沖田さんと行く!人理修復の旅   作:青い灰

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完全に思いつきで暇潰し。
こんなの楽しそうだなー、と。




番外編 カルデアゲーム大会!

 

「「ゲーム大会?」」

 

「はい!」

 

 

首を傾げる俺と立香。

その目の前でにこやかに笑うのは、胸に大きく

Basterとロゴの入ったダサいTシャツを着た

ゲーマー・インフェルノもとい、巴御前だ。

 

 

「この新カルデアにも人が増えてきましたし、

 しかも異聞帯の方々までいらっしゃいました。

 そこで、色々な方々との親睦を深めるため、

 ゲーム大会をしようと思い付いたのです」

 

「相変わらずのゲーム脳だね巴さん」

 

「えへへ、それほどでも」

 

「多分それ褒めてないぞ」

 

 

ちなみに沖田と沖田オルタは出てマシュと共に

甘味処(3時のおやつ)へ行っている。子供かな?

 

それにしても、ゲーム大会か。

実は、娯楽として遊んでいたゲームは大好きだ。

 

実はPCで面白かったゲームをやっていた

記憶があるが…………なんだったっけ。

ノベルゲーだったが………えーと……

魔法の夜……じゃなくて…………駄目だ、思い出せん。

 

 

「どんなゲームするの?RTA?」

 

「いえ、ここはトーナメントで一位を決めます」

 

「トーナメント?」

 

 

ということは、まさか?

 

 

 

「そう、格ゲーです!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

格ゲー。

それは、燃える戦いである。

 

 

「才能の無駄使いってこういうことを言うんだな」

 

「あはは………」

 

 

なんと、バベッジ、ニコラ・テスラ、

エジソン、エレナ、孔明先生、ダヴィンチなど

作製者としては素晴らしいサーヴァントたちが

(珍しく)手を取り合って作成した格闘ゲーム。

 

なんとカルデア中のシュミレーションの

データを入力、カルデアのサーヴァント全員が

参加できるゲームらしい。

なんと彷徨海に入ってすぐに製作に取り掛かって

いたらしく、もうバグの1つも見られないとか。

 

そして現在参加し、

凄まじい戦いを繰り広げているのが。

 

 

「カルナァァァァ!!!」

 

「アルジュナァァァァ!!」

 

 

絶滅とは是、この一刺し。

神性領域拡大、空間固定。

 

それぞれのオリジナルロゴが入った

だっせぇTシャツを着たインド兄弟である。

 

 

「全ては些事………」

 

「な、なんですとぉぉぉ!?

 拙者が、拙者が負けたでござるか!?」

 

 

その横では、行くでござる!、プララヤ、

それぞれのロゴTシャツを着た

なんか凄い神と下品な海賊が

戦いを終えたところだった。

 

 

「これコントローラー壊れるだろ」

 

『安心しなよ、コントローラーなら

 専用パッド合わせて200台用意してあるんだ♪』

 

「あ、そうなんだ」

 

 

ちなみにこれ、準々々決勝である。

俺は意外と強かった魔王ノッブに勝ったところ。

今は立香と二人で鑑賞中。

 

ちなみに、これを始めた件の彼女はインドの

施しの英雄に負けていた。すげぇな施しの英雄。

ダヴィンチはアナウンスをやっている。

 

立香、マシュは見守る側である。

負けた奴は見守る側へシフトする。

そんな戦いが、かれこれもう12時間である。

 

 

『さぁて、準々々決勝、

 インド兄弟の戦いも大詰めだー!』

 

「「うぉぉぉぉぉ!!!」」

 

 

生中継が各サーヴァントの部屋でされており、

マジで盛り上がっている。

まぁ因縁の戦いをゲームで出来るって

お前たちそれでいいの?とは思うが。

 

準々々決勝なので、

その時点で残っているのは俺含めて16人。

さっき哀れな黒髭が落ちたので15人か。

 

 

「なんか嫌な予感するんだよなぁ……」

 

『おおっとこれは!?』

 

「あっ」「ん?」

 

 

立香が呆然とし、ダヴィンチが驚愕。

インド兄弟のゲーム画面では………………

 

 

「馬鹿、な………」「見事だ…………」

 

 

drawの文字が表示されていた。

つまり、相討ち。

……………なんかすげぇなインドって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、俺の準々決勝の相手になるのは───

 

 

「ふはははは!!まさか真機、

 貴様が勝ち上がってくるとはな!!」

 

「何してんすか王様」

 

「たわけぇ!!

 周回で弾にされる気持ちが貴様に分かるか!?

 これは休暇を利用した(オレ)の粋な計らいだ!!」

 

「なんか色々ごめん王様」

 

 

『そして、命の価値に区別なく!』

…………なんか幻聴が聞こえた気がする。

疲れてるのかな、俺。

相手はキャスターの英雄王。

そう言えばさっき太陽王(ファラオ)と激闘繰り広げてた。

 

 

他のところは

神ジュナvsセイバー両儀式、

柳生さんvs沖田、

アラフィフvsホームズとなっている。

 

 

色々おかしい気がするのは俺だけなの?

 

つーかセイバー組多くない?

沖田さん勝ち残ってるの?

柳生さんと式は何やってんの?

ハメ技多用する紳士と探偵はズルくね?

 

 

「突っ込みが追いつかない」

 

「見て見ぬフリだ、たわけ」

 

 

流石は賢王、常識(?)人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おおっと、決着がついたぞー!』

 

 

 

 

「ほう………」

 

「ふふっ、流石は神様、お上手だったわ」

 

 

 

「……ふっ、中々楽しめた。

 これにて、終いとするか…………」

 

「沖田さん大勝利ー!

 な、なんとか勝ちましたー!!」

 

 

 

「おや?どうやら手が滑ったようだ」

 

「のおぉぉぉ!?

 自爆って、自爆ってなんだホームズ!?

 それ絶対におかしいよネ!?」

 

 

 

「ふははは…………勝ちは譲ってやる、我は寝る!」

 

「お疲れ様です王様」

 

 

 

結果はこんな感じ。

うん、なんかおかしいよねやっぱり。

 

勝ち残ったのは、俺、剣式、沖田。

 

形式上は俺が式と戦うことになって

沖田はシードになるわけだが。

 

 

「つーか何やってんのさ………」

 

「ダメかしら?」

 

「いやダメじゃないけど

 ………まぁ楽しそうだしいいわ(諦め)」

 

「ふふっ♪」

 

 

本当にこの人フワフワしてるよな…………

実は彼女にはよく揶揄われる。

たまには仕返しするのもいいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つ、つっよ…………ギリギリ勝てた……」

 

「あら、負けてしまったわ。

 このまま優勝してしまおうと思ったのだけど」

 

 

ギリギリ、HPバーを1ドット残した状態で

ゲーム内の式を斬り伏せる。

マジで強かったよ式さん………

 

 

「ふふっ、それじゃあ私は退場するわね」

 

「あぁ、お疲れ」

 

「えぇ」

 

 

…………不思議な感覚だ。

もしかしたら、と、考えてしまうのだ。

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、と。

 

 

そんな筈はない、今が全て、か。

それもそうだよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁともかく。

これで、決勝。残る相手は………

 

 

「「……………」」

 

 

これで戦うのは二度目か。

一度は現実、次は仮想。なんともこれは。

 

 

『まさかまさかの唯一の主従対決!!

 立香ちゃんのサーヴァントが全て脱落、決勝、

 真機くんとそのサーヴァント、沖田総司だけ!

 これは盛り上がって来たぞー!!』

 

「すげぇなお前、どうやって勝ち残ったんだ?」

 

「根性です。もちろん、

 マスターにも負けるつもりはありません」

 

 

根性スゴイナー(棒)。

こいつ戦闘続行スキルでも持ってんのか?

俺も沖田も専用のゲームパッドだ。

 

 

「マスターとはいえ、容赦はしませんよ」

 

「同じく。容赦はしない」

 

 

そして、優勝を賭けた戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果……………

 

 

「やった、やりました!!

  沖田さん、大勝利ー!!!」

 

「……なん、だと…………」

 

 

負けた。

いや思った以上にサーヴァントも

ゲームの実力は侮れないなー、と思った。

 

と、ダヴィンチと所長がやって来る。

 

 

「はっははは!

 見事だったぞ橘真機、沖田総司!

 昔に見た映画のように

 ポップコーン片手に盛り上がったぞ!」

 

「おめでとう沖田さん、これは優勝賞品だよ」

 

 

ダヴィンチが沖田にプレゼント箱を手渡す。

 

 

「え、賞品とかあったんですか!?」

 

「まぁね。その辺、抜かりはないよ」

 

「うむ、よく頑張ったな真機、

 負けて悔しいだろう、泣いてもいいぞ」

 

「新所長あとでポップコーン貰っていいですか」

 

「あれー、私心配したのになー」

 

 

沖田がプレゼント箱を開ける。

座っているので見えないが…………

 

 

「?…………えっ!?

 ちょ、えっ!?なんですかコレ!?」

 

「むふふ~まぁ最近は少し落ち着いてお楽しみも

 増えたんだろうし………これはダヴィンチちゃん

 からのささやかなプレゼントさ♪

 ま、さっき現像したものなんだけどね?」

 

「何が入ってたんだ?」

 

「あぁぁ!?マスターは見ないで下さい!!」

 

 

慌てふためく沖田を見て俺は首を傾げる。

 

 

そして、俺の知らないところで

それはモニターに写し出されていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、一枚のとある写真。

 

青年と少女の選択と約束の写真。

 

 

 

 

人理修復の果て。

その時、ダ・ヴィンチが写真として収めたものだ。

 

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 

 

 





うまく描けたと思うんだ。
だから下手とか言わない、ね?(圧)
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