本格的な戦闘編。
沖田さんが長期戦が苦手ですから
出来るだけ瞬殺したいんですが、
対サーヴァント戦ではそう言う訳にもいかなくて……
あ、今回は本格的に
人間やめてる主人公が見れます。
(書いてる終盤に太陽王戦を思い出す)
あっ………ど、どうしよう、あの連戦キツくない?
「はぁッ!」
「ふッ!」
2人が刀と剣を打ち合わせる。
影のアーチャーの二振りの双剣が沖田に
迫るが、沖田は素早い身のこなしで避けていく。
俺は沖田の反撃から距離をとったアーチャーへ
走りながらライフルを撃ち、接近する。
「マスターながら接近戦とは、
狙われる対象になることを、理解しろ!!」
アーチャーは銃弾を双剣で弾き、
弓を取り出し、巨大な矢を放つ。
「職業柄ッ、戦闘だけが俺の取り柄でな!!」
俺は自身の血液に魔力を流し、
文字通り全身に身体強化を施して矢を
左手で掴み、握り、へし折る。
「何!?」
「魔術師舐めんなァ!!」
俺は足へ更に強化を施し、
足裏からジェット噴射の要領で
アーチャーへと急接近。
同じように引き絞った右腕の肘から
魔力をジェット噴射。
アーチャーへ拳を放つ。
「ッ、〝
アーチャーの俺へ向けた掌から
5枚の光の盾が花弁のように展開される。
結界か………!!
「ぐッ…………!?」
魔力によるジェット噴射した俺の拳は
盾の中央に激突。
凄まじい爆風が起こり、盾を破壊する。
「バカな!?」
俺は反動で後ろへ弾き飛ばされる。
ダメージを与えることは出来なかったが、十分だ。
「沖田ァ!!」
「せあぁッ!!」
「くッ!?」
俺は吹き飛ばされる瞬間に名前を呼ぶ。
沖田がアーチャーの背へ刀を振り抜くが、
前へ跳んだアーチャーに回避される。
俺は地面へ受け身を取って片膝をつく。
「チッ、はぁ、はぁ、
間合いを間違えましたか……!」
「はぁ、っ、はぁっ、ふぅっ、くっ……!」
不味い、疲労が出てきた。
今の不意討ちで終わらせるつもりだったんだが。
あまり長期戦はしたくない。
「どうやら長期戦は苦手なようだな」
「はぁーっ、はぁっ、うっ、せぇ……」
「英霊でもないその体で出来ることなど
たかが知れている。
中々の魔力量のようだが、これまでだ」
「はぁっ、黙って、ろ、油断が、過ぎるぞ」
「!!」
俺は魔力を再び体から放出。
近づいてくるアーチャーに距離を取らせる。
仕方ない、切り札を切る………!
「沖田!宝具解放準備!!」
「………!承知しました!!」
俺は右手の掌を地面に当て、
地面の魔力を吸い上げる。
やはり、だ。
この洞窟は外よりもマナが濃い。
骸骨も竜牙兵などが出てきた。
ただでさえ、神代並みのマナの濃さ。
だから土だろうと、魔力が宿っている。
ならば、こういうことも可能だ。
「──
「!?」
土を媒介に、魔術を発動する。
魔力が渦巻き、世界を塗り潰す。
世界が切り替わる。
空は暗く、月明かりだけが射す場所。
足元の水面は何をも映すこともなく、
波紋だけが、水を走る。
「まさか………固有結界だと!?」
俺は立ち上がり、目を瞑る。
少しでも集中を切らせばこの世界は崩れ落ちる。
沖田の存在が隣にある。
それは、この世界の加護を受け渡す。
「水面に映すは隣に立つ者。
その真なる姿をそこに映す」
沖田の足元の水面が揺れ、その姿が映る。
この世界は、水面に映る存在を高める。
沖田の姿が掻き消える。
「一歩音越え」
「な、投影が………!?」
アーチャーが投影を使おうとするも、
世界がそれを許さない。
沖田が大きく踏み込む、1歩目。
「二歩無間」
神速でアーチャーへ迫る、2歩目。
「三歩絶刀!」
刀を引き絞り、3歩目。
「〝無明三段突き〟ッ!!!」
3本の閃光が、アーチャーの影の体を穿った。
まさかのロー・アイアスを砕く真機くん。
魔力放出パンチとでもいいましょうか。
ロー・アイアスはエミヤが
影鯖なので花弁は5枚になって更に劣化してます。
まぁ当然の如く、魔術協会には封印指定
受けて逃げたので狙われています。
真機くんの固有結界は
水面に映る存在を高めると書きましたが、
簡単に言うと水に映ったサーヴァントの
全パラメータを最大A+まで跳ね上げます。
水に映らない者は神秘全てが無効化されます。
ゲーム的には相手の強化解除、
味方全体にMPチャージと攻撃アップですかね。
水面にはサーヴァントではなく、
英霊の本来の姿が映る。という設定です。