俺たちは連合の居城へと突入、
荊軻たちに怪物たちを任せ、
先へと扉を開ける───そこには。
「来たか、愛し子」
巨大な1人の男が、そこにいた。
ただそこにあるだけで、
押し潰されるような威圧感を感じる。
ネロが前に進み出た。
「うむ、余は来たぞ、神祖ロムルスよ!!」
「…………良い輝きだ。ならば、
今一度呼び掛ける必要があるか、
「いいや、必要ない。
今、そなたが口にした通りに、
過去も、現在も、未来も、
余こそがローマ帝国第5代皇帝に他ならぬ!」
ネロが言う。
彼女は、国を背負っているのだ。
自信を信じる国を、ローマの民を。
だから、立つのだろうか。
信じてくれる、ただの他人のために…………?
理解は今は出来ない。
だが、おそらくそうじゃないかと思う。
「故に、神祖ロムルスよ!
余は、今のローマ皇帝としてそなたと相対する!
行くがいい、カルデアの者たち。
ここは余が引き受け───」
瞬間、立香がネロの肩を掴む。
「ううん、私もついてる。
ネロは1人じゃないよ、ね」
「立香………」
「…………立香、ネロを」
俺は沖田と目を合わせ、
そして立香と向き直る。
「分かった。気をつけて」
「そっちもな。
あと────皇帝ネロ」
「む?」
ネロと顔を合わせる。
おそらく、だが。彼女は。
「…………あなたは、皇帝だ。
自信を持って、自分の道を貫くんだ」
「…………ふっ、言われずとも。
余は、このローマの皇帝であるぞ?」
笑い、拳を突き合わせ、握手を交わす。
そして沖田と再び目を合わせ、走り出す。
ロムルスの横を突っ切ったが、
特に何もしてはこなかった。
「マスター、良かったんですか?」
「多分だけど、大丈夫じゃね?」
「多分って………」
沖田と通路を走りながら話す。
確かにロムルスは強敵だろうが、
何故か大丈夫だと言う確信に近いものもある。
ネロだが………どこか、何か、親近感が沸くのだ。
彼女なら任せて大丈夫、だと思うような。
「………ここを進めば、あの男が」
「あぁ、気をつけて行こう。
何をしてくるか、分からないからな」
戦闘音が聞こえ始める。
レフ・ライノールはこの先だ。
このまま突っ切る。
が、もちろんそう易々とはいかないようだ。
通路を塞ぐようにゴーレムが出現する。
「邪魔をするなよ!」
「マスター、素早く片付けます!」
それぞれの得物を構える。
魔力は大分回復しているのでさっさと蹴散らす。
「image makeup………!!」
ランチャーを生成、即座に装填し
通路ごと現れたゴーレムを吹き飛ばす。
爆煙の中に沖田が突っ込み、
残ったゴーレムたちを斬っていく。
煙が晴れたと同時にダッシュを再開し、
現れるゴーレムたちを銃を使って
沖田と共に蹴散らしながら進む。
「見えました、あそこですマスター!」
「!」
沖田が指差す方向に扉があった。
ゴーレムたちを無視し、扉を蹴り開ける。
その中にいたのは────
「おや、まさか君たちとはね。
あの時に肩を撃った忌々しい人間と、その
サーヴァントとなった剣士じゃないか………!!」
「見つけたぞ、レフ!!」
「その命、貰い受ける!!」
得物を向け、叫ぶ。
今回は短めでした。
Requiemイベントですが………
ボイジャーくんのもろ●ん発言や(関係ない)、
結構なストーリーの酷さでして。
うーん、となり、書くのは断念しました。
代わりに後日談的なものをやります。
ぐだぐだイベント終わってないし。
水着剣豪イベントもありますが、どうします?
アンケートです。