沖田さんと行く!人理修復の旅   作:青い灰

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ご存知の方も多いかも知れませんが、
冬木(アインツベルンの聖杯)では
()()()()()()()()()()()()()

まぁマシュの盾をサークルに使っている
というのもありますが、実は主人公に沖田さんを
召喚できた秘密があります。




第一特異点終了後 幕間の物語
幕間「縁」


オルレアンの旅を終えて翌日。

俺はドクターに左肩を見てもらっていた。

 

 

「いっづッ!?」

 

「我慢してくれ。

 全く、これは深い傷が残るぞ………」

 

 

ドクターの配慮により、

俺は肩を診てもらっていた。

腹は傷が残った。深く抉られたので仕方ない。

 

肩にも深い凹みができた。

 

 

「これで終わりだけど

 あまり無茶すると沖田さんが心配するよ?」

 

「ぐ………沖田の隣にいたいんですよ、

 後ろで見ているだけなのは性に合わないんで」

 

「本来は立香ちゃんみたいのが

 普通なんだけどねぇ………

 何故か帰ってきたら魔力回路が増えてるような

 君がかなり普通じゃないとボクは思うよ?」

 

 

そのジトーと音が出そうな目で

見るのをやめてくれませんかね。

俺は立ち上がって出口へ向かう。

 

まぁ、ギクッとすることもあったりするのだが。

アレは初めてやったが、かなりキツかったな。

言われるがままで試したことだった。

────だが、確かに彼女の力を感じる。

 

 

「一体何をしたのか知らないけど、

 あまり無理をしないこと、

 そして、自己管理をしっかりすること、だ」

 

 

ドクターは医務室を出ようとする

俺にそう言ったのだった。

 

 

「あれ、マスター?おはようございます。

 どうしたんですか、朝早くから」

 

「沖田か、おはよう。

 少し傷をドクターに見せてたんだ」

 

「あぁ………私に無理するな、

 って言うのに説得力がないですよね、全く」

 

「そんな言わないでくれよ、

  俺のは命に関わるような事じゃない」

 

 

不貞腐れる沖田を宥めながら廊下を歩く。

子供みたいで可愛らしいが、

ちゃんと機嫌を取っておきたい。

 

 

「あ、真機くん、沖田さん、おはよう」

 

「おはようございます、お二人とも」

 

 

途中で立香とマシュと会う。

時刻は7:30、か。

 

 

「おはよう」

 

「おはようございます、

 お二方、聞いてくださいよー」

 

「あまり言い触らさないでくれよ……」

 

 

結局、沖田のお陰でカルデア内の職員全てにも

俺の傷の内容が知られるようになった。解せぬ。

 

沖田が俺に話かけてくれなくて寂しい。

 

 

「悪かったよ沖田…………許してくれ」

 

「では今日の3時のお菓子を下さい。

  そしたら許してあげます」

 

「わかったよ……」

 

「仲良しですね」

 

 

マシュと立香に笑われる。

すると、沖田が不思議そうな顔をする。

 

 

「どうした?」

 

「…………あ、いえ、マスターとは

 初めて会ったような気がしなくて」

 

「そりゃそうだろ」

 

「そうじゃなくて、冬木で、ですよ。

 召喚される時も、何故か

 応じないといけない気がしたんです」

 

 

……………実は、俺も同じだった。

何故か、沖田とは初めて会った気がしない。

 

 

「サーヴァントを召喚するには

  その英霊との縁がないといけないんだよね」

 

「必ずしもそうではありませんが、

 もしかしたらお二人には

 縁があるのかも知れませんね」

 

「「??」」

 

 

沖田と共に首を傾げる。

立香とマシュはそれを見て笑う。

 

 

「私に関係する家系、とかですかね?」

 

「新撰組、ではないだろうな」

「なんか違います」

 

「断言ですか」

 

「あはは、深く考えることもないんじゃない?

  二人とも仲良しなんだからさ」

 

 

まぁそれもそうだな、と納得する。

俺の家系図は何となく見た気がするが、

確か、元々は医者の家系だった筈だし。

 

 

「まぁそうですね。

 連携も取りやすくて助かってます」

 

「そうだな」

 

 

食堂へ着く。

そうか、二人は朝食を取りに来たのか。

俺と沖田も食べていないな。

 

食堂の弓兵こと、エミヤに朝食を頼もうとした時。

 

 

「あら、おはようございます

  ますたぁ、真機様。それとお二人」

 

「清姫、おはよう」

 

「おはよう、奇遇だな」

 

 

清姫だ。

オルレアンから帰還した時、

コフィンから戻ってきた時に何故か

カルデアの召喚室から出てきた。

 

清姫は俺の言葉に「ふふっ」、と笑う。

 

 

「奇遇ではなく、これは運命ですよ?」

 

「うわぉ、何故か背筋がゾクッとしました」

 

「俺もなんだが」

 

 

ともかく、清姫が合流する。

共に朝食を取ることに。

 

立香が味噌汁を作っているエミヤへ

台に乗り出して聞く。

 

 

「エミヤ、今日のデザート何?」

 

「みたらし団子だ、楽しみにしていたまえ」

 

「「みたらし団子!」」

 

 

俺と沖田の声が重なる。

大好物なんだが。

 

 

「エミヤ、2つくれ」

 

「駄目だ。1人一本までにしなさい」

 

「何故ですか!?」

 

「朝から糖分の摂りすぎは好ましくないからだ」

 

 

おかんかお前は。

俺と沖田はむぅ、と唸る。

すると沖田がこちらを向く。

 

 

「マスター」

「いやだ」

 

 

即答。

 

 

「言ったじゃないですか!」

 

「3時だろうが!」

 

 

みんなに笑われる。

 

結局、食事中まで争っている内に

立香に俺と沖田の二本を食べられた。解せぬ。

 

 





誤字報告、感謝します!
誤字報告、感謝します!(二回目)

一体作者は何をしてるんだ
(課題で徹夜した後に投稿した回)

許して………

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