「オーっすどうも長谷川です。このへんちくりんな小人に誘われて提督にスカウトされました。好きな女性は胸が大きくてダメ男でも許してくれる人です。よろしく」
「転生妖精さん本気ですか? 大丈夫ですか? あいにく頭の治療は専門外ですよ」
「なんですのこの小汚ないおじさんは! こんな人物が指揮官なんてジオンにも敵の連邦にもいないでしょうね!」
「う、う~ん、おじさん難民とか移民とか疎開者とかじゃないデース?」
「うん。痩せすぎだ出直してこい!」
艦娘全員拒絶
「おいおい転生妖精さんよ~、全員に振られちまったじゃないの。どうすんのさ」
「徐々に信用を得るです! 真面目に働けばそのうち心を開いてくれるですよ。あとは身だしなみですね。先に風呂に入ってもらえばよかったです」
「じゃあ風呂場に案内頼むぜ~、こんだけ豪華な基地だから風呂場も凄いんだろ、おじさんワクワクが止まらねぇんだけど」
「こっちですよ」
「どう思う?」
提督と紹介された男についてマキーネが他の皆に問いかける
「1.汚い、2.おじさん、3.臭い」
「転生妖精さんどこで拾ってきたデース?」
「あんなのが指揮官なんて私は認めないわよ!」
「O.K.でも転生妖精が連れてきたってことは転生妖精には何か考えがあるんでしょ。私的には成長に期待と評価しておくわ」
「あんなの成長なんかしないわよ」
「ナチの意見を一部聞くのは癪ですが、宇宙人みたいに頭ごなしに否定するのもよくないと思います」
「とりあえず様子見しかないデース! 私達は私達ができることをするデース!」
「なぁ転生妖精さんよ~、俺が思うにこの基地は娯楽がすくねぇなんとかならねーか?」
「テレビもラジオも御菓子製造機も一門達が作る料理もあるですよ?」
「チッチッチッ、ギャンブルだよ。ギ・ャ・ン・ブ・ル!」
「ギャンブルですか?」
「そうそう。戦闘訓練、演習どちらも鍛えるのには良いけどよー足りねーよな貪欲な勝利への執念とか欲の制御とかよ」
「確かに利があるです」
「だろ~、金の替わりになる賞品が有ればベストだがなんかあるか?」
「う~ん、1ヶ月準備させてくれです! 他の妖精さんも遊べるようにしたいですから」
「たのむぜー」
長谷川提督が遊びたいだけなのはわかるけど娯楽が少ないと唯でさえ地下で開放感が少ない場所だから発散できる物は1つでも多い方が良いです!
「いけーさせー」
「にげろにげろにげろです!」
「こんげつのおかしぜんぶつぎこんだです! かて!」
航空機レース大好き妖精さん達
「3カード」
「残念デース! 2ペア」
「よし勝った! ワスカラン賞品を渡しなさい」
「うぅ~、どうぞデース」
「ふふ、この御菓子類やフルーツ缶詰がたまらないのよ」
「うぅ、私の桃缶がデース」
カードに
「赤の12! 13! 14! どれか!!」
「黒ですわ確率は2分の1」
「とまるです!」
「そこです!」
「黒の11」
「ぎゃぁぁぁ! また外れた!」
「ふふ、これで負けは無くなったわ! もう人勝負よ!」
「あぁおかし」
ルーレット
その他にも各々様々なギャンブルを楽しんでいた
長谷川提督が着任して約10ヶ月
相変わらず提督とは認められていないが用務員程度には使われており、一応基地の仲間とは艦娘達から認められたらしい
「長谷川提督ついに……ついにズゴックの燃料をフルで精製できるようになったです!」
「おぉ、それは目出度いじゃないの! 鯛をつまみに乾杯ってか!」
「長谷川提督が鯛食べたいだけですよね?」
「ありゃーバレた?」
「違うです! ズゴックの燃料精製施設建設で馬鹿みたいに資材と時間を費やしていた為に新しく艦娘の建造をしてねーですから、長谷川提督に艦娘が産まれる過程を見て欲しいです!」
「な~るほど、じゃぁおじさんボインボインの優しいお姉さん建造したいなぁ」
「どんな艦娘が出るかはわからねーです! 資材の量とかである程度コントロールできるかもしれねーですが……」
「……実際欲しい艦とかあるのか? 大和型みたいなのとか」
「いや、それを決めるのは提督の仕事です。最初の4人は提督が居なかったから造っただけです」
「わかったよ~し、待ってろボインボインの女の子!」
一瞬見えた仕事モードとの落差よ……です
「ここに素材を入れるんだよな」
「そうです」
「どれくらい時間がかかるんだ?」
「艦によってバラツキはあるですが……だいたい半日から1日でできるです! ただ、何分オーバーテクノロジーなので調整や整備でクールタイムが1日必要です」
「ちなみに転生妖精さんよ、これだけ資材が有ればどれくらいの艦が造れるんだ?」
「そうですねぇ……3隻位ですかね」
「製造ラインも3隻分だよな。じゃあ全部入れてしまおう」
「一応の備蓄も有るですから提督の好きにどうぞです!」
「よ~し、良い艦娘でろ~!」