あー、鯖はキアラさんにすれば
ギャグ多めで楽しいかったのかもですねぇ………
なお主人公、(
キアラさんと面識がある模様。
「マスター?」
「───っ!」
沖田の呼び声で、俺は何とか意識を取り戻す。
そこは、広い丘陵地帯のようだった。
………どうやらレイシフトには成功したようだ。
横には立香とマシュ、フォウもいる。
上を見ているが…………俺も上を見ると、
またしても、
『光の輪、か………
やはりこちらからは観測できないね』
「確かフランスにもありましたよね」
「ここにもあったのか」
一体、あれは何なのだろうか。
勿論、俺はあんなものを見たことないし、
知りもしない。
人類史が焼却したことで現れたのか………
もしくは、何者かが意図して起こしたのか。
「ところで………ここがローマなんですか?」
「絶対違う」
『違うからね。おかしいな………
確かにそこは首都ローマじゃない』
沖田が困惑している。
ちなみに俺は世界中を飛び回っていたので
一度だけローマには来たことがある。
中世風の建築様式は好きだったな。
……………んん?
「…………あれ」
「どうしたんですか、先輩?」
「立香、聞こえたか?」
「うん」
「聞こえたって………何も聞こえませんけど」
声。人の声だ。
うっすらと、だが、確かに聞こえた。
よく思っていたことだが、
立香はかなり聴覚や嗅覚に優れている。
そして、人間らしい危機感知能力も。
「丘の向こうか」
「戦闘音だよね………みんな、行こう!」
『戦闘?バカな、有り得ない話だぞ?
そんなことがあるとすれば───』
「歴史に異常が起きている。
そう言うこと、ですよね」
「とにかく、急ぎましょう!」
俺たちは丘へ走る。
丘の上から見下ろすと、確かに戦闘が起きていた。
「間違いありませんね」
「はい、片方は大部隊、
もう片方は極めて小規模です」
「フォウ!」
「え、フォウさん?」
フォウがマシュの肩から降り、
小規模の部隊の方へ吠える。
…………1人の少女が、
大規模部隊を蹴散らしていた。
「うっそだろ………」
「戦闘指揮までやってますね、
戦闘慣れしてます、それもかなり」
「サーヴァントかな?」
『…………いや、違うみたいだ。
あれはサーヴァントじゃない。
間違いなく、その時代にいた人間だよ』
…………薄くだが、
魔力を感じるのは気のせいだろうか。
まぁ、魔力を持った人間もおかしくはないか。
「助けないと。あの大部隊、首都に向かってる」
「はい、都市を守りましょう!」
二人(とフォウ)が丘から飛び降りて
戦闘地帯へ向かう。
「マスター、行かないんですか?」
「俺は援護に回っていいか?
ここからなら場所がいいしな」
俺は背中から狙撃銃を取り出す。
銃弾を装填し、肩に乗せる。
「了解しました。
では、私は立香さんたちと行きますね」
「気をつけてくれよ」
「沖田さんに、お任せあれ!」
沖田が丘から飛び降りる。
俺は銃を構え、標的の数を確認する。
こんな戦争系の戦闘ならば、
将軍を先に倒せば相手を撤退させられる。
雑兵どもは沖田たちに任せよう。
「よし、殺るか」
まずは重装のヤツを片っ端から潰していこう。