鍛冶師 in Grand Order   作:あの時のアレ

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ピックアップ2がどうなるのかわからない中この作品のお気に入り登録が300を突破しました。ありがとうございます。てことで特別編。決して本編の続きが思いつかなかったとかじゃありません。
オリュンポスよんでコードギアスとグレンラガン思い出したけど双子のボイスは良いのでよし。
イキリシュタリアとか神霊(笑)とか言ってごめんよ

あと今回無駄に長いです


番外編
こんな日常


「おーい、マスター。いるかー?キッチン連中が昼飯を食うように言ってたぞ」

 

「やったーーーーー!やっと紅玉がでたよ。みんなありがとう」

 

「ふふっ、マスターおめでとうございます」

 

「ボクが手伝ったんだから当然っスよ。あー疲れた。カルナさんコーラー」

 

「存分に味わうがいい」

 

「なんか違う意味に聞こえるっス」

 

「………………なにやってんだ?」

 

マスターにインフェルノ、ガネーシャとカルナがこたつに入りゲームに興じていた。このメンツが集まることは今となっては珍しくないからな。ここにたまに孔明だったり刑部姫が入ってくることもある。

 

「マスター、この間ナイチンゲールにゲームのやりすぎで怒られていただろう?ほどほどにしておけよ」

 

「ウルガルなんか何回も工房にこもりすぎて不衛生だって怒られたのに懲りずに続けてるから鉄拳制裁されたじゃないか」

 

「………」

 

「………」

 

「………昼飯はきちんと食べるようにってエミヤが言ってたぞ」

 

「無かったことにしたっスよ」

 

「だが奴のその周囲を顧みず一つのものへと向ける姿勢、いや、執念は見事なものだ。俺には到底真似できん」

 

「それ褒めてるよな?俺が向こう見ずだって言いたいのか?」

 

「?褒めていたのだが、何か足りなかったか?」

 

「あーカルナさんはいつも一言足りないっスから。でもそこがカルナさんらしいっスけど」

 

「ガネーシャ神にそう言われるとは光栄だな。いや、どこかで言われたことが………」

 

この二人は仲がいいな。ガネーシャが一方的に話してるのがほとんどだが。

 

「まあとにかく、早く食堂に来いよ」

 

「あと五分だけ待って、防具作っていくから」

 

「どんだけはまってんだよ。そんなに面白いのか?」

 

「ええ、もちろんです!己で武器を手に取り戦うのではなくきゃらくたあ、を操作して様々な武器を駆使して時には一人で、時には仲間と共に強敵を倒したときの達成感と言ったら、現代の娯楽は素晴らしいものですね。ウルガル殿もどうですか?」

 

「そういう細々としたものはあまり好きじゃないんだ」

 

「………とか言って本当はできないんじゃないの?」

 

「言うじゃないかマスター。その挑発にあえて乗ってやろうじゃないか。ゲーム機はどこだ」

 

「ダヴィンチちゃんに言えば何とかしてくれるよ」

 

「よし、じゃあ行ってくる」

 

さすが万能の天才だ、頼りになるな。

 

「ああいう人が一番ハマっちゃうんスよ」

 

「そういうものなのか?」

 

「そうそう。じゃあみんなとりあえず食堂に行こうか」

 

その後ウルガルの姿を見た者はいなかった。

 

 

~一週間後~

 

「はあ、疲れた」

 

突如発生した複数の微小特異点の攻略を行っていたためここ最近はサーヴァントたちを連れて特異点を回っていた。たまにサーヴァントが勝手に聖杯を持ち出して特異点を作り出すことがある。今回の一つはエリちゃんが関与していた。何度も出てきて恥ずかしくないんですか?

 

「あ、おはようエミヤ」

 

「ああ、マスターか」

 

「何かあったの?」

 

「……マスター、最後にウルガルを見たのはいつだ?」

 

「ウルガルなら………一週間くらい見てないね」

 

「そうだ。さすがにドタバタしていたとはいえ誰も見ていないんだ。自室にも工房にも姿が見えなかった」

 

流石のウルガルでもこれほど長い間姿をくらませていたことはなかった。彼が頻繁に行き来していたのは自室と工房、食堂の主に三つだけ。それ以外というとウルク系サーヴァントのところ?

いや、それもないかな。見てる感じ振り回されてるだけだから、自分からは行かないか。

じゃあどこに?

 

「ウルガルの場所を知りたいのかい?なら僕が教えてあげよう」

 

「エルキドゥ?」

 

エルキドゥが一人で歩いているなんて珍しい。ギルガメッシュ王(弓&術)と共にいることが多いイメージだから。

 

「ギルガメッシュ王は一緒じゃないの?」

 

「ギルたちなら今日はファラオの彼らと飲み比べをするそうだよ」

 

ファラオというとオジマンディアスとイスカンダルかな?英雄王、賢王、神王に征服王。とんでもないメンツになってる。ああ、エミヤの目が大変なことに

あの人たちはお酒は持ってくるけど片づけは自分でしないからいつもエミヤが片づけているんだった。

 

「部屋の片づけはちゃんとしてくれと言っているのだがなぁ」

 

大変そうだなー(他人事)

 

「そんなことよりエルキドゥ、ウルガルがどこに行ったのか知ってるの?」

 

「そんなことより?」

 

そんな目で見ないでよエミヤ。今度手伝うからさ

 

「彼は工房にいるよ」

 

「でも工房にはいないって聞いたけど」

 

「ああ、彼の癖みたいなものだよ。自分の工房に隠し部屋を作っていてね、そこに籠っては作業したり生活していたんだ。まあ、その度に僕が見つけていたけどね。ああ、懐かしいな」

 

隠し部屋!?何、いったいいつの間にそういうの作ってたの!?

 

「陣地作成か。もの作り系のサーヴァントは癖が強いからな」

 

「とりあえず行ってみよう」

 

「僕も行くよ」

 

 

 

 

とりあえず工房に来てみたものの以前入れてもらった時と大した変化はない。強いてあげるならば物が増えていることだろうか。意外と整理できる方なんだよね、ウルガルって。

 

「やっぱり昔の工房と同じ、いや似せて作ったのかな?ということはこの辺に」

 

そう言ってエルキドゥが部屋の端の方の床を踏みつけてなにかを探している。

 

ガコッ

 

音が鳴る。すると壁の一部がスライドされて奥へと続く通路が現れる。

結構しっかりとした仕組みまで作ってる。何やってんの?

 

「それじゃあ、行こうか」

 

俺とエミヤはワクワクしていた。だって男の子だもん

 

 

通路の先にはいくつも部屋があり思っていたよりも広いものだった。間取りどうなってんの?

ていうか隠し部屋っていうより完全に秘密基地じゃん。何なの?ズルッ!

 

「む?あの部屋光っているようだが、まさか、電気が通っているのか?」

 

徹底してんな

 

「ウルガル、ここにいるのk、うわぁ」

 

どうしたんだろう。先に行ったエルキドゥが何とも言えないものを見たような声を出している。

一体何があるんだ?うわぁ

えぇ?まじ?

 

「宝玉………天鱗………出てないだと?チッ、また行かねえといけないじゃねえか」

 

うわぁ、え?うわぁ

ハマるとは思ってたけどまさかここまでとは。もしかして一週間丸通しでやってたの?サーヴァントは食事も睡眠も必要ないって言うけど、えぇ?

 

「なるほど、僕が特異点に行っている間ずっとっここにいたんだね」

 

エルキドゥ怒ってない?後ろに波紋出てきてるんだけど、何する気なの?

あ、武器が飛んでった、ウルガルが使っていたゲーム機とモニターに

 

「あ?ああああああああ!!!俺のデータがぁぁぁぁぁぁぁぁ。誰だ、こんなことやったのは」

 

「やあ、ウルガル。元気そうだね」

 

「あれ?エルキドゥ、マスターにエミヤも。どうしたんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

エルキドゥがウルガルにアイアンクロ―してる。ミシミシっていう音が聞こえるんだけど

 

「あああああああああああ、痛い痛い痛い痛いいいいいいいいいい」

 

「はあ、これで目は覚めたかい?」

 

あ、離された。ていうよりかは床に叩きつけられたって感じ?

 

「ああ、手間をかけさせたな。エルキドゥ。マスターにエミヤも、悪かったな」

 

「うん、良かった。ならこれからご飯を食べy「俺は鍛冶師だからな」」

 

?いきなり何を言ってるんだろう。なんでここで今自己紹介をするのだろうか

知ってますけど?

 

「俺は鍛冶師だから、欲しいものは自分の手で作る」

 

………本当に何を言っているのだろう?全くわからない。ゲームのやりすぎで頭がイカレちゃったのかな?

 

「そうだ、つまり。俺自身がハンターになることだ」

 

「え?」

「ん?」

「これは末期だね、わかるとも」

 

結構長い付き合いだけど、うん、これは本当にわからない。

 

「………エルキドゥ、彼は昔からああなのかい?」

 

「作業明けの時は大体おかしかったけど今のこれはそれ以上だね。現代風に言うのなら、やばいってやつだね」

 

「さっきから何言ってんだ?そんなことよりレイシフトして一狩り行こうぜ!!」

 

「だめだコイツ」

 

「………彼はキャスターではなく、バーサーカーなのではないかね?」

 

「よっしゃ行くぞー!!」

 

あれ、こういう人だったっけ?誰だお前ってレベルなんだけど

ていうかレイシフトってそんな簡単にできるものじゃないんだけど

 

「そこはちゃんと考えてある!!」

 

絶対ろくでもないことになるよこれ

 

 

 

エルキドゥとは別れて管制室に行っている。まあ、別れたってよりかは気づいたらいなくなってたんだよね。なんて薄情な、この状態のウルガルは相手にしたくないのに

 

ヒュ~~~~~~ン 「え!?なにこれ、一体どうゆうこガッ!!」

 

「………というわけでレイシフトを開始する!!」

 

「ドクターーーーーー!!!」

 

管制室に入ってウルガルがドクターを説得していたが失敗に終わったその後にドクターが座っていた椅子が天井に飛んで行った。しかも錐もみしながら。天井に刺さっててプランプランしてる

 

「早く何とかしないと、ウルガル手伝って………」

 

「うーん、やっぱり燃料が少し多かったんじゃないか?」

「いやいや、あれ以上減らしちゃうと足りなくなっちゃうんだよね。派手さが」

「なるほど。なら今度は飛ばし方をもう少し工夫してだな」

 

………………………………………………………

 

「お前らかよ!!」

「まあまあ落ち着き給えよ、立香君。これは必要な犠牲だったんだよ」

「悪魔か」

 

この人めっちゃノリノリなんだけど。本来ならあなた止めないといけないでしょ。買収されたのか?

 

「人聞きの悪いことを言わないでくれよ。ただ製作に加わってもいいって言われただけさ」

「それを買収って言うんだよ。もうだめだコイツら」

「安心しろマスター。ガネーシャにインフェルノ、それに加えて刑部姫と黒ひげ監修のもと俺とダヴィンチちゃんが製作していくことになった。期待しておけ」

「サーヴァントの無駄遣い!」

 

もうやだぁ~、どうにかしてよエミヤ。あれ?いない。さっきまでいっしょだったのに

 

「彼ならアルトリアたちに食堂に連行されていったよ」

「まじかよ。マーリンはどうしてここに?」

「いやあ、なに。ロマ二のこの姿を見たくってね。え?千里眼があるだろって?実際に見たほうが面白いじゃないか」

 

ハハハ~と笑いながらプラプラしているドクターの足をつかんで揺らしている。許さないぞマーリン、て聞こえてくるんだけど

 

「はっはっは、聞こえないな~」

 

どいつもこいつもやばいやつらしかいない。ウルガルたちはまだ改良の余地があるなんて話をしているり、マーリンがすっごい笑顔で鬼畜なことしてる。なにこれ

 

「む?マスターもここにいたのか」

 

この声はカルナだ!カルナならこの状況を何とかしてくれr

 

「ウルガル、ガネーシャに言われてここに来たのだが俺は何をしたらいい」

「簡単だ。レイシフトしてその先で敵を倒す。それだけだ」

「なるほど、承知した」

 

知ってました(真顔)

監修をガネーシャがやるって言った時からそうなるんじゃないかって思ってましたよ、ええ。

でもいいじゃん、少しくらい希望を持ったってさぁ。チッキショーー!!

頼りになるマシュは女性陣と女子会を行ってる、ていうか連れていかれた感じだけど。

いいなあ~、今頃何してるんだろ。恋バナとか?やだぁ、すっごい楽しそ~~

 

「それではこれよりレイシフトを開始する!」

「おお~」

「任せておけ」

 

部屋に戻ってもう寝たい

 

 

レ イ シ フ ト

 

「ちなみに聞くけどこのレイシフトはいつまでやる予定なの?」

「終わるまでだけど?」

「え?」

「大丈夫だ、リンゴはたくさんあるから」

「………」

 

やったね藤丸、周回の時間だよ(白目)

竜種を狩りつくすそうですよ

 

「それはそうとどれくらいの素材が必要なんだい?」

「そうだなあ、持ちきれないくらい?」

「ざっくりだね」

「多いに越したことはないだろ」

「話の途中で悪いがワイバーンだ。それとマスターが虚空を見つめているのだがどうすればいい?」

 

あははははーー、待っててねマシュ。俺もこれから頑張っていくからさ

 

「やばいなそれ。守りながらワイバーンを狩るぞ」

「了解した」

 

俺、知~らね

 

 

「おら、そこだ!」

「レオナルドパーンチ」

「真の英雄は眼で殺す」

「レオナルドパーンチ」

「なんで撲殺?」

「私はか弱いからさ」

「はっ、何言ってんだこのおっさn「レオナルドパーンチ」ごふっ」

 

死体の山が出来上がっている。さすがは一騎当千のサーヴァントたち。

まあ、九割がたはカルナだけど。あの二人は自分たちが作ったものの試し切りをしている。いや、モーニングスターは試し切りっていうのか?

 

まあ、なんやかんやあって戦闘は終了。途中巨大な竜が何体かやってきたがヴァサヴィ☆シャクティで一発。さるカルだよ。

結局あの二人は最後までちゃんとしてなかった。全く、何をやってるんだk、本当に何やってんの?

すごいいい顔でウルガルに犬神家かましてるんじゃないよダヴィンチちゃん。

 

「戦闘は終了、素材もだいぶ回収できた。これで十分か?」

「………プハァ、ああ十分だ。帰るぞ」

 

じゃあ俺はこれで。………え?最後まで付き合えって?いやなんだけど

ダメ?

 

 

「えーそれではこれより製作の方に入っていくが、とりあえず黒ひげの案であるビキニアーマーは無しな」

「そんな殺生な!?」

「イシュタルでも見てろよ」

「イシュタル殿の扱い雑すぎでごじゃる。ていうかそれしたら拙者殺されるのでは?」

「ガッツあるだろ」

「鬼」

 

結局連れてこられた。監修と製作を除いてなぜか、なぜかパールヴァティとアシュヴァッタ―マンがいる。どうして?

 

「私は保護者として」

「俺はそこの鍛冶師が何やるかわからないからパールヴァティ様の護衛だ」

「人を何だと思ってんだ?」

「てめぇの今までの言動振り返ってみろよ」

「いやあでも、パールヴァティにはなんか頭が上がらないんだよな。なぜかは知らんが」

 

神様への認識が変わってきたのかな?そういえばイシュタルが召喚されたときも懸念されてたけど

 

『おいマスター、アーチャーがいいって言ってきたけどさすがにイシュタルは………あれ?イシュタル、なのか?いや、イシュタルなんだろうがなんか違う感じが……。違うのが混じってるのか?見た目だけは良かったのにな。ま、性格がすべてを台無しにしてたが』

 

今なら何かやらしても顔を殴るだけで済ませてもいい、なんて言ってるから丸くなったのかな?

 

「まあ兎も角始めようじゃないか♪」

 

場所も時代もあり方も何もかもが異なるサーヴァントたちが集って現代のゲームを実現させようとしている。何やってるんだろうこの人たち

 

「む、やはり光らせたほうが格好がよくなるのではないのでしょうか」

「あー確かに。じゃあ餅は餅屋ってことでカルナさん、あの人たちを呼んできてほしいっス」

「承知した、行ってくる」

 

施しの英雄のパシリ感がすごい

 

「ロケットパンチっていいと思わない?」

「お前のみたいにか?無しだ、そのまま殴った方が早いだろ」

「えー。それなら足裏にブースターをつけて空を飛ぶっていうのは?」

「お前は何を言ってるんだ。鎧を作ってるんだぞ。つけるなら背部に飛行ユニットだろ」

 

いや、それもねえよ。飛ぶで思い出したけど錐もみしていったドクターは大丈夫なのだろうか。

 

「大丈夫だろ。マーリンだけじゃ心配だったからほかに人を回した」

「誰を?」

「近くにいたダビデと賢王サマ」

「何だろう、一番やっちゃいけないような組み合わせな気がする」

 

心配しかないよそのメンツは

 

「呼んできたぞ」

「はっはっはっは、電気であればやはり直流こそが絶対なのだと!」

「何を言っているかこのライオンは。時代は交流なのだよ」

「何だとテスラ」

「まあまあ二人とも落ち着いて」

 

どんどんカオスになっていく。もうやだなあ、俺いらなくない?マシュのところに行って癒されたい

 

「それはダメだよ、立香君」

「なんで?」

「それはまあ、お楽しみってやつだよ」

 

?よくわからないけどまあいいか。

確か朝から始めて日が落ちることまで続いていった。途中昼ご飯に弁当を食べたり黒ひげがパールヴァティを見すぎていてヤムラージされたりガネーシャの「ファンネル付けたほうがかっこよくない?」の発言や変形機能付けたほうがいいのではなどということによって当初の目的からそれていった。

 

何なの?モ〇ルスーツでも作りたいの?オデュッセウスを呼んでくるんじゃないよ

ややこしくなるから。そこも第二再臨になるんじゃない。もはや別作品でしょ

 

「よし、完成だ!!」

 

あ、やっと終わったんだ。めっちゃ凝ってるじゃん。忠実に再現してる、これはテンション上がるよ。

今まで頑張ったかいがあったよ。ま、俺は何もしてないけど

 

「それじゃあ、マスター。着て見てくれよ」

「え?」

「そのために作ったんだからさ、着ておくれよ」

 

着てみるが見た目の重厚感と違ってとても軽い。肌に触れる部分はとても滑らかなものだ。あと暖かいな。

 

「うん、ピッタリだな。いやーいい仕事した」

「ありがとう、みんな」

「うんうん、でもお礼は後でいいかな。それじゃあ早速食堂に行こうか」

「このまま?」

「みんなまってるからね」

 

みんなっていうのは一体

とりあえず食堂に行こう。

 

パン!

 

『お誕生日おめでとう、マスター!!』

「………………え?」

 

あ、そっか。ここ最近忙しかったから気づかなかったけど今日は俺の誕生日なんだった。

 

「ふっ、その様子だと自分の誕生日だということを忘れていたようだなマスター」

「エミヤ、そのケーキは?」

「ああ、これか。マシュがどうしても君のために作りたいと言ってきたのでね、一芝居うたせてもらったというわけだ」

「すみません先輩。このようなだます形をとって」

「いや、すごい嬉しいよ。ありがとう、マシュ」

「!!はい。頑張った甲斐がありました」

 

すごい嬉しいよ。ていうことはこの鎧も

 

「はい。先輩がそちらのゲームに熱中しているとお聞きしたので私がウルガルさんに頼んだんです」

「そうだったの?それじゃああの一週間のことも」

「ああ、それは違う」

「え?」

「あれに関しては彼による不測の事態というやつだ。前情報はあった方がいいだろうと提案したのだが、だれもああなるとは想定していなかったんだ」

 

いい話だったのに台無しだよ。でも

 

「みんな、ありがとう!!」

 

今日もカルデアは平和です

 

 

 

 

「ところでウルガル、先日もお伝えしましたがあなたの職場が不衛生だということですが」

「………………さらばっ」

「逃がしません」

「今日くらいいいだろ!?」

「ダメです。あとお酒も控えるようにと数度通告し、それを無視とは。今日という今日は逃がしません」

「イヤァァァァァァァァァァァ!!」

 

 

とにかく平和ったら平和

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