沖田さんと行く!人理修復の旅   作:青い灰

49 / 73
投稿遅くなりました。すいません。



第二特異点 永続狂気帝国 セプテム
第1話「第二の特異点」


早朝。

 

俺と沖田はドクターの呼び出しを受け、

管制室へ向かう。

 

既にそこには、立香、マシュ、

ドクター、ダヴィンチが待っていた。

 

 

「おはよう、遅くなったか」

 

「いえ、時間丁度です。

 おはようございます。真機先輩」

 

「おはよ、真機くん」

 

「フォウフォーウ!!」

 

「むごぁ!?」

 

 

マシュの肩から飛び出したフォウが、

顔に張り付いてくる。

 

いつものように引き剥がしてから

マシュ、立香と挨拶を交わし、

ドクターとダヴィンチにも挨拶をし、

内容を聞く。

 

 

「もうレイシフトの準備は整ってる。

 今回、君たちに向かってもらうのは、

 一世紀のヨーロッパ、つまり、古代ローマだ」

 

「ローマ………」

 

「ジャパンから西の方にあるイタリアから

 始まって地中海、広い海を制した大帝国さ」

 

 

あまり外国の知識がなく眉を寄せる沖田に、

ダヴィンチが解説、もちろん俺と立香も

勉強になるので聞いておく。

 

 

「ローマの首都もローマと呼ばれていてね。

 聖杯の位置、そしてローマの

 変化もまだ分からないんだけど」

 

「済まないね、

 まだ観測制度が安定していないようだ」

 

「どちらも俺たちで突きとめるのか。

 …………また大変な旅になりそうだなぁ」

 

「「「「無茶だけはしないで(下さい)ね」」」」

 

「へいへい、わかったよ…………」

 

 

立香、マシュ、ドクター、沖田が俺を睨む。

そんなに言わなくてもいいじゃないか。

 

 

「前例がありますからね」

 

「次はどこを怪我してくるんだろうね」

 

「次は致命傷かも」

 

「先輩、注意を怠らないで下さいね」

 

「扱い酷くない?」

 

 

まぁ腹と左肩に消えない傷が残ったのだから

仕方ないと言えば仕方ないのだろうが。

………気を付けよう。

 

 

「あちらにも召喚された

 サーヴァントがいるだろう。

 可能であれば、彼らの力を借りてくれ」

 

「ドクター、一つ質問があるのですが………

 中立、敵対しているサーヴァントを

 反応感知した時点で見分けられませんか?」

 

「こちらの観測情報としては観測可能、か。

 確かに、出来るに越したことはない」

 

 

確かに、会う前から味方と分かっていれば

裏切りの可能性はないし、

コミュニケーションも楽だろう。

 

 

「現時点では無理、かなぁ、

 生体や魔力を読み取るのがせいぜいだし。

 そこは精神的な面だろう。

 数値で表すことはできない、かな。

 力になれなくて済まない」

 

「いえ、こちらこそ無茶を言ってすいません」

 

「戦闘は極力避けたいからね………」

 

「避けられるものは避けたいですし、

 危険なら不意討ちで一撃決殺したいですしね」

 

「それが出来るのは

 沖田さんと真機くんだけでしょ?」

 

「「えっ?」」

 

「私の盾ではそんなこと出来ませんよ!?」

 

 

出来ないの?

そんなことは置いておいて、

どうやら準備が出来たようだ。

 

俺たちはコフィンに入る。

 

 

『アンサモンプログラム スタート

 霊子変換を開始 します』

 

『レイシフト開始まで あと3、2、1…………』

 

 

意識を手放す。

一瞬の浮遊感。

 

 

『全行程 完了(クリア)

 グランドオーダー 実証を 開始 します』

 

 

落ちる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、帝国を紡ぐ王の物語。

 

紅き剣を携えた暴君は、

その国の民と分かりあえることなく、

その生涯を終えた。

 

だが、果たしてその在り方は───

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。