やっぱ無理か……仕方ねぇ、次だ!)

 

 

それを認識した輪廻は、直ぐに次の手へと移行するため、持っていたアレキサンダーと祢々切丸を紫達の方へとぶん投げ、地面を靴底削りながら次の手である言葉を紡いだ。

 

 

 

「……テメェなんかに使うのは勿体ねぇぐらいだが…仕方ねぇ……布瑠部…由良由良……」

 

 

その言葉を紡ぐと同時に、彼の纏う力が変わった。

先程までの力は霊力や魔力と言った正の気で、今輪廻が纏っている力は、呪力と言う負の気だ。

 

 

その負の気は、紫達の背筋をゾワリと冷たい物が這い上がるような感覚に陥らせる程の物で、彼女達は無意識の内に各々が取れる最大限の構えを取っていた。

 

 

…そんな事は気にもとめず、言葉を紡ぎ終えた彼の傍らには、目に当たる部分から翼のようなものが生え、背中には方陣らしき物が浮かんでいる、まさに異形の者と読んで差し支えない化け物が、彼の影から這い出てきいた。

 

 

その名は………

 

 

 

 

 

 

 

「───八握剣異戒神将摩虎羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼の本気の戦いが今…幕を開けた。

 




感想くれないとアレキサンダーくんがあなたの元へとGOshoot!

高評価とか言わないからぁ!感想だけでも下さいぃぃ!!無いとやる気がバルスするんですぅ!(支離滅裂な言動)

ちなみにまだまだ勇者(笑)ぶっ殺そうのコーナーでは案を募集中でございます。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=268539&uid=294968

7

曇らせや愉悦部は好きですか?(今後の参考にしたりしなかったりする)

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