いや、別によくね?って思うんですよ。
そこまで嫌いになれんのです、ゲーティアとか。
その辺の悪役の方が主人公より好き。
あっ、レフは死んでね?
後はバルバドスも殺していい?でも死ぬな(辛辣)
もし、召喚されたサーヴァントが違ったなら。
有り得たかもしれない、この物語。
これはその、更に有り得たかもしれない物語。
その一端。
人と相容れぬ獣は、青年と何を見るのか。
「サーヴァント、アサシン。
召喚に応じ、参上しました♪」
おちゃらけた風貌、口調。
存在そのものが胡散臭い。
本来なら、異聞で戦う筈の獣。
だが、何の因果か、彼女は此処に顕れた。
「私を呼ぶなんて…………大当たり~♪
おめでとうございます、マ・ス・ター?」
「…………は?」
「あらあら、自己紹介がまだでした。
反省反省、では改めて」
ニヤリと、黒い笑みを浮かべて。
彼女は腰に手を当てて、言ったのだ。
「サーヴァント、
マスター、よろしくお願いいたしますね?」
「コヤンスカヤ………聞いたことないわね」
「私もありません。何者でしょうか?」
「さぁ………まぁいいんじゃない?」
そんな言葉が聞こえてくる。
やはり人間はこんなものでしょうねぇ。
だがこのマスター、想像以上に人間辞めてますね。
どうやら私たちと似た者同士だったり?
「アサシン、でいいのか?」
「いえいえ、コヤンスカヤでお願いします♡」
「そうか、じゃコヤンスカヤ、早速だけど」
「えぇ、なんでしょーか?
どぉんな命令でも申し付け下さいませ♡」
「敵だ」
「は?」
回りを見回すと汚ならしい骸骨どもがわらわらと。
つーかこのマスター、
色仕掛け耐性スキルでもついてんですか?
魅了スキル全然効果を発揮してませんね………
もしかしたら女性の
頼れるところに惚れちゃうタイプ?
ならば仕方ありませんねぇ………
「私めにお任せを。
骨抜きにして差し上げますわ」
「いや流石にこの数はキツイだろ、
まずは戦い方を見せてくれ、合わせる」
「えっ?あっ、はい」
なんなんですかこのマスター………
やっぱ吐き気のする良い人………
って感じじゃないですねやっぱり。
「銃とかあります?
私、あまり前線は好きではなくて」
「そうなのか、
そりゃ気が合うな、ほら」
「へ?」
なんとマスターは銃を生み出したのです。
生成した?………何はともあれ、これは凄い……
初めて見る魔術の属性でもあるんですかね?
投げ渡されたショットガンを受けとる。
本物ですね………銃弾も込められてますし。
「俺が前に出る。マシュ、行くぞ!
コヤンスカヤは援護射撃、頼んだ!」
「了解でーす♪」
銃をぶっぱするのは良いんです。
それにしても召喚したばかりのサーヴァントに
背中を預けますかね普通。
信頼………もあるかもですが、
どちらかと言うと、切羽詰まってる、
と言った感じですかね。
「それにしても凄いですね……
意外と肉体派なんです、マスター?」
「職業柄、だ!」
「一体どんな職業でして?」
「口よりっ、手を動かしてくれ!
俺ばかりじゃなくてマシュたちにも頼む!」
「…………承知しましたー♪」
職業柄、ですか…………
その血の染み付いた匂いで何となく察せますけど。
しかしまぁ、仲間
このマスターとはもしかしたら
仲良くやっていけるかも知れませんね♡
嗚呼、悪性の獣よ。
人理の旅で其は何を見る。
獣に堕ちるか、それとも────
どうでしたかね?
アサ狐実装はよ。
陳宮で撃ち出せる日も遠くはない、気がします。