沖田さんと行く!人理修復の旅   作:青い灰

65 / 73
第17話「ネロの覚悟、再びの悪辣」

 

俺たちは連合の居城へと突入、

荊軻たちに怪物たちを任せ、

先へと扉を開ける───そこには。

 

 

「来たか、愛し子」

 

 

巨大な1人の男が、そこにいた。

ただそこにあるだけで、

押し潰されるような威圧感を感じる。

 

ネロが前に進み出た。

 

 

「うむ、余は来たぞ、神祖ロムルスよ!!」

 

「…………良い輝きだ。ならば、

 今一度呼び掛ける必要があるか、()()よ」

 

「いいや、必要ない。

 今、そなたが口にした通りに、

 過去も、現在も、未来も、

 余こそがローマ帝国第5代皇帝に他ならぬ!」

 

 

ネロが言う。

彼女は、国を背負っているのだ。

自信を信じる国を、ローマの民を。

 

だから、立つのだろうか。

信じてくれる、ただの他人のために…………?

理解は今は出来ない。

だが、おそらくそうじゃないかと思う。

 

 

「故に、神祖ロムルスよ!

 余は、今のローマ皇帝としてそなたと相対する!

 行くがいい、カルデアの者たち。

 ここは余が引き受け───」

 

 

瞬間、立香がネロの肩を掴む。

 

 

「ううん、私もついてる。

 ネロは1人じゃないよ、ね」

 

「立香………」

 

「…………立香、ネロを」

 

 

俺は沖田と目を合わせ、

そして立香と向き直る。

 

 

「分かった。気をつけて」

 

「そっちもな。

 あと────皇帝ネロ」

 

「む?」

 

 

ネロと顔を合わせる。

おそらく、だが。彼女は。

 

 

「…………あなたは、皇帝だ。

 自信を持って、自分の道を貫くんだ」

 

「…………ふっ、言われずとも。

 余は、このローマの皇帝であるぞ?」

 

 

笑い、拳を突き合わせ、握手を交わす。

そして沖田と再び目を合わせ、走り出す。

 

ロムルスの横を突っ切ったが、

特に何もしてはこなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マスター、良かったんですか?」

 

「多分だけど、大丈夫じゃね?」

 

「多分って………」

 

 

沖田と通路を走りながら話す。

確かにロムルスは強敵だろうが、

何故か大丈夫だと言う確信に近いものもある。

 

ネロだが………どこか、何か、親近感が沸くのだ。

彼女なら任せて大丈夫、だと思うような。

 

 

「………ここを進めば、あの男が」

 

「あぁ、気をつけて行こう。

 何をしてくるか、分からないからな」

 

 

戦闘音が聞こえ始める。

レフ・ライノールはこの先だ。

このまま突っ切る。

 

が、もちろんそう易々とはいかないようだ。

通路を塞ぐようにゴーレムが出現する。

 

 

「邪魔をするなよ!」

 

「マスター、素早く片付けます!」

 

 

それぞれの得物を構える。

魔力は大分回復しているのでさっさと蹴散らす。

 

 

「image makeup………!!」

 

 

ランチャーを生成、即座に装填し

通路ごと現れたゴーレムを吹き飛ばす。

爆煙の中に沖田が突っ込み、

残ったゴーレムたちを斬っていく。

 

煙が晴れたと同時にダッシュを再開し、

現れるゴーレムたちを銃を使って

沖田と共に蹴散らしながら進む。

 

 

「見えました、あそこですマスター!」

 

「!」

 

 

沖田が指差す方向に扉があった。

ゴーレムたちを無視し、扉を蹴り開ける。

 

その中にいたのは────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おや、まさか君たちとはね。

 あの時に肩を撃った忌々しい人間と、その

 サーヴァントとなった剣士じゃないか………!!」

 

 

「見つけたぞ、レフ!!」

 

「その命、貰い受ける!!」

 

 

得物を向け、叫ぶ。

 

 

 

 






今回は短めでした。

Requiemイベントですが………
ボイジャーくんのもろ●ん発言や(関係ない)、
結構なストーリーの酷さでして。
うーん、となり、書くのは断念しました。
代わりに後日談的なものをやります。

ぐだぐだイベント終わってないし。

水着剣豪イベントもありますが、どうします?
アンケートです。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。