「なん…だと…」
今の心境です
来るとは思ってなかった うれしい(語彙力)
しかもソロモンのアニメ化もあるなんてやばすぎでしょ
つきましたローマ
「やっぱりレイシフトって不思議だよね」
「そうですね。本で見た景色を時代を超えて実際に目にできるというのはそうとない体験ですからね」
「わたくし、行きたいところがあるんです。新婚旅行で」
それぞれがレイシフトに感想を述べている。一人全く違うことを話しているが。
というかそれだと結婚することが決まっているんじゃ、まあいいか(目そらし)
清姫の暴走に振り回される彼らのことは放置して俺はフォウと戯れている。現状唯一の癒しだよな。正体はあれだが
本来ならローマ都市内にレイシフトの予定だったのだが目の前に広がるのは一面の緑
一体どういうことだよロマン
『すまないがそれは現在解析中だ。それより、そのあたりで戦闘が起きているようだからそちらの方に向かってくれないか』
サーヴァント反応はないようなので現地の人間によるものだろう。この時代の状況も知りたいし行きますか
戦闘は終わっておりこちらとしては労力を割かなくて済み助かったのだがいくつか気になることがある。
敵を倒していたであろう少女がれっきとした人間であるにもかかわらず人間の膂力を優に超えていたということ。そしてもう一つは
「なるほど、異郷のものか」
そういう彼女の格好が正直に言って、スケベですね(真顔)
動くたびにヒラヒラと舞い上がるその様は真紅の色と相まって花が咲いたかのような印象を与える
その姿はまさしく薔薇と言えるものだろう
その可憐さとは裏腹に胸元、背、腰を少しだけさらしスカートの前面を透けさせているというかなり前衛的な装いをしている。これが、ローマか
『ウルガル、君だけ何か変なことを考えてないかい?』
「気のせいだ、ロマン」
勘の鋭いやつだ。だが得られるものもあった。彼女についていけばローマへと行ける
「まさかこんな場所でローマ第五皇帝本人に会えるなんて幸いだな」
「む?余のことを知っておったのか」
「それ、
「………余の名だけでなくこれも知っているとは、お主何者だ」
少しだけ敵意をこちらに向けてくる。それもそうだろう、これだけのことを知っていたなら疑われてもしょうがない。
「自己紹介がまだだったな、俺はウルガルだ」
「ウルガルというとあの鍛冶師か?」
「ああ」
そういえばそうだったなぁって顔でこっち見ないでくれマスター。実際に鍛冶してるとこ見せたことあるでしょ。暑いねって言ってすぐに出ていったが
「あの伝説の鍛冶師に会えるとはこのようなこともあるものなのか」
死んでるだけなんだがな。そういう細かいところは気にしないタイプなのか
「藤丸、お主たちを余のローマに招待しよう」
多くのローマ兵士と共に都市へと向かう。俺たちの扱いは客将とのことらしい。
都市について目に映るのはフランスで見た街の様子とはまた違ったものだった。街は人で賑わい、皆が皇帝をたたえるように凱旋を祝っている。歴史にその名を刻み大都市として繁栄したさまは流石の一言に尽きる。
「どうだ、余のローマは」
「とってもすごいです」
「はい、皆さん笑顔でとても楽しそうです」
「わたくし、このような場所にあまり慣れておりませんので勢いに飲まれてしまいそうです」
うん、全員平常運転のようで何よりだ。マスターに寄りかかっている彼女を見るのももう慣れた
確かにローマ人の営みが感じられる。今のこの景色を見ると彼女の最期が想像できないな。
「だけどまあ、ウルクの方がすごいな」
「なに?」
ローマは歴史上類を見ないほどの大都市で間違いなくその繁栄、偉大さは五本の指に入るもので間違いない。だがしかし、ウルクはそれを超える。地元贔屓?否、郷土愛だ
「最高の王が統治するウルクこそが人類史において最高の都市だと断言できる」
「ハッ、ならば余が直々にローマを案内してやろう。二度とそのようなことを言えなくさせてやる」
「望むところだ。こい!」
「よし、では行くぞ!お主たちついてこい」
いきなり始まったローマ紀行。マスターたちは映像でしか見たことのないものに対して珍しそうに見ている。しかも皇帝による観光案内なんてその手の人間が知ればひとたまりもない。その人の好さから道行く人たちに良くしてもらえるのは彼らの持つ美点によるものだろう。だから清姫、マスターとマシュが夫婦見たいと言われてるからっておっちゃんをにらむな。悲鳴上げてるじゃないか。マスターこの子どうにかして
そんな中、都市の外から戦闘音が聞こえる。敵が攻めてきた。そういえばどっちが優れてるか争っていて忘れていたが肝心なことを聞いてなかった。
「フォーウ(だめだコイツ)」
憐みの目でこっちを見ないで
向かった先にいたのは敵軍の兵士と一体のサーヴァント。どうやらこの特異点においても敵対するサーヴァントがいるようだ。なら逆にこちらの味方となるサーヴァントもいることが証明された。
敵のサーヴァントを見て驚くネロ、向こうの方が言うにはネロが姪であることから皇帝カリギュラで間違いないだろう。
彼を見てその正体が分かったネロは驚愕で動きが止まる。それもそうだろう死んだ自分の身内が目の前に現れたらだれだって驚くものだ。
「やりにくいんなら手を貸すが」
「いや、大丈夫だ」
思うところがあるのだろう、ここは彼女に任せて周りの兵士たちを何とかしよう。
「あと、殺さないでくれると助かる。敵とはいえ奴らもローマの民、ローマ皇帝としてそれは見過ごせぬ」
「手加減しないといけないのか、めんどくさいな」
「ウルガル、そっちは任せたよ」
「了解、マスター」
手加減をしつつ敵を無力化していく。一番驚いたのはマシュの技術だ。盾で峰内していく手際が鮮やかすぎる。スカサハに叩き込まれたのか、それとも自分でできるようになったのか。どちらにしろこれからの成長では化けるかもしれないな。
カリギュラが霊体化して撤退したことで兵士たちも撤退していった。ネロの表情があまり良いものではないがサーヴァントとして現界する以上生前での因縁が関係するのは避けられないことだ。
霊脈の確保によりカルデアからの支援を受けることができるようになった俺たちは再び都市へと行きこの特異点での状況を把握した。
この世界にはネロが治めている史実通りのローマと、ローマ連合と名乗る二つのローマがある。その目的はこちらのローマを滅ぼし奴らのローマを繁栄させ続けるというもの。
そしてどうやら俺たちのほかにも客将がいるらしくその人物たちと出会うことになったのだが。
「さあ、今こそわが前へその名を示す時だ。ともに自由の青空の下で悪逆の帝国に反旗を翻し、叫ぼう」
筋肉がいた。2メートルを超える身長に加え、はち切れんばかりの筋肉が相まってとてつもない存在感を放っている。
「あはは、こんなにうれしそうなスパルタクスは久しぶりだよ」
喜んでいる、だと?全くわからん。さっきからずっと笑顔だから喜んでいるのか怒っているのか判断できない。
「俺は藤丸立香、よろしくねスパルタクス」
「おお、君も私とともに彼方の圧政者へと叛逆をしてくれるのか。よろしい、なら私とともに行こう!」
「うん、お互い頑張っていこうね」
……………………
「おいロマンどういうことだあれ。うちのマスターはとうとう人間をやめたのか?すべてを筋肉にお願いしたのか?」
『現実逃避はやめなよ、目の前のことが事実さ。あ、マギマリから返信が来た。疲れているなら寝たほうがいい、だってさ。さすがマギマリ頼りになるなぁ。というわけで僕は仮眠をとらせてもらうよ』
「おい、逃げるな」
『ウルガルもロマ二も変なこと言わない、ありのままを受け止めるんだ』
「んなこと言ってもなぁ、あれと会話できる奴なんて脳みそまで筋肉でできてるような女王さまくらいだと思うんだが」
『ほう、面白いことを言っておるではないか』
「あ」
『まあいい、その話は帰ってきてからにするとしよう』
スッッッゲエ帰りたくない
「おお、そこの私と同じくその身に叛逆の心を身につけし同志よ。君も私とともにあの空へとこの叛逆を叫ぼうではないか」
なんか目ぇ付けられた感じ?
『類は友を呼ぶってやつだね』
おい、どういうことだそれ
その後マスターたちはスパルタクスとブーディカに実力を見せるために戦うことに、俺は一人別行動をとってローマ兵士たちの武器の調整、修繕を頼まれた。この野営地を拠点とし長期にわたって戦闘を行うため数人の鍛冶師とある程度の物資を都市から持ってきたものはいいものの、思っていたよりも武器の消費が激しくて人員が足りないらしく俺が駆り出されたというわけだ。
その量は俺が想像していたよりも多いもので中には少し刃こぼれをしている物から振るえば折れそうになっているものもあった。
ここにある物資は限られているため魔術を用いることで修繕をしていく。完全に折れた物は一度溶かし新たに作り上げていく。さすがに量が量なので俺はもうしばらくここに残り引き続き作業を行っていく。
マスターたちはネロとともに明朝帰還するらしい。
「ごめんね、君のマスターとは別行動をとってもらうことになって」
ローマの鍛冶師たちに少し休憩を取らないかと言われたのでそれに甘えて休憩をとっているとブーディカにそう声を掛けられる。
「いや、大丈夫だ。それに彼ら優秀だからこの分なら明日の昼頃には終わるだろうしな」
「剣の王にそういわれるなんて彼らも誇らしいだろうね」
「そう呼ばれるのは好きじゃないからやめてくれないか、勝利の女王」
「はは、ごめんごめん」
「ならこうして戦ってる理由を教えてもらってもいいか?」
「いいよ、君のマスターにも昼間話したから」
そう言って隣に座る
「聞きたいのはローマを恨んでいるんじゃないかってことでしょ?」
「ああ、お前からすればローマのために戦う義理はないだろ」
「確かにね。あたしは今も、いや、これからもずっとローマを憎み続ける。復讐の機会だ、なんて思ってたんだけど襲われてるローマの人々を見てたらさ、守らないといけないなって思って」
理屈なんかではない、彼女がそうするべきだと自らが決めて行動しているのだろう。そんな彼女が眩しすぎて見ることができない。その在り方が、彼女の行動が俺には到底できないものだから。
「どうかしたの?」
どうやら少し考えこんでいたようだ
「……いや、やっぱり王と呼ばれる人ってのはすごいんだなって思っただけさ」
「王っていうとギルガメッシュ王のことかい?少し興味があるから聞かせてもらってもいいかな?」
「ああ、うちの王サマは…………」
その後も会話をしていたのだがあ「圧政!!」といいながら乱入してきたスパルタクスを落ち着かせることになったのだ。
何だよあいつ、どんだけ力強いんだよ。これだから筋肉は
明朝マスターたちと別れ昨夜に引き続き作業を続ける。途中近くで敵の兵士が襲撃をかけてきたようだがサーヴァントのいない敵軍はブーディカにスパルタクスの敵ではなかったようだ。
作業を終えた俺のもとにネロから伝令兵が来た。少し要件があるため手を借りたい、とのことで至急向かうことに。そこで
「これより古き神がいるとされる島へ向かうぞ」
絶 対 嫌 だ !
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