沖田さんと行く!人理修復の旅   作:青い灰

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なんか凄い速度でUA伸びて怖い。
嬉しいんですけどね。




第7話「影の弓兵」

 

俺たちは洞窟の奥にあるという大聖杯を

目指して薄暗い洞窟の中を進む。

 

 

「あ、真機先輩!聞いて下さい、

 私、さっきの戦闘で宝具を使えたんです!」

 

「宝具って言えば………あの宝具か?

  凄いじゃないか、マシュ!」

 

 

宝具はサーヴァントにとって切り札だ。

マシュはデミ・サーヴァントの身でそれが

使えるというのは凄いことではないか。

 

 

「今度お見せしますね!」

 

「あぁ、楽しみにしてるよ」

 

「はい!」

 

 

嬉しそうだなー。

なんだかこんな嬉しそうな人を見ると

こちらも嬉しくなってくる。

 

まぁマシュが嬉しそうで何より。

 

 

「うー………私の宝具も凄いんですからね」

 

「勿論。沖田のも見るのが楽しみだ」

 

「ふっふふ、私の全力をお見せしますよ」

 

 

「こふっ!?」ってなるのが心配なんだよなぁ。

沖田は宝具を使わせたら早く下がらせよう。

確かに強力そうだが、その一撃で敵を

倒しきれなかったら不味いだろうし。

 

と、俺は兄貴がこちらを

じっと見ているのに気づく。

 

 

「………」

 

「ん、どうしたんだ、兄貴?」

 

「俺はお前の兄貴じゃねぇんだが………まぁいい、

  いや、なんでそいつが召喚されたのか、ってな」

 

「どういうことだ?」

 

「召喚されるサーヴァントは

 土地に引っ張られたりするもんなんだよ、

 お前さん、そいつに会ったこともねぇんだろ?」

 

「初対面だな」「初対面ですね」

 

 

まぁ、確かにそうだが。

 

 

「ここが日本だからじゃないか?」

 

「ん、あぁ、それもそうか………

  ───そういうことにしとくか」

 

「………?

 なぁ兄貴、1つ聞いていいか?」

 

 

俺は気になっていたことを聞く。

俺は兄貴を真剣な目で見る。

彼を疑うつもりはないが………

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

「……………やっぱ鋭いな、坊主」

 

「アンタを疑うわけじゃない。

 確かにアンタは俺たちの味方だ。

 だって俺たちの方に味方した方が劣勢だ」

 

「なるほど、確かに。

 キャスターのあなたが敵側に回ればすぐに

 私たちは壊滅させられるでしょうし」

 

 

キャスターは黙って前を歩く。

沖田も気づいたようだ。

 

 

「今は関係ねぇことだ。なぁ、門番!

 相変わらず聖剣使いを護ってんのかよ!」

 

 

突然、キャスターが洞窟の奥へ

声を投げ掛ける。

 

俺たちは洞窟の窪みに座る

影にそこで気付き、戦闘態勢を取る。

 

 

「私は門番になったつもりはないがね。

  つまらん来客を追い返す程度はするさ」

 

「けっ、門番ってのはそれを言うんだよ」

 

 

黒い影ははっきりと喋っている。

確かに、この雰囲気はさっきのライダーとは

何かが違う。

明確に目的を持っているように感じるな。

 

 

「兄貴、立香たちと先に行ってくれ。

  このアーチャーは俺と沖田がやる」

 

「大丈夫か?」

 

「行けるか、沖田?」

 

「ええ、万全です!」

 

 

俺は立香たちを見る。

マシュがアーチャーの動きを警戒している。

俺は立香へと叫ぶ。

 

 

「立香!所長と兄貴と先に行ってくれ!」

 

「えっ!?でも……」

 

「問題ない!行ってセイバーを倒せ!」

 

 

俺はマシュヘ目線を送る。

 

 

「先輩、ここは真機先輩に任せましょう。

  あの2人ならおそらく、大丈夫かと」

 

「………っ、分かった!

  気をつけて、頑張って!」

 

「おう!」

 

 

兄貴を含めた4人がアーチャーの横を通りすぎて

先に進んでいく。

アーチャーは手出しをしなかった。

 

 

「止めないんだな?」

 

「止めても無駄なことくらい分かっているのでね」

 

 

俺はアーチャーへ銃を向け、

背中からは既に沖田が降りて刀を抜いていた。

 

無論、彼に余計なことなどしてほしくはない。

 

 

「アーチャー、お前みたいな正義の代行者が

 そんなことやってていいのかねぇ?」

 

「………どこかで会ったか、お前とは」

 

「忘れてるなら別に構わないけどな。

  俺にとっては衝撃的だったが」

 

「マスター?知り合いですか?」

 

「あっちは忘れてるみたいだけどな」

 

「さて、話はここまでだ」

 

 

アーチャーは魔術、投影魔術を行使して

巨大な弓を構え、こちらに向ける。

 

俺たちは、影となった正義の代行者と対峙する。

 

 

 






思えば特異点Fって謎まみれですよね。
なんでキャスニキ敵じゃないんだろう……?
怪すぃー………


キャスニキの台詞━━━━━━━━━━━━━━━

「泥に飲まれちまって目まで腐ったか?」
→シャドウサーヴァント襲撃時の影鯖への台詞。
 聖杯の泥の描写はなかった。
 アンリ(もしくは″この世全ての悪″)もいなかった
 (セイバーオルタはいたが、アンリは幕間のみ)。


「残ったのはサーヴァントだけだった」
→アサシン、ランサーの襲撃後の台詞。
 キャスニキのマスターはどうした?
 セイバーオルタたちは大聖杯からだろうが、
 敵対していたキャスニキは魔力の供給は
 どこから行っていたのか。
 (最初は敵対してなかった?)


「真っ先に聖杯戦争を
 再開したのはセイバーのヤツだ」
→上記と同じ時に発言
 再開、とはどういうことか。
 聖杯戦争が終わった後の世界ではない?
 中断されていた、という可能性。


「さっきの2人よろしく、
  真っ黒い泥に汚染された」
→上記と同じ時に発言。
 なぜ聖杯の泥ではなく、〝真っ黒い泥〟なのか。
 ケイオスタイドのようなものなのか?


「オレの目的は聖杯戦争の幕引き」
「永遠に終わらないゲームを進めよう」
→この特異点の終わりを示している。
 後者の台詞ではアンリの台詞である、
「さぁ、聖杯戦争を続けよう」と酷似している。
 これは気のせいかな?


「何からセイバーを守っているか知らんが」
→シャドウサーヴァントとしてのエミヤへの台詞。
 何から、と言っているのでカルデアではない。
 どうやらセイバーオルタ組、カルデア組以外の
 第3勢力があるのではないのだろうか。
 ↓
 エミヤは
「つまらん来客を追い返す程度の仕事はするさ」
 と、言っており、つまらん来客のカルデアとは
 また違う本命の敵が存在するのかも
 知れないことが分かる。

 2人の会話
兄貴「永遠に終わらないゲームなんざ退屈だろう?
   良きにつけ悪しきにつけ、
   駒を先に進ませないとな?」
弓兵「その口ぶりでは事のあらましは理解済みか。
   大局を知りながらも自らの欲望に熱中する…」

意味深ですよね。
「事のあらまし」って何。
大聖杯の特異点の事ではないような感じもします。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

つーか、金ぴか英雄王と農民超人剣士はよ。
どこ行ったの、あの2人。

キャスターがメディアから
()()()()()()()()()
に変わったのは明かされましたが………

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