んー、真機くん強くしすぎた感が……
まぁいっか、ここまだ特異点Fですし。
じぃじピックアップで25連回しました。
来たのはゴルゴーンさん。うん………
可もなく不可もなく、かと。
単発で回す派なので前に20連全部礼装とか
発狂しかけましたから、星4鯖なだけマシ。
「マス、ター、大丈夫、ですか………」
「あぁ………お互い、満身創痍、だな………」
俺は固有結界と度重なる疲労で、
沖田は戦闘後の吐血で、それぞれ膝をつく。
というか、召喚した沖田の維持だけでも魔力を
持っていかれるので体の怠さが消えない。
まぁ気を使わせたくないので言わない。
風邪を引いてる気分だ。
俺はふらつく足で立ち上がり、
沖田の元へ向かう。
「大丈夫か?」
「はい………ごめんなさい」
「謝らないてくれ、沖田のお陰で倒せたんだ。
ほら、立香たちと合流しよう」
「ありがとうございます……」
俺は彼女を背負い、洞窟の奥へと進む。
彼女自身が軽いので苦ではないが、
やはり少しふらつく。
しばらく進むと、大空洞にたどり着く。
あれが………大聖杯か。
聖杯を見るのは初めてだが、
凄まじい魔力を感じる。
「あ、真機くん!」
「真機先輩!」
「………はぁ、良かった、無事だったのね」
3人が駆け寄ってくる。
良かった、そちらも無事だったようだ。
あれ、兄貴は?
「キャスターの兄貴はどうしたんだ?」
「そういえばいませんね……」
「うん、セイバーを倒したら消えちゃって……」
「ともかく、あの水晶体を回収しましょう。
ここを特異点にしたのはあれが原因でしょうし」
所長がそう言い、大聖杯に近づこうとした時。
何者かが、そこに現れる。
「──な!?」
「いや、まさか君たちがここまでやるとはね。
計画の想定外にして、私の寛容さの許容外だ。
いやはや、全く48人目のみならず、49人目まで
逃してしまっていたとは、失態だったよ」
レフ教授だった。
胡散臭いヤツだとは思ってはいたが、
まさか───この発言、
コイツがカルデアの爆発の元凶か。
「レフ教授!?」
『レフ──!?
レフ教授だって!?彼がそこにいるのか!?』
「うん?その声はロマニ君かな?
君も生き残ってしまったのか。
すぐに管制室へ来てほしいと言ったのに、
全く───」
ニタリと、不気味にヤツは笑った。
薄気味悪い、嫌悪感の止まらない笑み。
「どいつもこいつも統率のとれない
クズばかりで吐き気が止まらないな」
『「「「──!?」」」』
「人間というものはどうしてこう、
定められた運命からズレたがるんだい?」
閉じていた目を開き、ヤツはそう言う。
すぐにでも撃ちたいが、下手に動くと危険だと
職業柄、そして本能が警鐘を鳴らしている。
「───っ、マスター、
下がって………下がってください!」
「マシュ!?」
「あぁ、ヤツはもう───」
と、俺の隣に所長が出てくる。
彼女は、ふらふらとヤツへと向かっていく。
「あぁ、レフ、レフ……生きていたのね」
「所長──!?」
「マシュ、近づくな!」
所長を止めようとするマシュを手で制する。
勘だが、分かる。
もう、所長はヤツの射程の中だ。
「やぁオルガ、元気そうで何よりだ。
君も大変だったようだね」
「えぇ、えぇ、そうなの!
カルデアは爆発するし、
この町は完全に廃墟だし」
「…………はぁ、本当に予想外の
ことばかりで本当に頭にくる」
マシュは俺を見るが、
ヤツに隙を晒す訳にはいかない。
不用意に動いて殺されては意味がない。
「その中でも最も予想外なのが君だよ、オルガ。
爆弾は君の足元に設置したのに、
まさか生きているなんて」
「──え、れ、レフ?それ、どういう」
「いや、生きている、というのは違うな。
君はもう死んでいる。肉体はとっくにね。
残留思念をこの土地に転移させてしまったか」
「え、あ」
「君はカルデアに戻ればしない。
そこで消滅するのだからね」
「カルデアに……戻れない?」
「そうだとも。だが、それでは哀れだ」
レフは聖杯を使い、所長に何かを見せる。
「これが、カルデアの末路さ」
「そ、そんな………私のカルデアスが、真っ赤に」
「あれは君の、ではない。
全く、最期まで耳障りな小娘だったな」
「!」
所長は俯き、動かなくなる。
精神が崩壊した?
だが、助けにいくわけには………!
彼女の体が浮かび上がる。
まるで、何かに引き付けられるように。
「このまま殺してもいいが、特別だ。
最期に君の願いを叶えてあげよう」
「──所長!?」
「不味い……!
まさか、カルデアスに!?」
「その通りだとも、49番くん」
あれは、確か高密度の情報体、
人が触れようものなら粒子レベルで
バラバラに分解されるモノ。
まさか、あれに所長を引きずり込む気か!?
「去らばだ」
「所長………っ!!」
所長は、意識が崩壊していたからか、
ほとんど無表情で、そして、
最期に悲痛に顔を歪めて、消えた。
レフは見届けると、こちらを向く。
「クク、黙って見ていてくれて感謝するよ」
「ほざけ、不用意に近づけば殺されただけだ」
「ほう?流石は49番くんだ。
仕事で鍛えた観察眼かな?」
「仕事………?」
「では、改めて自己紹介をしようか」
レフは、大きく腕を広げる。
「私はレフ・ライノール・フラウロス。
人類を滅ぼすために遣わされた者だ」
「………」
「聞こえているな、ドクター・ロマニ?
折角だ、教えてやろう」
そして、ヤツは衝撃の言葉を口にした。
「人理は焼却された。
人類はこの時点で滅んでいる」