深海棲艦に殺されたら、提督として戦うことになりました。(旧題)一度死んだら提督として戦うことになりました。 作:名無しの兵六
さあさあ、存分に殺し合おうじゃないか。深海棲艦の諸君。おっと、リ級よ、そんなところで棒立ちしているとハンドガンの餌食になるぞ。ほら、頭が吹き飛んだ。ネ級も何を驚いている?懐ががら空きだ。ほら、簡単にショットガンの射程内だ。上半身が木っ端微塵に吹き飛ぶ。
やっと、深海棲艦の艦載機群も覚悟決めたようだ。相打ち覚悟で攻撃してくる。でも、もう遅い。深海棲艦群の中に潜り込めば、ガーディアン・シールドが不要になるほどの生きた盾がいる。それらを利用して、空の攻撃から逃れる。
そんな感じで中衛を殲滅していると、ショットガンの弾が切れた。残りの射撃武器はハンドガンとロング・レンジ・ビーム・ライフル。ふむ、十分だ。
「ミク、潜水艦の反応は?」
「んー、今のところはありませんね。泊地に戻ったら曳航式のソナーでも作ります?」
「そりゃあいい考えだ。生きていればな。」
「生き残れますよ。センサー見てください。」
「ん、これは、ヘリボーン艦隊か?随分と早いご到着になりそうだな。」
「そういうことです。深海棲艦の増援が着く頃には合流できます。」
「なら。艦隊の負担をもう少し減らしてやらんとな。」
ミクと雑談しながら、中衛の深海棲艦群を
「ハンドガン、弾切れです。カンバンですよ。海斗さん。」
「おう、了解。んじゃ、ビーム・サーベルの出番だな。」
ビーム・ライフルを連射しながら、ビーム・サーベルを抜き放つ。そう、このロング・レンジ・ビーム・ライフルは連射できるんだよ。『逆襲のシャア』のνガンダムのビーム・ライフルみたいに。ミクに聞いたら、「ビーム・マシンガン並みに連射もできて、ハイ・メガ・キャノン並みに最大出力でも撃てるようにしときました。」ということらしい。いやあ、ロマンだよねー。ちなみにビーム・サーベルもハイパー・ビーム・サーベル並みの出力まで上げても問題ないらしい。
というわけで、中衛を殲滅して後衛の空母機動艦隊群と戦艦打撃群、それに輸送艦・補給艦群の始末に取り掛かりますよー。まずは、敵艦載機の舞う空にロング・レンジ・ビーム・ライフルを最大出力で薙ぎ払うように撃ち、敵艦載機群を消滅させていく。ビーム・ライフルをチャージ中はビーム・サーベルの二刀流で敵深海棲艦群を切り裂いていく。戦艦の厚い装甲もビームの前にはアイスクリームのように溶断されていく。
そんな感じで、深海棲艦を駆逐していると、
『こちらアスター02。シエラ01応答を。』
「『シエラ01だ。どうした。』」
『ヘリボーン艦隊の射程内に入りました。退避を。』
「『ネガティブ。俺ごと撃つように。命令だ。』」
『・・・了解しました。』
数十秒後、後方から飛んできた砲弾が深海棲艦群に着弾するのを確認した。
「この威力、重巡がいるな。楽になりそうだ。『こちらシエラ01。アスター02、ヘリボーン艦隊は現在交戦中の深海棲艦群ではなく、その後方の第二波に向けて欲しい。可能か?』」
『アスター02。了解しました。』
「『こちらシエラ01。幕僚長閣下、深海棲艦の侵攻艦隊第一波は小官のみで防ぎきれます。残りは、戦艦と空母が数体に輸送艦・補給艦のみです。』」
『わかった。他のヘリボーン艦隊は第二波に向けるように指令を出す。以上か?』
「『以上です。』」
『よろしい。取りこぼしが無いようにな。』
「『了解。』ミク、聞いた通りだ。残りの敵を殲滅する。」
「わかりましたー。でも、通信中に空母も戦艦も沈めちゃいましたから、輸送艦・補給艦のワ級のみですねー。」
「それでも、1体でも上陸させるわけにはいかん。」
「ですねー。あ、後方では深海棲艦第二波への砲撃戦が始まっているようですよ。」
「それは
というわけで、有効な反撃手段を持たないワ級は逃げまわるのみで、俺に捕捉され次第、沈められていった。ようやく最後の1体を沈めると、一気に周囲が静かになった。遠くからは砲声が聞こえる。それに交じってジェット機の排気音も。みんな、深海棲艦第二波にかかりきりだ。
「ミク、今のところの俺の戦果は?」
「えーっとですね。戦艦102体。空母・軽母143体、重巡176体、軽巡・雷巡236体、駆逐427体、輸送艦・補給艦378体ですねー。」
「はん、バケモンだな?」
「幕僚長が言っていたように“鬼神”でしょう?」
「そうだな。そうだった。さて、『こちらシエラ01。アスター02、深海棲艦第一波の殲滅を終了した。戦果は、戦艦102体。空母・軽母143体、重巡176体、軽巡・雷巡236体、駆逐427体、輸送艦・補給艦378体。以上だ。』」
『アスター02、了解。あー、幕僚長閣下より、通信です。中継します。』
『やってくれたな湊少将。いや、これだけの戦果を挙げたのだ。昇進させんとな。さて、貴官の活躍が陛下のお耳に入った。覚悟しておけ。以上だ。』
「『覚悟とは何ですか!?幕僚長閣下!?』畜生、切りやがった。実家に帰ったら、叔父さんの作ったガンプラを俺色に染めてやる。」
「まあまあ、落ち着いて。あ、これは・・・。」
「どうした?ミク・・・。って、うお、海が光っている。」
「・・・新しい魂と心が宿っていくのがわかります。艦娘が誕生します。海に還ったモノ達が海から還ってきます。」
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次回は近いうちに投稿します。