完全に書き直しています。
前に投稿していたものよりは
はるかにクオリティが上がっておりますので御安心して彼の過去編今どうぞ。
キィィィィィイ ドゴォォォォォォォン
( 俺は…死ぬのか…でも、最後に人を助けられて良かっ…)
「海斗君!」
こうしてこの世界の住人、雨宮海斗は命を散らす、寸前、何の因果かとある世界に入り込んでしまうのであった。
その世界は、この世界では伝説とされていた、妖怪や神か住まい、そして人間と妖怪が均等になる世界。
幻想郷
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「今は負けようとも待っていろ!千年の時が流れば再び此処を破壊し尽くす!そして、どんな手段を使ってでも奴らと貴様らを、殺す!!」
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目が覚めると森の中の様だった。
「…此処は何処だ?確か俺は車に跳ねられたはず…」
そうだ、俺は信号無視して突っ込んで行った車から子供を庇って跳ねられたはずだ…
なのに何故生きているんだ?いや、今はそれどころじゃない、何処かに人が居そうな建物は無いのか?
俺がそう思いながら森の中を歩いていると、赤い鳥居が見えて来た。
人が居るかも!そう思った俺は鳥居まで走った。
そうして走って分かった事が有る、
「あれ?全然疲れないし、前より身体が軽い気がする…」
そう、走っても全く疲れないのだ、確かに俺は中高と運動部だったがこんなに走って疲れなかったことは1度もなかった。
どうしてだ?そう疑問に思いつつも神社らしき場所の入口らしい鳥居を潜ると、
「ん?…あんた見ない顔ね?何処から来たのかしら?」
何故か巫女服の女の人が居た。
しかし海斗は気にすることも無く話を進めた。
「俺は雨宮海斗、事故にあったはずなんだが、気付いたらここにいたんだ、ここが何処か教えて貰ってもいいかい?」
そう言った彼の言葉に、霊夢は掃除をする手を止めて、彼女を呼んだ。
「紫ー、見てるんでしょ?ちょっと出て来なさい、1人見なれない顔が居るから。」
霊夢が虚空に向かってそう言うと、一人の女性が霊夢の後ろから現れた。
「…どうしたのかしら?霊夢」
霊夢の後から現れた女性は、年齢で言うと二十代後半位に見える金髪美女だった。
「ええ、なんか見慣れない顔が居たから言っておこうと思って、」
「そう…じゃあ取り敢えず私はこの子を返してくるわ。」
何やら2人が話し込んでいるようだが、自分には理解できなさそうな話だったので待つことにしたのだ。
「何で?別にいいじゃない人間の一人や二人ぐらい。」
「…そうじゃないの、今年は
「まぁ…それもそうね。」
どうやら自分に対しての処遇が決まったらしい、二人がこちらへと歩み寄ってくる。
「…と、言うわけであなたは元の世界に返すことにしたわ。それじゃぁ今から送るわよ。」
そう言って紫と呼ばれた女性は俺の方へと手を向けると、何やら詠唱のようなものを行っているらしい。
しかし…
「あら?何故この魂は送還出来ないのかしら?まぁいいわ、それより貴方」
そんな風に急に呼ばれたのでビックリしたが、すぐに答えた。
「何ですか?」
俺がそんなふうに聞くと彼女は困ったような顔をしながらも説明してくれた。
「…何故かは分からないのだけれど、貴方の魂と肉体をあちらの世界へ送ることが出来ないの、だから暫くの間はこちらで過ごすことになるけど、良いかしら?」
こちらにしばらく住むことになるが大丈夫か?と聞いてきたので、ちゃんと返事をしておいた。
「はい!大丈夫です。」
紫は彼が元気に反応したのを見ると直ぐにどこかへと行ってしまった。
「…寝る場所とかどうしようかしら……しかない、紅魔館に行きましょう。あんた、着いて来なさい。」
そして、ひとつの物語が幕を開けたのであった。