イレギュラー勇者の異世界召喚   作:伝説のダンボール

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ここからバイオハザードを混ぜていきます。
というか、バイオハザードです。

苦手な方はブラウザバックをどうぞ


バイオハザード編
ラスコール街


 

 

俺は尚文達と別れたあと、すぐに旅に出た。

 

この国の宗教、三勇教が俺を嵌めた可能性をしったからだ。

 

あれから1週間、俺は今寂れた村に訪れていた。

 

俺が道なりに歩いていて、たまたま見つけたから寄っただけで深い意味は無かったが。

 

強いて言うなら、この付近で三勇教の有名な場所で情報収集する為の聞き込みだ。

 

「なあ、あんたら、この付近の街で三勇教が盛んな場所って知らないか?」

 

「ああ、それならラスコール街がオススメだよ。」

 

「ラスコール街はこっから東に行くとあるぞ。」

 

「なるほど。じゃあそこに行ってみようかなぁ。」

 

すると、年老いた老人が「あんた、ラスコールに行くのかい?」と聞いてきた。

 

「ああ、そのつもりだが。」

 

「やめといた方がいいと思うよ。」

 

「どうしてだ?」

 

「最近、あの街では猟奇殺人が起きているんだよ。」

 

「は?猟奇殺人?」

 

「なんでもね、人が食い殺されたって言うんだ。最初は魔物かなにかだと、思ったらしいんだけどね、喰われた時に着いた歯型が人間のものだったんだらしいと聞いたよ。」

 

「爺さん、そんな事起こるわけないだろ。この前俺たちがラスコールに行った時もなんもなかったんだから。気にし過ぎだろ。」

 

…なんかすごいフラグっぽい気がするんだが。余計なこと考えるのはやめとこう。

 

「ありがとう。俺はその街いる時は気をつけるよ。

じゃあ、さようなら。」

 

俺は村から出るとラスコールに向かって歩き出した。

 

 

ーーーーーー2日後の夜、ようやくラスコールに着いた。

 

街に着いたんだが、なんで誰もいないんだ?

これじゃ、盗賊とか来ても対応出来ないんじゃ。

 

とりあえず、街に入ってみようか。

 

…しばらく歩いたのに人っ子一人居ないのはなぜだ?

というか、静か過ぎないか?

いや、こんな大きな街だ。きっと、ギルドかなんかでドラゴンとか倒した祝いで、焼き肉食べ放題パーティーとかでもやってるんだろう。そうだな。そういう事だろ。

 

ん?なんか倒れてる人を発見!ようやく人を見つけられた。というか、倒れてる?とりあえず、助けよう。

 

「なあ、あんた、大丈夫か?」

 

そう言いながら近づくと地面に血が広がっているのに気づく。

 

「おいおい!大丈夫か!?」

 

俺は横たわったまま動かない男の胸に耳を当てる。

しかし、何も音が聞こえない。心臓が動いてない。

 

「クソっ!」

 

俺は急いでだいぶ前に学校で習った心臓マッサージを繰り返す。

 

しかし、何度やっても脈は戻らなかった。

 

すると、路地の方から誰かが歩いてくる。音からして2人。

 

「おい!誰か!誰か来てくれ!!人が死んでる!」

 

歩いてくる音に期待して、振り向くと大柄な男と若い女性がこっちに来ていた。しかし、様子がおかしい。

彼らの様子を確認してみると首周りの部分には血がついていた。

 

「え?」

 

驚き、呆然としている間にも、ゆっくりと確実に近づいてくる。

 

もしかして、こいつらが、あの村の人が言ってた、人食いの正体…?

 

「動くな!そこで止まれ!止まらないと撃つぞ!」

 

俺はそう言って、銃をそいつらに構えた。

 

しかし、一向に止まる気配がない。

 

警告として、足元に撃つ。

 

「これが最後だ!止まらないとほんとに撃つぞ!」

 

それでも止まらない。

 

覚悟を決めて、心臓の辺りに面倒狙いを定め、撃つ。

 

「嘘だろ!?」

 

それは心臓を撃っても、一瞬立ち止まったが、また歩き出す。

 

「!?」

 

革製のブーツを履いていた足に何かが噛み付く。

 

見ると、さっき確実に死んでいた男がブーツに噛み付いていた。ただブーツは分厚かった様で足自体は無事だった。

 

咄嗟に頭を撃つと動かなくなった。

 

…頭?頭を撃って動かなくなる人型の怪物を俺は一つだけ知っていた。

 

ゾンビ。それを理解すると、俺は一気に状況を理解した。

 

「マジかよ。ゾンビなんて、そんなん異世界とかでしかありえないだろ!ってここ、異世界だったわ。」

 

すると、銃声を聞きつけたのか、更に数えることすら面倒くさくなる数のゾンビが押し寄せてきた。

 

「クソ!」

 

俺は直ぐに路地に入り、移動を開始した。

 

すると角で武器屋を見つけた。

 

急いで武器屋に入り、戸を閉める。

 

「動くな!」

 

俺が戸を閉めた瞬間、声が聞こえた。

 

「撃つな!俺は人間だ!」

 

「そうか、済まなかった。もう、生きてるのは俺だけかと思ったてたよ。」

 

生きてるやつにようやく会うことが出来た。しかも銃もあった。

 

「ここで、一体何が起きてるんだ?」

 

俺が武器屋の店主に聞くが

 

「分からない。気がついたら街が、皆がゾンビになって襲ってきた。しかも、こんな状態になった直後、魔法が一切使えなくなった。」

 

「魔法も?一体なぜ?」

 

「分からない。」

 

「というか、なんで銃があるんだ?」

 

「この街はフォーブレイに近いからあっちから銃が流れてくるんだ。」

 

「そういう事か。」

 

そう言うと、武器屋の店主は鍵をかけに、ドアへ向かった。

 

しかし、鍵をかけた直後、ガラス張りの窓を破壊し、ゾンビが武器屋の店主に掴みかかった。

 

「ぐあああああああああああ!!」

 

 

「「「ヴァァ」」」

 

「店主!」

 

直ぐにゾンビの頭を撃ち抜くも、既に店主は事切れていた。

 

「店主…。すまない、ここの武器、借りてくぞ。」

 

そういい俺は伝説の武器以外の剣と銃を持った。

 

しかし、何故か銃以外の武器は持てなかった。

 

すると、視界の端にヘルプが浮かんでくる。

 

ヘルプ・・・伝説の武器と同じ武器種以外の武器は使用する事が出来ません。

 

マジかよ。でも、銃だったらいいんだ。

 

それに気づき俺は伝説の武器以外の銃と銃弾も一応回収した。

 

そして、店を後にした。




ラスコール街はラクーンシティの文字りです。
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