じぃじガチャで30連ガチャ爆死して
ほとんど石がないので夏まで貯めます。
夏は水着鯖が楽しみですね。
今回は………そうですね、水着ユゥユゥとか、
水着婦長とか、………水着
手足に枷がつけられているので動けない。
なので彼女とお喋りすることに。
「………まぁいいわ」
「状況を教えてくれると助かるんだけど」
「そうね、教えて上げるわ」
…………教えてくれんの?
敵に甘くない?敵…………だよな?
「私たちが町を襲いに
行った時の戦利品よ、あなたは」
「さいですか」
バリバリ中世だなぁ、考え方が。
戦争に勝った戦利品に女を国が持ち帰る、
なんてことはよく聞く。
「ただ………あの竜殺しが厄介ね。ですが
ファヴニールとぶつけるのが定石ですか………」
「………ジークフリートの天敵は
ファヴニールだからそれでいいと思うぞ」
「そうなの?
ならばそれでいいでしょう、フフフ………
真名まで教えてくれるなんて、甘いわねぇ?」
甘いのはそっちでは………?
しかし、この女かなりチョロいな。
サーヴァントは元に伝承や神話に影響を
大きく受けるのだ。
ジークフリートとファヴニールなら
互いに弱点になりえるが、結果的には
ジークフリートが勝利するのが確定する。
嘘は言ってないからなぁ?(ゲス顔)
ポンコツの気配は確かだったな。
「そうね、良い情報が貰えたわ。
あなたは生かしておいてあげる」
「出してくれると嬉しい」
「出すわけがないでしょう?」
「デスヨネー」
魔術は使えそうだ。
なんとか出られないものか。
せっかく会えたカルデア組とまた別れるとか、
寂しさがどんどん増しているんだが。
………こいつは敵だよな?
何が目的なのか聞き出すか………
「お前の目的は何だ?
何をしようとしてるんだ、お前は」
「当然、この国を滅ぼすことよ。
私を否定したこの国を、私は否定するの。
だってそうでしょう?
─────これは、復讐なのだから」
彼女は凶悪に笑う。
嬉しそうに、憎しみが溢れる顔で笑う。
…………なるほど、聖女は確かに火刑にかけられた。
これは火刑にかけられた後の聖女、
……………ジャンヌ・ダルクか。
「確かに………お前は国のために尽くしたってのに、
それでフランスに見捨てられたんだったな」
「よく知ってるじゃない。
私を裏切った国を私が裏切るのは──」
「当然、ってことか」
確か………彼女が宗教裁判をかけられた時、
彼女が聞いたという神の声、戦争の男装など、
やってきた全てを否定されたんだったか。
しかも、確か彼女が文字を読めないことを
利用してデタラメな宣誓書にサインをさせ、
しかも彼女を灰にした後川に流すという
完全に外道なことをした国だ。
「あー、そりゃ復讐もするわな。
………報われなさすぎだろ、お前」
「同情かしら?」
彼女はこちらを睨みつける。
同情、とは違うんだが。
「違うな、お前の恨みが
どこまで深いかなんて、俺は知らねぇ」
「…………それはそれでイラつくわね」
「だけどな、報われないのは別だ。
お前は誰よりも忠を尽くした、
なのに裏切られた…………死んでも死にきれねぇよ」
彼女の気持ちなど理解してはいけない。
本当に彼女がどれほど苦痛だったのか、
俺は知らないから。
彼女に理解を示すのは、彼女への侮辱だ。
だが。
「それだったら、殺してよくね?
虐殺するのも別にいいと思うんだわ、俺」
「……………」
「魔女だとか聖女だとか言われてるけどさ。
その前に、お前は1人の人間で、少女だろ?」
復讐に走るのは当然だ。
むしろ、復讐しないのは本当に狂っている奴だ。
人間ではなく、聖女という狂った生物だろう。
ここにいるジャンヌ・ダルクは、
一番の人間らしいと俺は思っている。
俺の言葉に、彼女は目を見開いて固まっている。
………しまった、我を忘れたか。
少し話に熱が入ったな………悪い癖だ。
暗殺者時代から全く治らんな。
「…………」
「…………喋りすぎたわね。少し席を外しましょう」
彼女は顔を隠すように、そっぽを向く。
そして黙って牢屋部屋から出ていった。
「はぁ………どうしてたもんか」
出られないのは変わりなし。
どうにか脱出して沖田たちと合流したいな………